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2024年10月

2024年10月30日 (水)

津田沼戦争の舞台の1つ  地上52階、高さ約198m、延床面積約220,000㎡の「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」 都市計画決定!

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津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業

 「野村不動産」は「習志野市」に、JR総武線津田沼駅南口にある駅前広場や商業・業務施設「モリシア津田沼」などを対象に、市街地再開発事業を提案しています。

 「野村不動産」が提案するJR津田沼駅南口地区は、JR津田沼駅南口すぐの駅前広場(広さ0.7ha程度、交番裏のタクシープールを除く)、その南側に習志野市の津田沼公園(同0.5ha強)、さらにその南側にあるモリシア津田沼(同約1.67ha)を合わせた2.9ha程度のエリアです。

 千葉県習志野市は、「野村不動産」が施行する津田沼駅南口地区の第一種市街地再開発事業や、高度利用地区などの都市計画手続きに2023年12月から着手しています。2023年12月3日には説明会が行われました。

 施行区域はJR総武線津田沼駅南口駅前広場や津田沼緑地、商業・業務複合施設「モリシア津田沼」の約3.5haです。施行予定者の「野村不動産」は、南東側に50階程度かつ1,000戸程度の住宅棟、南西側に地上9階、地下2階の複合施設棟の2棟を建設し、駅に近い北側には駅前広場とその上への約2,500㎡の駅前広場デッキの整備を計画しています。概算の総事業費は1,400億円です。 

● 都市計画決定!
 「習志野市」では津田沼駅南口地区において、広域拠点である津田沼駅前に相応しい、魅力ある都市環境形成と秩序ある土地の高度利用を促進するため、市街地再開発事業の決定をはじめとした都市計画手続きを実施し、2024年10月29日に「習志野都市計画第一種市街地再開発事業」を含めた都市計画決定の告示をしました。

 引用資料 習志野市(2024/10/29)
 「津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定

 概要は、地上52階、地下2階、高さ198.5m、延床面積約220,000㎡です。用途は、劇場、商業、共同住宅、業務等です。総戸数1,000戸程度を想定しています。

津田沼駅南口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目及び谷津七丁目並びに津田沼一丁目及び津田沼二丁目並びに奏の杜一丁目の各一部の区域
◆ 交通-JR総武本線「津田沼」駅、新京成線「新津田沼」駅
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部198.5m、建築物187.0m
◆ 敷地面積-約20,600㎡
◆ 建築面積-約18,300㎡
◆ 延床面積-約220,000㎡
容積対象面積-約164,500
◆ 構造-(
複合施設棟)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、(住宅棟)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-劇場、商業、共同住宅、業務等
◆ 総戸数-1,000戸程度
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-(基本設計)東急設計コンサルタント
◆ 解体工事-2026年04月予定
◆ 着工-2028年内予定
◆ 竣工-2031年内予定


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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再開発予定地です。

● 津田沼戦争の舞台の1つ
 「モリシア津田沼」は、1978年10月14日に複合商業施設「サンペデック」として開業しました。核テナントは「津田沼髙島屋」と「津田沼ダイエー」でした。

 流通業界に興味がある方なら覚えていと思いますが、ダイエーは1981年に、百貨店事業進出のため医療法人「十全会」から高島屋株約10%を取得して、高島屋に業務提携を迫り、提携合意書に調印しました。調印後に高島屋幹部は速攻でトイレに駆け込み、握手した手を洗ったと当時まことしやかに伝えられていました(笑)。

 高島屋を支配する足掛かりにしたいダイエーとダイエーの支配を極端に嫌がった高島屋は「犬猿の仲」でした。正に「サンペデック」は津田沼戦争の舞台の1つでした。


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再開発計画が動き出した商業・業務施設「モリシア津田沼」です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」の南側には、「仲よし幼稚園跡地活用事業」として「津田沼 ザ・タワー」が建されました。概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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街区北側の「津田沼公園」です(写真提供読者さん)。



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北仲通北地区(横浜市) 地上40階、高さ約158mの「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」 2024年10月23日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事-
 「北仲通北地区」は、2000年代に高さ約220m×1棟、高さ約170m×3棟の超高層ビルが合計4棟林立する開発イメージが公開されました。「リーマンショック」の影響もあり、2010年代中頃に入ってから本格的に開発が始まりました。

 「A-4地区」は「ザ・タワー横浜北仲」、「B-2地区」は「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉」として竣工済みです。「A-1・2地区」には、「大和地所、住友不動産」が、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ約150mの再開発ビルを建設予定です。

 「横浜市」は、 2021年9月3日に横浜市環境影響評価条例に基づき、(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事 計画段階配慮書の縦覧を行い、概要が判明しました。これで「北仲通北地区」の4棟の超高層ビルの概要が判明しました。

 引用資料 横浜市(2022/10/28)
 第68回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和4年8月29日開催)

● 事後調査計画書(工事中)の縦覧!
 横浜市は、「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)」の縦覧を2023年10月25日から行いました。2023年8月4日の「環境影響評価書」では、「住宅棟」が、地上40階、塔屋3階、地下1階、高さ162mでしたが、今回の「事後調査計画書(工事中)」では、地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ158mに変更になっています。塔屋が1階減って高さが約4m低くなりました。

 引用資料 横浜市(2023/10/25)
 (仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事に係る事後調査計画書(工事中)

(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通五丁目25番1
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅、JR京浜東北線・根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上40階、塔屋2階、地下1階、(事務所・店舗棟)地上6階、地下0階、(店舗棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部約158m、建物高さ150.00m、(事務所・店舗棟)建物高さ約35m
◆ 敷地面積-12,345.18㎡
◆ 建築面積-7,426.03㎡
◆ 延床面積-109,045.21㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(事務所・店舗棟)鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-共同住宅、事務所、店舗
◆ 総戸数-704戸
◆ 事業者-東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険
◆ 設計者-熊谷組・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2023年11月22日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「イメージパース」です。


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「施設断面図」です。


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建物高さ約150m+塔屋約8m=最高部約158mです。


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「施設断面図」です。


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「施設配置図」です。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区B-1地区新築工事」の2024年10月23日の建設状況です。


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掘削しています。「乗入れ構台」が設置されています。「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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南西側から見た様子です。


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敷地西側です。


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角度を変えて見た様子です。こちら側に「低層棟(事務所)」が建設されます。


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「油圧ショベル」が見えます。掘削しています。


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中央のゲートです。


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敷地東側です。こちら側に「高層棟」が建設されます。


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アップです。


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北側の「汽車道」から見た様子です。


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「北仲通北地区B-1地区計画」の建築計画のお知らせです。「建築面積」と「延床面積」が変更されていました。


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「都市景観形成行為のお知らせ」の「立面図(南側・北側)」です。


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「都市景観形成行為のお知らせ」の「配置図」です。



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2024年10月29日 (火)

北千住駅東口周辺地区のまちづくり 地上28階、高さ約110mの「北千住駅前地区市街地再開発事業」 再開発計画(修正案) 

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-北千住駅前地区市街地再開発事業-

 「JR東日本、東京メトロ、東武鉄道、つくばエクスプレス」が乗り入れる「北千住駅」の東口北街区で再開発事業を検討している「北千住駅前地区市街地再開発準備組合」は、都市計画手続きを目指して検討を進めています。

 足立区は、学識者らで構成するアドバイザリー会議を活用し、準備組合の再開発構想について事業条件などの確認を進めます。アドバイザリー会議や区の経営会議を経て、都市計画手続きに入る見通しです。

 再開発の対象地区は、北千住駅東口北側の約0.6haです。老朽化した建物が多く密集するなど、防災上の課題があります。加えて都市計画道路が未整備のため、歩行者や自転車、自動車の動線が混在しています。

 再開発施設は、タワーマンションや商業施設などで構成する見通しで、あわせて駅前エリアの交通基盤整備や歩行環境の改善事業などを進めます。準備組合には事業協力者として、「三井不動産レジデンシャル、トーショー・ホールディングス、大成建設」が参画しています。

 道路を挟んだ南側の隣接街区でも「北千住駅東口地区市街地再開発準備組合」が再開発事業を検討していいます。敷地面積約0.5haで、事業協力者として「住友不動産」が参画しています。

● 再開発計画(修正案) 
 2023年10月2日に開催したアドバイザリー会議の意見等を踏まえ、「北千住駅前地区市街地再開発準備組合(北街区)」から提出された2024年9月20日時点の再開発計画(修正案)が示されました。

 引用資料 足立区・公式ホームページ
 北千住駅東口周辺地区のまちづくり

北千住駅前地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都足立区千住旭町41ほか
◆ 交通-JR常磐線「北千住」駅、東京メトロ日比谷線・千代田線「北千住」駅、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線ー東京メトロ半蔵門線乗入)「北千住」駅、つくばエクスプレス「北千住」駅
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-最高部約110m、軒高約105m
◆ 区域面積-約6,000㎡
◆ 敷地面積-約4,870㎡
◆ 延床面積-約41,500㎡(容積対象面積約31,600㎡)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、ホテル、子育て支援施設 他
◆ 建築主-北千住駅前地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、トーショー・ホールディングス、大成建設


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「下層階のイメージ」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「北千住駅東口」です。


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「北千住駅前地区市街地再開発事業」の予定地です。



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2024年10月28日 (月)

港区 地上39階、高さ約140mの「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」 本格的に既存建物の解体工事が進行中!

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-白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業-
 「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、幅員が狭い道路が多く、広場のようなまとまった空間が少ないほか、住宅と工場が混在するなど防災性に課題を抱えています。

 「東急不動産」は、「白金一丁目西部中地区 市街地再開発準備組合」が実施した参加組合員幹事企業募集において事業企画提案を行った結果、参加組合員幹事企業に選定されました。

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、白金一丁目西部中地区市街地再開発組合の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、安全な都市基盤の形成による地域防災機能の強化、まちの新たなにぎわいの創出、良質な都市型住宅の導入と工場機能継続のための環境整備を図ります。

 引用資料 港区・公式ホームページ
 白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業

● 東京都より権利変換計画の認可!
 「東急不動産、大成建設、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産、日本郵政不動産」は2024年2月9日に、参加組合員として参画している「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」が東京都知事より、権利変換計画の認可を受けたと発表しました。2024年3月から解体工事が始まり、2025年6月本体工事がスタート、2028年度完成を予定しています。

白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区白金一丁目15、16ほか
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分
◆ 階数-(A街区)地上39階、塔屋2階、地下1階、(B-1街区)地上4階、地下0階、(B-2街区)地上4階、地下0階
◆ 高さ-(A街区)最高部139.90m、(B-1街区)17.70m、(B-2街区)17.70m
◆ 敷地面積-(A街区)約11,126㎡、(B-1街区)約486㎡、(B-2街区)約534㎡
◆ 建築面積-(A街区)約4,727㎡、(B-1街区)約270㎡、(B-2街区)約325㎡
◆ 延床面積-(A街区)約97,947㎡、(B-1街区)約998㎡、(B-2街区)約953㎡
◆ 構造-(A街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(B-1街区)鉄骨造、(B-2街区)鉄骨造
◆ 用途-(A街区)共同住宅、店舗、子育て支援施設、(B-1街区)共同住宅、事務所、工場、(B-2街区)共同住宅、店舗
◆ 総戸数-(A街区)973戸、(B-1街区)12戸、(B-2街区)6戸
◆ 建築主-白金一丁目西部中地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-東急不動産、大成建設、三井不動産レジデンシャル、大成有楽不動産、日本郵政不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ コーディネーター-ユーディ都市建築研究所
◆ 解体工事-2024年03月01日~2025年07月31日予定
◆ 着工-2025年06月予定
◆ 竣工-2028年度予定


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完成イメージです。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業に伴う既存建物等除去工事」が行われています。解体工事の工期は、2024年3月1日~2025年7月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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再開発予定地を「A工区、B工区、C工区、D工区」に分けて解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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本格的に既存建物の解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」の内部の様子です(写真提供読者さん)。



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2024年10月27日 (日)

地上40階、高さ約150mの「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」 「コンラッド横浜」と「(仮称)ラ・トゥール横浜」が進出 2024年10月23日の建設状況

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-(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト-
 横浜市の新市庁舎に近接し、大岡川沿いにある北仲通北地区A-1、A-2地区の各開発計画が両地区をA-1・2地区として一体化するなどした新たなスキームで再始動しています。

 「大和地所」と「住友不動産」が事業者となり、共同住宅とホテルを主要用途となる超高層ビルを建設します。「タワー、中層部、低層部」で構成されます。

 「大和地所」と「住友不動産」は、横浜市中区で計画する大規模再開発事業「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の施工者を「鹿島建設」に決め、着工しています。

 「立面図」では、建物高さ約150mとなっています。以前公開されていた資料では、最高部約162m、建物高さ150mとなっていました。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。

● コンラッド横浜が進出!
 「大和地所」と「ヒルトン」は、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド横浜」の運営受託契約を締結したことを発表しました。「コンラッド横浜」は「大和地所」が所有し、ヒルトンが運営し2027年の開業を目指します。

 引用資料 大和地所(PDF:2024/04/10)
 ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」が横浜北仲通北地区に初進出 「コンラッド横浜」 2027年開業予定

