国家戦略特区 地上29階、高さ約171mの「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2024年6月下旬の建設状況
- 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業-
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、竣工した「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指しています。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。
中央日本土地建物グループの子会社である「日本土地建物」が、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」および「住友不動産」ともに事業推進パートナーとして参画しています。
「東京都」は、「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、銀座線虎ノ門駅と一体となった広場や歩行者通路の整備、産学官連携のビジネス創出・交流機能の整備等により、交通結節機能の拡充と災害時支援機能の強化、国際ビジネス交流拠点の形成を図ります。
「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」と「中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産」の参加組合員3者は「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の起工式を2024年1月22日に執り行い、着工しました。
引用資料 中央日本土地建物グループ(2024/01/22)
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」着工
● 「スマートビル化プロジェクト」が始動!
「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」と「NTTコミュニケーションズ」は、2027年竣工予定の「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」におけるスマートビル化実現に向けた検討を開始します。
引用資料 中央日本土地建物(2024/06/05)
虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業における「スマートビル化プロジェクト」が始動
虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-171.31m
◆ 敷地面積-6,397.27㎡
◆ 建築面積-5,201.66㎡
◆ 延床面積-119,886.17㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(原則として建物全重量を直接基礎で支持、沈下防止の為に杭基礎にも鉛直力を負担)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、共同住宅、自動車車庫
◆ 建築主-虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-戸田・西松建設共同企業体(戸田建設、西松建設JV)
◆ 解体工事-2023年05月12日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年01月22日(起工式)
◆ 竣工-2027年06月15日予定
「イメージ図」です。
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、国家戦略特別区域計画の特定事業に指定された再開発事業で、約1.1haの計画区域内に、延床面積約12万㎡の「駅と一体となった国際的なビジネス交流拠点」を整備します。「INCLUSIVE GATE」をコンセプトに、虎ノ門に様々な出会いと新しい閃きを生み出す次世代型ワークプレイスと共創の場を創出し、人・情報・技術を世界へと発信していきます。
「完成イメージ」です(引用:港区)。
「都道301号線(愛宕下通り)越し(街区東側)からの鳥瞰イメージ」です(引用:港区)。
「区道1011号線に面した広場の整備イメージ」です(引用:港区)。
「1階パサージュ」です(引用:中央日本土地建物)。
「計画建築物立面図(北側)」です(引用:港区)。
「計画建築物立面図(東側)」です(引用:港区)。
「計画建築物立面図(南側)」です(引用:港区)。
「計画建築物立面図(西側)」です(引用:港区)。
「計画建築物断面図(南北断面)」です。工事は「逆打工法」で行われます。1階床を地下工事に先行して施工します。「逆打工法」の採用により、地下躯体工事と並行して、地上躯体工事を施工します(引用:港区)。
「1階平面図」です(引用:港区)。
「地下1階平面図」です(引用:港区)。
「計画建築物配置計画図」です。西隣は先に竣工した虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事の「東京虎ノ門グローバルスクエア」です(引用:港区)。
「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。
「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。
内部の様子です。工程表を見ると「地中障害物の撤去」と「山留め壁の構築」となっています(写真提供読者さん)。
正面に「三点式パイルドライバ」が稼働しています(写真提供読者さん)。
「三点式パイルドライバ」で「山留め壁」を構築しています(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
この道路の地下では、「地下歩行者通路」が建設されています(写真提供読者さん)。
「地下歩行者通路」の工期は、2027年3月30日(予定)までとなっています(写真提供読者さん)。
「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。
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