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2024年8月

2024年8月31日 (土)

高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」 2024年8月27日の建設状況

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- (仮称)芝浦一丁目計画 新築工事

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の敷地に計画されている「(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事」は、総延床面積約55万㎡のビッグプロジェクトです。

 2期に分けて施工する計画で、先に南側の「S棟」を建設します。「S棟」の竣工後に、「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」を解体して、跡地に「N棟」を建設します。2031年3月の全体完成を目指します。

 「野村不動産」並びに「野村不動産ビルディング」と、「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、「芝浦一丁目プロジェクト」の事業者として、2021年9月28日に起工式を執り行い、2021年10月1日に着工しました。

 「芝浦プロジェクト」では、都心の利便性と、眼前に広がる空と海を有する芝浦エリアならではの立地を活かし、「空と海、世界へひらかれたこの街で、新しい人と社会の未来をつくりだす」ことを目指します。

 その一環として、働き方や働く環境に求められる価値観が変化した今の時代に寄り添う新たな働き方、「TOKYO WORKation(トウキョウ ワーケーション)」を提案します。「ビジネスの中枢である東京都心で働くこと」と「空と海から得られる開放感」が融合し、自分に合ったスタイルで働くことが実現します。

● BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)
 「野村不動産」と、「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である「芝浦プロジェクト」の街区名称を「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」に決定しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2024/05/30)
 延床面積約 55 万㎡の大規模複合開発「芝浦プロジェクト」街区名称決定  「BLUE FRONT SHIBAURA」 〜更なる成長が期待されるベイエリアと東京都心部の結節点「つなぐ“まち”」を目指す。〜

 引用資料 公式ホームページ
 BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)

BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)の概要
◆ 計画名-(仮称)芝浦一丁目計画 新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1他 51筆
◆ 交通-(浜松町ビルディング基準)JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-(S棟)地上43階、地下3階、(N棟)地上45階、地下3階、(商業施設)地上1階~2階×5棟
◆ 高さ-(S棟)最高部228.88m、(N棟)最高部227.28m
◆ 敷地面積-(施設全体)39,819.13㎡(竣工時40,104.29㎡)
◆ 建築面積-(施設全体)28,192.39㎡ 
◆ 延床面積-(施設全体)550,392.29㎡ 
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業施設、ホテル、共同住宅、ビジネス交流施設、生活支援施設、駐車場、DHC施設等
◆ 総戸数-約144戸
◆ 建築主-野村不動産ビルディング、JR東日本
◆ 設計者-槇総合計画事務所、清水建設、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド、日建設計
◆ 施工者-(S棟)清水建設、(N棟)未定
◆ 解体工事(S棟)2021年02月01日~2021年09月30日
◆ 着工-(S棟)2021年09月28日(起工式)、2021年10月01日(着工)、(N棟)2027年04月頃予定
◆ 竣工-(S棟)2025年02月予定、(全体)2031年03月31日予定

(備考) 敷地面積は、竣工時までに現状港区所有地(道路)を本敷地に編入することにより計40,104.29㎡になる予定です。


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「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」の完成予想パースです。


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「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」の完成予想パースです。


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プロジェクト概要

 「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」の建替事業として、芝浦プロジェクトでは、2021年10月に着工した「S棟」と、2027年度着工の「N棟」からなるツインタワーの建設を予定しています(竣工予定時期 S棟2025年2月、全体2030年度)。

● 野村不動産グループが2025年に本社をS棟へ移転!
 「野村不動産ホールディングス」は、「野村不動産ホールディングス」および「野村不動産」をはじめとするグループ各社の本社を、2025年 2月に竣工を予定している、大規模複合開発「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」S 棟に移転することを決定しています。


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ラグジュアリーブランド「フェアモント東京」

 最上級のパーソナルなサービスとラグジュアリーな体験を提供するため、S棟上層階には、欧州最大手のホテルグループであるアコーが手掛けるラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」が日本へ初進出します。

 世界最大手のホテルグループである「アコー(本社:フランス・パリ)」のラグジュアリーホテルブランド「フェアモント」の日本初進出となるホテル名称は「フェアモント東京」で、開業は2025年度を予定しています。


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「フロア構成図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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浜松町ビルディング(東芝ビルディング)
 「(仮称)芝浦一丁目建替計画新築工事」の予定地に建っている「浜松町ビルディング(東芝ビルディング)」です。地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ165.9mの超高層オフィスビルです。「東芝ビルディング」として、1984年3月に竣工しました。

浜松町ビルディング(東芝ビルディング) の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目1番1号
◆ 交通-JR、東京モノレール「浜松町」駅徒歩5分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅徒歩8分、ゆりかもめ「日の出」駅徒歩6分
◆ 階数-地上40階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.9m 
◆ 敷地面積-34,506.91㎡
◆ 建築面積-14,741.10㎡(東芝浜松町ビルを含む場合16,464.58㎡)
◆ 延床面積-162,612.86㎡(東芝浜松町ビルを含む場合176,567.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造(水平方向の揺れを吸収するダイナミックスクリューとオイルダンパーを低層階を中心に102ヶ所設置)
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-港建物、第一生命保険
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、鹿島建設JV
◆ 着工-1981年08月
◆ 竣工-1984年03月


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「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦) S棟」の2024年8月27日の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦) S棟」と「シーバンスN館」の間の道路です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南面です(写真提供SOCIO34050氏)。


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南東側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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 南西側です(写真提供SOCIO34050氏)。


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西端です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「東京モノレール」とかなり接近しています(写真提供SOCIO34050氏)。


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仮設の歩道です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年8月30日 (金)

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 2024年8月27日の建設状況

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-TOKYO TORCH(トウキョウ トーチ)-
 「三菱地所」は、東京駅日本橋口前で関係権利者と共に開発を進めている「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、「日本を明るく、元気にする」をプロジェクトビジョンに掲げ、まちづくりを進めていますが、2021年6月末に竣工した「常盤橋タワー(A棟)」に続き、2022年3月末に「下水道局棟(D棟)」が竣工し、東京都下水道局への引渡しを完了しました。

 「下水道局棟(D棟)」の正式名称は「銭瓶町ビルディング」です。ちなみに「銭瓶町」は「ぜにがめちょう」と読みます。なお、建物は東京都下水道局の所有となり、地上階は主に下水道局の事務所となります。

 「三菱地所」は東京駅前で進める複合開発「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」で、国内最高となる地上62階、高さ約390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事の優先交渉権者を「清水建設」に決定しました。

 「三菱地所」と「東京センチュリー」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower」高層部のホテルにウルトララグジュアリーホテル「Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)」を誘致することを決定しました。ホテルの開業は2028年度を予定しています。

● Torch Tower 2023年9月27日に起工式を挙行!
 「三菱地所」は、関係権利者と共に開発を進めている東京駅日本橋口前「TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)」街区において、日本一の高さとなる「Torch Tower(トーチタワー)」の新築工事に関し、2023年9月27日に起工式を執り行い、着工しました。高さが約390mから約385mと5m低くなりました。

 引用資料 三菱地所(2023/09/27)
 世界に誇る日本の新たなランドマーク「TOKYO TORCH」「Torch Tower」 新築工事着工 ~想いを繋ぎ、未来を灯すまち~ Weaving dreams, Illuminating the future

TOKYO TORCH(トウキョウトーチ)の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上62階、地下4階(B棟)
◆ 高さ-最高部約385m(B棟) *最高部約390mから変更
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約740,000㎡(施設全体)、約553,000㎡(B棟)
◆ 容積対象面積-約584,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、ホテル、 ホール、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 客室数-110室(Dorchester Collection)
◆ 総戸数-約50戸(70㎡~400㎡)
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末(施設全体)、2023年09月27日(B棟の起工式)
◆ 竣工-2028年03月末予定(施設全体)


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「TOKYO TORCH 全体開業時外観イメージ(JR 東京駅丸の内側より)」です。


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「事業概要」です。「Torch Tower(トーチタワー)」である「B棟」の最高部の高さが約390mから約385mに変更になっています。


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「用途構成図」です。


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「街区南側から見た Torch Tower 低層部」です。


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「街区南側から見た TOKYO TORCH Park」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「SKY HILL イメージ」です。


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「メインロビーイメージ、客室イメージ、エントランスイメージ」です。


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「TOKYO TORCH 開発ステップ図」です。


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「広域図及び配置図」です。


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「Torch Tower(トーチタワー)」の2024年8月27日の建設状況です。「日本武道館」で行われた日向坂46「四期生ライブ」に行った友人に撮影してもらいました。


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南側から見た様子です。


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「乗入れ構台」です。


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「乗入れ構台」のアップです。


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敷地東側です。「アースドリル掘削機」で、「杭・構真柱工事」を行っています。「構真柱工事」を行っているので、この現場は「逆打ち工法」で建設されています。


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東側から見た様子です。


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敷地南側です。


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敷地中央です。手前に白い構造物が設置されたので中が見えません。


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「安定液タンク」が3基設置されています。


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敷地北側です。


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解体工事が行われています。


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解体時に発生した「鉄筋」が見えます。


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日向坂46「四期生ライブ」

 「日本武道館」で、2024年8月27日~8月29日の3日間、日向坂46「四期生ライブ」が行われました。友人は8月27日と8月28日に参戦する予定でしたが、台風で新幹線が止まる事を心配して8月28日は諦めて午後に大阪に帰ってきました。ちなみに私の四期生の推しは「平岡海月(ひらおかみつき」です。


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体験型展覧会「Perfume Disco-Graphy 25 年の軌跡と奇跡」

 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の高層部(45階)にある「TOKYO NODE(東京ノード)」で、「Perfume(パフューム)」の体験型展覧会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」が、2024年8月9日(金)~10月14日(月・祝)まで開催されています。

 TOKYO NODE → Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡


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友人が「凄くて見入ってしまった!」と言っていました。


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「Perfume(パフューム)」の3人(あ~ちゃん・かしゆか・のっち)のサインです。



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2024年8月29日 (木)

JR田町駅前 「森永プラザビル」の建替え 地上23階、高さ約125mの「田町駅西口駅前地区開発事業」 2024年8月27日の解体状況!

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田町駅西口駅前地区開発事業
 「森永製菓」と「森永乳業」とは兄弟会社の関係で、「モリナガグループ」を形成しています。森永製菓と森永乳業は、共に「森永プラザビル」に本社を構えています。

 「森永乳業」は、2022年5月13日開催の取締役会において、「森永乳業」の本社が入居する「森永プラザビル(東京都港区芝五丁目33番1号)」の建替えについて、決定しました。

 「森永乳業、三井不動産、JR東日本」が事業主体となる田町駅西口駅前地区の開発計画について、国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、計画に関する都市計画手続きが開始されました。

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(田町駅西口駅前地区)都市計画(素案)の概要

 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【田町駅西口駅前地区開発事業】が、
2024年6月1日~7月1日まで行われました。概要は、地上23階、地下2階、高さ約125m、敷地面積約6,615㎡、延床面積約98,600㎡です。

 引用資料 港区・公式HP(2024/06/01) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【田町駅西口駅前地区開発事業】

● 森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事
 「森永乳業」は、2024年3月11日に、「森永製菓」が、2024年3月18日に本社移転しました。現在は「森永プラザビル」の解体工事が行われています。解体工事の工事名は「森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事」で、解体工事の工期は、2024年4月1日~2025年9月30日(予定)となっています。

田町駅西口駅前地区開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目33番1号
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩1分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩1分
◆ 階数-途上23階、地下2階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-約6,615㎡
◆ 延床面積-約98,600㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、産業支援施設、駐車場等
◆ 建築主-森永乳業、三井不動産、JR東日本
◆ 本社移転-2024年03月11日定(森永乳業)、2024年03月18日定(森永製菓)
◆ 解体工事-2024年04月01日~2025年09月30日予定
◆ 着工-2025年度予定

◆ 竣工-2028年度予定(新施設)、2033年度予定(全体完成)


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「立体的な緑化のイメージ(引用:港区)。


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「駅前デッキ広場等の空間イメージ」です(引用:内閣府)。


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「駅前デッキ広場等の空間イメージ」です(引用:内閣府)。


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「立面図(北立面図)」です(引用:港区)。


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「立面図(東立面図)」です(引用:港区)。


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「立面図(南立面図)」です(引用:港区)。


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「立面図(西立面図)」です(引用:港区)。


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「断面図」です(引用:港区)。


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  「断面図」です(引用:港区)。


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「配置計画図」です(引用:港区)。


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「配置図」です(引用:内閣府)。


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「位置図」です(引用:内閣府)。


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「森永プラザビル」の2024年8月27日の解体状況です
(写真提供SOCIO34050氏)。


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北東側の「田町タワー」とツインタワーのようになります(写真提供SOCIO34050氏)。


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北西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北側から見た様子です。外側が「防音壁」と「足場」で囲われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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南西側から見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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別館」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事

 
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工事名は「森永プラザビル 本館・別館(地上)および地下内装設備解体工事」で、解体工事の工期は、2024年4月1日~2025年9月30日(予定)となっています。発注者は「森永乳業」ではなく「三井不動産」となっています(写真提供SOCIO34050氏)。


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田町駅西口です(写真提供SOCIO34050氏)。


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 田町駅西口で工事が行われています(写真提供SOCIO34050氏)。


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田町駅西口ロータリー改修工事

 「歩道拡幅工事、階段設置工事」が行われています。工事名は「田町駅西口ロータリー改修工事」で、工期は2024年9月30日(予定)までとなっています(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年8月28日 (水)

都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!