 「コンラッド横浜」は、地上1階~16階に進出します。ホテル延床面積は約48,919㎡、客室数は約48㎡のスタンダードルームを中心とした全272室、共用施設は「料飲施設4店舗(オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バー)、ジム、スパ、屋内プール、宴会・会議場、エグゼクティブラウンジ、ウェディングチャペル」となっています。

● (仮称)ラ・トゥール横浜が進出!
 18階~40階には、住友不動産の最上級賃貸レジデンス「ラ・トゥール」が横浜に初進出します。「(仮称)ラ・トゥール横浜」は、総戸数224戸で、入居開始は2027年1月の予定です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2024/04/10)
 「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」施設概要決定 横浜の歴史と未来をつなぐ北仲地区に 「コンラッド横浜」 及び 「(仮称)ラ・トゥール横浜」 2027年開業

(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクトの概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区北仲通六丁目103~126番地
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅、JR「桜木町」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅
◆ 階数-(タワー)地上40階、塔屋2階、地下2階、(中層部)地上11階、地下1階、(低層部)地上7階、地下1階
◆ 高さ-(タワー)建物高さ150.00m、*塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます(中層部)約45m、(低層部)約31m
◆ 敷地面積-9,302.31㎡
◆ 建築面積-5,459.89㎡
◆ 延床面積-96,803.92㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 総戸数-224戸((仮称)ラ・トゥール横浜)
◆ 客室数-272室(コンラッド横浜)
◆ 建築主-大和地所、住友不動産
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2026年11月30日予定
◆ 入居開始-2027年01月予定((仮称)ラ・トゥール横浜)
◆ 開業-2027年予定(コンラッド横浜)


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「外観完成予想図」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」を含む北仲通北地区のイメージです。


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夜景イメージです。


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「北中橋ゲート」です。


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「ホテル外観イメージ」です。外壁に「CONRAD」のロゴがある新しい外観イメージです。


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「南立面図」です。建物高さ約150mとなっています。塔屋を含めた最高部は約162mだと思われます。


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「東立面図」です。


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「施設概要図」です。


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「配置図」です。


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「周辺状況」です。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た「北仲通北地区」です。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の2024年10月23日の建設状況です。


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「タワー」部分です。掘削工事及び地下躯体の構築が行われています。「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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南側部分です。


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中央部分です。


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西側部分です。


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更に西側部分です。


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北東側から見た様子です。


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「えび茶色」の鉄骨は山留め壁や乗入れ構台を支える「支保工」で、建設が進むと撤去されます。


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撮影直後に大雨が降ってきたそうです。本当に撮影タイミングが良かったと思います。


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「(仮称)北仲通北地区A1・2地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。「建築面積」と「延床面積」が変更されていました。



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2024年10月26日 (土)

横浜市 高さ約195m・約180m・約165mのトリプルタワー「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」 2024年10月23日の状況

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-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-
 「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。当初計画では工期が2018年~2022年予定でした。

 当初計画より大幅に遅れていますが、超高層タワーマンションを建設する前の「運河埋⽴」などの基盤整備が本格的に行われています。現時点での工期は、着工が2025年度予定、 竣工が2029年度予定です。

 計画に変更が無ければ、(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約180m、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約165m、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約195mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

 引用資料 横浜市・公式HP(2023/06/20)
 第70回都市美対策審議会景観審査部会議事録(令和5年3月24日開催)  

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(C-1地区)最高部約180m、軒高約165m、(C-2地区A棟)最高部約165m、軒高約150m、(C-2地区B棟)最高部約195m、軒高約180m
◆ 敷地面積-(C地区全体)約28,100㎡、(C-1地区)約11,000㎡、 (C-2地区)約17,100㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,600㎡、(C-1地区)約4,300㎡、(C-2地区)約7,300㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約225,000㎡、(C-1地区)約87,000㎡、(C-2地区)約138,000㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約168,600㎡、(C-1地区)約66,000㎡、(C-2地区)約102,600㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益的施設等
◆ 総戸数-2200戸程
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定


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完成イメージです(引用:横浜市)。


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「地区の概要」です(引用:横浜市)。


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「施設配置計画図」です。合計3棟の超高層タワーマンションが建設される予定です(引用:横浜市)。


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「断面図」です(引用:横浜市)。


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「工事の進歩状況」のです(引用:横浜市)。


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横浜ランドマークタワーの69階展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。2024年10月23日(水)に「横浜アリーナ」で行われた日向坂46 「12th Single ひなた坂46 LIVE」に行った友人に撮影してもらいました。


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「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地の2024年10月23日の状況です。


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「運河」の埋め立ては完了しているようです。


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敷地西側です。


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日向坂46 「12th Single ひなた坂46 LIVE」

 2024年10月23日(水)と10月24日(木)に「横浜アリーナ」で、日向坂46 「12th Single ひなた坂46 LIVE」が開催されました。


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ひなた坂46

 「ひなた坂46」は、「日向坂46」の選抜発表によって選抜メンバーに選ばれなかったメンバーによって構成されるユニットです。「3坂道(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)」は、選抜メンバーでなくても1万人クラスのアリーナが余裕で埋まる集客力があります。

3坂道のアンダーメンバーの呼称
◆ 乃木坂46-アンダー
◆ 櫻坂46-BACKS
◆ 日向坂46-ひなた坂46



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2024年10月25日 (金)

「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了 引き続き周辺を整備中 2024年10月中旬の状況

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-船橋競馬場大規模改修工事-
 1950年8月21日に開場した「船橋競馬場」は、千葉県船橋市に所在する地方競馬の競馬場です。競馬の主催者は「千葉県競馬組合」で、土地・施設は「よみうりランド」から賃借しています。

 「船橋競馬場」は、築50年以上が経過し躯体や設備が老朽化したため、「よみうりランド」は、成長戦略「飛躍」に基づき、船橋競馬場において観覧スタンドの全面的な建て替えや入場口新設などの改修計画を策定しました。

 「船橋競馬場大規模改修工事」では、観覧スタンドを全面的に建て替え、耐震を強化することにより快適かつ安心して観戦できるようにします。大型集客施設の正面に入場口を新設すると共に、場内には子供たちが馬と触れ合えるエリアを新規につくることで新たな客層を取り込み、地域にとっても賑わいのある施設へと生まれ変わります。万が一の災害時には防災拠点として地域へ貢献します。

 引用資料 よみうりランド(PDF:2019/03/27)
 船橋競馬場 大規模改修について

 船橋競馬場では、大規模改修工事を続けてきた新スタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープンしました。ボックスルームやフラットルームなどのバラエティ豊かな特別観覧席をはじめ、ベビールームやバリアフリートイレを設けるなど、ユニバーサルデザインに配慮した新スタンドとなっています。

● 船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事
 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了しました。引き続き「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」が行われます。工期は、2024年7月~2025年4月の予定です。他にも既存施設の解体など周辺を整備中です。

船橋競馬場大規模改修工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-25.900m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-31,690.45㎡
◆ 延床面積-43,341.29㎡(建築全体43,527.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2024年03月31日
◆ オープン-2024年04月29日(フルオープン)


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「周辺地図」です。


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「船橋競馬場」の2024年10月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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いろいろな工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場」の工事の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場」の工事の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場」の工事の様子です(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場」の工事の様子です(写真提供読者さん)。


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解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。



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2024年10月24日 (木)

築地市場跡地の再開発事業 約5万人を収容可能な屋根付きスタジアムなど 旧築地市場(3)勝どき門駐車場ほか解体工事 2024年9月末の状況

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-築地市場跡地の再開発事業-
 
築地地区では、都心の大規模な土地、歴史・文化資源などのポテンシャルを生かしながら、民間の力を最大限に活用して、東京の持続的な成⾧につながるまちづくりを進めていくこととしています。

 2018年5月に外部の有識者から成る築地再開発検討会議により取りまとめられた「築地まちづくりの大きな視点」を踏まえ、2019年3月、東京都として築地のまちづくりの将来像や方向性、進め方を示した「築地まちづくり方針」を策定しました。

 また、築地地区まちづくり事業については、2022年3月事業実施方針を策定し、2022年11月には、2023年度内の事業予定者決定に向け事業者募集要項等を公表しました。

 2023年8月30日に「築地市場跡地の再開発事業」について、「三井不動産」を中心とする企業連合が提出した案の概要を日本経済新聞の電子版が報じました。再開発への参加意思が判明したのは三井不動産連合が初めてとなります。

● 三井不動産を中心としたグループに決定!
 
東京都は2024年4月19日に、事業社を「三井不動産」を中心とする「トヨタ不動産、読売新聞グループ本社、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店、日建設計、パシフィックコンサルタンツ、朝日新聞社、トヨタ自動車」の計11社のグループに決定しました。企業体のグループ名は「ONE PARK×ONE TOWN」です。

 引用資料 東京都都市整備局(PDF:2024/04/19)
 ONE PARK×ONE TOWN

 再開発区域は、隅田川に面した194,679.11㎡の都有地です。一般定期借地権で事業者に70年間貸し付けます。計画案によると、スタジアムは全天候・超多機能型施設で、コンサートや大規模展示会の開催も想定しています。空飛ぶ自動車の発着場やオフィス棟、ホテル棟などを設ける予定です。2025年度に着工予定で、オフィス棟などを除いて大半の施設は2032年度にも完成予定、2038年度までの全面開業を目指します。


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超可変性の全天候型スタジアム(2万席~5万7000席)!
 再開発の目玉となるのが「超可変性の全天候型スタジアム」です。約5万人収容を基本にしながら、可動席や仮設席を活用することで目的に応じてフィールドと客席を移動させることが可能です。

 可動席と仮設席を活用し、2万席~5万7000席の中で、用途に応じてフィールドと客席が形を変え、スタジアム、アリーナ、劇場、展示場へと専用化する超多機能施設となります。想定イベントは「ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、eスポーツ、MICE、音楽ライブ、コンサート、演劇等」です。

 場面転換によって最適な観戦・体験環境を整え、最先端のデジタル 技術と音響・演出装置によって、最高の臨場感、高揚感、没入感を提供します。

● 総延床面積はなんと驚異の約117万㎡!
 2024年4月22日に「三井不動産」から追加情報が発表されました。総延床面積はなんと驚異の約117万㎡です。「内幸町一丁目街区」の約110万㎡、第2六本木ヒルズと言われている「(仮称)六本木五丁目西地区」の約109万㎡より総延床面積が広くなります。

 引用資料 三井不動産(2024/04/22)
 東京都が募集する「築地地区まちづくり事業」の事業予定者に選定

築地地区まちづくり事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区築地五丁目及び築地六丁目各地内
◆ 活用都有地面積-194,679.11㎡
◆ 総延床面積-約1,170,000m
◆ 主要建物-大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)、ライフサイエンス・商業複合棟、MICE・ホテル・レジデンス棟、舟運・シアターホール複合棟など合計9棟
◆ 事業者-三井不動産(代表企業)、トヨタ不動産、読売新聞グループ本社
◆ 協力者-朝日新聞社、トヨタ自動車
◆ 設計者-日建設計、パシフィックコンサルタンツ
◆ 施工者-鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2032年度予定(第一期建築工事:大半の施設が完成予定)、2038年度予定(第二期建築工事)
◆ 総事業費-約9,000億円


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「都民の主体的な活動の舞台となる広場・緑イメージ」です。


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「景観イメージ」です。


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「多彩なスポーツ・文化・芸術イベント、大規模展示を開催可能な収容人数約5万人の全天候・超多機能型施設」です。世界選手権をはじめとした各種スポーツ大会、コンサート、大規模展示会等の開催を想定しています。プロ野球「巨人」の新たな本拠地となる可能性が高いです。

● 目的に応じて2万席~5万7000席に変形!
 約5万人収容を基本にしながら、可動席や仮設席を活用することで目的に応じてフィールドと客席を移動させることが可能です。2万席~5万7000席の中で、観客にとってベストの観戦体験と環境を生み出すことを目指します。スポーツだけでなく、音楽ライブ、演劇、大規模な展示会での使用も視野に入れます。最先端のデジタル技術、音響・演出装置などの導入も予定しています。


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「今後の予定」です。2032年度の第一期建築工事の完了で、大半の施設が完成予定です。


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「築地市場跡地の再開発事業」の予定地です。活用都有地面積194,679.11㎡です。面積約19haと広大です。


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敷地北側の2024年9月末の状況です(写真提供読者さん)。


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解体工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「油圧ショベル」です(写真提供読者さん)。


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解体工事が行われています(写真提供読者さん)。

旧築地市場(3)勝どき門駐車場ほか解体工事の概要
◆ 地上部と地下部の建物解体(2棟・約48,000㎥)
◆ 地上部解体済の地下部の建物解体(13棟)
◆ 埋設物、外構工作物の解体
◆ 工期-2022年02月07日~2025年02月28日予定


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敷地中央です(写真提供読者さん)。


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「油圧ショベル」で掘削しています(写真提供読者さん)。


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敷地南側です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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「油圧ショベル」で掘削しています(写真提供読者さん)。



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2024年10月23日 (水)

銀座のシンボル「ソニービル」の建て替え 竣工した「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」 2025年1月にグランドオープン予定!

