千代田区 JR飯田橋駅西口再開発の第五弾 高さ約130mの「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を認可!
-富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業-
少し前までは、再開発とはあまり縁が無かったJR飯田橋駅周辺ですが、JR中央線および地下鉄4線(東西線、有楽町線、南北線、大江戸線)が交差する鉄道交通の要衝としての利便性が注目され盛んに再開発が行われるようになりました。
第一弾として2009年3月に「飯田橋プラーノ」が竣工しました。「飯田橋プラーノ」は、地上38階、地下2階、総戸数414戸の超高層タワーマンション「プラウドタワー千代田富士見」と地上17階、地下2階のオフィスビル「ステージビルディング」で構成されています。
第二弾として超高層ツインタワー「飯田橋サクラパーク」が建設され、2014年10月10日にグランドオープンしました。地上30階、地下2階のオフィスビル「飯田橋グラン・ブルーム」と地上40階、地下2階、総戸数505戸の超高層タワーマンション「パークコート千代田富士見ザ タワー」で構成されています。
第三弾として地上26階、高さ約130mの「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」、第四弾として高さ約150mと高さ約100mの超高層ツインタワー「飯田橋駅中央地区市街地再開事業」が計画されています。
第五弾として「飯田橋プラーノ」と「飯田橋サクラパーク」の間に挟まれた早稲田通り北側に「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。街区内には「日本歯科大学附属病院」などが立地していますが、街区内から「日本歯科大学附属病院」を除いた部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地となります。
● 再開発組合の設立を認可!
東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「富士見二丁目3番地区市街地再開発組合」の設立を2024年8月8日に認可しました。再開発事業の施行により、交通結節点である飯田橋駅に相応しい土地の高度利用と都市機能の更新及び安全で快適な歩行者ネットワークの創出による魅力的な複合市街地の形成を図ります。
引用資料 東京都・報道発表資料(2024/08/07)
富士見二丁目3番地区市街地再開発組合の設立を認可します
敷地は約4,100㎡の「A敷地」と約180㎡の「B敷地」の2地区に分け1棟ずつ再開発ビルを整備します。「A敷地」には、地上21階、地下2階、高さ約130m、延床面積約45,000㎡の再開発ビルを建設、「B敷地」には、地上6階、地下2階、延床面積約1,200㎡のオフィスビルを建設します。
「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の総事業費は448億54百万円(内建築工事費は304億25百万円)と見積もっています。建築工事は2026年度に着工し、2029年度の完成を目指します。
富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都千代田区富士見二丁目地内
◆ 交通-JR中央・総武線「飯田橋」駅、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅、都営大江戸線「飯田橋」駅
◆ 階数-(A敷地)地上21階、地下2階、(B敷地)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(A敷地)約130m、(B敷地)約33.5m
◆ 敷地面積-(A敷地)約4,100㎡、(B敷地)約180㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約2,800㎡、(B敷地)約135㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約45,000㎡、(B敷地)約1,200㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A敷地)オフィス、共同住宅、店舗、駐車場等、(B敷地)事務所等
◆ 建築主-富士見二丁目3番地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 事業コンサルタント-日建設計
◆ 基本設計-日建設計
◆ 着工-2026年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-448億54百万円(内建築工事費は304億25百万円)
「整備イメージ」です。
「断面イメージ」です。
「配置図」です。
「位置図」です。
赤線部分が「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。
「富士見二丁目3番地区周辺の状況」です。
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