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-(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業-

 「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)の第2弾となる東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に共同開発する民間プロジェクトを展開するものです。

 あらゆる人々を引き付け新たな魅力を創造し、人の流れを地域に呼び込み、多世代が交流できる、出会いと成長の拠点を形成することを目的としています。加えて、渋谷がさらに発展し世界から注目されるまちとなるべく、変化の激しい現代において、望ましい未来を想像し、その実現に向けた一歩となる、あらゆる多様性とその多様性をエネルギーに変えることにより、「ちがいをちからに変える街」の実現を目指します。

 「ヒューリック」と「清水建設」で構成されるグループは、東京都と渋谷区が実施した「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」において、事業予定者として選定されました。

 引用資料 ヒューリック(PDF:2022/04/01)
 (東京都・渋谷区)都市再生ステップアップ・プロジェクト渋谷地区 渋谷一丁目地区共同開発事業の事業予定者に決定 ~ヒト・モノ・コトが Link する、MITAKE Link Park(仮称)~

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に開発し、東京都と渋谷区が本事業で誘導する施設(創造文化教育施設、多様な都心居住を推進する施設等)を含む民間複合施設を整備・運営する PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業です。

 今後、東京都及び渋谷区と基本協定書を締結し、ヒト・モノ・コトが Link する、「MITAKE Link Park」(仮称)を整備し、本事業を推進していきます。

● 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、渋谷一丁目地区共同開発事業を優良な民間都市再生事業計画として2024年7月23日に認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。

 引用資料 東京都都市整備局(2024/07/23)
 渋谷で多世代の交流を生む共創・共育の拠点を形成 ~渋谷一丁目地区共同開発事業を国土交通大臣が認定~

(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業の概要
◆ 計画名-都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目18番3他(地番)
◆ 交通-JR・東急・東京メトロ・京王「渋谷」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部71.10m
◆ 敷地面積-9,670.81㎡
◆ 建築面積-3,983.23㎡
◆ 延床面積-47,350.60㎡
◆ 容積対象面積-38,659.04㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、賃貸住宅、こども教育施設、店舗、多目的ホール等
◆ 総戸数-26戸
◆ 建築主-Link Park(<代表企業>ヒューリック、<構成員>清水建設)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2024年07月08日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「完成イメージ」です(引用:ヒューリック)。


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「青山通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「美竹公園より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「明治通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:ヒューリック)。



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2024年8月27日 (火)

国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年8月26日に起工式を挙行!

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 その中で、最も進んでいるのが「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240mの巨大な超高層複合ビルが建設されます。2018年12月3日に起工式が執り行われました。「東京ミッドタウン八重洲」として2022年9月17日に先行オープンしました。

 3地区で最大規模なのが「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。当初計画では、2020年4月着工~2023年5月末竣工の予定でしたが、2022年度着工~2025年度竣工の予定に延期、更に延期されて、2024年度着工~2028年度竣工を想定しています。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合の設立を2021年10月19日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、国際都市東京の玄関口として高次な機能集積と都市基盤の強化を実現します。

 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせが掲示されています。概要は、階数が、地上43階、塔屋1階、地下3階、高さ223.42m、延床面積388,561.85㎡です。

● 2024年8月26日に起工式を挙行!
 「八重洲二丁目中地区市街地再開発組合」と「鹿島建設、住友不動産、UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産」の参加組合員6社で推進中の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」においては2024年8月8日に着工し、8月26日に起工式が執り行いました。2029年1月末に竣工予定です。

 引用資料 三井不動産(2024/08/26)
 「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工 ~都心最大級「東京駅前3地区再開発」の集大成、ミクストユース型プロジェクトが始動~

 「建築計画のお知らせ」では、高さ223.42m、延床面積388,561.85㎡となっていますが、ニュースリリースでは、高さ約227m、延床面積約389,290㎡となっています。

八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 交通-JR「東京」駅徒歩3分(地下直結)、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩2分(地下直結)、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅徒歩8分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅徒歩5分
◆ 階数-地上43階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約227m
◆ 敷地面積-19,562.71㎡
◆ 延床面積-約389,290㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 鹿島建設、住友不動産、UR都市機構、阪急阪神不動産、ヒューリック、三井不動産)
◆ 設計者・監理者-(基本設計・実施設計監修・監理)日建設計、(実施設計・監理)鹿島建設
◆ 都市計画・再開発コンサルタント-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2023年04月26日~2024年07月31日予定
◆ 着工-2024年08月08日(着工)、2024年08月26日(起工式)
◆ 竣工-2029年01月31日予定
◆ 総事業費-約3,172億円(調査設計計画費約84億円、土地整備費約123億円、補償費約723億円、工事費約2,062億円、事務費等約180億)


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「外観イメージパース夜景(有楽町駅側)」です(引用:三井不動産)。


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「屋外広場イメージパース」です(引用:三井不動産)。


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「商業施設1階 屋内広場」です(引用:三井不動産)。


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「商業施設地下1階 通路」です(引用:三井不動産)。


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「用途断面図(東京駅側から)」です。最高高さ約227mとなっています(引用:三井不動産)。


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「1階平面図」です(引用:東京都)。


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「地下1階平面図」です(引用:東京都)。


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「地下通路イメージパース」です。3棟のビルでバスターミナルが21,000㎡(6,000㎡+7,000㎡+8,000㎡)です。合計20バース(のりば)です(引用:三井不動産)。


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「配置計画図」です(引用:三井不動産)。


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「配置図」です(引用:三井不動産)。


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「位置図」です(引用:三井不動産)。


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「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建設予定地です(写真提供読者さん)。

● 逆打ち工法+順打ち工法の複合工法!
 地下外周部を「逆打ち工法」、地下中央部を「順打ち工法」で行います。外周部は、1階先行床を構築し、「逆打ち工法」にて順次躯体を構築します。地下中央部は、最下層の基礎部を構築後、地下部の鉄骨建方を行い、1階先行床を構築し、地下3階より順次上階へ構築する「順打ち工法」を採用します。

 基礎工法は「直接基礎」です。全体工事工程に「杭工事」とありますが、逆打ち工法で「構真柱(こうしんちゅう)」を建込むための「場所打ちコンクリート杭」です。そのため基礎工法は、東京礫層を支持地盤とするとする「直接基礎」です。


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解体された建物群です(写真提供読者さん)。


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「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の建築計画のお知らせです。「建築計画のお知らせ」では、高さ223.42m、延床面積388,561.85㎡となっていますが、ニュースリリースでは、高さ約227m、延床面積約389,290㎡となっています(写真提供読者さん)。



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2024年8月26日 (月)

三井不動産 2021年2月に閉館した旧そごう川口店建物をリニューアル 「(仮称)川口駅前商業施設計画」着工 2025年春開業予定!

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-閉館した旧そごう川口店建物をリニューアル-

 今からは想像も出来ませんが、バブルが崩壊するまでは「そごう」は一番勢いのある百貨店でした。カリスマ経営者の「水島廣雄氏」の元で、「交通のよい最適地に最大級の百貨店をつくる」ことを出店戦略の基本として、20店舗構想の「ダブルそごう」、30店舗構想の「トリプルそごう」とイケイケ状態でした。

 しかし、バブルの崩壊と共に逆回転が始まり、水島帝国は崩壊します。「セブン&アイ・ホールディングス」の傘下にあった「そごう川口店」も不採算店整理の一環で2021年2月28日に閉店しましょた。

 「三井不動産」は、埼玉県川口市にて旧そごう川口店建物のリニューアル計画として、「(仮称)川口駅前商業施設計画」を今般着工しました。開業は2025年春を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2024/08/22)
 2021年に閉館した旧そごう川口店建物をリニューアル 「(仮称)川口駅前商業施設計画」着工 ~駅前に更なる利便性と賑わいを添える商業施設が2025年春開業予定~

 「そごう川口店」は、1991年11月に竣工した「川口駅前東口第三工区第一種市街地再開発事業」として開発された「川口駅前東口第三工区市街地再開発ビル」に入っていました。概要は、地上11階、塔屋1階、地下2階、高さ51.65mです。

 「(仮称)川口駅前商業施設計画」は、旧そごう川口店建物の株式会社そごう・西武持分等を当社が取得し、三井不動産ブランドの商業施設としてリニューアル・再開業を行うものです。

 旧そごう川口店の建物は、JR京浜東北線「川口」駅東口からペデストリアンデッキで接続されており、駅前交通広場のバス停留所には約30系統の路線バスが乗り入れ、多方面からもアクセスが可能な、交通利便性が優れた立地に位置します。

 長く地域に親しまれてきた旧そごう川口店の特徴である大時計や大理石などを残しながら、魅力あふれる商業環境を創出すると同時に、アパレル・コスメ・生活必需品や生鮮・スイーツ等のグルメ店舗などバラエティ豊かな約100店舗を揃えることにより、駅前地区の更なる利便性と賑わいを向上させ、活気ある街づくりに貢献いたします。また、各店舗と連携した環境施策の実施など、持続可能な社会の実現にも取り組みます。

(仮称)川口駅前商業施設計画の概要
◆ 所在地-埼玉県川口市栄町三丁目5番1号
◆ 交通-JR京浜東北線「川口」駅からペデストリアンデッキにより直結
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-51.65m
◆ 敷地面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約68,800㎡
◆ 店舗面積-約21,500㎡
◆ 構造- 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 店舗数-約100店舗
◆ 事業主-三井不動産
◆ 設計者-大成建設
◆ 環境デザイン-スペース
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2024年08月
◆ 開業-2025年春予定


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営業していた頃の「そごう川口店」です。


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「位置図」です。



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2024年8月25日 (日)

銀座のシンボル「ソニービル」の建て替え 「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」が2024年8月15日に竣工 2025年1月にグランドオープン予定!

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-(仮称)新 Ginza Sony Park 新築工事-

 「Ginza Sony Park」は、1966年に建てられたソニービルの建て替えにおいて、建物の解体途中を公園にするという全く新しい発想で、2018年に、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」として開園しました。

 2018年8月から2021年9月までの期間に様々なアクティビティを実施し、854万人もの多くの人々が来園しました。現在は、2024年に完成予定の新しい「Ginza Sony Park」に向けた建設工事期間中です。

 2024年の新しい「Ginza Sony Park」に向けて、アーティスト・クリエイターと共に新たなクリエイティブを生み出す実験的な活動を続々と展開していく予定です。

● Ginza Sony Parkが2024年8月15日に竣工!
 ソニービルのリニューアルとして2024年8月15日に竣工した新しい「Ginza Sony Park」は、地上5階、地下4階の建物で、銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出しています。

 また、ソニービルが大切にしてきた「街に開かれた施設」という設計思想と、「ジャンクション建築」「縦のプロムナード」といったユニークな建築的な要素はGinza Sony Parkにも継承されています。

 引用資料 ソニー企業(2024/08/21)
 「銀座の庭」から「銀座の公園」へ 新しい「Ginza Sony Park」が竣工

Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)の概要
◆ 計画名-(仮称)新 Ginza Sony Park 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区銀座五丁目3番1号
◆ 交通-東京メトロ「銀座」駅直結、JR「有楽町」駅徒歩約5分
◆ 階数-地上5階、地下4階(地下4階は機械室など)
◆ 高さ-最高部33.863m
◆ 敷地面積-707.42㎡
◆ 建築面積-585.25㎡
◆ 延床面積-4,390.39㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-ソニー
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2022年10月16日
◆ 竣工-2024年08月15日
◆ 開業-2025年01月予定(グランドオープン)


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完成イメージです。


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「(仮称)新 Ginza Sony Park 新築工事」の2024年6月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)新 Ginza Sony Park 新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年8月24日 (土)

JR東日本 従来型のホームドアの後継機として「スリットフレームホームドア」の導入開始 第一弾は南武線「分倍河原駅、登戸駅」に設置!

