都心最大級総延床約110万㎡ 地上45階、高さ約232mの「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 A棟」 2024年6月下旬の状況
-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟-
東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。
延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。
● 変更届の縦覧!
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」変更届の縦覧が2023年12月21日から行われました。「A棟」が、地上43階、地下5階、延床面積約310,000㎡から地上45階、地下3階、延床面積約300,000㎡に変更されています。「建築計画のお知らせ」は、地上45階、地下3階となっているので、変更が反映されていると思われます。
引用資料 東京都環境局(2023/12/21) リンク切れ
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」変更届
南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部232.52m、軒高230.23m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約15,300㎡、(A棟)約11,100㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約297,400㎡、(A棟)約287,000㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
◆ 建築主-中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2022年09月12日~2024年03月31日予定
◆ 着工-2024年03月下旬
◆ 竣工-2027年03月下旬予定(A棟竣工)、2039年04月頃予定(街区全体)
(変更前)「外観イメージ」です。大きな変更は無いようですが、下層階のデザインが変更になっているように見えます。
(変更後)「建物断面図」です。地上階が2階増えて、地下階が2階減っています。
(変更前)「建物断面図」です。
(変更後)「緑化計画図」です。
(変更前)「緑化計画図」です。
南地区の「位置図」です(引用:東京都)。
西側から見た「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建設予定地の2024年6月下旬の状況です(写真提供読者さん)。
内部を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
内部を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。
南面です(写真提供読者さん)。
「東京電力本社ビル」を南東側から見た様子です。このビルも解体されます(写真提供読者さん)。
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建築計画のお知らせです。「建築計画のお知らせ」は、地上45階、地下3階となっているので。変更が反映されていると思われます(写真提供読者さん)。
(解体前)みずほ銀行内幸町本部ビル)
街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。
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