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-Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)-

 「Ginza Sony Park」は、1966年に建てられたソニービルの建て替えにおいて、建物の解体途中を公園にするという全く新しい発想で、2018年に、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」として開園しました。

 2018年8月から2021年9月までの期間に様々なアクティビティを実施し、854万人もの多くの人々が来園しました。現在は、2024年に完成予定の新しい「Ginza Sony Park」に向けた建設工事期間中です。

 2024年の新しい「Ginza Sony Park」に向けて、アーティスト・クリエイターと共に新たなクリエイティブを生み出す実験的な活動を続々と展開していく予定です。

● 2025年1月にグランドオープン予定!
 ソニービルのリニューアルとして2024年8月15日に竣工した新しい「Ginza Sony Park」は、地上5階、地下4階の建物で、銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出しています。

 また、ソニービルが大切にしてきた「街に開かれた施設」という設計思想と、「ジャンクション建築」「縦のプロムナード」といったユニークな建築的な要素はGinza Sony Parkにも継承されています。

 引用資料 ソニー企業(2024/08/21)
 「銀座の庭」から「銀座の公園」へ 新しい「Ginza Sony Park」が竣工

Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)の概要
◆ 計画名-(仮称)新 Ginza Sony Park 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区銀座五丁目3番1号
◆ 交通-東京メトロ「銀座」駅直結、JR「有楽町」駅徒歩約5分
◆ 階数-地上5階、地下4階(地下4階は機械室など)
◆ 高さ-最高部33.863m
◆ 敷地面積-707.42㎡
◆ 建築面積-585.25㎡
◆ 延床面積-4,390.39㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-ソニー
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2022年10月16日
◆ 竣工-2024年08月15日
◆ 開業-2025年01月予定(グランドオープン)


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完成イメージです。


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「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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外壁は「コンクリート打ちっぱなし」となっています(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。

● 東急プラザ銀座
 すぐ西側は「東急プラザ銀座」です。東京・銀座の数寄屋橋交差点に建っていた「銀座TSビル(旧銀座東芝ビル)」跡地に東急不動産が出資する「合同会社スペードハウス」により「(仮称)銀座5丁目プロジェクト」として建設されました。

 銀座エリア最大級の商業施設「東急プラザ銀座」として2016年3月31日に華々しくグランドオープンしましょた。ネットでは「高級ブランド店の相次ぐ撤退で廃墟化している。」と話題になっています。

 「東急不動産ホールディングス」は、「東急プラザ銀座」を「三井住友トラスト・パナソニックファイナンス」に売却し、2023年3月期に211億円の減損損失を計上しました。



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2024年10月22日 (火)

国家戦略特区 総事業費約1,800億円 地上41階、高さ約208mの「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業」 2024年9月末の状況 

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-渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。2020年12月1日には、新たに「渋谷二丁目西地区」が、国家戦略特区に追加されました。「東京建物」と「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」により再開発が行われます。

 地上5階、地下1階、高さ約44mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。渋谷駅周辺では最大の巨大プロジェクトになります。

 引用資料 内閣府(PDF:2021/06/29)
 都市再生特別地区(渋谷二丁目西地区)都市計画(素案)の概要

 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「渋谷二丁目西地区市街地再開発組合」の設立を2023年1月16日に認可しました。市街地再開発事業の施行により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、バスターミナルや歩行者ネットワーク等の都市基盤および次世代イノベーションの創出に資する人材育成拠点や国際水準の宿泊施設等を整備し、渋谷駅周辺の新たなにぎわいの形成に寄与します。 

 引用資料 東京都・報道発表資料(2023/01/13)
 渋谷二丁目西地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 2025年2月以降に解体工事が始まる!
 東京都渋谷区で渋谷二丁目西地区再開発のC街区整備が動き出します。C街区内に立地する東建インターナショナルビルのテナント移転に合わせ、2025年2月以降に解体工事が始まる見込みです。

渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目12番、13番、14番、16番地内
◆ 敷地面積-約18,800㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約312,790㎡(施設全体)
◆ 建築主-渋谷二丁目西地区市街地再開発組合
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
◆ 総事業費-約1,800億円(C街区を除く?)

A街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約44m
◆ 敷地面積-約1,700㎡
◆ 延床面積-約2,940㎡
◆ 用途-店舗、集会場、屋上広場等

B街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 高さ-約208m
◆ 敷地面積-約12,800㎡
◆ 延床面積-約246,850㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、人材育成拠点、ホテル、バスターミナル、駐車場等

C街区の概要
◆ 階数-地上41階、地下2階
◆ 高さ-約175m
◆ 敷地面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約63,000㎡
◆ 用途-共同住宅、生活支援施設、駐車場 等


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「北側(青山通り側)から計画地を望む」です。


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「夜景」です。


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「北側(青山通り側)からA街区・B街区を望む」です。


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「青山通りからA街区を望む」です。


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「南側(六本木通り側)からB街区を望む」です。


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「B街区南側の大規模広場」です。


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「断面イメージ」です。西側から地上5階、地下1階、高さ約44mの「A街区」、地上41階、地下4階、高さ約208mの「B街区」、地上41階、地下2階、高さ約175mの「C街区」が整備されます。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「A街区」を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「A街区」を東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「A街区」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「B街区」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「B街区」を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「B街区」の北側角です(写真提供読者さん)。


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「B街区」の「みずほ銀行渋谷事務センター本館」を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「B街区」の「みずほ銀行渋谷事務センター本館」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。



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2024年10月21日 (月)

「船橋競馬場」がテーマパークへと進化中! 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了 引き続き「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」 2024年10月中旬の建設状況

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-船橋競馬場大規模改修工事-
 1950年8月21日に開場した「船橋競馬場」は、千葉県船橋市に所在する地方競馬の競馬場です。競馬の主催者は「千葉県競馬組合」で、土地・施設は「よみうりランド」から賃借しています。

 「船橋競馬場」は、築50年以上が経過し躯体や設備が老朽化したため、「よみうりランド」は、成長戦略「飛躍」に基づき、船橋競馬場において観覧スタンドの全面的な建て替えや入場口新設などの改修計画を策定しました。

 「船橋競馬場大規模改修工事」では、観覧スタンドを全面的に建て替え、耐震を強化することにより快適かつ安心して観戦できるようにします。大型集客施設の正面に入場口を新設すると共に、場内には子供たちが馬と触れ合えるエリアを新規につくることで新たな客層を取り込み、地域にとっても賑わいのある施設へと生まれ変わります。万が一の災害時には防災拠点として地域へ貢献します。

 引用資料 よみうりランド(PDF:2019/03/27)
 船橋競馬場 大規模改修について

 船橋競馬場では、大規模改修工事を続けてきた新スタンドが2024年4月29日(祝・月)にフルオープンしました。ボックスルームやフラットルームなどのバラエティ豊かな特別観覧席をはじめ、ベビールームやバリアフリートイレを設けるなど、ユニバーサルデザインに配慮した新スタンドとなっています。

● 船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事
 「船橋競馬場大規模改修工事」が完了しました。引き続き「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」が行われます。工期は、2024年7月~2025年4月の予定です。

船橋競馬場大規模改修工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-25.900m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-31,690.45㎡
◆ 延床面積-43,341.29㎡(建築全体43,527.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年12月01日
◆ 竣工-2024年03月31日
◆ オープン-2024年04月29日(フルオープン)

船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事の概要
◆ 所在地-千葉県船橋市若松一丁目2890-1の一部、他4筆(地番)
◆ 交通-京成電鉄「船橋競馬場」駅から徒歩約5分、JR「南船橋」駅から徒歩約10分
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-13.77m
◆ 敷地面積-332,044.59㎡
◆ 建築面積-1,898.52㎡
◆ 延床面積-33,755.99㎡(建築全体33,787.31㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-観覧場
◆ 建築主-よみうりランド
◆ 設計者-坂田・よみうりサポートアンドサービス建設共同企業体
◆ 施工者-坂田・よみうりサポートアンドサービス建設共同企業体
◆ 着工-2024年07月
◆ 竣工-2025年04月予定


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「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」の完成イメージです。


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「周辺地図」です。


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「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」の2024年10月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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既存建物の解体工事が終わって、本格的に工事が始まっています(写真提供読者さん)。


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アップです。鉄筋の配筋が行われています(写真提供読者さん)。


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地上から見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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鉄筋の配筋が行われています(写真提供読者さん)。


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基礎工事が行われています(写真提供読者さん)。


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「船橋競馬場自走式立体駐車場別棟増築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月20日 (日)

荒川区 地上46階、高さ約180mの複合再開発「西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」 事業計画の縦覧・意見書の提出!

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-西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業-
 
荒川区の西日暮里駅周辺地区では、2007年度から、「西日暮里5丁目まちづくり協議会」が中心となり、廃校になった中学校跡地(旧道灌山中学校)の活用方法から、さらに広域的なまちづくりをテーマとして、まちづくりの検討が進められています。

 「住宅・業務棟」と「商業・ホール棟」が建設されます。ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里舎人ライナー」の西日暮里駅に接続します。駅前の交通広場なども整備する予定です。

 「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、西日暮里駅前地区における市街地再開発事業において、参加組合員予定者の選定を実施し、参加組合員予定者を「東急不動産」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(2023/10/16)
 山手線北側に誕生する新たな東京のランドマーク~ 「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」参加組合員予定者決定のお知らせ 山手線駅デッキ接続×住宅・大規模商業・ホールの複合再開発

 再開発予定地は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーの4路線が結節しています。日暮里駅からは、成田空港へダイレクトでアクセス可能であり、交通利便性に加え、近年観光地として、外国人観光客からも人気の「谷根千エリア」や文京エリアに徒歩圏という魅力的なエリアです。

 一方で、周辺では広場や緑が不足し、相応の築年数を経過している建物が多く、安全性・防災性の課題があります。こうした課題を解決し、更なる魅力を高めるため、住宅・大規模商業施設・ホール(コンベンション施設)・事務所・文化交流施設・保育施設・屋上庭園など新旧の魅力が融合した街づくりを目指します。

● 事業計画の縦覧・意見書の提出!
 西日暮里五丁目の一部の街区を施行地区とする都市再開発法第11条第1項に規定する市街地再開発組合の設立にあたり、同法第16条第1項の規定により、事業計画の縦覧を行っています。縦覧期間は、2024年10月15日(火)~10月28日(月)までです。

 引用資料 荒川区・公式HP(2024/10/15)
 西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の事業計画の縦覧・意見書の提出

 それにしてもこの規模と概要で総事業費1341億7600万円(工事費1028億9400万円)は高額過ぎてビックリです。建設費の高騰は本当に深刻ですね。

西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里五丁目32番他
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里」駅すぐ
◆ 階数-(住宅・業務棟)地上46階、塔屋2階、地下2階、(商業・ホール棟)地上10階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(住宅・業務棟)最高部179.550m、軒高169.900m、(商業・ホール棟)最高部65.500m、軒高61.900m
◆ 敷地面積-約12,340㎡
◆ 建築面積-約9,840㎡
◆ 延床面積-約164,150㎡(容積対象面積約116,840㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(江戸川層を支持地盤)
◆ 用途- 共同住宅、店舗、事務所、公益施設、劇場、駐車場等
◆ 総戸数-979戸
◆ 建築主-西日暮里駅前地区市街地再開発組合(予定)
◆ 参加組合員-東急不動産
◆ 設計者-梓設計 
◆ 解体工事-2026年度以降予定
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2031年03月予定
◆ 総事業費-1341億7600万円(工事費1028億9400万円、補償費178億3900万円、他)


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「完成イメージ」です。


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「施設計画の考え方(商業棟)」です。

 引用資料 公式ホームページ
 西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合


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「施設建築物の設計の概要 (断面計画図)」です。


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「配置図」です。 ペデストリアンデッキで、「JR山手線」と「日暮里・舎人ライナー」の「西日暮里駅」に接続します。駅前の「交通広場」なども整備する予定です。


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「計画地位置図」です。


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「西日暮里駅前地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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街区の東側に「日暮里・舎人ライナー」の高架橋があります。


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「日暮里・舎人ライナー」の高架橋に設けられた「西日暮里駅」に向かう歩行者デッキが、基礎工事の絶好の定点観測ポイントになりそうです。



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2024年10月19日 (土)

国家戦略特区 地上25階、高さ約135mの「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」 2024年10月18日(金)に市街地再開発組合の設立を認可!