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-スリットフレームホームドア-

 「JR東日本」は、新型の「スリットフレームホームドア」の開発を完了し、2024年度下期から従来型のホームドアの後継機として導入します。「スリットフレームホームドア」は、扉や戸袋をスリット化して風が抜ける構造にした新型ホームドアです。従来型ホームドアの安全性を維持しながら、設置コストの削減やメンテナンスの効率化を図ります。2024年度に南武線「分倍河原駅(1・2番線)と「登戸駅(2番線)」から導入を開始し、その後順次導入範囲を拡大します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/08/20)
 スリットフレームホームドアの導入開始について

 「スリットフレームホームドア」は、扉や戸袋をスリット化し、風が抜ける構造とすることでホームとホームドア支持部の風圧影響を従来型から約40%軽減します。これにより、ホームの補強工事などホームドア設置工事を簡素化できます。据付構造や制御システムは、従来型ホームドアと互換性を持たせており、従来型の組み合わせ使用や、工事設計・施工の効率化も行なえます。

 「スリットフレームホームドア」は、「JR東日本、JR東日本メカトロニクス、三菱電機」が開発しました。標準開口幅は2,000mm(最大3,330mmまで対応)、筐体高さは1,284mm、ドア高さ1,194mm、下部隙間134mm。重量は282kgで従来型(400kg)より軽量化されます。居残り検知、戸当たり検知、引込み検知などの機能も搭載します。

 「JR東日本」では、従来型ホームドアとスマートホームドアの2種類のホームドアを活用してきましたが、「スリットフレームホームドア」は従来型の後継機となります。今後は「スリットフレームホームドア」と「スマートホームドア」の2種類を導入していきます。


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「スリットフレームホームドア」です。「扉」や「戸袋」がスリット化されています。


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「各ホームドアとの比較」です。


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従来型ホームドア
 「従来型ホームドア」です。「スリットフレームホームドア」の導入により、「従来型ホームドア」は新規には導入されなくなる可能性が高いです。コスト削減のためとはいえなんか寂しいですね・・・


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スマートホームドア
 「スマートホームドア」です。JR東日本から2024年8月20日にリリースされた「2024年度のホームドア整備駅の追加について」を見ると新規に導入されるのはほとんど「スマートホームドア」です。私は「スマートホームドア」は、安っぽく見えるのであまり好きではありません。



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2024年8月23日 (金)

西武鉄道所沢車両工場跡地 延床面積約129,000㎡、全142店舗の大規模商業施設「エミテラス所沢」 2024年9月24 日(火)にオープン!

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-所沢駅西口土地区画整理事業-

 「所沢市」では、所沢駅周辺のにぎわいの創出と良好な住環境を整備するため、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯約8.5haで、「所沢駅西口土地区画整理事業」を進めています。

 開発エリア内の北東側には、エリアのランドマークとなる地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ99.95mの「所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業」が建設されました。「シティタワー所沢クラッシィ」として2021年6月に竣工しました。

 西武ホールディングスの連結子会社である「西武鉄道」と「住友商事」は、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」地区内において共同で商業施設の開発を行う「所沢駅西口開発計画」の事業計画について発表しました。2022年11月に着工し、2024年秋に開業予定です。

 引用資料 西武ホールディングス(PDF:2022/10/28)
 「所沢駅西口開発計画」の事業内容について ~2022年11月着工、2024年秋開業予定~

● エミテラス所沢
 所沢駅西口開発計画の商業施設の名称は「エミテラス所沢」に決定しています。「西武リアルティソリューションズ」と「住友商事」が、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」地区内において、共同で開発する広域集客型商業施設「エミテラス所沢」が2024年7月31日に竣工し、2024年9月24日(火)に開業します。

 引用資料 西武リアルティソリューションズ(PDF:2024/07/31)
 「エミテラス所沢」本日竣工 開業日を2024年9月24日(火)に決定 全142店舗、国内の商業施設では最大級の大型ビジョンを設置 「人」「都市」「自然」が融合した「新しい商業施設のカタチ」の全容を発表

エミテラス所沢の概要
◆ 所在地-所沢駅西口開発計画
◆ 所在地-埼玉県所沢市東住吉10番1(西武鉄道所沢車両工場跡地)
◆ 交通-西武鉄道池袋線・新宿線「所沢」駅
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-最高部37.40m
◆ 敷地面積-約34,000㎡
◆ 延床面積-約129,000㎡
◆ 構造-RCST造(柱:鉄筋コンクリート造、梁:鉄骨造)、一部鉄骨造
◆ 用途-商業施設
◆ 店舗面積-約43,000㎡
◆ 店舗数-142店舗
◆ 駐車場台数-約1,700台
◆ 駐輪場台数-約1,700台
◆ 建築主-西武リアルティソリューションズ、住友商事(運営管理 住友商事、住商アーバン開発)
◆ 設計者-清水建設・西武建設設計共同企業体
◆ 施工者-清水建設・西武建設共同企業体
◆ 着工-2022年11月11日
◆ 竣工-2024年07月31日
◆ 開業-2024年09月24日
◆ 事業費-約295億円


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「エミテラス所沢 側面図」です。


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「そらくもダイニング (イメージ)」です。


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「こもれびフードホール(完成イメージ)」です。


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「パブリックビューイング(イメージ)」です。


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「位置図」です。



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2024年8月22日 (木)

三田小山町地区再開発の第3弾 高さ約164mと高さ約120mの「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」 地上躯体の解体工事がほぼ終わる!

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-三田小山町西地区第一種市街地再開発事業-
 
「三田小山町地区」の再開発は、「三田小山町東地区第一種市街地再開発事業」、「三田小山町地区第一種市街地再開発事業」、「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の3街区で構成されています。

 第1弾の「三田小山町東地区第一種市街地再開発事業」は「シティタワー麻布十番」、第2弾の「三田小山町地区第一種市街地再開発事業は「パークコート麻布十番 ザ タワー」として竣工済みです。

 三田小山町地区の再開発の第3弾となる「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて、合計4棟建設します。総戸数約1,400戸の大規模プロジェクトとなります。

 着工は2025年1月6日予定です。現在は「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の敷地内の既存建物の解体工事が行われています。既存建物の地上躯体はほぼ姿を消しています。

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業【北街区】の概要
◆ 計画名-三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【北街区】
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目1004番
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
◆ 階数-(住宅A棟)地上42階、塔屋2階、地下1階、(オフィス棟)地上8階、地下1階
◆ 高さ-(住宅A棟)164.37m、(オフィス棟)約37m
◆ 敷地面積-10,964.63㎡
◆ 建築面積-5,836.61㎡
◆ 延床面積-106,964.69㎡(業務施設約9,300㎡、商業施設約2,100㎡、共同住宅約92,900㎡、駐車場等約2,700㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、事務所、物販店舗、飲食店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約742戸
◆ 建築主-三田小山町西地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 特定業務代行者-戸田建設、大成建設
◆ 着工-2025年01月06日予定
◆ 竣工-2029年02月28日予定

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業【南街区】の概要
◆ 計画名-三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【南街区】
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目1005番
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
◆ 階数-(住宅B棟)地上31階、塔屋2階、地下1階、(住宅C棟)地上16階、地下1階
◆ 高さ-(住宅B棟)120.75m、(住宅C棟)約64m
◆ 敷地面積-9,473.10㎡
◆ 建築面積-5,050.37㎡
◆ 延床面積-70,668.89㎡(商業施設約1,400㎡、共同住宅約64,000㎡、生活利便施設約700㎡、駐車場等約4,600㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-共同住宅、保育園、飲食店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-約667戸
◆ 建築主-三田小山町西地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 特定業務代行者-戸田建設、大成建設
◆ 着工-2025年01月06日予定
◆ 竣工-2028年05月15日予定


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「建物断面(北街区)」です(引用:東京都)。


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「建物断面(南街区)」です(引用:東京都)。


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「施設配置及び緑地計画」です。北街区の住宅A棟は、上から見ると「Yの字」を描いて3方向に翼を広げたような「トライスター型」の超高層タワーマンションです(引用:東京都)。


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「計画地周辺の現況図」です(引用:東京都)。


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「計画地位置図」です(引用:東京都)。


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「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。手前の川は「古川」です。「古川」と「渋谷川」は同じ川で、上流を「渋谷川」、下流を「古川」と呼びます(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」です(写真提供読者さん)。


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「北街区」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「北街区」を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「南街区」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「南街区」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「南街区」の東側です。「パークコート麻布十番ザ・タワー」の南側になります(写真提供読者さん)。


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西側を見た様子です。先に見える高架橋は「首都高速2号目黒線」です(写真提供読者さん)。


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重機です(写真提供読者さん)。


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重機です(写真提供読者さん)。


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「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【北街区】」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【南街区】」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年8月21日 (水)

札幌市 地上36階、高さ約185mの「大通西4南地区第一種市街地再開発事業(パーク ハイアット 札幌)」 権利変換計画認可!

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-大通西4南地区第一種市街地再開発事業-

 「北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)」の新幹線札幌駅の開業に合わせて札幌市では大規模再開発ラッシュになっています(北海道新幹線の新青森・新函館北斗間は、2016年3月26日に開業済)。

 「平和不動産」は、中期経営計画「Challenge & Progress」において再開発事業の量的・質的拡大として札幌再開発事業化の推進に取り組んでいますが、平和不動産が理事長を務める大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合において「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の都市計画手続きを札幌市へ要望することとなりました。

 「平和不動産」は、新中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げていますが、札幌都心部において権利者とともに進めている「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」について、2024年6月21日付で再開発準備組合より市街地再開発組合の設立認可申請を行いました。

 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。

● 権利変換計画認可!
 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。





 引用資料 平和不動産(PDF:2024/06/21)
 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可申請(事業認可申請)のお知らせ

● パーク ハイアット 札幌
 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。

 引用資料 平和不動産(2024/08/20)
 大通西4南地区第一種市街地再開発事業 ホテルブランドをハイアットの最高級ブランド『パーク ハイアット』に決定

 引用資料 ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ(2024/08/20)
 ハイアット、札幌市中心部に「パーク ハイアット」ブランドの導入計画を発表 国内4軒目となるパーク ハイアットが2029年開業予定

 「パーク ハイアット」ブランドは、「東京、京都、ニセコ」に次ぎ4軒目となります。客室数は157室を予定、ホテル名は「パーク ハイアット 札幌」となります。

大通西4南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1他
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約185m、建築物約175m
◆ 敷地面積-5,029.89㎡
◆ 延床面積-約99,600㎡(容積対象面積 容積率約1,650%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 客室数-157室予定(パーク ハイアット 札幌)、4階・27階~35階予定
◆ ホテル施設-飲料施設、宴会場、スパ、屋内プール(予定)
◆ 事業協力者-平和不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ 基本設計者-三菱地所設計
◆ デザイン監修者-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 都市計画決定-2022年12月
◆ 市街地再開発組合設立、権利変換計画認可-2024年度予定
◆ 竣工・供用開始-2028年度予定
◆ 開業-2029年予定(パーク ハイアット 札幌)


Sapporoheiwa240812
「パーク ハイアット 札幌」が入居する建物外観(イメージ)です。


Sapporoheiwa240612
「低層部外観イメージパース」です。

● 中間免震構造
 地震対策として「中間免震構造」を採用します。窓が無い部分が「免震層」です。この部分は「機械室」となります。


Sapporoheiwa240613
「アトリウム内観イメージパース」です。


Sapporoheiwa240614
「整備内容」です。上層階には国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルを整備します。


Sapporoheiwa220715
「対象地」です。平和不動産が所有する「道銀ビルディング」と「新大通ビルディング」の再開発となります。

道銀ビルディングの概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上12階、地下3階
◆ 延床面積-28,793.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-山下壽郎設計事務所、田上建築制作事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1964年08月

新大通ビルディングの概要
◆ 所在 北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 延床面積-17,319.05㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1979年05月


Sapporoheiwa220716
「位置図」です。

 



 


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2024年8月20日 (火)

多摩都市モノレールの延伸計画 延長約7.0km 多摩都市モノレールの延伸(上北台~箱根ケ崎)計画及び関連する都市計画道路

Tokyotama200211
-多摩都市モノレール-
 東京都西部の多摩地域を走る「多摩都市モノレール」は、現在、多摩市の「多摩センター」と東大和市の「上北台」を結ぶ約16kmの区間で運行されていて、運営は都や沿線の自治体が出資する第三セクターが担っています。

 「東京都」は、さらなる交通アクセスの向上に向けて、国や自治体と協議しながら3つの区間で延伸の可否を検討してきましたが、このうち、「上北台」と瑞穂町にある「JR箱根ケ崎駅」の間のおよそ7km(正確には7,010m)を結ぶ路線を先行して延伸させる方針です。

 引用資料 東京都・公式HP(PDF) 
 多摩都市モノレールの延伸(上北台~箱根ケ崎)計画及び関連する都市計画道路


Tokyotama240811
多摩都市モノレールの概要
 「摩都市モノレール」は、多摩地域における相互の連携を強化し、多摩地域の南北方向の公共交通をより充実させるため、東京都と多摩都市モノレール株式会社とで整備されました。

 全体構想は約93kmですが、うち1998年11月に立川北駅から上北台駅間が、2000年1月に多摩センター駅から立川北駅間が開業し、現在多摩センター駅から上北台駅間の約16kmで運行しています。


Tokyotama240812
「平面図」と「縦断図」です。「No.1駅~No.7駅」の7駅を新設する予定です。


Tokyotama240813
「標準横断図(一般部)」です。


Tokyotama240814
「標準横断図(駅部No.1~No.6駅)」です。


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「標準横断図(駅部No.7駅)」です。



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2024年8月19日 (月)

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧:ドンキホーテHD) 2024年6月期連結決算 売上高2兆円突破、35期連続の増収・営業増益!

