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2024年11月11日 (月)

プラモデルの聖地である「静岡市」 バンダイスピリッツ 「機動戦士ガンダム」関連のプラモデル新工場 2025年1月竣工、2026年度本格稼働!

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-バンダイホビーセンター-

 「バンダイスピリッツ」は2024年11月6日に、静岡市に建設中のプラモデル新工場について発表しました。2025年1月に竣工し、順次生産設備を導入後、2025年夏頃に稼働を始める予定です。本格稼働は2026年度の見通しです。

 引用資料 バンダイスピリッツ(PDF:2024/11/06)
 BANDAI SPIRITS のプラモデル生産工場 「バンダイホビーセンター」新工場 2025 年 1 月竣工 同年夏頃稼働開始

 主力のアニメ「機動戦士ガンダム」関連のプラモデル(ガンプラ)は品薄状態が続いています。新工場が本格稼働すれば、2023年度比約35%の増産が可能だとしており、品薄の解消が期待されます。

 「バンダイスピリッツ」のプラモデル工場「バンダイホビーセンター」は、本館と新館が稼働しており、新工場はその隣接地約14,724㎡の敷地に建設します。これは本館と新館を合わせた工場の敷地面積約12,261㎡を上回る規模です。

 工場は地上3階、延床面積18,087㎡です。本格稼働時には、1つの金型で複数の色を同時に成形できる多色成型機10台、単色成型機84台でプラモデルを生産します。

● 静岡市はプラモデルの聖地!
 静岡市は「プラモデルの聖地」と呼ばれ、国内出荷額の8割以上を占めています。プラモデルの世界では神扱いされている「タミヤ」の本社も静岡市にあります。軍事ヲタの私は、中学・高校生の時にタミヤの「1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ」にどっぷりハマっていました。

バンダイホビーセンター・プラモデル新工場の概要
◆ 名称-バンダイホビーセンター(現在稼働中の本館、新館と、新工場を含めた総称)
◆ 所在地-静岡県静岡市葵区長沼
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 敷地面積-約14,724㎡
◆ 延床面積-約18,087㎡
◆ 竣工-2025年01月予定
◆ 稼働-2025年夏頃予定(稼働)、2026年度予定(本格稼働)


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「バンダイホビーセンター」新工場 外観イメージです。


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「バンダイスピリッツ」のプラモデル新工場の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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静岡市アリーナ基本計画(案)
 「静岡市」の「バンダイホビーセンター」は、JR東静岡駅北口にあります。すぐ近くにアリーナ建設構想があります。JR東静岡駅北口のアリーナ建設構想について、静岡市は、収容人数8,000席以上の静岡市内最大規模とし、2030年のオープンを目指すとする「静岡市アリーナ基本計画(案)」を公表しました。概算事業費を約300億円を想定しています。

 引用資料 静岡市(PDF:2024/10)
 静岡市アリーナ基本計画(案)

 静岡県内には、「袋井市」に1万席規模の「エコパアリーナ(静岡アリーナ)」があります。静岡市の市長は「県内最大席数にはこだわらない。収益を考えると8,000席くらいが静岡市の規模ではちょうどいい」と答えています。

 事業手法は、PFI(民間資金活用による社会資本整備)手法の一つ「BTコンセッション方式」を取り入れます。事業者が自らの提案に基づいて公共施設を設計、建設し、完成後に静岡市に所有権を移転します。事業者は静岡市から施設運営権を購入し、施設利用料などを自らの収入として運営します。



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