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-日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業-
 「三井不動産」は、日本橋一丁目1・2番地区都市計画素案をまとめました。東京都中央区日本橋の区域面積約8,000㎡を4街区に分け、4棟総延床面積約87,540㎡の再開発施設を整備します。2027年度~2034年度にかけて整備する予定です。

 「第22回 東京都都市再生分科会 配布資料」に提出した素案概要によると、「A街区」には文化体験施設や店舗・オフィスなどを備えた地上27階、地下3階、高さ約140m、延床面積約85,300㎡を想定しています。規模は小さいですが、「B街区、C街区、D街区」も整備します。

 引用資料 内閣府(PDF:2022/04/07)
 都市再生特別地区(日本橋一丁目1・2番地区)都市計画(素案)の概要

 2024年7月24日に中央区は、日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合設立認可申請に係る事業計画の縦覧を行いました。2022年4月時点と比べると規模が縮小されています。「A街区」は、地上27階、地下3階、高さ約140m、延床面積約85,300㎡から、地上25階、地下3階、高さ約135m、延床面積約78,330㎡に変更されています。

● 市街地再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合」の設立を2024年10月18日(金)に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、日本橋川沿いの連続的な水辺空間と歩行者基盤の整備、都心型複合MICE拠点形成を支える都市機能の導入により日本橋川交流拠点に相応しい賑わい創出を行います。

 引用資料 東京都報道発表資料(2024/10/17)
 日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合の設立を認可します

日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目地内
◆ 区域面積-約8,000㎡(街区全体)
◆ 延床面積-約80,5650㎡(街区全体)
◆ 建築主-日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合
◆ 参加組合員-三井不動産、細田協佑社
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)日本設計
◆ コンサルタント-都市ぷろ計画事務所
◆ 関係権利者-清水建設
◆ 総事業費-1077億8300万円

A街区の概要
◆ 階数-地上25階、地下3階
◆ 高さ-約135m
◆ 敷地面積-約3,591㎡
◆ 延床面積-約78,330㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、店舗、文化体験施設、駐車場等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2032年03月予定

B街区の概要
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-約31m
◆ 敷地面積-約134㎡
◆ 延床面積-約700㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造

◆ 用途-情報発信・交流施設、店舗等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2032年03月予定

C街区の概要
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-約20m
◆ 敷地面積-約380㎡
◆ 延床面積-約1,500㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2034年09月予定

D街区の概要
◆ 階数-地上1階(平屋)、地下0階
◆ 高さ-約10m
◆ 敷地面積-約178㎡
◆ 延床面積-約35㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗等
◆ 着工-2027年04月予定
◆ 竣工-2034年09月予定


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「イメージパース(西河岸橋方面から計画地を望む)」です。


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「賑わいが連続する街並みの整備(区道272号線)」です。


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「日本橋川沿いのにぎわい創出のイメージ」です。


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「断面図イメージ」です。


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「配置図」です。区道272号線南側の「黒江屋国分ビル、東洋ビルディング」は参加しないようです。区道272号線北側の「国分ビルディング」は街区に入っていませんが、首都高速都心環状線地下化のために解体されます。


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「配置図」です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の区道272号線の北側部分を東側から見た様子です。

● 国分グループ本社移転
 「K&K」で有名な「国分グループ本社(国分ビルディング)」です。国分グループは、300年の歴史を誇る食品・酒類の総合問屋です。「国分ビルディング」は街区に入っていませんが、首都高速都心環状線地下化のために解体されます。

 国分グループ(2023/03/02)
 国分グループ本社一時移転のお知らせ

 計画を鑑み、国分グループでは近隣に用地を取得し、新たな拠点として「国分第二本社ビル(仮称)」を建築し、一時移転します。首都高地下化工事完了後は、現本社ビル敷地に「国分第一本社ビル(仮称)」を再建築し、両ビルの新たな活用を検討します。

 「国分第二本社ビル(仮称)」の建設場所は、「東京都中央区八重洲一丁目103番2(地番)」です。概要は、地上14階、地下1階、敷地面積約912㎡、延床面積約8,233㎡の免震構造となります。

スケジュール
◆ 2023年夏 「国分第二本社ビル(仮称)」建築工事開始
◆ 2026年春 「現本社ビル」から「国分第二本社ビル(仮称)」へ引越移転
◆ 2027年春 「現本社ビル」解体後、首都高地下化工事開始


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の区道272号線の南側部分を北東側から見た様子です。角の「ニホンバシビル」はB街区として参加しますが、ニホンバシビル両側の「黒江屋国分ビル」、ニホンバシビル南側の「東洋ビルディング」は参加しないようです。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の北側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。このあたりの「首都高速都心環状線」は、地下化される予定です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の道路の北側部分を北西側から見た様子です。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の中間を東西に「区道272号線」が貫いています。


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「日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業」の道路の南側部分を北西側から見た様子です。



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2024年10月18日 (金)

ミシュランガイド東京2025 2024年10月17日に発表 「三つ星が12軒、二つ星が26軒、一つ星が132軒」でトータル170軒!

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-ミシュランガイド-
 ミシュランガイド」は、フランスのタイヤメーカーがミシュラン社が、レストランとホテルを厳選し、格付けしたガイドブックです。料理の「おいしさの基準」は人それぞれで、ミシュラン社の覆面調査員の基準がすべて正しい訳ではありませんが、ガイドブックの世界的権威である事は間違いないです。

 おいしさを星の数で格付けし、「(一つ星)近くに訪れたら行く価値のある優れた料理、(二つ星)遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理、(三つ星)そのために旅行する価値のある卓越した料理」となっており、「三つ星」が一番格が高いです。

 星の評価は、ミシュランガイドの対象国もしくは地域で同一基準です。世界的な規模で店のおいしさを格付けしている組織は他に無いので、日本の都市、世界の都市との比較において、どの都市が料理のレベルが高いのか非常に良く分かります。

3つ星・2つ星・1つ星の合計数の都市別ランキング(3つ星)
01位 東京(日本)-183店(12店)
02位 パリ(フランス)-121店(10店)
03位 京都(日本)-100店(5店)
04位 大阪(日本)-85店(3店)
05位 ロンドン(イギリス)-80店(6店)
06位 香港(中国)-79店(7店) 
07位 ニューヨーク(アメリカ)-67店(4店)
08位 シンガポール(シンガポール)-53店(3店)
09位 上海(中国)-51店(2店)
10位 台北(台湾)-35店(2店)

(備考)都市別ランキングは、同一年の比較ではないので参考程度にして下さい。

● ミシュランガイド東京2025
 2008年版から18冊目となる「ミシュランガイド東京2025」を2024年10月17日(木)に発表しました。三つ星が12軒、二つ星が26軒、一つ星が132軒、トータルで170軒です。「二つ星」と「一つ星」及びとトータルがここ数年大幅に減少しているので、審査がかなり厳しくなっている事が推測できます。

 日本ミシュランタイヤ(2024/10/17)
 星付き掲載店数18年連続1位の東京に新たな三つ星が誕生! 「ミシュランガイド東京2025」セレクション発表

2025年版
☆ 三つ星-12軒
☆ 二つ星-26軒
☆ 一つ星-132軒
☆ トータル-170軒
-------------------------------------------
☆ ビブグルマン-110軒
☆ セレクテッドレストラン-227軒
☆ ミシュラングリーンスター12軒

(備考)「ビブグルマン」は、「価格以上の満足感が得られる料理」とされています。「セレクテッドレストラン」は、「ビブグルマンには入らないが、ミシュランがおすすめするレストラン」という定義です。「ミシュラングリーンスター」は、サステナブルガストロノミーに取り組む店舗を対象としています。

2008年版~2024年版(三つ星/二つ星/一つ星=トータル)
(01冊目)2008年版   8軒/25軒/117軒=150軒
(02冊目)2009年版   9軒/36軒/128軒=173軒
(03冊目)2010年版 11軒/42軒/144軒=197軒
(04冊目)2011年版 14軒/52軒/174軒=240軒
(05冊目)2012年版 16軒/52軒/179軒=247軒
(06冊目)2013年版 14軒/53軒/175軒=242軒
(07冊目)2014年版 13軒/55軒/175軒=243軒
(08冊目)2015年版 12軒/53軒/161軒=226軒
(09冊目)2016年版 13軒/51軒/153軒=217軒
(10冊目)2017年版 12軒/54軒/161軒=227軒
(11冊目)2018年版 12軒/56軒/166軒=234軒
(12冊目)2019年版 13軒/52軒/165軒=230軒
(13冊目)2020年版 11軒/48軒/167軒=226軒
(14冊目)2021年版 12軒/42軒/158軒=212軒
(15冊目)2022年版 12軒/41軒/150軒=203軒
(16冊目)2023年版 12軒/39軒/149軒=200軒
(17冊目)2024年版 12軒/33軒/138軒=183軒
(18冊目)2025年版 12軒/26軒/132軒=170軒


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ミシュランガイド京都(2024年版)
 「ミシュランガイド京都・大阪2025」の発表日は未定です。

2024年版
☆ 三つ星-5軒
☆ 二つ星-17軒
☆ 一つ星-78軒
☆ トータル-100軒
-------------------------------------------
☆ ビブグルマン-55軒
☆ セレクテッドレストラン-71軒
☆ ミシュラングリーンスター-8軒

(備考)「ビブグルマン」は、「価格以上の満足感が得られる料理」とされています。「ミシュラングリーンスター」は、サステナブルガストロノミーに取り組む店舗を対象としています。今年から新たに「セレクテッドレストラン」を掲載しました。「ビブグルマンには入らないが、ミシュランがおすすめするレストラン」という定義です。
       
2010年版~2024年版(3つ星/2つ星/1つ星=トータル)
(01冊目)2010年版 6軒/12軒/64軒= 82軒
              +旅館3軒(2つ星が1軒、1つ星が2軒)    
(02冊目)2011年版 7軒/22軒/71軒=100軒
              +旅館3軒(2つ星が2軒、1つ星が1軒) 
(03冊目)2012年版 7軒/29軒/70軒=106軒
              +旅館3軒(2つ星が2軒、1つ星が1軒)
(04冊目)2013年版 5軒/24軒/72軒=101軒
              +旅館4軒(2つ星が1軒、1つ星が3軒)
(05冊目)2014年版 7軒/21軒/73軒=101軒
              +旅館3軒(2つ星が1軒、1つ星が2軒)
(06冊目)2015年版 7軒/22軒/67軒= 96軒
              +旅館3軒(2つ星が1軒、1つ星が2軒)
(07冊目)2016年版 7軒/24軒/66軒= 97軒
              +旅館2軒(1つ星が2軒)
(08冊目)2017年版 7軒/25軒/64軒= 96軒
              +旅館3軒(2つ星が1軒、1つ星が2軒)
(09冊目)2018年版 8軒/23軒/64軒= 95軒
              +旅館3軒(2つ星が1軒、1つ星が2軒)
(10冊目)2019年版 7軒/22軒/75軒=104軒
              +旅館2軒(2つ星が1軒、1つ星が1軒)
(11冊目)2020年版 8軒/21軒/77軒=106軒
              +旅館2軒(2つ星が1軒、1つ星が1軒)
(12冊目)2021年版 7軒/19軒/84軒=110軒
(13冊目)2022年版 6軒/19軒/83軒=108軒
(14冊目)2023年版 6軒/19軒/73軒=98軒
(15冊目)2024年版 5軒/17軒/78軒=100軒


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ミシュランガイド大阪(2024年版)
 「ミシュランガイド京都・大阪2025」の発表日は未定です。

2024年版
☆ 三つ星-3軒
☆ 二つ星-10軒
☆ 一つ星-72軒
☆ トータル-85軒
-------------------------------------------
☆ ビブグルマン-62軒
☆ セレクテッドレストラン-67軒
☆ ミシュラングリーンスター-3軒

(備考)「ビブグルマン」は、「価格以上の満足感が得られる料理」とされています。「ミシュラングリーンスター」は、サステナブルガストロノミーに取り組む店舗を対象としています。今年から新たに「セレクテッドレストラン」を掲載しました。「ビブグルマンには入らないが、ミシュランがおすすめするレストラン」という定義です。

2010年版~2024年版(3つ星/2つ星/1つ星=トータル)
(01冊目)2010年版 1軒/12軒/52軒= 65軒
(02冊目)2011年版 3軒/12軒/75軒= 90軒
(03冊目)2012年版 5軒/15軒/88軒=108軒
(04冊目)2013年版 4軒/14軒/81軒= 99軒
(05冊目)2014年版 4軒/16軒/76軒= 96軒
(06冊目)2015年版 4軒/17軒/66軒= 87軒
(07冊目)2016年版 4軒/20軒/65軒= 89軒
(08冊目)2017年版 3軒/20軒/68軒= 91軒
(09冊目)2018年版 4軒/17軒/75軒= 96軒
(10冊目)2019年版 4軒/16軒/79軒= 99軒
(11冊目)2020年版 3軒/16軒/79軒= 98軒
(12冊目)2021年版 3軒/12軒/81軒= 96軒
(13冊目)2022年版 3軒/11軒/82軒= 96軒
(14冊目)2023年版 3軒/10軒/81軒= 94軒
(15冊目)2024年版 3軒/10軒/72軒= 85軒



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2024年10月17日 (木)

東京メトロ日比谷線「築地」駅直結 地上21階、高さ約110mの「築地二丁目地区第一種市街地再開発事業」 2024年9月末の状況

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-築地二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 2022年9月1日に東京都中央区は「築地地区まちづくり協議会」を開催しました。中央区は、 ”中央区まちづくり基本条例に基づく区と区民との協議 「築地二丁目地区」” の資料を公開しました。

 東京都中央区築地二丁目に新たな超高層ビルの建設計画が判明しました。概要は、地上20階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,000㎡です。用途は、オフィスと店舗となっています。

 再開発予定地は、東京メトロ日比谷線「築地」駅直結の好立地で、敷地内には「NTTデータ築地ビル、アーバンネット築地第2ビル」などのNTTグループのビルやその他のビルが建っています。