Tokyoppih230811
-PPIH-

 「PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)」の本社は、東京都渋谷区道玄坂二丁目25番12号の「道玄坂通 dogenzaka-doriビル」にあります。1978年10月に西荻窪に雑貨店「泥棒市場」を開業、1989年3月に府中市に「ドン・キホーテ」1号店となる府中店をオープンしました。

 1995年9月に商号を「ドン・キホーテ」に変更しました。2013年12月に商号を「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に変更し、純粋持株会社体制に移行しました。

 2007年10月に総合スーパーの「長崎屋」を連結子会社化、2019年1月には、総合スーパーの「ユニー」の株式を60%追加取得したことにより、「ユニー」を連結子会社(完全子会社)としました。これにより会社規模が一気に拡大しました。

 2000年代中頃までは、「ドン・キホーテ」はどちらかというと流通業界の「異端児」扱いでしたが、短期間で流通業界の「勝ち組」である凄い会社に成長しました。

● 売上高2兆円突破、35期連続の増収・営業増益!
 「PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)」が2024年8月16日に発表した2024年6月期決算によると、売上高2兆950億7700万円(前年同期比8.2%増)、営業利益1401億9300万円(前年同期比33.2%増)となりました。

 売上高は国内小売業5社目の2兆円突破を達成しました。35期連続の増収と営業増益となっています。中期経営計画「Visionary2025」で掲げた売上高2兆円、営業利益1,200億円を1年前倒しで実現しました。

 国内事業は売上高1兆7630億6200万円(8.8%増)、営業利益は1366億600万円(41.7%増)です。訪日外国人観光客の増加に伴う免税売上高の増加やイベント需要の回復などにより、既存店売上高成長率は7.6%増でした。

 免税売上高は3倍の1,173億円(2024年6月期)、百貨店国内最大手の「三越伊勢丹ホールディングス」の1,088億円(2024年3月期)を超えています。国内外の食品から衣料、雑貨まで1カ所でそろう利便性のほか、強みとする深夜営業で特にナイトマーケット需要の受け皿となりました。


Tokyoppih230812
2023年6月期の連結業績

 「PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)」は、2024年8月16日に「2024年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。売上高2,095,077百万円(前期比8.2%増)、営業利益140,193百万円(前期比33.2%増)と売上高・営業利益共に過去最高を記録しました。

 PPIH(PDF:2024/08/16)
 2024年6月期決算短信〔日本基準〕(連結)

● 2025年6月期の連結業績予想
 2025年6月期の連結業績予想(2024年7月1日~2025年6月30日)は、売上高2,220,000百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益150,000百万円(前年同期比7.0%増)の業績予想をしています。売上高・営業利益共に過去最高を予想しています。

PPIHの連結決算(売上高/営業利益)
-------------------------------------
1997年6月       14,625百万円        755百万円
1998年6月       24,481百万円      1,303百万円
1999年6月       45,715百万円      3,131百万円
2000年6月       73,402百万円      4,639百万円
-----------------------------------------
2001年6月       94,716百万円      6,011百万円
2002年6月      115,428百万円      6,916百万円
2003年6月      158,619百万円      9,165百万円
2004年6月      192,839百万円     10,611百万円
2005年6月      232,778百万円     10,814百万円
2006年6月      260,779百万円     11,854百万円
2007年6月      300,660百万円     13,586百万円
2008年6月      404,924百万円     15,981百万円
2009年6月      480,856百万円     17,172百万円
2010年6月      487,571百万円     21,067百万円
-----------------------------------------
2011年6月      507,661百万円     25,336百万円
2012年6月      540,255百万円     29,320百万円
2013年6月      568,377百万円     32,369百万円
2014年6月      612,424百万円     34,292百万円
2015年6月      683,981百万円     39,103百万円
2016年6月      759,592百万円     43,185百万円
2017年6月      828,798百万円     46,185百万円
2018年6月      941,508百万円     51,568百万円
2019年6月   1,328,874百万円     63,110百万円
2020年6月   1,681,947百万円     75,424百万円
-----------------------------------------
2021年6月   1,708,635百万円     81,306百万円
2022年6月   1,831,280百万円     88,688百万円
2023年6月   1,936,783百万円   105,259百万円
2024年6月   2,095,077百万円   140,193百万円

2025年6月期予想
2025年6月   2,220,000百万円   150,000百万円(会)
2025年6月   2,214,900百万円   158,650百万円(コ) 

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年8月19日時点の数値です。

 2019年6月期と2020年6月期に売上高が急激に増加しているのは、「ユニー」を連結子会社化したためです。連結子会社化が2019年1月と期中だったため、増加分が2019年6月期と2020年6月期に分散されました。



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2024年8月18日 (日)

千葉県柏市で最も高い超高層ビル 「柏の葉キャンパス駅」の駅前 地上44階、高さ約161mの「(仮称)柏の葉キャンパス149街区計画」

Chibakashiwanoha240811
-(仮称)柏の葉キャンパス149街区計画

 千葉県柏市のつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅前に柏市で一番高い超高層ビル「(仮称)柏の葉キャンパス149街区計画」が建設されます。

 概要は、地上44階、塔屋1階、地下0階、高さ161.10m、総戸数636戸です。建築主は「三井不動産レジデンシャル」、設計者・監理者・施工者は「熊谷組」となっています。

 引用資料 CASBEE柏(柏市建築物環境配慮制度)
 (仮称)柏の葉キャンパス149街区計画

 それにしても「三井不動産レジデンシャル」が千葉県内に建設する超高層タワーマンションは、「幕張ベイパーク」も含め、設計者・監理者・施工者が「熊谷組」の物件がやたら多いですね。

(仮称)柏の葉キャンパス149街区計画の概要
◆ 所在地-千葉県柏市若柴字元堂178番4他9筆 柏の葉キャンパス149街区の一部
◆ 交通-つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上44階、塔屋1階、地下0階、(駐車場棟)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)161.10m、(駐車場棟)27.00m
◆ 敷地面積-8,221.00㎡(住宅棟4,385.80㎡、駐車場棟3,835.20㎡)
◆ 建築面積-4,251.48㎡(住宅棟1,964.45㎡、駐車場棟2,287.03㎡)
◆ 延床面積-73,294.12㎡(住宅棟58,406.56㎡、駐車場棟14,887.56㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗事務所、自走式駐車場
◆ 総戸数-636戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2024年06月01日予定
◆ 竣工-2027年10月15日予定


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「(仮称)柏の葉キャンパス149街区計画」の建設地です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー

 「柏の葉キャンパス駅」の駅前の「148街区」では、「三井不動産レジデンシャル」と「三井不動産」により、超高層ツインタワーマンション「(仮称)柏の葉キャンパス148街区住宅計画」が建設されました。

 東棟の正式名称は「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー」となっており、「三井不動産レジデンシャル」により分譲されました。2016年12月1日に竣工しました。

 西棟は親会社の「三井不動産」により建設されました。賃貸となっており、正式名称は「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト」で、2018年1月末日に竣工しました。「パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワー ウエスト」は、現時点で千葉県柏市で最も高い超高層ビルです。

パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワーの概要
◆ 計画名-柏の葉キャンパス148街区住宅計画(東棟)
◆ 所在地-千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区
◆ 交通-つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩3分
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-最高部128.78m
◆ 敷地面積-4,771.38㎡(東棟)
◆ 建築面積-1,712.67㎡(東棟)
◆ 延床面積-33,853.99㎡(東棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(免震装置を1階と2階の間に設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-349戸(他に保育施設1区画、店舗1区画)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2014年10月06日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年12月01日
◆ 入居開始-2017年03月下旬

パークシティ柏の葉キャンパス ザ・ゲートタワーウエストの概要
◆ 計画名-柏の葉キャンパス148街区住宅計画(西棟)
◆ 所在地-千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区
◆ 交通-つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩3分
◆ 階数-地上36階、地下0階
◆ 高さ-最高部129.00m
◆ 敷地面積-6,094.89㎡(西棟)
◆ 建築面積-1,923.92㎡(西棟)
◆ 延床面積-39,004.86㎡(西棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(免震装置を1階と2階の間に設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-491戸(賃貸)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2014年10月06日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月末日


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同じような外観の超高層ツインタワーですが、東棟が「分譲」、西棟が「賃貸」となっています。



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2024年8月17日 (土)

川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業 地上28階、高さ93.75mの「パークタワー川口本町」 公式ホームページがオープン!

Kawaguchi240821
-川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業-
 「三井不動産レジデンシャル」が、埼玉県川口市にて権利者のと推進している「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」について、2020年9月11日に都市計画決定の告示がされました。

 「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」は、JR川口駅東口から南に約400mに位置した約0.7haの区域で、区域内には鋳物工場跡地を駐車場として利用している低未利用地や、老朽化した木造密集住宅、計画道路拡幅部分にまたがる旧耐震共同住宅などが混在しており、防災性や住環境の向上、駅からの至近立地を生かした街の賑わい創出などが求められています。

 市街地再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行い、防災上重要な都市計画道路である善光寺荒川線の拡幅整備や、建築物の不燃化、また誰もが利用できるオープンスペースの創出と防災設備の設置などにより地域の防災性を高めます。

● パークタワー川口本町
 昨日、「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」をUPしましたが、2024年8月5日に「パークタワー川口本町」として公式ホームページがオープンしていた事が分かりました。新しい完成イメージ等も多く公開されているので2日連続でUPしたいと思います。

 引用資料 公式ホームページ
 パークタワー川口本町

パークタワー川口本町
の概要
◆ 計画名-川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-埼玉県川口市川口本町四丁目9番(地番)
◆ 交通-京浜東北線「川口駅」徒歩6分
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-建築物93.75m
◆ 敷地面積-4,753.85㎡
◆ 建築面積-2,217.31㎡
◆ 延床面積-25,291.99㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、店舗、事務所
◆ 総戸数-225戸(一般販売対象戸数138戸)
◆ 建築主-川口本町4丁目9番地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者-GA建築設計社
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2023年09月
◆ 竣工-2026年06月下旬予定
◆ 入居開始-2026年07月下旬予定


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「住・商・業一体の大規模複合再開発」です(引用:公式ホームページ)。


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「外観完成予想CG」です(引用:公式ホームページ)。


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「エントランス完成予想CG」です(引用:公式ホームページ)。


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「エントランスホール完成予想CG」です(引用:公式ホームページ)。


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「エントランスガーデン完成予想CG」です(引用:公式ホームページ)。


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 「断面図」です。建築物」の高さが93.75m、最高部の高さは100m以上ありそうです。(引用:口本町4丁目9番地区市街地再開発組合・公式ホームページ)。

 引用資料 川口本町4丁目9番地区市街地再開発組合・公式HP
 川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業


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「配置図」です(引用:公式ホームページ)。


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「位置図」です(引用:公式ホームページ)。



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2024年8月16日 (金)

川口市 低未利用地や老朽化した木造密集住宅を再開発 地上28階、高さ93.75mの「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」

Kawaguchi240811
-川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷の「東急百貨店本店」の跡地に、地上34階、高さ約156mの「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」が建設されます。地上躯体の解体は終わっていますが、地下は今このような状態になっているなっているんですね。乃木坂5期生楽曲「熱狂の捌け口」のロケ地となっていました。

 乃木坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL
 乃木坂46『熱狂の捌け口』

 本題に戻って、「三井不動産レジデンシャル」が、埼玉県川口市にて権利者のと推進している「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」について、2020年9月11日に都市計画決定の告示がされました。

 「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」は、JR川口駅東口から南に約400mに位置した約0.7haの区域で、区域内には鋳物工場跡地を駐車場として利用している低未利用地や、老朽化した木造密集住宅、計画道路拡幅部分にまたがる旧耐震共同住宅などが混在しており、防災性や住環境の向上、駅からの至近立地を生かした街の賑わい創出などが求められています。

 市街地再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行い、防災上重要な都市計画道路である善光寺荒川線の拡幅整備や、建築物の不燃化、また誰もが利用できるオープンスペースの創出と防災設備の設置などにより地域の防災性を高めます。

 「三井不動産レジデンシャル」は、埼玉県川口市にて権利者と推進している「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」が、2023年5月2日に権利変換計画について埼玉県知事の認可を受けました。

 引用資料 川口本町4丁目9番地区市街地再開発組合・公式HP
 川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業

川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県川口市川口本町四丁目64番4 他36筆
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-建築物93.75m
◆ 敷地面積-4,753.85㎡
◆ 建築面積-2,217.31㎡
◆ 延床面積-25,222.58㎡
◆ 容積対象床面積-16,614.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、事務所
◆ 総戸数-225戸(店舗・事務所等10室)
◆ 建築主-川口本町4丁目9番地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者-GA建築設計社
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2023年09月
◆ 竣工-2026年07月予定


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


Kawaguchi240814
「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


Kawaguchi240816
 「断面図」です。建築物」の高さが93.75m、最高部の高さは100m以上ありそうです。


Kawaguchi240817
「配置図」です。


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「位置図」です。



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2024年8月15日 (木)

怒涛の勢いで超高層ビルが集積する東京駅周辺 今から18年前の2006年(2006年3月30日撮影)の空撮 東京駅周辺はこんなに変わった!

