「みなとみらい21地区」の開発はほぼ完了 今後も横浜市が発展するには「横浜駅周辺」を再開発して一大拠点化する必要がある!
-横浜駅みなみ東口地区市街地再開発-
「みなとみらい21地区」は、2023年11月8日に事業着工から40周年を迎えました。今後は、研究開発拠点や音楽施設、ミュージアムが重層的に集積する特徴を生かして、都市型の文化や産業を醸成・発信するとともに、社会的課題である脱炭素についても先行的に取組んでいきます。
みなとみらいは、既に96%以上が開発され、商業の他、研究開発拠点、音楽施設、ミュージアムなどが集積し、様々な分野の人材が集まる街に成長しました。これからは、建設の時代から、次のステージへ向かいます。
「みなとみらい21地区」の成功要因には、(1)東京に近い、(2)横浜駅や桜木町駅に近い、(3)更地のため開発が容易、(4)埋め立てが島ではなく陸続きだったなどの地の利がありました。
「みなとみらい21地区」の開発はほぼ完了しました。今後も「横浜市」が発展するには横浜駅周辺を再開発して一大拠点化する必要があります。更地だった「みなとみらい21地区」と違い既存の市街地を再開発する必要があります。利害関係が複雑に絡む市街地の再開発は一筋縄ではいきません。
● 市街地再開発準備組合を設立!
今から10年以上前の2013年9月20日の「建設通信新聞」に、”「横浜市」は、横浜駅東口地区開発や交通基盤整備を含めた東口全体の基本構想を今年度内に策定、横浜駅東口地区開発は、横浜駅周辺大改造計画(エキサイトよこはま22)の1つとして、「日本郵政グループ、JR東日本、京浜急行電鉄、横浜市」が「横浜駅東口地区開発推進協議会」を設置し整備計画を検討” と報じました。
「横浜駅みなみ東口地区」の市街地再開発事業の実施に向け、2024年6月10日に「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」を設立しました。
引用資料 JR東日本(PDF:2024/06/11)
横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合の設立について
「日本郵政不動産、JR東日本(東日本旅客鉄道)」および「京浜急行電鉄」を事業協力者として選定しました。本準備組合は計画策定に着手し、国際都市横浜の玄関口にふさわしい魅力とにぎわい溢れるまちづくりを目指し、市街地再開発事業の実現に向けた具体的な検討を進めていきます。
「エキサイトよこはま22」の完成イメージです(2013年公開)。
YouTube
エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)
「横浜駅みなみ東口地区」の本地区の検討対象エリアです。
「位置図」です。
「エキサイトよこはま22のエリア」です。
● エキサイトよこはま22のエリア
「エキサイトよこはま22」は、横浜駅周辺地区において、さらなる国際化への対応・環境問題・駅としての魅力向上・災害時の安全性確保などに取り組み、「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる計画です。
「横浜駅みなみ東口地区」です。
「横浜駅みなみ東口地区」の中心となる「横浜中央郵便局」です。
横浜みみなとみらい21地区の開発はほぼ完了!
みなとみらいは、既に96%以上が開発され、商業の他、研究開発拠点、音楽施設、ミュージアムなどが集積し、様々な分野の人材が集まる街に成長しました。これからは、建設の時代から、次のステージへ向かいます。
これからの横浜市の開発は、更地だった「みなとみらい21地区」と違い既存の市街地を再開発する必要があります。利害関係が複雑に絡む市街地の再開発は一筋縄ではいきません。
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