● 市街地再開発事業の施行を認可!
 東京都は、都市再開発法第7条の9第1項の規定に基づき、「築地二丁目地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を2024年7月31日(水)に認可しました。土地の合理的かつ健全な土地利用と都市機能の更新を図り、まちの回遊性を高める地下鉄駅を中心とした歩行者ネットワークの形成と、駅前にふさわしいにぎわい、安全・安心で質の高い都市機能の整備を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2024/07/30)
 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可します

 引用資料 日鉄興和不動産(PDF:2024/07/31)
 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業 施行認可のお知らせ

 地上20階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,000㎡で計画されていましたが、地上21階、地下2階、高さ約110m、延床面積約57,300㎡に変更されています。

築地二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区築地二丁目11番の一部
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「築地」駅直結、東京メトロ有楽町線「新富町」駅、都営浅草線「東銀座」駅
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-約110m
◆ 建築面積-約5,050㎡
◆ 延床面積-約57,300㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-日鉄興和不動産、NTT都市開発
◆ 設計者-日本設計
◆ 解体工事-2025年度予定
◆ 着工-2026年予定
◆ 竣工-2029年予定
◆ 総事業費-約432億円


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「新大橋通り沿い地下鉄出入口・駅前広場のイメージ」です(引用:日鉄興和不動産)。


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「平成通り沿い広場空間のイメージ」です(引用:日鉄興和不動産)。


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「断面イメージ」です(引用:東京都)。


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「配置図」です(引用:東京都)。


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「位置図」です(引用:東京都)。


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西側の「平成通り」沿いの「NTTデータ 築地ビル」です(写真提供読者さん)。


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下層階の様子です(写真提供読者さん)。 


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テナントの「みずほ銀行築地支店」は移転済です(写真提供読者さん)。 


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「NTTデータ 築地ビル」の南側です(写真提供読者さん)。


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東側の「新大橋通り」沿いです。写真中央の「アーバンネット築地第1ビル」のみ再開発に参画します(写真提供読者さん)。


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「アーバンネット築地第1ビル」の下層階の様子です。テナントの「ミニストップ 築地2丁目店」は退去しています(写真提供読者さん)。



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2024年10月16日 (水)

中央区 地上27階、高さ約140mの「日本橋茅場町一丁目6地区第一種市街地再開発事業」 2024年9月末の状況

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-日本橋茅場町一丁目6地区第一種市街地再開発事業-

 「東京証券取引所ビル」の南側、「KABUTO ONE(カブトワン)」の東側の「日本橋茅場町一丁目6地区」で再開発が計画されています。街区内には「共同ビルデイング、日幸茅場町ビル、十字屋証券ビル、日本橋日枝神社」などがあります。

 事業手法は「第一種市街地再開発事業」、概要は、地上27階、地下3階、高さ約140m、約41,650㎡の超高層オフィスビルです。「日本橋日枝神社」は、敷地内に残します。

 引用資料 中央区・公式HP(PDF)
 日本橋茅場町一丁目6地区 開発計画/計画概要

日本橋茅場町一丁目6地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋茅場町一丁目6番の一部
◆ 交通-東京メトロ東西線「茅場町」駅直結、JR線・東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線「日本橋」駅
◆ 階数-地上27階、地下3階
◆ 高さ-約140m
◆ 敷地面積-約3,715㎡
◆ 延床面積-約41,650㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、神社、駐車場等
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2030年度予定


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日本橋日枝神社

 「日本橋日枝神社」のイメージです。永田町の「日枝神社」と日本橋茅場町の「日本橋日枝神社」で行われる「山王祭」は、江戸三大祭の筆頭として、さらに京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭」と共に、日本三大祭に数えられているお祭りです。


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「断面イメージ図」です。


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「平面イメージ図」です。


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「開発前」と「開発後」です。「日本橋日枝神社」の「社務所、社殿」の建物には変更はないようですが、神社境内は拡張され、緑豊かな空間となります。


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「位置図」です。「東京証券取引所ビル」の南側、「KABUTO ONE(カブトワン)」の東側です。


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「日本橋茅場町一丁目6地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た2024年9月末の状況です。奥に「KABUTO ONE(カブトワン)」が見えます(写真提供読者さん)。


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南側の「永代通り」沿いです(写真提供読者さん)。 


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「共同ビルデイング」です(写真提供読者さん)。


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「共同ビルデイング」のテナントはすべて退去しているようです(写真提供読者さん)。


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「永代通り」沿いの歩道です(写真提供読者さん)。 


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東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅の9番出入口は閉鎖されています(写真提供読者さん)。



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2024年10月15日 (火)

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画(Ⅰ期) 2024年10月中旬の建設状況

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-三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY-
 最近のアメリカの一部の民間企業の技術力は、他国では到底追いつけない異次元レベルに到達しつつあります。「エヌビディア」やイーロン・マスク氏が率いる「スペースX」は本当に凄いです。動画を見てテレビ番組の「サンダーバードかよ!」と驚愕しました。「そりゃ優秀な技術者はアメリカに行くよね!」と改めて思いました。

 
YouTube TBS NEWS DIG
 史上初 米・宇宙開発企業「スペースX」、宇宙船から分離の大型ロケット(全長71メートル)を地上発射台に戻す試みに成功 大型ロケットを“箸”でキャッチ|

 本題に戻って、「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」は、1981年4月2日に「ららぽーと船橋ショッピングセンター」としてオープンしました。オープン時の核テナントは「ダイエー」と「そごう」でした。

 現在は「ダイエー」と「そごう」は店名としては存在しますが、会社としては存在ません。あの頃、スーパーで一番勢いがあった「ダイエー」、百貨店で一番勢いがあった「そごう」が会社としては存在しないのが、流通業界の競争の激しさと歳月を感じます。
 
 「三井不動産」は、1981年4月の開業以来、多くの顧客に愛された「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」の北館の一部(約70店舗)を、2023年1月9日持って一時閉館しました。

 今回の一時閉館は、北館の建替え計画に伴うものです。建替えスケジュールおよび新施設の詳細については、今後改めて発表します。解体工事の工期は、2023年3月16日~2024年1月31日の予定です。

● ららぽーとTOKYO-BAY北館建替計画の着工!
 「三井不動産」は、千葉県船橋市にて推進中の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」について、Ⅰ期・Ⅱ期に分けて段階的に行う建替え工事のうち、Ⅰ期の建築を着工しました。Ⅰ期の開業は2025年秋を予定しています。Ⅱ期再開業時には、本格的なスポーツ・エンターテインメントイベントが開催可能な屋内型スタジアムコートも新設します。

 引用資料 三井不動産(2024/03/25)
 「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」Ⅰ期建築着工、2025年秋再開業予定 ~ スポーツ・エンターテインメントの力を活用した、次の時代のららぽーとへ ~

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館の概要
◆ 計画名-ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目4-7 他
◆ 交通-JR京葉線・JR武蔵野線「南船橋」駅徒歩5分、京成本線「船橋競馬場」駅徒歩10分
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-21.3m
◆ 敷地面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>136,456.87㎡
◆ 建築面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後88,600.08㎡、<北館>建替え後36,618.81㎡
◆ 延床面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後333,684.66㎡、<北館>建替え後103,109.50㎡
◆ 店舗面積-<ららぽーとTOKYO-BAY全体>建替え後約117,700㎡、<北館>建替え後約60,200㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物品販売業を営む店舗
◆ 店舗数-(Ⅰ期)約100店舗、(Ⅱ期)未定
◆ 駐車台数-約6,800台(ららぽーとTOKYO-BAY全体)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者(Ⅰ期)-(基本設計)東急設計コンサルタント、(実施設計)大成建設株式会社
◆ 監理者(Ⅰ期)-大成建設
◆ 施工者(Ⅰ期)-大成建設・阿部建設 共同企業
◆ 着工(Ⅰ期)-2024年03月
◆ 竣工・開業(Ⅰ期)-2025年秋予定、(Ⅱ期)2028年04月予定


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」外観CGです。


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「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY北館建替え計画」ハーバー通りCGです。


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「建物配置図」です。


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「狭域図」です。


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「南船橋エリアにおけるミクストユースの街づくり」です。


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「位置図」です。


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「ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画」の2024年10月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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東端部分です(写真提供読者さん)。


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少し西側です(写真提供読者さん)。


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更に西側です(写真提供読者さん)。


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西側です(写真提供読者さん)


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「鉄骨建方」が行われています(写真提供読者さん)。


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少し西側です(写真提供読者さん)。


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更に西側です(写真提供読者さん)。


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「ららぽーとTOKYO-BAY 北館建替計画」の建設計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月14日 (月)

JR総武線津田沼駅北口 「津田沼パルコA館」の解体 跡地は「三井不動産レジデンシャル」のタワーマンション? 2024年10月中旬の状況

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-津田沼パルコA館跡地-

 「三井不動産レジデンシャル」は、JR総武線津田沼駅北口にあり、千葉県船橋、習志野の2市にまたがる商業施設「津田沼パルコA館」の跡地で、商業と共同住宅の複合開発を計画しています。「三井住建道路」の施工により既存建物の解体工事が行われました。

 解体工事の工事名は「(仮称)船橋市前原西二丁目計画 既存建物解体工事(地上部)」、工期は2023年7月18日~2024年6月30日で、解体工事は完了しています。

 「津田沼パルコ」は1977年7月1日に開業しました。「A館」と「北側の「B館」の2館で構成していましたが、2023年2月28日に閉店しました。「A館」は閉店しましたが、「B館」は、既存建物を活用しながら商業施設「Viit(ビート)」として2023年3月16日にリニューアルオープン、その後店舗が順次オープンしています。

 「A館」は敷地面積約2,793㎡です。解体工事の注文者は「三井不動産レジデンシャル」なので、「三井不動産レジデンシャル」による超高層タワーマンションが建設され、下層階が店舗になるのでしょうか?


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南西側から見た「津田沼パルコA館」の2024年10月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。解体工事は、2024年6月30日に完了しています(写真提供読者さん)。


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西側寄りです(写真提供読者さん)。


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中央部です(写真提供読者さん)。


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東側寄りです(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「津田沼パルコA館」です(写真提供読者さん)。


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営業していた頃の「津田沼パルコB館」です(写真提供読者さん)。



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2024年10月13日 (日)

地上62階、高さ約262mの「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」は計画見直し、認可申請取り下げ 「中野区役所」の解体工事 2024年9月末の状況

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-NAKANOサンプラザシティ(仮称)-

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本)」は、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結しました。

 「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、高さ約235m、延床面積約257,000㎡で計画されていましたが、高さ約262m、延床面積約298,000㎡に規模が拡大されました。

 中野区のJR中野駅北口にある「中野サンプラザ」が、2023年7月2日をもって閉館しました。「中野サンプラザ」は、1973年6月1日に開業しました。コンサートホールは、収容人員2,222人です。数々の人気アーティストが公演を開催し、都内でも有数の人気ホールでした。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、及びJR東日本」は、中野区とともに推進する「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」について、2023年11月15日付で、中野区より都市計画決定の告示がなされました。

 総事業費は2022年12月時点では2,250億円と試算されていました。しかし、建設資材費や人件費の高騰などにより、約250億円増加し、2,500億円以上となる見通しです。デザイン等が大幅に変更されています。

 引用資料 中野区議会・公式HP(PDF:2024/06/19)
 中野駅新北口駅前エリアの市街地再開発事業の検討状況について

● 計画見直し、認可申請取り下げ!
 「中野区」で2023年に閉館した複合施設「中野サンプラザ」跡地の再開発について、中野区は2024年10月11日に、「野村不動産」など事業者側から施行認可申請の取り下げがあったと明らかにました。建設費の高騰が理由です。総事業費は2,639億円と見込んでいましたが、900億円超の増額となる見通しとなっていました。

 日本経済新聞(2024/10/11)
 中野サンプラザ跡再開発、計画見直し 認可申請取り下げ

 「中野区」は事業者から新たな計画を求めていますが、2029年度中に予定していた完成は遅れることになります。「中野区」は区議会に対して計画を白紙撤回するわけではないと説明したうえで、今後、事業者と協議した上で、計画の内容を再検討していきたいとしています。

<計画見直し、認可申請取り下げ>
NAKANOサンプラザシティ(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番、8番
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上62階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約262m、建築基準法の高さ約250m
◆ 敷地面積-約23,460㎡
◆ 建築面積-約18,800㎡
◆ 延床面積-約298,000㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,000%
◆ 地震対策-中間層免震構造(2層の免震層)

◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 施行予定者-(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 特定業務代行者-清水建設
◆ 解体-2024年度予定(当初計画)
◆ 着工-2025年度予定(当初計画)
◆ 竣工-2028年度予定(当初計画)
◆ 供用開始-2029年度予定(当初計画)
◆ 総事業費-2,639億円(900億円以上増加する見込み)


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完成イメージです。メチャメチャ期待していた巨大プロジェクトだったのですが、建設費の高騰により、計画が見直しされて、施行認可申請が取り下げられました。


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2層の免震層

 地震対策として「中間層免震構造」を採用します。低層部と中層部の間に1層目の「免震層」、中層部と高層部の間に2層目の「免震層」を配置します。「2層の免震層」を配置する非常に珍しい超高層ビルです。