Tokyotokyo240811
-JR東京駅周辺-
 21世紀に入って東京都は超高層ビルの建設ラッシュが続いています。特に建設が盛んなのが「東京駅周辺、赤坂・虎ノ門・六本木、大崎、渋谷」などです。

 特に「東京駅周辺(丸の内、大手町、八重洲、日本橋)」が凄まじく、現在建設中のビル群が完成すると間違いなく日本一の超高層ビル群になります。

 今から18年前の2006年3月30日に撮影した空撮写真と最新の「Google Map(グーグルマップ)の衛星写真」や「Google Earth(グーグルアース)」と比べるとあまりの変化に驚かされます。


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① グラントウキョウ ノースタワー(GranTokyo North Tower)
 「JR東日本」によるJR東京駅の八重洲口の大規模再開発プロジェクトです。2006年3月30日時点で地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。再開発エリア全体は「東京ステーションシティ(Tokyo Station City)」いう名称です。

グラントウキョウ ノースタワー(GranTokyo North Tower)の概要
◆ 計画名-(仮称)東京駅八重洲開発計画北棟  
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
◆ 階数-地上43階、塔屋2階、地下4階(北棟Ⅰ期)  
◆ 高さ-最高部205.000m、軒高199.500m(北棟Ⅰ期)  
◆ 敷地面積-14,439.18㎡(北棟・中央部)  
◆ 建築面積-12,795.01㎡(北棟・中央部)  
◆ 延床面積-212,157.78㎡(北棟・中央部)、171,767.70㎡(北棟Ⅰ期)  
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造)  
◆ 用途-オフィス(17階~42階)、店舗、駅施設  
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)、三井不動産、国際観光会館  
◆ 設計者-東京駅八重洲開発設計共同企業体(<基本設計>日建設計、<基本設計・実施設計>ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ デザインアーキテクト-マーフィ/ヤーン、Inc  
◆ 監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所  
◆ 施工者-東京駅八重洲口開発計画北ビルⅠ期新築工事共同企業体(鹿島建設、清水建設、大林組、竹中工務店、大成建設、鉄建建設、三井住友建設JV)  
◆ 着工-2004年09月10日(北棟Ⅰ期)  
◆ 竣工-2007年10月31日(北棟Ⅰ期)  
◆ オープン-2007年11月01日(テナント入居開始)、2007年11月06日(グランドオープン<大丸>) 


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② グラントウキョウ サウスタワー(GranTokyo South Tower)
 「JR東日本」によるJR東京駅の八重洲口の大規模再開発プロジェクトです。2006年3月30日時点で地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。再開発エリア全体は「東京ステーションシティ(Tokyo Station City)」いう名称です。

グラントウキョウ サウスタワー(GranTokyo South Tower)の概要
◆ 計画名-(仮称)東京駅八重洲開発計画南棟  
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目9番2号  
◆ 階数-地上42階、塔屋1階、地下4階(南棟)  
◆ 高さ-最高部205.000m、軒高199.215m(南棟)  
◆ 敷地面積-5,229.54㎡(南棟)  
◆ 建築面積-3,717.09㎡(南棟)  
◆ 延床面積-140,168.07㎡(南棟)  
◆ 構造-鉄骨造(柱:CFT造)、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造)  
◆ 用途-オフィス、店舗、駅施設  
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)、鹿島八重洲開発、新日本石油  
◆ 設計者-東京駅八重洲開発設計共同企業体(<基本設計>日建設計、<基本設計・実施設計>ジェイアール東日本建築設計事務所)
◆ デザインアーキテクト-マーフィ/ヤーン、Inc  
◆ 監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所  
◆ 施工者-東京駅八重洲口開発計画南棟新築工事共同企業体(鹿島建設、鉄建建設、清水建設、大成建設JV)  
◆ 着工-2004年09月10日(南棟)  
◆ 竣工-2007年10月19日(工事完了)、2007年10月31日(竣工)  
◆ オープン-2007年11月01日(テナント入居開始)、2007年11月06日(グランドオープン<グランアージュ>)


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③ JPタワー(JP TOWER)
 日本郵政グループの「東京中央郵便局」の再開発プロジェクトです。外装を見ると2006年3月30日時点で、すでに解体工事の準備工事が始まっている事が分かります。このビルは解体時に国会議員の介入がありゴタゴタしました。低層棟は旧局舎の外壁付近を保存・活用し雰囲気を残しました。

JPタワー(JP TOWER)の概要
◆ 計画名-(仮称)JPタワー、(仮称)丸の内二丁目7地区計画新築工事  
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内二丁目7番2号  
◆ 階数-地上38階、塔屋3階、地下4階  
◆ 高さ-最高部200.000m、軒高189.150m  
◆ 敷地面積-11,633.87㎡  
◆ 建築面積-8,491.11㎡  
◆ 延床面積-212,043.05㎡  
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造  
◆ 用途-オフィス、郵便局(窓口)、店舗  
◆ 建築主-郵便局株式会社(日本郵政グループ)  
◆ 設計者-三菱地所設計(提携建築家:ヘルムート・ヤーン)  
◆ 監理者-三菱地所設計  
◆ 施工者-大成建設  
◆ 着工-(解体工事)2008年12月04日~2009年11月20日、(本体工事)2009年11月上旬  
◆ 竣工-2012年05月31日  
◆ オープン-2012年07月17日(東京中央郵便局、ゆうちょ銀行本店がオープン)、2013年03月21日(商業施設「KITTE(キッテ)」がグランドオープン)


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④ 新丸の内ビルディング
 「旧:新丸の内ビル」の建て替えプロジェクトです。下層階は旧:新丸の内ビルの雰囲気を残しています。わずか半年少しの間に197mのビルの地上部分の「鉄骨建方」が一気に行われ、稀に見る猛スピードで上に伸びました。

新丸の内ビルディングの概要
◆ 計画名-(仮称)新丸ビル新築計画
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目5-1  
◆ 階数-地上38階、塔屋1階、地下4階  
◆ 高さ-最高部197.600m、軒高176.650m  
◆ 敷地面積-10,021.31㎡  
◆ 建築面積-7,613.99㎡  
◆ 延床面積-195,489.67㎡  
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造  
◆ 用途-オフィス、店舗  
◆ 建築主-三菱地所  
◆ 設計者-三菱地所設計  
◆ 監理者-三菱地所設計  
◆ 施工者-竹中工務店  
◆ 着工-2005年03月15日  
◆ 竣工-2007年04月19日  
◆ オープン-2007年04月27日(グランドオープン)



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2024年8月14日 (水)

NHK放送センターの建て替え 地上17階、高さ約92m、延床面積約272,000㎡の「NHK放送センター建替工事」 Ⅰ期「情報棟」の外観がほぼ完成!

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-NHK放送センター建替工事-
 
「日本放送協会(NHK)」は、東京都渋谷区で「NHK放送センター建替工事」を計画しています。「情報棟」など3棟や人工地盤を含めた総延床面積272,118.73㎡を建設する計画で、想定建設費は約1,700億円です。「NHKホール」は改修工事を行い継続使用する予定です。

 引用資料 NHK(PDF:2019/11/12)
 新放送センター 基本計画の概要について

NHK放送センター建替工事の概要
◆ 所在地- 東京都渋谷区神南二丁目2番1号
◆ 交通(NHKホールを基準)-JR山手線「原宿」駅徒歩10分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅徒歩10分、各線「渋谷」駅徒歩15分、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅徒歩15分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約92m、軒高約88m
◆ 敷地面積-82,646.26㎡(施設全体)
◆ 建築面積-43,706.32㎡(50,729.17㎡)
◆ 延床面積-272,118.73㎡(295,454.98㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-放送局、事務所、放送用スタジオ、劇場
◆ 建築主-日本放送協会(NHK)
◆ 設計者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店・久米設計 設計施工共同企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 解体工事-2020年09月01日~2021年07月31日予定
◆ 着工-2021年05月01日予定
◆ 竣工-2036年12月31日予定


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「全ての建替完了後のイメージ図(点線内)」です。


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「情報棟外観イメージ図(渋谷区役所交差点より)」です。


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「全体配置計画」です。


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「整備概要」です。


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Ⅰ期「情報棟」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」の外観は完成しています。「情報棟」は、地上11階、地下1階、高さ約63m、延床面積約76,966㎡です。竣工は2026年末予定ですが、運用開始は2025年予定です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」を角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」です(写真提供読者さん)。


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ゲート部分です(写真提供読者さん)。


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Ⅰ期「情報棟」の計画名は、「NHK放送センター建替工事(Ⅰ期)」です(写真提供読者さん)。


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「NHK放送センター建替工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年8月13日 (火)

ヨドバシホールディングス 地上32階、高さ約160mの「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」 2024年8月に解体工事着工、2025年3月に本体工事着工!

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-札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
 「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延床面積約203,290㎡の第一種市街地再開発事業です。2024年1月26日には札幌市より組合設立の認可を受け、「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合」を設立しました。

● 2024年8月に解体工事着工!
 「平和不動産」は、JR札幌駅前において、参加組合員として権利者とともに進めている「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、2024年7⽉25⽇付で札幌市⻑より権利変換計画の認可を受けました。

 「建築工事期間(予定)」によると、工期は2024年8月~2028年7月となっています。2024年8月から既存建物の解体工事が始まり、2025年3月に本体工事に着工予定、2028年7月に竣工予定となっています。支出金166,691百万円(内工事費135,215百万円)となっています。総事業費は約1,667億円のようです。

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/07/25)
 北4西3地区

 引用資料 平和不動産(2024/08/09)
 JR 札幌駅前に位置する「北 4 ⻄ 3 地区第⼀種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

 2021年7月1日の「環境影響評価準備書」では、地上35階、地下6階、高さ約200m、延床面積約210,200㎡で計画されていましたが、建設費高騰などにより地上32階、地下7階、高さ約165m、延床面積約203,290㎡に規模が縮小されました。更に2024年7月25日に概要が少し変更されています。下記の数値は2024年7月25日時点(赤カッコは2024年1月29日時点)のものです。

札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-(南棟)地上32階、地下5階、(北棟)地上10階、地下7階
◆ 高さ-(南棟)最高部159.900m(最高部161.300mから変更)、(北棟)最高部55.900m(最高部59.650mから変更)
◆ 施工区域-約17,000㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)約10,660㎡、(南棟)約5,330㎡、(北棟)約5,330㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,560㎡(約10,040㎡から変更)、(南棟)約4,760㎡(約4,980㎡から変更)、(北棟)約4,800㎡(約5,060㎡から変更)
◆ 延床面積-(施設全体)約203,300㎡(約203,290㎡から変更)、(南棟)約127,970㎡(約127,910㎡から変更)、(北棟)約75,330㎡(約75,380㎡から変更)
◆ 容積対象面積-(施設全体)約164,790㎡(約166,590㎡から変更)、(南棟)約109,230㎡(約109,060㎡から変更)、(北棟)約55,560㎡(約57,530㎡から変更)
◆ 構造-(南棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(北棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合(参加組合員 ヨドバシホールディングス<代表者>、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル)
◆ 解体工事-2024年08月予定
◆ 着工-2025年03月予定
◆ 竣工-2028年07月予定
◆ 総事業費-166,691百万円(内工事費135,215百万円)


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「断面イメージ」です(引用:平和不動産)。


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「断面図」です(引用:札幌市)。


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「断面図」です。「南棟」の最高部の高さは約165mとなっていますが、正確には159.900mのようです(引用:札幌市)。


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「断面図」です。「北棟」の最高部の高さは約60mとなっていますが、正確には55.900mのようです(引用:札幌市)。


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「配置図」です(引用:札幌市)。


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「位置図」です(引用:平和不動産)。



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2024年8月12日 (月)

「東京ディズニーシー」の近く 三菱地所が客室数750室のロイヤルパークホテルズ「(仮称)舞浜ホテル計画」 2026年1月開業予定!

