JR東日本 新設される品川駅北口の拠点となる駅ビル 地上10階、高さ約58m、延床面積約50,780㎡の「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」
-品川駅北口駅改良・駅ビル整備-
「品川駅」は、JR東日本管内で乗車人員が5番目のターミナル駅で、通勤・通学時間帯には北側コンコース・自由通路が混雑しており、また山手線外回り(渋谷・新宿方面)と京浜東北線(大宮方面)を乗り換える際はホームが別のため、階段・コンコースを経由する必要があります。
今後、品川駅周辺の開発や乗降客の増加が見込まれることから、乗り換えの利便性の向上やコンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施し、より快適で安心して利用出来る駅づくりを目指します。
「品川駅」では2027年以降、順次、北側コンコース内に改札口を2か所新設し、通路を7mから18mに拡幅します。また、バリアフリールートを拡充するため北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターを8基増設し、商業施設の整備も行います。
引用資料 JR東日本(PDF:2019/02/26)
品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます
● 和風なデザインの駅ビルを建設!
JR東日本が品川駅の直上に、商業施設や駅事務室などが入る和風なデザインの地上10階、地下1階の駅ビルを建設中です。1番線の山手線から15番線の横須賀線までのホームをまたぐ広大な構造で、延床面積50,780.24㎡(合計61,111.28㎡)です。
品川駅のビルは地上に線路があり、2階に当たる部分が改札、3階~6階が商業施設、7階~10階は駅事務室などが占めます。品川駅のビル完成に先立つ2027年度には新たに「北口」の改札も新設、「UR都市機構」が整備する高速バスやタクシーの乗り場とつながります。
品川駅北口駅改良・駅ビル整備の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目66番、港区高輪三丁目464番
◆ 交通-JR「品川」駅直結
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部58.21m、軒高55.41m
◆ 敷地面積-34,805.09㎡
◆ 建築面積-11,819.55㎡(合計18,918.54㎡)
◆ 延床面積-50,780.24㎡(合計61,111.28㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-駅施設、店舗、オフィス、荷捌き駐車場等
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-品川駅北口駅改良・駅ビル整備共同企業体(代表 大林組)
◆ 着工-2022年08月上旬
◆ 竣工-2031年11月下旬予定
「北側コンコース(改札)」のイメージ図」です(引用:JR東日本)。
「北側コンコース(コンコース内の通路)」のイメージ図」です(引用:JR東日本)。
「現状(2019年2月現在)」です(引用:JR東日本)。
「計画(完成時)」です。北側に新たに整備する人工地盤の上に「駅ビル」を建設すると思われます。更に北側には「UR都市機構」により、「品川駅北口駅前広場」が整備されます(引用:JR東日本)。
品川駅北口駅前広場
「品川駅北口駅前広場」の範囲です。拡幅される「北側コンコース」の更に北側に建設されます。「品川駅北口駅前広場」は、線路上に人工地盤を構築して整備します。面積約8,800㎡とかなり広いです。
「北側コンコース」の拡幅は「JR東日本」が行い、「品川駅北口駅前広場」の整備は「UR都市機構」が行いますが、2つの事業は一体的に行われます(引用:UR都市機構)。
「品川駅北口駅改良・駅ビル整備」と「品川駅北口駅前広場」の建設現場です(写真提供読者さん)。
アップです(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
内部の様子です(写真提供読者さん)。
| 固定リンク
« 総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 地上31階、高さ約167mの「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」 グングン上に成長中! | トップページ | 都営青山北町アパートの再開発 地上38階、高さ約180mの「(仮称)北青山三丁目地区市街地再開発事業」 既存建物の解体工事が進む! »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 総延床面積約845,000㎡、総事業費約6,000億円の「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」 2025年3月27日(木)にまちびらき!(2024.11.01)
- 港区 地上39階、高さ約140mの「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」 本格的に既存建物の解体工事が進行中!(2024.10.28)
- JR東日本「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」環境影響調査書の閲覧 「高層部、北口歩行者広場」の詳細な配置図・緑化計画図が公開!(2024.10.03)
- 「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上54階、高さ約225mの「六本木・虎ノ門地区D街区」 2024年9月末の状況(2024.10.01)
- 東京都 港区の「お台場海浜公園」に世界最大級の噴水整備 高さ150mの噴水とサクラ(ソメイヨシノ)をモチーフにした横幅250mの噴水!(2024.09.15)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2024年9月末の建設状況(2024.10.06)
- JR東日本「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」環境影響調査書の閲覧 「高層部、北口歩行者広場」の詳細な配置図・緑化計画図が公開!(2024.10.03)
- JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 原宿駅旧駅舎跡地開発 2024年9月末の建設状況!(2024.10.02)
- 東京地下鉄(東京メトロ) 2024年10月下旬にも株式上場 詳細を9月20日に発表する見通し 時価総額は7,000億円規模!(2024.09.19)
- 川崎市 JR東日本南武線連続立体交差事業(矢向駅~武蔵小杉駅間) 都市計画変更について告示 「高架化」へ向けて前進!(2024.09.09)