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「出会いの広場(1階)」のイメージです。


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「出会いの広場(3階)」のイメージです。


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「中野通り沿い」のイメージです。


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「アトリウム」のイメージです。


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「集いの広場」のイメージです。


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「屋上広場」のイメージです。


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「周辺地図」です。


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「中野区役所」の解体工事の2024年9月末の状況です。「中野区役所」は新庁舎を建設してました。新庁舎には、2024年5月7日に移転済です(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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西隣の「中野税務署」も解体工事が行われています。「中野税務署」は、2024年5月20日に新庁舎へ移転済です(写真提供読者さん)。


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6中野駅新北口駅前エリア
 中野駅新北口駅前エリアは、写真右側の「中野サンプラザ」と写真左側の「中野区役所」を中心とする大規模再開発計画です。「中野サンプラザ」は、再開発のために2023年7月2日をもって閉館しました(写真提供読者さん)。



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2024年10月12日 (土)

千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 「北街区」に高さ約170mの超高層ビル、「中街区」に高さ約82mの高層ビル 2024年9月末の状況

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-九段南一丁目地区-

 東京都千代田区の九段南一丁目地区で、新たなまちづくりの機運が高まっています。靖国通りと内堀通り、日本橋川に囲まれた地区を北・中・南の三つの街区に分けて整備するため、勉強会などが開催されています。各街区が連携した一体的なまちづくりに向け、千代田区は「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン」を策定しました。

 「九段南一丁目地区」は、エリアを「北街区・中街区・南街区」の三つの街区に分け、それぞれで市街地再開発事業と土地区画整理事業、ビルの個別建て替えを促進します。各街区がアトリウムでつながります。一体的な施設群として供用したい考えです。地区計画では建物の最高高さは170m以下に設定しています。

 引用資料 千代田区・公式ホームページ
 九段南一丁目地区のまちづくりについて

● 北街区は高さ約170m、中街区は高さ約82m
 「九段南一丁目地区」の「北街区」と「中街区」に総延床面積約12万㎡超の複合施設を建設するとした整備計画が明らかになりました。「北街区」の約1.1haには、「九段南一丁目地区市街地再開発準備組合」が延床面積約82,000㎡の複合施設を計画、「中街区」の約0.5haには、「三井住友銀行」が延床面積約42,700㎡の複合施設を建設します。

 九段下駅に直結する「北街区」には、高さ約170m、延床面積約82,000㎡の複合施設を計画しています。主な用途はオフィス、店舗、貸し会議室、区の施設などです。「中街区」には、地上21階、高さ約82m、延床面積約42,700㎡の複合施設を計画しています。主な用途はオフィス、店舗、貸し会議室などです。


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「3地区一体の整備イメージ」です。

◆ 北街区(高さ約170m)
 九段下駅に直結する「北街区」は、2017年に準備組合が発足しました。事業協力者は住友不動産、コンサルタントとして日建設計が参画しています。敷地内には区営九段住宅や九段生涯学習館などがあります。

 高さ約170m、延床面積約82,000㎡の超高層複合ビルを計画しています。主な用途はオフィス、店舗、貸し会議室、千代田区の施設などです。2025年度に権利変換計画認可の取得、2025年度~2027年度に解体すると共に、2026年度に新築工事に着手し、2029年度以降の完成を見込みます。

◆ 中街区(高さ約82m)
 「中街区」は三井住友銀行が所有します。千代田区は「九段下まちかど広場」と「くだんしたこどもひろば」として暫定利用していますが、土地の借用期間満了に伴い広場を既に閉鎖しました。

 計画地の一部では、鹿島建設が「埋蔵文化財調査のための旧九段ビル別館土間コン・基礎など解体工事」を2024年9月13日まで実施しています。地上21階、高さ約82m、延床面積約42,700㎡の複合施設を計画しています。主な用途はオフィス、店舗、貸し会議室などです。

 1階に帰宅困難者受け入れスペースやにぎわい施設、3階にオフィス、4階・5階に貸し会議室など、6階以上にオフィスを設置します。2024年度に事業認可を得て着工し、2028年度の完成を目指します。設計は「日建設計」が担当しています。

◆ 南街区
 「南街区」は東京堂が所有しており、現在は「東京堂千代田ビルディング」があります。中・南街区は土地区画整理事業と合わせて個別での建て替えなどを検討しています。


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北街区の「りそな九段ビル」です。写真はすべて2024年9月末の状況です(写真提供読者さん)。


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北街区の「九段サウスサイドスクエア」です(写真提供読者さん)。


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奥が「北街区」、手前が「中街区」です(写真提供読者さん)。


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「中街区」です。「中街区」は解体工事が終わっています(写真提供読者さん)。


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「中街区」は、「仮囲い」で囲われています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」の内部です(写真提供読者さん)。


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「南街区」です。白い大きなビルは「東京堂千代田ビルディング」です(写真提供読者さん)。



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2024年10月11日 (金)

東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅の隣接地 高さ約160mの「(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」 2024年9月末の状況

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-(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業-は
 
目黒区の「中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合」は、「(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」の計画概要をまとめました。「中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合」の公式ホームページで資料が公開されました。

 中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合 公式HP
 中目黒駅前北地区市街地再開発事業

 「(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」の概要は、高さ約160m、延床面積約44,000㎡です。用途は「共同住宅、店舗」となっています。事業協力者として「丸紅都市開発、東急」が参画しています。

(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都目黒区上目黒一丁目21、20
◆ 交通-東急東横線「中目黒」駅、東京メトロ日比谷線「中目黒」駅
◆ 高さ-約160m
◆ 敷地面積-約3,660㎡
◆ 建築面積-約2,560㎡
◆ 延床面積-約44,000㎡(容積対象面積約28,000㎡)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-中目黒駅前北地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-丸紅都市開発、東急
◆ 事業コンサルタント-日本設計


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「整備のイメージ(目黒川沿いの広場のイメージ)」です。


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「断面イメージ(南北方向)」です。


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「整備イメージ図」です。


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「区域図」です。


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「(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅のすぐ近くです。近くには「中目黒アトラスタワー」や「中目黒ゲートタウン」が建っています。


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「(仮称)目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南側の「山手通」沿いです(写真提供読者さん)。


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街区の西端です(写真提供読者さん)。


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街区の北側のブロックを西側から見た様子です。「東急ストア 中目黒本店」があります(写真提供読者さん)。


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街区の北側のブロックを北側から見た様子です。奥に「中目黒アトラスタワー」が見えます(写真提供読者さん)。


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街区の東側が東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅に隣接しています(写真提供読者さん)。



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2024年10月10日 (木)

品川区 大井町駅周辺広町地区開発 総延床面積約258,000㎡の「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」 2024年10月8日の建設状況

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-大井町駅周辺広町地区開発-

 JR東日本は、品川区の「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約258,000㎡の大規模プロジェクト「大井町駅周辺広町地区開発」を計画しています。

 計画地は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節し、「品川区役所」などの行政機能も集まる品川区の中心地です。

 オフィス・共同住宅・ホテル・商業などで構成する3棟のビルを計画しています。各施設は3階レベルの高さに設けるデッキで接続し、2階にも周辺とつながる歩行者動線を整備することで、歩きやすく回遊性の高いエリアを構築します。

 JR東日本グループは、東京の国際競争力向上と国内外からの多様な人々の交流・流動の創出に向け、「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」を中心に、浜松町駅から大井町駅に至る「東京南エリア」のまちづくりを進めています。その重要な柱のひとつとなる、「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」の本体工事に着手します。

● OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)
 「JR東日本」は2024年10月8日に、「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」のまちづくりについて、その名称を決定したと発表しましました。まちの名称は「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/08)
 大井町駅周辺広町地区開発(仮称)のまちづくり ~都市生活共創拠点「OIMACHI TRACKS」の形成と心豊かで質の高いくらしの実現~

 開発敷地の由来である「車両基地・工場」や、計画の基幹施設となっている「歩行者デッキ・ストリート」のイメージとともに、このまちが未来に向けて発展していく道となることを表現した言葉だとしています。

 オフィスタワー「OIMACHI TRACKS BUSINESS TOWER」とホテル・住宅タワー「OIMACHI TRACKS HOTEL & RESIDENCE TOWER」の2棟の高層ビルを建設しています。

OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)の概要
◆ 計画名-大井町駅周辺広町地区開発(A-1地区・A-2地区)
◆ 所在地-東京都品川区広町二丁目地内
◆ 交通-JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅
◆ 階数-(A-1地区)地上26階、地下3階、(A-2地区)地上2階、地下2階
◆ 高さ-(A-1地区)最高部113.37m、建築物112.58m、(A-2地区)最高部14.14m、建築物11.49m
◆ 敷地面積-(A-1地区)22,338.11㎡、(A-2地区)7,083.19㎡
◆ 建築面積-(A-1地区)17,868.36㎡、(A-2地区)2,385.62㎡
◆ 延床面積-(A-1地区)248,859.36㎡、(A-2地区)8,755.95㎡
◆ 構造-(A-1地区)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、(A-2地区)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A-1地区)杭基礎、(A-2地区)直接基礎
◆ 用途-(A-1地区)オフィス、ホテル、共同住宅、商業、駐車場等、(A-2地区)商業、駐車場
◆ 総戸数-(A-1地区)SOHO20戸、賃貸レジデンス 174戸、サービスアパートメント78戸
◆ 客室数-(A-1地区)285室
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-JR東日本建築設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2023年02月
◆ 竣工-2026年04月末日予定
◆ 供用開始-2026年03月予定


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「フィスタワー、ホテル・住宅タワー」です。オフィスタワーの名称は「OIMACHI TRACKS BUSINESS TOWER」、ホテル・住宅タワーの名称は「OIMACHI TRACKS HOTEL & RESIDENCE TOWER」です。


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「施設構成図(断面イメージ)」です。


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「【広域避難場所となるメインの広場】 TRACKS PARK(1階)」です。


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「【駅前の広場】 STATION PLAZA(3階)」です。


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「【街区の中心に位置し縦動線、東西・南北方向の交差点となる広場】 CROSS PLAZA 3階」です。


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「【街区の中心に位置し縦動線、東西・南北方向の交差点となる広場】 CROSS PLAZA 2階」です。


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「【大井町駅前から品川区新庁舎方面への主動線となるデッキ】 TRACKS STREET 4・5階」です。


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  「【大井町駅前から品川区新庁舎方面への主動線となるデッキ】 TRACKS STREET 3階」です。


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「デッキ西側入り口付近(1階から2階へ)」です。


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「施設構成図(3階デッキ平面図 一部1階を表現)」です。


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「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」の2024年10月8日の建設状況です(写真提供SOCIO34050氏)。


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東急大井町線「大井町」駅のホームから見たオフィスタワー「OIMACHI TRACKS BUSINESS TOWER」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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ホテル・住宅タワー「OIMACHI TRACKS HOTEL & RESIDENCE TOWER」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「A-2地区」の建設現場です。奥に見えるのは「品川区役所」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「A-2地区」の建設現場です(写真提供SOCIO34050氏)。


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奥に見えるのは「東急大井町線」の高架橋です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2024年10月 9日 (水)

中野区 地上25階、高さ約99mと地上20階、高さ約82mのツインタワー「パークシティ中野」 2024年9月末の建設状況 3棟共に地上に姿を現す!

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-囲町東地区第一種市街地再開発事業-
 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。 

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。 

● パークシティ中野(ザ タワー エアーズ、ザ タワー ブリーズ)
 「三井不動産レジデンシャル」および、「三井不動産」が参加組合員として参画し、東京都中野区中野四丁目にて推進している「囲町東地区第一種市街地再開発事業」について、街区名称が「パークシティ中野」に決定しています。

 「パークシティ中野」のA敷地のタワーマンションが「ザ タワー エアーズ」、B敷地のタワーマンションが「ザ タワー ブリーズ」に決定しています。ちなみにA敷地の商業施設・オフィス棟の名称は「中野M-SQUARE」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 パークシティ中野

パークシティ中野の概要
◆ 名称-A敷地<住宅棟>ザ タワー エアーズ、A敷地<商業施設・オフィス棟>中野M-SQUARE、B敷地<住宅棟>ザ タワー ブリーズ
◆ 計画名-囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地・B敷地)
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番他(地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩4分
◆ 階数-(A敷地)<住宅棟>地上25階、地下2階、<商業施設・オフィス棟>地上12階、地下2階、(B敷地)地上20階、地下1階
◆ 高さ-(A敷地)最高部99.44m、(B敷地)最高部 82.00m
◆ 敷地面積-(A敷地)10,059.00㎡、(B敷地)3,170.00㎡
◆ 建築面積-(A敷地)6,989.40㎡、(B敷地)1,773.34㎡
◆ 延床面積-(A敷地)91,265.53㎡、(B敷地)28,108.24㎡
◆ 構造-(A敷地)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、(B敷地)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(A敷地)直接基礎、(B敷地)直接基礎
◆ 地震対策-(A敷地)<住宅棟>中間免震構造、<商業施設・オフィス棟>制震構造
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、物品販売業を営む店舗、飲食店、ネイルサロン、印刷・コピーサービス店、事務所、自動車車庫、自転車駐車場、(B敷地)共同住宅、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗、学習塾、華道教室、囲碁教室その他これらに類する施設、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 総戸数-807戸(一般販売対象戸数401戸、A敷地545戸、B敷地262戸)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、三井不動産)
◆ 設計者-佐藤総合計画
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2022年09月07日
◆ 竣工-(ザ タワー エアーズ)2025年12月下旬予定、(ザ タワー ブリーズ)2025年12月下旬予定
◆ 入居開始-(ザ タワー エアーズ)2026年07月下旬予定、(ザ タワー ブリーズ)2026年07月下旬予定

