JR中野駅前 総事業費2,500億円超 地上62階、高さ約262mの「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」 デザイン等が大幅に変更!
-NAKANOサンプラザシティ(仮称)-
中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。
「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本)」は、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結しました。
「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、高さ約235m、延床面積約257,000㎡で計画されていましたが、高さ約262m、延床面積約298,000㎡に規模が拡大されました。
中野区のJR中野駅北口にある「中野サンプラザ」が、2023年7月2日をもって閉館しました。「中野サンプラザ」は、1973年6月1日に開業しました。コンサートホールは、収容人員2,222人です。数々の人気アーティストが公演を開催し、都内でも有数の人気ホールでした。
● デザイン等が大幅に変更!
「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、及びJR東日本」は、中野区とともに推進する「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」について、2023年11月15日付で、中野区より都市計画決定の告示がなされました。
総事業費は2022年12月時点では2,250億円と試算されていました。しかし、建設資材費や人件費の高騰などにより、約250億円増加し、2,500億円以上となる見通しです。デザイン等が大幅に変更されています。
引用資料 中野区議会・公式HP(PDF:2024/06/19)
中野駅新北口駅前エリアの市街地再開発事業の検討状況について
NAKANOサンプラザシティ(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番、8番
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上62階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約262m、建築基準法の高さ約250m
◆ 敷地面積-約23,460㎡
◆ 建築面積-約18,800㎡
◆ 延床面積-約298,000㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,000%
◆ 地震対策-中間層免震構造(2層の免震層)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 施行予定者-(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 特定業務代行者-清水建設
◆ 解体-2024年度予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2029年度予定
◆ 総事業費-2,500億円以上(当初計画の2,250億円から約250億円増加する見込み)
(変更前)完成イメージです。
(変更後)完成イメージです。デザイン等が大幅に変更されています。
2層の免震層
地震対策として「中間層免震構造」を採用します。低層部と中層部の間に1層目の「免震層」、中層部と高層部の間に2層目の「免震層」を配置します。「2層の免震層」を配置する非常に珍しい超高層ビルです。
「出会いの広場(1階)」のイメージです。
「出会いの広場(3階)」のイメージです。
「中野通り沿い」のイメージです。
「アトリウム」のイメージです。
「集いの広場」のイメージです。
「屋上広場」のイメージです。
「周辺地図」です。
中野駅新北口駅前エリア
中野駅新北口駅前エリアは、写真右側の「中野サンプラザ」と写真左側の「中野区役所」を中心とする大規模再開発計画です(写真提供読者さん)。
「中野サンプラザ」です。再開発のために2023年7月2日をもって閉館しました(写真提供読者さん)。
「旧:中野区役所」です。「中野区役所」は新庁舎を建設してました。新庁舎には、2024年5月7日に移転しました(写真提供読者さん)。
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