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-(仮称)舞浜ホテル計画-

 「三菱地所」が出資する特定目的会社及び「清水建設」が事業主として開発を進めている「(仮称)舞浜ホテル計画」について、ホテル運営事業者を「三菱地所ホテルズ&リゾーツ」とし、開業は2026年1月(予定)とすることを決定しました。なお、「三菱地所ホテルズ&リゾーツ」Rの展開する「ロイヤルパークホテルズ」として千葉県初出店となり、最大規模の客室数での運営となります。

 引用資料 三菱地所(2024/05/17)
 「(仮称)舞浜ホテル計画」2026年1月開業予定 ホテル運営は三菱地所ホテルズ&リゾーツ

 「(仮称)舞浜ホテル計画」は、JR舞浜駅より車で約5分、テーマパークも徒歩圏内に位置し、約400台の駐車場を完備(有料)します。メインターゲットとするファミリー層や小グループの利用シーンに合わせ、4名部屋をボリュームゾーンとし最大6名宿泊可能な客室を多く揃えます。

 建設地は、「東京ディズニーシー」の近くにある「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」の南側で、「東京中央木材市場・浦安市場」の跡地です。最寄りの駅は、ディズニーリゾートライン「東京ディズニーシー・ステーション」駅となります。

(仮称)舞浜ホテル計画の概要
◆ 所在地-千葉県浦安市千鳥13番1外(地番)
◆ 交通-ディズニーリゾートライン「東京ディズニーシー・ステーション」駅
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 高さ-最高部55.0m
◆ 敷地面積-21,003.01㎡
◆ 建築面積-約3,800㎡
◆ 延床面積-約43,600㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-750室
◆ 付帯施設-レストラン、団体ラウンジ、ファンクションルーム、駐車場、コンビニエンスストア
◆ 建築主-三菱地所(運営会社 三菱地所ホテルズ&リゾーツ)
◆ 設計者-清水建設
◆ インテリアデザイン-乃村工藝社
◆ コンストラクションマネジメント-三菱地所設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2023年07月
◆ 竣工-2025年10月予定
◆ 開業-2026年01月予定


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「位置図」です。


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建設地は、「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」の南側の「東京中央木材市場・浦安市場」の跡地です。「東京中央木材市場」は、千葉県浦安市から千葉県富里市の「酒々井インターチェンジ」の隣接地に2022年12月に移転しました(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2024年8月11日 (日)

新横浜に本社 超高収益企業 半導体検査装置メーカーの「レーザーテック」 2024年6月期の連結業績 売上高2,135億円、営業利益813億円の好決算!

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レーザーテック(Lasertec)
 新横浜駅近くの神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目10-1に「レーザーテック」の本社があります。「レーザーテック」は、EUVマスクプランクス欠陥検査装置やEUVマスク欠陥検査装置を供給する世界唯一のオンリーワン企業として注目されています。

 「レーザーテック」は2024年8月7日に「2024年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。売上高2,135億円、営業利益813億円と、いずれも過去最高でした。

 半導体の微細化に向けて競争が激しくなるなか、最先端の「EUV(極端紫外線)」露光技術に対応した検査装置の販売の好調が続きます。生成人工知能(AI)関連や「電気自動車(EV)」の普及によるパワー半導体の需要増なども追い風となります。顧客の半導体メーカーへ納入済みの台数が増加したことで、サービスの売上高も増えます。

● グローバルニッチ戦略
 「レーザーテック」は、「グローバルニッチ戦略」を採用しています。グローバルニッチ市場とは、世界市場の中で高い技術力が必要ですが大企業が参入するほど市場は大きくなく、一方で中小企業には経験や技術の点で参入が極めて困難な市場です。

 「レーザーテック」は、半導体製造装置の中でも「マスクブランクス(半導体デバイスを製造する元となるガラス基板)」と「マスク」の検査装置に特化して、EUV向け装置を供給する世界唯一のオンリーワン企業となっています。

 最大のライバルは、アメリカに本社を置く半導体検査装置メーカーで世界シェアNo.1の巨人「KLAコーポレーション」です。「KLAコーポレーション」がEUV向け検査装置に参入するのは時間の問題だと思います。それまでに「レーザーテック」は企業規模を大きくして、「KLAコーポレーション」が参入しても資金力で対抗できる企業規模にしておく必要があります。


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レーザーテックの連結決算

 「レーザーテック」は、日本の企業では珍しい6月決算を採用しています。「レーザーテック」は2024年8月7日に「2024年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。

 レーザーテック 決算短信(PDF:2024/08/07)
 2024年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

 2024年6月期(2023年7月1日~2024年6月30日)の連結決算では、売上高213,506百万円(前年比39.7%増)、営業利益81,375百万円(前年比30.6%増)となりました。売上高が遂に2,000億円を突破しました。

● 2025年6月期の連結業績予想
 2025年6月期の連結業績予想(2024年7月1日~2025年6月30日)は、売上高240,000百万円(前年比12.4%増)、営業利益104,000百万円(前年比27.8%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

 ちなみにアナリスト予想(コンセンサス)では、売上高260,867百万円(前年比22.2%増)、営業利益111,722百万円(前年比37.3%増)と好決算を予想しています。

レーザーテックの連結決算(売上高/営業利益)
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1998年6月       5,988百万円    1,103百万円
1999年6月       4,495百万円        665百万円
2000年6月       4,781百万円        762百万円
-----------------------------------------
2001年6月       6,550百万円     1,389百万円
2002年6月       6,524百万円     1,271百万円
2003年6月       6,156百万円     1,005百万円
2004年6月       7,504百万円     1,169百万円
2005年6月       9,972百万円     1,911百万円
2006年6月     12,033百万円     2,963百万円
2007年6月     15,874百万円     3,895百万円
2008年6月     14,136百万円     3,100百万円
2009年6月       9,266百万円     △657百万円
2010年6月       8,931百万円        746百万円
-----------------------------------------
2011年6月     12,722百万円      2,441百万円
2012年6月     12,337百万円      3,088百万円
2013年6月     11,397百万円      2,149百万円
2014年6月     13,607百万円      3,097百万円
2015年6月     15,187百万円      4,722百万円
2016年6月     15,291百万円      4,428百万円
2017年6月     17,369百万円      4,960百万円
2018年6月     21,252百万円      5,685百万円
2019年6月     28,769百万円      7,941百万円
2020年6月     42,572百万円    15,062百万円
-----------------------------------------
2021年6月     70,248百万円    26,074百万円
2022年6月     90,378百万円    32,492百万円
2023年6月   152,832百万円    62,287百万円
2024年6月   213,506百万円    81,375百万円

2024年6月期予想
2024年6月   240,000百万円   104,000百万円(会)
2024年6月   260,867百万円   111,722百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2024年8月11日時点の数値です。


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2024年6月期 製品別業績ハイライト

 「売上高」と「受注残」を見ると「ACTISシリーズ」が主力である事が分かります。EUV露光装置に対応したフォトマスク欠陥検査装置「ACTIS A150」、更に高性能の「ACTIS A300」の引き合いが活発になってます。「ACTIS A150」の価格は非開示ですが、推定で1台当たり80~100億円、「ACTIS A300」は更に高額と思われます。

 引用資料 レーザーテック(PDF:2024/08/07)
 2024年6月期 決算説明会資料


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ACTIS A300シリーズ

 最新型のアクティニックEUVパターンマスク欠陥検査装置 ACTIS 「A300」シリーズです。現時点では「レーザーテック」しか製造出来ない超高性能マシンのため1台当たり100億円を超えると言われています。

 引用資料 レーザーテック
 ACTIS A300シリーズ


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新研究開発拠点InnoPa(Lasertec Innovation Park)

 レーザーテックは、東芝グループの研修所やグループ会社の拠点として使用していた「新横浜東芝ビル」の取得を発表しています。新研究開発拠点の名称を「Lasertec Innovation Park(通称:InnoPa)」と決定しました。InnoPaは「イノパ」と読みます。

 将来を見据えた業容拡大への対応及び業務効率の向上、経営基盤の強化を目的として、顧客からの需要増に応じた研究開発および製造能力の増強を企図しています。まずは、検査装置の新たな生産拠点として、クリーンルームを含む設備の建設を開始し、成長に即した研究開発、執務場所及び倉庫としての活用も検討しています。

Lasertec Innovation Park(通称:InnoPa)の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市港北区鳥山町555番地
◆ 交通-JR「新横浜」駅より徒歩16分(本社より徒歩10分)
◆ 敷地面積-約15,830㎡
◆ 現況-「新横浜東芝ビル」の名称で、東芝グループの研修所やグループ会社の拠点として使用(敷地内に5棟の建物 A棟、B棟、C棟、宿泊棟、機械実習棟)
◆ 第一期工事-機械実習棟のクリーンルームへの改修(2023年07月より稼働)
◆ 第二期工事-A棟、B棟、C棟、宿泊棟(2025年初頭に完了・稼働開始予定)



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2024年8月10日 (土)

JR東日本 怒涛の勢いで大規模オフィスビルを建設中 2024年3月期の不動産・ホテル事業の売上高4,058億円 大手不動産会社の7位に相当!

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-JR東日本(東日本旅客鉄道)-
 乃木坂46「チートデイ」のミュージックビデオが公開されましたが、撮影協力「シンガポール政府観光局」だけあってシンガポールの魅力が満載です。YouTubeのコメント欄で知ったのですが、公開日の8月9日はシンガポールの建国記念日だったんですね。
 
 YouTube → 乃木坂46『チートデイ』

 1987年4月1日に、「国鉄」は115年の歴史に幕を閉じて分割・民営化されました。北から「JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州」そして「JR貨物」のJR7社が発足しました。「国鉄清算事業団」が約25兆円の借金を引き継ぎました(写真提供読者さん)。

 2024年3月期の本州3社の売上高(営業利益)を比較すると、1位の「JR東日本」が売上高2,730,118百万円(営業利益345,161百万円)、2位の「JR東海」が売上高1,710,407百万円(営業利益607,381百万円)、3位の「JR西日本」が売上高1,635,023百万円(営業利益179,748百万円)となっています。

 「JR東日本」の2024年3月期の売上高2兆7301億円の内訳は、運輸約68%(1兆8536億円)、流通・サービス約14%(3,796億円)、不動産・ホテル約15%(4,058億円)、他約3%(910億円)です。

 ちなみに「JR東日本」の鉄道収入は約1兆6765億円です。内訳は新幹線約5,374億円、在来線約1兆1391億円となっています。関東圏の在来線は約1兆775億円です。

● 大手不動産会社の7位に相当!
 「JR東日本」の2024年3月期の不動産・ホテル事業は、売上高4,058億円、営業利益1,001億円となっています。大手不動産会社の売上高のランキングでは、6位の「ヒューリック」に次ぐ7位に相当します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/30)
 2024年3月期決算 および 経営戦略 説明資料

 「JR東日本」は当初は駅ビルやエキナカなど駅周辺に集中していましたが、ここ最近は怒涛の勢いで大規模オフィスビルを建設しています。他社が主導している大規模プロジェクトにも「共同事業」として積極的に参画しています。そのため大規模再開発プロジェクトで「JR東日本」の社名をよく見かけます。

不動産大手5社の2024年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 三井不動産-2,383,289百万円(339,690百万円)
2位 三菱地所-1,504,687百万円(278,627百万円)
3位 東急不動産HD-1,103,047百万円(120,238百万円)
4位 住友不動産-967,692百万円(254,666百万円)
5位 野村不動産HD-734,715百万円(112,114百万円)
6位 ヒューリック-446,383百万円(146,178百万円)
** JR東日本-4,058億円(1,001億円)
7位 東京建物-375,946百万円(70,508百万円)
8位 森ビル-360,400百万円(78,100万円百万円)
9位 森トラスト-262,903百万円(53,853万円百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,202,919百万円(440,210百万円)
参考 積水ハウス-3,107,242百万円(270,956百万円)

(備考)「三井不動産、三菱地所、東急不動産HD、住友不動産、野村不動産HD)」は2024年3月期決算、「ヒューリック、東京建物」は2023年12月期決算の数値です。「森ビル」と「森トラスト」は2024年3月期決算です。「森ビル」と「森トラスト」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する資料を発表しています。


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TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


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「今後の主な開発(生活ソリューション)(1)」です。


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「今後の主な開発(生活ソリューション)(2)」です。



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2024年8月 9日 (金)

千代田区 JR飯田橋駅西口再開発の第五弾 高さ約130mの「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を認可!