(備考)「パークシティ中野」の公式ホームページでは、A敷地の「ザ タワー エアーズ」は、地上24階、地下2階となっています。「ザ タワー エアーズ」の延床面積は58,955.24㎡となっています。


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東側から、A敷地の商業施設・オフィス棟が「中野M-SQUARE」、A敷地の住宅棟が「ザ タワー エアーズ」、B敷地の住宅棟が「ザ タワー ブリーズ」となっています。


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「パーティールーム兼ゲストルーム完成予想CG」です。


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「テラス完成予想CG」です。


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「敷地配置イラスト」です。


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「位置図」です。


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「パークシティ中野」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「JR中央線」の北側に建設しています(写真提供読者さん)。


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「パークシティ中野(A敷地)」の建設現場です。タワークレーンの「マスト」の色が東急建設カラーの濃いグリーンになっています。手前の住宅棟「ザ タワー エアーズ」、奥の商業施設・オフィス棟「中野M-SQUARE」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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商業施設・オフィス棟「中野M-SQUARE」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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商業施設・オフィス棟「中野M-SQUARE」は、地上部分の「鉄骨建方」が始まっています。地上部分の「鉄骨建方」が行われた部分に「フロアクライミング方式」のタワークレーンの「ベース架台」が固定されています(写真提供読者さん)。


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住宅棟「ザ タワー エアーズ」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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住宅棟「ザ タワー エアーズ 」の躯体が地上に姿を現しています(写真提供読者さん)。


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柱の鉄筋の配筋が行われています(写真提供読者さん)。


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「パークシティ中野(B敷地)」の住宅棟「ザ タワー ブリーズ」の建設現場です。地上躯体がかなり高くなっています(写真提供読者さん)。


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一部外観が姿を現しています(写真提供読者さん)。


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「プレキャストコンクリート」の柱です(写真提供読者さん)。



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2024年10月 8日 (火)

日本橋に森をつくる 国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」 2024年9月末の建設状況

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-国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル計画-

 「三井不動産」と「竹中工務店」は、東京都中央区日本橋本町一丁目において、木造高層建築物として国内最大・最高層となる賃貸オフィスビルの新築計画の検討に着手しました。

 想定規模は、地上17階、高さ約70m、延床面積約26,000㎡で、今後、詳細の検討を進め、2023年着工、2025年竣工を目指しています。主要な構造部材には、「竹中工務店」が開発した耐火集成材「燃エンウッド」など、最先端の耐火・木造技術を導入する予定です。

 また、木材は三井不動産グループが保有する森林のものをはじめ、国産材を積極的に使用していくことで、建築資材の自給自足および森林資源と地域経済の持続可能な好循環を実現させ、環境に優しくCO2排出の削減にも寄与するプロジェクトを目指していきます。

● (仮称)日本橋本町一丁目3番計画
 「三井不動産」は2024年1月4日に、完成すれば国内最大の木造混構造の賃貸オフィスビルになる「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」に着工しました。2026年9月30日に竣工予定です。概要は、地上18階、地下1階、 高さ約84m、延床面積27,452.22㎡です。

 引用資料 三井不動産(2024/01/11)
 国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル着工 「日本橋に森をつくる」 “終わらない森”創りを通じた持続可能な社会の実現に貢献

(仮称)日本橋本町一丁目3番計画の概要
◆ 所在地-東京都中央区日本橋本町一丁目3番地
◆ 交通-東京メトロ銀座線「三越前」駅、東京メトロ銀座線「日本橋」駅
◆ 階数-地上18階、地下1階
◆ 高さ-最高部約84m
◆ 敷地面積-2,502.95㎡
◆ 建築面積-1,547.69㎡
◆ 延床面積-27,452.22㎡
◆ 用途-オフィス、研究所、店舗
◆ 構造-木造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-CLTを用いた耐震壁・制震壁
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年01月04日
◆ 竣工-2026年9月30日予定


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「エントランスホール 完成予想パース」です。


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「オフィス専有部 イメージパース」です。


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「構造概要」です。


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「耐火・木造技術」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えた様子です(写真提供読者さん)。


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週間の「作業工程」です。「掘削工事、解体工事」を行っています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)日本橋本町一丁目3番計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月 7日 (月)

原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る (仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事 2024年9月末の建設状況

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-原宿クエスト-

 「NTT都市開発」は、複合商業施設「原宿クエスト」を2021年10月10日の営業をもって閉館しました。原宿クエストは、原宿駅から徒歩3分の原宿・表参道の玄関口にあるファッション、カフェ&レストラン他ホールを併設した施設として、33年間にわたり営業していました。

 「NTT都市開発」は、多様な文化を生み出し続ける街・原宿の新たなランドマークとして、原宿・表参道エリアを牽引する商業施設「原宿クエスト建替え計画」について、新築工事に着手しました。竣工は2025年春を予定しています。

 引用資料 NTT都市開発(2022/10/26)
 新生「原宿クエスト」着工 -表参道と奥原宿をつなぎ、都市の奥行きをつくりだす-

 新生「原宿クエスト」は、表参道から奥原宿をつなぐことで、都市の奥行きをつくりだし、原宿の新たな魅力を掘り起こす、地上6階、地下1階の7フロアで構成される複合商業施設です。

 低層棟と高層棟で構成されており、その間には、表参道から奥原宿をつなぐパサージュ(敷地内通路)を計画。各店舗が街との調和を図りながらも独立した路面店として個性豊かな世界観を表現できるよう、原宿ならではの施設をめざします。

原宿クエスト建替え計画の概要
◆ 計画名-(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目13-12,13-16(地名地番)
◆ 交通-東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅、JR山手線「原宿」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-30.00m
◆ 敷地面積-1,956.49㎡
◆ 建築面積-1,720.00㎡
◆ 延床面積-9,100.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋​コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、事務所、自動車車庫
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ デザインアーキテクト-OMA/Shohei Shigematsu(重松 象平) 
◆ 設計者・監理者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体-2021年11月
◆ 着工-2022年10月20日(地下解体工事含む)
◆ 竣工-2025年02月28日予定
◆ 開業-2025年春予定


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新生「原宿クエスト」外観イメージ(表参道側)です。


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「表参道や明治神宮からの連続性を感じられる、緑豊かな空間を形成」です。


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「原宿駅前の新たなランドマークとして、表参道のケヤキ並木を彩る」です。


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「敷地周辺地図」です。


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「(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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最高部です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。2025年2月末までに竣工するとはとても思えません(写真提供読者さん)。


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「アンボンドブレース」です。「耐震ブレース」や「制振ダンパー」として優れた性能を発揮します(写真提供読者さん)。


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「(仮称)原宿クエスト建替え計画新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月 6日 (日)

JR中野駅の駅ビル 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業「(仮称)中野駅西口開発」 2024年9月末の建設状況

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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業- 
 東京都日野市が舞台のギャグアニメ「しかのこのこのここしたんたん」にハマってしまって何度も見たのでセリフもほぼ覚えてしまいました。私は1990年代に「スペイン語」を独学で少し勉強したので、少しは分かるかな? と思ってスペイン語吹き替え版を見て見ましたがほとんど分かりませんでした(笑)。

 YouTube スペイン語吹き替え版(3話)
 Mi Amiga Nokotan Es Un Ciervo Latino - 3

 ちなみに「鹿」はスペイン語で「ciervo」です。スペイン語には、男性名詞と女性名詞があり、「-o」で終わる名詞は男性名詞、「-a」で終わる名詞は女性名詞であることが多いですが、例外もあります。

 本題に戻って、疾風怒濤の勢いで再開発が進む中野駅周辺では、JR中央線の南側と北側をつなぐ通路と新たな西口を整備する中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業を進めています。あわせて新北口駅前広場や西口広場は、新規整備、南口駅前広場は、拡張整備を進めていく予定です。

 街の核となるのが「JR中野駅」です。「JR中野駅」は、島式4面8線の大規模な駅ですが、駅ビルなどの駅の顔となる部分が存在ませんでした。そこで、「中野区」と「JR東日本」は、「中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業」を進めています。

 新駅ビルは「駅施設、店舗」で構成する建物のほか、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡を確保します。2026年12月頃の南北通路・橋上駅舎開業を目指します。

 引用資料 中野区・公式ホームページ
 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業について

中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発
◆ 所在地-東京都中野区中野五丁目241‐2、四丁目84‐1 他(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅直結
◆ 階数-地上5階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部31.824m、軒高28.269m
◆ 敷地面積-7,693.42㎡
◆ 建築面積-6,337.25㎡
◆ 延床面積-18,354.51㎡(別に、ラチ内コンコース約1,100㎡、南北通路約1,400㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部CFT造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-駅施設、物販店舗、飲食店舗
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2020年03月01日
◆ 竣工-2028年03月31日予定
◆ 開業-2026年12月頃予定(南北通路・橋上駅舎開業)

駐車場棟の概要
◆ 計画名-(仮称)中野駅西口開発 駐車場棟
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番51の一部(地名地番)
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-最高部18.427m
◆ 敷地面積-0㎡(敷地面積は0㎡)
◆ 建築面積-169.45㎡
◆ 延床面積-1,457.48㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 用途-自動車駐車施設、EV昇降路
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年10月01日予定
◆ 竣工-2028年03月31日予定


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西口広場側の外観完成イメージです。新駅ビルは駅の西側のホーム上空に建設されます。


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「西口広場」のイメージです。


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「南北通路」のイメージです。


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中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業である「(仮称)中野駅西口開発」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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JR線上に新駅ビルを建設しています(写真提供読者さん)。


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北側部分です。一番上の外観完成イメージにある北側に飛び出している部分の工事だと思われます(写真提供読者さん)。


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東端部分です(写真提供読者さん)。


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「山留め壁」をえび茶色の鉄骨「支保工」で支えています(写真提供読者さん)。


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コンクリートの床の上に鉄筋の配筋が行われています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)中野駅西口開発」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月 5日 (土)

渋谷区 都市再生ステップアップ・プロジェクト「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」 2024年9月末の建設状況

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-(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業-

 「(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)の第2弾となる東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に共同開発する民間プロジェクトを展開するものです。

 あらゆる人々を引き付け新たな魅力を創造し、人の流れを地域に呼び込み、多世代が交流できる、出会いと成長の拠点を形成することを目的としています。加えて、渋谷がさらに発展し世界から注目されるまちとなるべく、変化の激しい現代において、望ましい未来を想像し、その実現に向けた一歩となる、あらゆる多様性とその多様性をエネルギーに変えることにより、「ちがいをちからに変える街」の実現を目指します。

 「ヒューリック」と「清水建設」で構成されるグループは、東京都と渋谷区が実施した「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」において、事業予定者として選定されました。

 引用資料 ヒューリック(PDF:2022/04/01)
 (東京都・渋谷区)都市再生ステップアップ・プロジェクト渋谷地区 渋谷一丁目地区共同開発事業の事業予定者に決定 ~ヒト・モノ・コトが Link する、MITAKE Link Park(仮称)~

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業」は、東京都児童会館跡地と、隣接する渋谷区役所旧第二美竹分庁舎及び渋谷区立美竹公園を一体的に開発し、東京都と渋谷区が本事業で誘導する施設(創造文化教育施設、多様な都心居住を推進する施設等)を含む民間複合施設を整備・運営する PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業です。

 今後、東京都及び渋谷区と基本協定書を締結し、ヒト・モノ・コトが Link する、「MITAKE Link Park」(仮称)を整備し、本事業を推進していきます。

● 国土交通省が優良な民間都市再生事業計画として認定!
 国土交通大臣は、渋谷一丁目地区共同開発事業を優良な民間都市再生事業計画として2024年7月23日に認定しました。これにより、認定を受けた事業者は、金融支援や税制上の特例措置を受けることができます。

 引用資料 東京都都市整備局(2024/07/23)
 渋谷で多世代の交流を生む共創・共育の拠点を形成 ~渋谷一丁目地区共同開発事業を国土交通大臣が認定~

(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業の概要
◆ 計画名-都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)渋谷一丁目地区共同開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目18番3他(地番)
◆ 交通-JR・東急・東京メトロ・京王「渋谷」駅
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部71.10m、建築物68.21m
◆ 敷地面積-9,670.81㎡
◆ 建築面積-3,983.23㎡
◆ 延床面積-47,350.60㎡
◆ 容積対象面積-38,659.04㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、共同住宅、自動車車庫、体育館、店舗、その他
◆ 総戸数-26戸
◆ 建築主-Link Park(<代表企業>ヒューリック、<構成員>清水建設)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2024年07月08日
◆ 竣工-2027年06月30日予定


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「完成イメージ」です(引用:ヒューリック)。


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「青山通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「美竹公園より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「明治通り側より望む」です(引用:ヒューリック)。


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「施設概要図」です(引用:国土交通省)。


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「位置図」です(引用:ヒューリック)。


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「渋谷一丁目地区共同開発事業」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「山留め壁」の構築を行っています(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「アボロン工法」の杭打機です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「渋谷一丁目地区共同開発事業」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2024年10月 4日 (金)

「東京海上ホールディングス」などの新本店ビル 地上20階、高さ約107mの世界最大規模となる「木の本店ビル」 2025年3月に新築工事に着工!

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

● 2025年3月に着工!
 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、千代田区で計画している新本店ビルの概要をまとめました。高さ約107m、延床面積約124,454㎡で、2025年3月に新築工事に着工、2028年8月の竣工を目指します。

 日刊建設工業新聞(2024/10/03)
 東京海上HDら/新本店ビル(東京都千代田区)建設、竹中工務店JVで25年3月着工

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる「木の本店ビル」として生まれ変わります。

東京海上日動ビルの建て替えの概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約107m、建物高さ約100m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 延床面積-約124,454㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、駐車場等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日
◆ 解体(地下躯体解体)-2023年12月01日~2025年05月31日予定
◆ 着工-2025年03月予定
◆ 竣工-2028年08月予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」の新本店ビルの建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ(地下解体工事)」です。解体工事の工期は2023年12月1日~2025年5月31日(予定)です(写真提供読者さん)。


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(解体前)東京海上日動ビル 本館
 
「東京海上日動ビル 本館(旧:東京海上ビルディング)」を北東側から見た様子です。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に竣工しました。概要は、地上25階、塔屋2階、地下4階、高さ108.1m、延床面積約63,120㎡です。当初は、地上30階、高さ約128mで計画されていましたが、皇居の美観を損ねるとして、軒高が約100mに変更されました。


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(解体前)東京海上日動ビル 新館
 
「東京海上日動ビル 新館」を南東側から見た様子です。「新館」は、1986年12月に竣工しました。概要は、地上16階、地下4階、延床面積約52,620㎡です。



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2024年10月 3日 (木)

JR東日本「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」環境影響調査書の閲覧 「高層部、北口歩行者広場」の詳細な配置図・緑化計画図が公開!

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-(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画-
 「東京都、港区、品川区、京浜急行電鉄」の4者は、「京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業」を進めています。連続立体交差予定区間は、「泉岳寺駅」付近から「北品川」駅の「新馬場駅」付近までの約1.7km(都市計画区間約2.0km)です。予定区間には、「品川駅」と「北品川駅」の2駅があり、合計3ヶ所の踏切を解消し、道路交通を円滑化します。

 現在の「京浜本線品川駅」のホームは、2面3線(単式ホーム+島式ホーム)ですが、島式2面4線に拡張して、地平化及び輸送力向上を行う予定です。

 「京浜急行電鉄」と「JR東日本」は、東京都港区の品川駅高輪口を再整備する「(仮称)品川駅街区地区」の開発計画を明らかにしました。約33,500㎡の敷地を3分割し、駅施設や商業施設、オフィスなどで構成する総延床面積約374,300㎡の施設群を整備します。

 引用資料 内閣府(PDF:2023/08/25)
 都市再生特別地区(品川駅街区地区)都市計画(素案)の概要

 計画では、「京浜急行本線連続立体交差事業」で整備される、京急線品川駅の鉄道施設を建物内に配置します。駅と街をつなぐ一体的な都市基盤整備(東西・南北方向の歩行者ネットワーク強化等)や、国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入、防災機能強化と先導的な環境都市づくりにより、国際交流拠点・品川の形成に寄与していきたいという考えのもと進められます。

● 環境影響調査書の閲覧!
 「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」の港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の閲覧が行われています。閲覧期間は、2024年10月1日(火)~11月1日(金)までです。

 引用資料 港区・公式HP(
2024/10/01)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の閲覧【(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画】

 今までは大雑把な「配置図」が公開されていましたが、今回「高層部、北口歩行者広場」の詳細な配置図・緑化計画図が公開されました。これにより、「国道上空デッキ、品川駅北口駅改良・駅ビル整備、品川駅北口駅駅前広場」との配置がよりイメージしやすくなりました。

(仮称)品川駅街区地区の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目及び高輪三丁目外
◆ 交通-JR線「品川」駅、京急本線「品川」駅
◆ 敷地面積-約33,500㎡
◆ 延床面積-約374,300㎡
◆ 容積対象床面積-約326,500㎡(計画容積率980%)

(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画の概要
◆ 階数-地上28階、地下3階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約14,700㎡
◆ 建築面積-約11,000㎡
◆ 延床面積-約165,000㎡
◆ 容積対象床面積-約147,000㎡(計画容積率1,000%)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途- オフィス、店舗、駅施設、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-(基本設計)JR東日本建築設計・日本設計・日建設計JV、(実施設計)JR東日本建築設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2026年03月上旬予定
◆ 竣工-2031年03月下旬予定


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「計画建築物立面図(西側)」です。


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「計画建築物立面図(南側)」です。


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「計画建築物断面図(南北断面)」です。


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「計画建築物断面図(東西断面)」です。


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「計画建築物配置図」です。


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「緑化計画図」です。


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(仮称)品川駅街区地区
 「(仮称)品川駅街区地区」の完成イメージです。左側がJR東日本の「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」、右側が京浜急行電鉄の「(仮称)品川駅街区地区 南街区新築計画」です。


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「配置図」です。


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JR側の「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」の建設予定地です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」の建築計画のお知らせです (写真提供読者さん)。


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品川駅北口駅改良・駅ビル整備

 JR東日本が品川駅の直上に、商業施設や駅事務室などが入る和風なデザインの地上10階、地下1階の駅ビルを建設中です。1番線の山手線から15番線の横須賀線までのホームをまたぐ広大な構造で、延床面積50,780.24㎡(合計61,111.28㎡)です。

 品川駅のビルは地上に線路があり、2階に当たる部分が改札、3階~6階が商業施設、7階~10階は駅事務室などが占めます。品川駅のビル完成に先立つ2027年度には新たに「北口」の改札も新設、「UR都市機構」が整備する高速バスやタクシーの乗り場とつながります。

品川駅北口駅改良・駅ビル整備の概要
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目66番、港区高輪三丁目464番
◆ 交通-JR「品川」駅直結
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部58.21m、軒高55.41m
◆ 敷地面積-34,805.09㎡
◆ 建築面積-11,819.55㎡(合計18,918.54㎡)
◆ 延床面積-50,780.24㎡(合計61,111.28㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-駅施設、店舗、オフィス、荷捌き駐車場等
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-品川駅北口駅改良・駅ビル整備共同企業体(代表 大林組)
◆ 着工-2022年08月上旬
◆ 竣工-2031年11月下旬予定



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2024年10月 2日 (水)

JR原宿駅 地域に親しまれてきた西洋風建物「旧駅舎」の外観を再現 原宿駅旧駅舎跡地開発 2024年9月末の建設状況!

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-原宿駅-
 前にも書きましたが、私は、旅系YouTuberの「しげ旅」と「散歩するアンドロイド」の動画はすべて観ています。黒海東岸の「ジョージア(旧:グルジア)」ですが、ロシアの介入で大変なイメージがありましたが、リゾート地の「バトゥミ」がメチャメチャ発展していて驚きました。脳内の昔のイメージと違い発展している国が多くて旅系の動画は本当に勉強になります。

 YouTube しげ旅
 バトゥミ旅🇬🇪ジョージアのリゾート地で暮らす様に酒を飲むおじさんの1週間【アジア#31】2024年6月27日〜7月4日

 本題に戻って、渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設して、2020年3月21日より新しい駅舎を供用開始しました。新しい駅舎の供用開始により、地域に親しまれてきた西洋風建物の旧原宿駅舎は役目を終えて閉鎖されました。

 貴重な文化財として保存を望む声も多かったのですが、「JR東日本」は、駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎の解体します。

 旧駅舎建物は、尖塔を載せたハーフティンバー様式のデザインが、街のシンボルとして親しまれてきました。新駅舎の隣に、旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替えます。

 防火地域に適した材料を用いて、地域に親しまれてきた西洋風建物の外観を可能な限り再現して建替えを行います。新たな建物では、まちの個性を活かしたにぎわい集う拠点づくりを進めます。

 旧駅舎は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会終了後に解体を行う予定としていましたが、大会の延期に伴い、防火等の安全性を考慮して、2020年8月下旬より解体工事に着手しました。

● 旧駅舎建物の外観を可能な限り再現して建替え!
 
JR東日本は2024年4月23日に、渋谷区の原宿駅の旧駅舎跡地の開発を2024年5月末頃に着手すると発表しました。旧駅舎が持つモダンな外観を再現した商業施設を整備します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/04/23)
 原宿駅旧駅舎跡地開発の工事着手について

 設計は「JR東日本建築設計」、デザイン監修を「平田晃久建築設計事務所」、施工を「東急建設」が担当します。2026年12月の完成を目指します。

 概要は、地上4階、地下1階、延床面積約1,170㎡です。「時とつながる」「まちとつながる」「文化とつながる」という3つの「つながる」をコンセプトとし、旧駅舎の外観を再現しながら商業施設として整備します。

原宿駅旧駅舎跡地開発の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区神宮前一丁目18-20
◆ 階数-地上4階、地下1階(旧駅舎外観再現含む)
◆ 高さ-約16m
◆ 敷地面積-約760㎡(再現駅舎含む)
◆ 延床面積-約1,170㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者・監理者-JR東日本建築設計
◆ デザイン監修-平田晃久建築設計事務所
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2024年05月末頃
◆ 竣工-2026年12月予定
◆ 開業-2026年度冬予定


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「位置図」です。


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地上4階、地下1階の「商業施設」です。


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「旧駅舎外観再現」部分です。


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「原宿駅旧駅舎跡地開発」の2024年9月末の建設状況です(写真提供読者さん)。


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本格的に工事が行われています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です(写真提供読者さん)。


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現役だった頃の旧原宿駅舎

 旧原宿駅舎は、1924年に建設された駅舎です。役目を終えるまでは木造駅舎としては東京都内最古で、関東の駅百選に認定されていました。駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されており、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎は解体されました。



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2024年10月 1日 (火)

「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上54階、高さ約225mの「六本木・虎ノ門地区D街区」 2024年9月末の状況

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-ホテルオークラ東京別館-

 「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」が2019年9月12日のオープンしました。約1年後の2020年9月30日に「ホテルオークラ東京別館」が閉館しました。建物は、2020年10月~2021年9月末まで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に貸し出していました。

 2019年2月11日に、港区環境アセスメント「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目計画】」が行われました。「ホテルオークラ東京別館」が「野村不動産」により建て替えられます。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積約47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。

 「ホテルオークラ」は、2020年9月30日に営業を終了した「ホテルオークラ東京別館」の解体工事の施工者を「鹿島建設」に決めました。2021年11月15日に解体工事に着手し、2022年12月31日の工事完了を目指します。跡地の活用方針は未定となっています。

 港区から2022年12月12日に、”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】” が行われました。建築主が「野村不動産」から「鹿島建設」に変更になりました。「野村不動産」の計画では、「住宅棟」と「事務所棟」の2棟で計画されていましたが、「鹿島建設」の計画では1棟に変更になっています。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目北地区計画」です。地上50階、地下4階、高さ約225m、延床面積約140,000㎡、用途は、共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場となっています。

● 六本木・虎ノ門地区D街区
 2024年5月22日に「港区議会建設常任委員会」から「六本木・虎ノ門地区D街区」の資料が公開されました。「六本木・虎ノ門地区D街区」は、「(仮称)六本木一丁目北地区計画」と全く同じ場所です。

 階数は地上50階、地下4階から地上54階、地下5階に変更、高さは最高部約225mで変更無し、延床面積は約140,000㎡から約147,500㎡と少し拡大しています。

 「(仮称)六本木一丁目北地区計画」の「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧」が行われました。縦覧期間は、2024年8月1日~9月13日までです。

 引用資料 港区・公式HP(2024/08/01) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】

六本木・虎ノ門地区D街区の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木一丁目
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
◆ 階数-地上54階、地下5階
◆ 高さ-最高部約225m(T.P.+29.3m)
◆ 敷地面積-約9,940㎡
◆ 建築面積-約6,000㎡
◆ 延床面積-約147,500㎡
◆ 用途-共同住宅、宿泊施設、店舗、駐車場
◆ 事業者-鹿島建設
◆ 解体工事-2021年11月15日~2025年03月31日予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度以降予定


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「鳥瞰パース」です。


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「バリアフリー動線のイメージ(広場外観パース)」です。


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「(アーバングリーンテラス)の整備イメージ」です。


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「断面図」です。


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「断面図」です。


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「立面図(北立面図)」です。


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「立面図(東立面図)」です。


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「立面図(南立面図)」です。


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「立面図(西立面図)」です。



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「計画概要」です。


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「地区幹線道路等の拡幅整備、線形改良」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「六本木・虎ノ門地区D街区」の建設予定地の2024年9月末の状況です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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南西側を見た様子です(写真提供読者さん)。


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地上躯体がまだ残っています(写真提供読者さん)。


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地上躯体がまだ残っています(写真提供読者さん)。


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北東側を見た様子です(写真提供読者さん)。


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樹木に囲まれた部分です(写真提供読者さん)。


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北東側です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ」です。工事名は「ホテルオークラ東京別館解体工事」で、「鹿島建設」の施工により行われています。解体工事の工期は、2021年11月15日~2025年03月31日(予定)です(写真提供読者さん)。



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