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-富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業-

 少し前までは、再開発とはあまり縁が無かったJR飯田橋駅周辺ですが、JR中央線および地下鉄4線(東西線、有楽町線、南北線、大江戸線)が交差する鉄道交通の要衝としての利便性が注目され盛んに再開発が行われるようになりました。
 
 第一弾として2009年3月に「飯田橋プラーノ」が竣工しました。「飯田橋プラーノ」は、地上38階、地下2階、総戸数414戸の超高層タワーマンション「プラウドタワー千代田富士見」と地上17階、地下2階のオフィスビル「ステージビルディング」で構成されています。

 第二弾として超高層ツインタワー「飯田橋サクラパーク」が建設され、2014年10月10日にグランドオープンしました。地上30階、地下2階のオフィスビル「飯田橋グラン・ブルーム」と地上40階、地下2階、総戸数505戸の超高層タワーマンション「パークコート千代田富士見ザ タワー」で構成されています。

 第三弾として地上26階、高さ約130mの「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」、第四弾として高さ約150mと高さ約100mの超高層ツインタワー「飯田橋駅中央地区市街地再開事業」が計画されています。

 第五弾として「飯田橋プラーノ」と「飯田橋サクラパーク」の間に挟まれた早稲田通り北側に「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。街区内には「日本歯科大学附属病院」などが立地していますが、街区内から「日本歯科大学附属病院」を除いた部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地となります。

● 再開発組合の設立を認可!
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「富士見二丁目3番地区市街地再開発組合」の設立を2024年8月8日に認可しました。再開発事業の施行により、交通結節点である飯田橋駅に相応しい土地の高度利用と都市機能の更新及び安全で快適な歩行者ネットワークの創出による魅力的な複合市街地の形成を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2024/08/07)
 富士見二丁目3番地区市街地再開発組合の設立を認可します

 敷地は約4,100㎡の「A敷地」と約180㎡の「B敷地」の2地区に分け1棟ずつ再開発ビルを整備します。「A敷地」には、地上21階、地下2階、高さ約130m、延床面積約45,000㎡の再開発ビルを建設、「B敷地」には、地上6階、地下2階、延床面積約1,200㎡のオフィスビルを建設します。

 「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の総事業費は448億54百万円(内建築工事費は304億25百万円)と見積もっています。建築工事は2026年度に着工し、2029年度の完成を目指します。

富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区富士見二丁目地内
◆ 交通-JR中央・総武線「飯田橋」駅、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅、都営大江戸線「飯田橋」駅
◆ 階数-(A敷地)地上21階、地下2階、(B敷地)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(A敷地)約130m、(B敷地)約33.5m
◆ 敷地面積-(A敷地)約4,100㎡、(B敷地)約180㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約2,800㎡、(B敷地)約135㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約45,000㎡、(B敷地)約1,200㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A敷地)オフィス、共同住宅、店舗、駐車場等、(B敷地)事務所等
◆ 建築主-富士見二丁目3番地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 事業コンサルタント-日建設計
◆ 基本設計-日建設計
◆ 着工-2026年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-448億54百万円(内建築工事費は304億25百万円)


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「整備イメージ」です。


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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赤線部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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「富士見二丁目3番地区周辺の状況」です。



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2024年8月 8日 (木)

日本GLP 物流施設3棟、データセンター8棟 総延床面積約121万㎡の「GLP昭島プロジェクト」 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧! 

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-GLP昭島プロジェクト-

 東京都環境局は、「日本GLP」が設立した特定目的会社・昭島が計画する「GLP昭島プロジェクト」の環境影響評価調査計画書を公表しました。昭島市つつじが丘一丁目1番外の面積約58.8haに、物流施設×6棟、データセンター×9棟、複合用途施設×1棟などを建設します。

 計画地は、アメリカ軍横田基地の南側で、玉川上水沿いの緑地や、代官山緑地に隣接する昭島市北部にあります。第2次世界大戦後にゴルフ場や宿泊施設などが整備され、2021年度に「日本GLP」が土地を取得しました。

 日本GLPは2022年2月14日に、大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 昭島」の開発を行うことを発表しています。「GLP ALFALINK相模原」、「GLP ALFALINK 流山」、「GLP ALFALINK 茨木」に続く「ALFALINK」ブランドの第4弾となります。

 その後、計画が見直されて「境影響評価調査計画書」では、総敷地面積約588,000㎡に、物流施設×6棟、データセンター×9棟、複合用途施設×1棟などとなっていましたが、総敷地面積約524,960㎡に、物流施設×3棟、データセンター×8棟に変更になりました。

● 環境影響評価書案に係る見解書の縦覧! 
 ”「GLP昭島プロジェクト」環境影響評価書案に係る見解書の縦覧” が行われています。縦覧期間は、2024年8月6日(火)~8月26日(月)までまでです。2025年4月に新築着工し、2028年の完成を目指します。

 引用資料 東京都環境局(2024/08/06)
 「GLP昭島プロジェクト」環境影響評価書案に係る見解書

 「日本GLP」は、東京都昭島市に総延床面積約1,212,300㎡の物流施設群「GLP昭島プロジェクト」を建設します。ゴルフ場や宿泊施設などの跡地に、物流施設3棟とデータセンター(DC)8棟を整備します。

物流施設(総敷地面積約351,250㎡、総延床面積約920,260㎡)
◆ 物流1-地上5階、高さ約45m、延床面積約448,780㎡
◆ 物流2-地上7階、高さ約55m、延床面積約267,460㎡
◆ 物流3-地上5階、高さ約40m、延床面積約204,020㎡

データセンター(総敷地面積約173,710㎡、総延床面積約292,040㎡)
 「データセンター」は、「データセンター1~データセンター8」の8棟が建設されます。8棟共に地上4階、高さ約35mです。8棟の総延床面積約292,040㎡です。


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「物流3」と「物流2」と「データセンター8」の完成イメージ図です。


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「物流1」と「データセンター1~データセンター7」の完成イメージ図です。


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「施設配置計画図」です(引用:東京都環境局)。


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「現況図」です。計画地内の現況は「ゴルフ場、ゴルフ練習場、宿泊施設等」です(引用:東京都環境局)。


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「空中写真」です。写真左上に見える滑走路は「アメリカ軍横田基地」です(引用:東京都環境局)。


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「計画地周辺の主要な道路交通網」です(引用:東京都環境局)。



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2024年8月 7日 (水)

JR中野駅前 総事業費2,500億円超 地上62階、高さ約262mの「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」 デザイン等が大幅に変更!

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-NAKANOサンプラザシティ(仮称)-

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本)」は、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結しました。

 「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、高さ約235m、延床面積約257,000㎡で計画されていましたが、高さ約262m、延床面積約298,000㎡に規模が拡大されました。

 中野区のJR中野駅北口にある「中野サンプラザ」が、2023年7月2日をもって閉館しました。「中野サンプラザ」は、1973年6月1日に開業しました。コンサートホールは、収容人員2,222人です。数々の人気アーティストが公演を開催し、都内でも有数の人気ホールでした。

● デザイン等が大幅に変更!
 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、及びJR東日本」は、中野区とともに推進する「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」について、2023年11月15日付で、中野区より都市計画決定の告示がなされました。

 総事業費は2022年12月時点では2,250億円と試算されていました。しかし、建設資材費や人件費の高騰などにより、約250億円増加し、2,500億円以上となる見通しです。デザイン等が大幅に変更されています。

 引用資料 中野区議会・公式HP(PDF:2024/06/19)
 中野駅新北口駅前エリアの市街地再開発事業の検討状況について

NAKANOサンプラザシティ(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番、8番
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上62階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約262m、建築基準法の高さ約250m
◆ 敷地面積-約23,460㎡
◆ 建築面積-約18,800㎡
◆ 延床面積-約298,000㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,000%
◆ 地震対策-中間層免震構造(2層の免震層)

◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 施行予定者-(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 特定業務代行者-清水建設
◆ 解体-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定
◆ 総事業費-2,500億円以上(当初計画の2,250億円から約250億円増加する見込み)


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(変更前)完成イメージです。


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(変更後)完成イメージです。デザイン等が大幅に変更されています。


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2層の免震層

 地震対策として「中間層免震構造」を採用します。低層部と中層部の間に1層目の「免震層」、中層部と高層部の間に2層目の「免震層」を配置します。「2層の免震層」を配置する非常に珍しい超高層ビルです。


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「出会いの広場(1階)」のイメージです。


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「出会いの広場(3階)」のイメージです。


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「中野通り沿い」のイメージです。


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「アトリウム」のイメージです。


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「集いの広場」のイメージです。


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「屋上広場」のイメージです。


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「周辺地図」です。


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中野駅新北口駅前エリア
 中野駅新北口駅前エリアは、写真右側の「中野サンプラザ」と写真左側の「中野区役所」を中心とする大規模再開発計画です(写真提供読者さん)。


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「中野サンプラザ」です。再開発のために2023年7月2日をもって閉館しました(写真提供読者さん)。


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「旧:中野区役所」です。「中野区役所」は新庁舎を建設してました。新庁舎には、2024年5月7日に移転しました(写真提供読者さん)。



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2024年8月 6日 (火)

渋谷区 地上30階、高さ約156mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」 工事が本格化!

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-道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業-

 「渋谷区」は、渋谷駅中心地区のまちづくりを周辺地区へと広げ、より魅力あるまちにしていくために、2021年3月5日に「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」を都市計画決定しました。

 「三菱地所」が、渋谷区道玄坂二丁目にて事業協力者として権利者と推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」については、2022年1月19日に市街地再開発組合設立について東京都の認可を受け、2022年1月28日に再開発組合の設立総会が開催されました。

 「オフィス棟」と「ホテル棟」の2棟で構成されています。「オフィス棟」は、地上30階、塔屋2階、地下3階、高さ約155m、「ホテル棟」は、地上11階、塔屋1階、地下2階、高さ約60mです。

● 2024年1月16日に新築工事を着工!
 「三菱地所」が、渋谷区道玄坂二丁目にて参加組合員として推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」に関し、2023年2月~12月に既存建物地上解体工事を実施しましたが、2024年1月16日に地下解体工事及び新築工事を着工しました。竣工は2027年2月末を予定しています。

 引用資料 三菱地所(2024/01/16)
 「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」新築着工~

 引用資料 東京都都市整備局(2022/10/31)
 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業

道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目577番1、577番2(地名地番)
◆ 交通-京王井の頭線「渋谷」駅直結、JR「渋谷」駅より徒歩2分、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷」駅より徒歩2分
◆ 階数-(オフィス棟)地上30階、塔屋2階、地下3階、(ホテル棟)地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-(オフィス棟)最高部156.14m、(ホテル棟)最高部約60m
◆ 敷地面積-6,724.77㎡
◆ 建築面積-約5,230㎡
◆ 延床面積-約87,100㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、べた基礎(直接基礎)
◆ 用途-オフィス、ホテル、飲食店舗、物販店舗、駐車場
◆ 建築主-道玄坂二丁目南地区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所)
◆ 設計者-三菱地所設計・山下設計 設計監理共同体
◆ デザイン総合監修-北川原温建築都市研究所
◆ 事業コンサルタント-都市企画
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2023年02月01日
◆ 着工-2024年01月16日
◆ 竣工-2027年02月初旬予定


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TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 
 ラグジュアリーブティックホテル「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 」の「ルーフトッププール」のイメージです。「三菱地所」は、渋谷区道玄坂二丁目にて権利者と推進している「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」におけるホテル棟に、「テイクアンドギヴ・ニーズ」が運営するのホテルの出店が決定しました。開業は 2027年3月頃を予定しています。客室単価は、50,000円~300,000円を想定しています。

 引用資料 テイクアンドギヴ・ニーズ(2022/05/18)
 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業 「TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称) 」出店決定

TRUNK(HOTEL) DOGENZAKA(仮称)
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目38番他
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約60m
◆ 延床面積-約13,000㎡
◆ 客室数-120~130室(客室サイズ28㎡〜120㎡)
◆ 客室単価(想定)-50,000 円~300,000円
◆ 共用施設-ルーフトッププール&バー、ルーフトップレストラン、オールデーダイニング、スペシャリティレストラン、シアタールーム、スパ、ジム
◆ 開業-2027年03月頃予定


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「スパイメージ」です(引用:テイクアンドギヴ・ニーズ)。


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「断面図」です(引用:テイクアンドギヴ・ニーズ)。


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「平面図」です。「渋谷マークシティ・ウエスト」の北側になります。現在は駐車場となっている部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります(引用:三菱地所)。


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老朽化した「(1)道玄坂スヤマ、(2)世界堂ビル、(3)新大宗ビル1号館、(4)新大宗ビル2号館、(5)新大宗ビル3号館、(6)新大宗ビル4号館、(7)新大宗ビル5号館」などを解体しました(引用:渋谷区)。


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「周辺地図 」です(引用:三菱地所)。


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「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「駐車場」だった部分は再開発に参画しません。そのため街区の一体的な再開発が不可能なため、敷地の中央が凹んだ形状になります(写真提供読者さん)。


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東側部分の様子です(写真提供読者さん)。


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「オールケーシング掘削機」で、地中障害物を撤去しています(写真提供読者さん)。


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「ハンマークラブ」が見えます(写真提供読者さん)。


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「クローラークレーン」で何かを吊り上げています(写真提供読者さん)。


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更に西側部分です(写真提供読者さん)。


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更に西側部分です(写真提供読者さん)。


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「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年8月 5日 (月)

「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上54階、高さ約225mの「六本木・虎ノ門地区D街区」 環境影響調査書案の縦覧!

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-ホテルオークラ東京別館-

 「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」が2019年9月12日のオープンしました。約1年後の2020年9月30日に「ホテルオークラ東京別館」が閉館しました。建物は、2020年10月~2021年9月末まで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に貸し出していました。

 2019年2月11日に、港区環境アセスメント「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目計画】」が行われました。「ホテルオークラ東京別館」が「野村不動産」により建て替えられます。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積約47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。

 「ホテルオークラ」は、2020年9月30日に営業を終了した「ホテルオークラ東京別館」の解体工事の施工者を「鹿島建設」に決めました。2021年11月15日に解体工事に着手し、2022年12月31日の工事完了を目指します。跡地の活用方針は未定となっています。

● (仮称)六本木一丁目北地区計画
 港区から2022年12月12日に、”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】” が行われました。建築主が「野村不動産」から「鹿島建設」に変更になりました。「野村不動産」の計画では、「住宅棟」と「事務所棟」の2棟で計画されていましたが、「鹿島建設」の計画では1棟に変更になっています。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目北地区計画」です。地上50階、地下4階、高さ約225m、延床面積約140,000㎡、用途は、共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場となっています。

● 六本木・虎ノ門地区D街区
 2024年5月22日に「港区議会建設常任委員会」から「六本木・虎ノ門地区D街区」の資料が公開されました。「六本木・虎ノ門地区D街区」は、「(仮称)六本木一丁目北地区計画」と全く同じ場所です。

 階数は地上50階、地下4階から地上54階、地下5階に変更、高さは最高部約225mで変更無し、延床面積は約140,000㎡から約147,500㎡と少し拡大しています。

 「(仮称)六本木一丁目北地区計画」の「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧」が行われています。縦覧期間は、2024年8月1日(木)~9月13日(金)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2024/08/01)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】

六本木・虎ノ門地区D街区の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
◆ 階数-地上54階、地下5階(地上50階、地下4階から変更)
◆ 高さ-最高部約225m(T.P.+29.3m)
◆ 敷地面積-約9,940㎡
◆ 建築面積-約6,000㎡
◆ 延床面積-約147,500㎡(約140,000㎡から変更)
◆ 用途-共同住宅、宿泊施設、店舗、駐車場
◆ 事業者-鹿島建設
◆ 解体工事-2021年11月15日~2025年03月31日予定
◆ 着工-2025年度予定(2024年度予定から変更)
◆ 竣工-2030年度以降予定(2028年度予定から変更)


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「鳥瞰パース」です。


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「バリアフリー動線のイメージ(広場外観パース)」です。


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「(アーバングリーンテラス)の整備イメージ」です。


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「断面図」です。


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「断面図」です。


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「立面図(北立面図)」です。


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「立面図(東立面図)」です。


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「立面図(南立面図)」です。


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「立面図(西立面図)」です。



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「計画概要」です。


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「地区幹線道路等の拡幅整備、線形改良」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「解体工事のお知らせ」です。工事名は「ホテルオークラ東京別館解体工事」で、「鹿島建設」の施工により行われています。解体工事の工期は、2021年11月15日~2025年03月31日(予定)です(写真提供読者さん)。



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2024年8月 4日 (日)

新宿駅西口広場の大規模な再整備 西口駅前広場道路切替工事 & (東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事

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-新宿駅直近地区土地区画整理事業-

 新宿駅直近地区においては、東西の移動がしにくいこと、人の滞留空間が不足していること、駅・駅ビルの老朽化が進んでいることなどの課題があります。このため、都が施行者となる土地区画整理事業により、駅ビルの建替えを契機に敷地整序を行いながら、東西デッキ新設、西口及び東口駅前広場の人中心への再構成などにより、「新宿グランドターミナル」として再編していきます。

 現在、「西口駅前広場道路切替工事」と「新宿スバルビル」の跡地で、「(東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事」が行われています。

 引用資料 東京都都市整備局(PDF:2022/03/24)
 新宿駅西口駅前広場における工事について 新宿駅直近地区土地区画整理事業


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「西口駐車場出入口工事について」です。


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「新宿駅直近地区」です。


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西口駅前広場の整備の方向性

 駐車場出入口の移設、自動車の南北通過動線の変更により歩行者空間を拡大します。


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西口駅前広場の当面の工事

 土地交換による敷地整序のため、道路切替工事を行うとともに駐車場出入口の移設のため、駐車場出入口新設工事を行います。


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新宿駅の「西口地下ロータリー」の工事の様子です。「鉄骨」が組まれています(写真提供読者さん)。



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地下から見た様子です(写真提供読者さん)。


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地上から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「鉄骨」が組まれています(写真提供読者さん)。


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「鉄骨」が組まれています(写真提供読者さん)。


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「西口地下ロータリー」の工事を見ても、正直どのような工事が行われているのか私にはよく分かりません(写真提供読者さん)。


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新宿スバルビルの跡地

 「富士重工業(現:SUBARU)」の本社は、宿駅西口の正面にありました。2010年8月に「富士重工業」は、「新宿スバルビル」を小田急電鉄に340億円で売却する契約を締結ました。「新宿スバルビル」は解体されました(写真提供読者さん)。


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「(東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事」の現場です(写真提供読者さん)。


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「(東京都受託)新宿駅直近地区土地区画整理事業西口駐車場出入口整備工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年8月 3日 (土)

「みなとみらい21地区」の開発はほぼ完了 今後も横浜市が発展するには「横浜駅周辺」を再開発して一大拠点化する必要がある!

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-横浜駅みなみ東口地区市街地再開発-

 「みなとみらい21地区」は、2023年11月8日に事業着工から40周年を迎えました。今後は、研究開発拠点や音楽施設、ミュージアムが重層的に集積する特徴を生かして、都市型の文化や産業を醸成・発信するとともに、社会的課題である脱炭素についても先行的に取組んでいきます。

 みなとみらいは、既に96%以上が開発され、商業の他、研究開発拠点、音楽施設、ミュージアムなどが集積し、様々な分野の人材が集まる街に成長しました。これからは、建設の時代から、次のステージへ向かいます。

 「みなとみらい21地区」の成功要因には、(1)東京に近い、(2)横浜駅や桜木町駅に近い、(3)更地のため開発が容易、(4)埋め立てが島ではなく陸続きだったなどの地の利がありました。

 「みなとみらい21地区」の開発はほぼ完了しました。今後も「横浜市」が発展するには横浜駅周辺を再開発して一大拠点化する必要があります。更地だった「みなとみらい21地区」と違い既存の市街地を再開発する必要があります。利害関係が複雑に絡む市街地の再開発は一筋縄ではいきません。

● 市街地再開発準備組合を設立!
 今から10年以上前の2013年9月20日の「建設通信新聞」に、”「横浜市」は、横浜駅東口地区開発や交通基盤整備を含めた東口全体の基本構想を今年度内に策定、横浜駅東口地区開発は、横浜駅周辺大改造計画(エキサイトよこはま22)の1つとして、「日本郵政グループ、JR東日本、京浜急行電鉄、横浜市」が「横浜駅東口地区開発推進協議会」を設置し整備計画を検討” と報じました。

 「横浜駅みなみ東口地区」の市街地再開発事業の実施に向け、2024年6月10日に「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」を設立しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/06/11)
 横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合の設立について

 「日本郵政不動産、JR東日本(東日本旅客鉄道)」および「京浜急行電鉄」を事業協力者として選定しました。本準備組合は計画策定に着手し、国際都市横浜の玄関口にふさわしい魅力とにぎわい溢れるまちづくりを目指し、市街地再開発事業の実現に向けた具体的な検討を進めていきます。


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「エキサイトよこはま22」の完成イメージです(2013年公開)。

 YouTube
 エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)


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「横浜駅みなみ東口地区」の本地区の検討対象エリアです。


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「位置図」です。


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「エキサイトよこはま22のエリア」です。

● エキサイトよこはま22のエリア
 「エキサイトよこはま22」は、横浜駅周辺地区において、さらなる国際化への対応・環境問題・駅としての魅力向上・災害時の安全性確保などに取り組み、「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる計画です。


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「横浜駅みなみ東口地区」です。


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「横浜駅みなみ東口地区」の中心となる「横浜中央郵便局」です。


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横浜みみなとみらい21地区の開発はほぼ完了!
 みなとみらいは、既に96%以上が開発され、商業の他、研究開発拠点、音楽施設、ミュージアムなどが集積し、様々な分野の人材が集まる街に成長しました。これからは、建設の時代から、次のステージへ向かいます。

 これからの横浜市の開発は、更地だった「みなとみらい21地区」と違い既存の市街地を再開発する必要があります。利害関係が複雑に絡む市街地の再開発は一筋縄ではいきません。



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2024年8月 2日 (金)

北千住駅西口で新たな再開発 「北千住駅西口駅前地区市街地再開発準備組合」が設立 事業協力者は「三井不動産レジデンシャル」など

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-北千住駅西口駅前地区-

 東京都足立区の北千住駅西口駅前地区の市街地再開発に向け、北千住駅西口駅前地区市街地再開発準備組合が設立されました。事業協力者は「三井不動産レジデンシャル」と「トーショー・ホールディングス」で、事業コーディネーターは「アール・アイ・エー」です。

 建設通信新聞(2024/08/01)
 北千住駅西口で準備組合/事業協力者に三井不レジら

 対象区域は、足立区千住二丁目61ほかの約7,000㎡です。用途地域は商業地域で、建蔽率は80%、容積率は400%と600%です。足立区が策定した都市計画マスタープランでは、北千住駅周辺を区の広域拠点として、土地の高度利用や都市機能の更新・集約を進める方針を示している。


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「北千住駅西口駅前地区」の予定地です。


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「北千住駅西口駅前地区」の予定地です。


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「西口交通広場」の南側が「北千住駅西口駅前地区」の予定地です。


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「西口交通広場」です。


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「西口交通広場」の東側が「ルミネ北千住」です。


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「西口交通広場」の北側が「北千住マルイ」です。



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2024年8月 1日 (木)

東京メトロ日比谷線「築地」駅直結 地上21階、高さ約110mの「築地二丁目地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発事業の施行を認可!

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-築地二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 2022年9月1日に東京都中央区は「築地地区まちづくり協議会」を開催しました。中央区は、 ”中央区まちづくり基本条例に基づく区と区民との協議 「築地二丁目地区」” の資料を公開しました。

 東京都中央区築地二丁目に新たな超高層ビルの建設計画が判明しました。概要は、地上20階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,000㎡です。用途は、オフィスと店舗となっています。

 再開発予定地は、東京メトロ日比谷線「築地」駅直結の好立地で、敷地内には「NTTデータ築地ビル、アーバンネット築地第2ビル」などのNTTグループのビルやその他のビルが建っています。

● 市街地再開発事業の施行を認可!
 東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、「築地二丁目地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2024年7月31日(水)に認可しました。土地の合理的かつ健全な土地利用と都市機能の更新を図り、まちの回遊性を高める地下鉄駅を中心とした歩行者ネットワークの形成と、駅前にふさわしいにぎわい、安全・安心で質の高い都市機能の整備を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2024/07/30)
 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します

 引用資料 日鉄興和不動産(PDF:2024/07/31)
 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業 施行認可のお知らせ

 地上20階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,000㎡で計画されていましたが、地上21階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,300㎡に変更されています。

築地二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区築地二丁目11番の一部
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「築地」駅直結、東京メトロ有楽町線「新富町」駅、都営浅草線「東銀座」駅
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約110m
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約57,300㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-日鉄興和不動産、NTT都市開発
◆ 設計者-日本設計
◆ 解体工事-2025年度予定
◆ 着工-2026年予定
◆ 竣工-2029年予定
◆ 総事業費-約432億円


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「新大橋通り沿い地下鉄出入口・駅前広場のイメージ」です(引用:日鉄興和不動産)。


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「平成通り沿い広場空間のイメージ」です(引用:日鉄興和不動産)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


Tokyotsukiji240713
「配置図」です(引用:東京都)。


Tokyotsukiji240714
「位置図」です(引用:東京都)。



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