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2025年1月

2025年1月23日 (木)

港区 「白金高輪駅」の近く 地上45階、高さ約167mの「三田五丁目西地区市街地再開発事業」  環境影響調査書案の縦覧!

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-三田五丁目西地区市街地再開発事業-

 東京都港区の「三田五丁目西地区市街地再開発準備組合」が計画するプロジェクトの概要が明らかになりました。共同住宅やオフィスが入る延べ約75,000㎡の超高層ビルを建設します。2023年度にも港区から都市計画決定の告示を受ける見通しです。2024年度に本組合設立、2025年度に権利変換計画の認可を得て、2025年度に着工、2029年度の完成を目指します。

 計画地は、港区三田五丁目の約1.1haの区域です。東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の「白金高輪駅」の北東に位置します。木造住宅が多く防災性に課題を抱えます。建物が細い街路に面して立地しており、個別の建て替えが困難になっています。

 地上37階、地下2階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡の規模を想定します。共同住宅とオフィスが入る「高層棟」と共同住宅や店舗、工場が入る「低層棟」で構成します。

● 環境影響調査書案の縦覧!
 港区で、”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【三田五丁目西地区市街地再開発事業】”が行われています。縦覧期間は、2025年1月21日(火)~2月21日(金)までです。

 引用資料 港区HP(2025/01/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【三田五丁目西地区市街地再開発事業】

 計画はかなり変更されて、概要は、地上45階、地下2階、高さ167.5m、延床面積約82,500㎡に変更になっています。フロアのほとんどの部分が、総戸数約600戸の共同住宅となります。

三田五丁目西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区三田五丁目14番、16番、白金一丁目3番、12番、高輪一丁目1番
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅
◆ 階数-地上45階、地下2階(地上37階、地下2階から変更)
◆ 高さ-最高部167.5m(約160mから変更)
◆ 敷地面積-約7,820㎡
◆ 建築面積-約4,300㎡
◆ 延床面積-約82,500㎡(約75,000㎡から変更)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、オフィス、SOHO、店舗、工場、駐車場
◆ 総戸数-約600戸
◆ 事業者-三田五丁目西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2026年度予定(2025年度予定から変更)
◆ 竣工-2030年度予定(2029年度予定から変更)


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(変更前:2023年6月16日時点)「地区東からのイメージパース」です。この時点では、地上37階、地下2階、高さ約160m、延床面積約75,000㎡を想定しました(引用:港区)。


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「断面図」です。


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「断面図」です。


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「立面図」です。


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「立面図」です。


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「配置計画図」です。


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「計画地位置図(広域)」です。



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2025年1月22日 (水)

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 地上47階、 高さ約182mの「プラウドタワー池袋」 2025年1月中旬の建設状況

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」にて、2022年9月30日に「北棟」の起工式を実施し、2022年10月1日に着工しました。参加組合員として「住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構」が参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/14)
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工

 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」は「東池袋」駅に隣接、東京の副都心である「池袋」駅から東南約750mに位置する約1.7haの敷地に、豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備します。

● プラウドタワー池袋
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」正式名称は「グランドシティタワー池袋」、「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」正式名称は「プラウドタワー池袋」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドシティタワー池袋

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー池袋

グランドシティタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目100番他(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「東池袋」駅まで徒歩1分、東京メトロ有楽町線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ副都心線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「池袋」駅まで徒歩8分、JR山手線「池袋」駅まで徒歩9分、JR湘南新宿ライン(高崎線・東海道線)「池袋」駅まで徒歩9分、JR埼京線「池袋」駅まで徒歩9分、東武鉄道東上線「池袋」駅まで徒歩9分、西武池袋・豊島線「池袋」駅まで徒歩9分
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部189.88m
◆ 敷地面積-8,761.09㎡
◆ 建築面積-5,255.35㎡
◆ 延床面積-111,881.65㎡(容積対象面積約70,068㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(93本)
◆ 地震対策-制震構造(壁型粘弾性方式の制震装置、TRCダンパーを採用)
◆ 用途-共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所
◆ 総戸数-878戸(非分譲住戸105戸・広告対象外30戸含む)、その他店舗2区画、事務所2区画
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-住友不動産、三井住友信託銀行
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2022年09月30日(起工式)、2022年10月01日(着工)
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始-2027年01月下旬予定

プラウドタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目101番(地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、東武東上線、西武池袋・豊島線「池袋」駅徒歩10分、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩3分
◆ 階数-地上47階、地下2階
◆ 高さ-最高部約182m
◆ 敷地面積-6,305.98㎡
◆ 建築面積-3,085.57㎡
◆ 延床面積-75,198.21㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分けて 地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤーコア免震システム」を採用)
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校
◆ 総戸数- 620戸(非分譲住戸82戸含む)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-野村不動産、三井住友信託銀行
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始- 2027年03月下旬予定


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南街区の「プラウドタワー池袋」の「現地西側上空より臨む外観完成予想CG」です。


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プラウドタワー池袋の「メインエントランス完成予想CG」です。


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プラウドタワー池袋の「2階エントランス完成予想CG」です。


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プラウドタワー池袋の「EAタイプ(16階)室内完成予想CG」です。


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デュアルレイヤーコア免震システム

 「プラウドタワー池袋」は、基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分けて地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤーコア免震システム」を採用します。「中間免震構造」のため建物外周部にクリアランスを設ける必要がなく敷地の有効活用にもつながります。


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全体の「外観イメージパース」です。


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「断⾯イメージ」です。


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「計画敷地内の緑化のイメージ」です。


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「位置図」です。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」の2025年1月中旬の建設状況です。北街区の「グランドシティタワー池袋」と南街区の「プラウドタワー池袋」で構成されています(写真提供読者さん)。


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南街区の「プラウドタワー池袋」の建設現場です。タワークレーン2基で建設しています(写真提供読者さん)。


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地上躯体です(写真提供読者さん)。


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アップです(写真提供読者さん)。


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柱の鉄筋の配筋を行っています(写真提供読者さん)。


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建設資材の搬入口です(写真提供読者さん)。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年1月21日 (火)

南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 地上52階、 高さ約190mの「グランドシティタワー池袋」 2025年1月中旬の建設状況

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-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業-

 「東京都」は、「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」の設立を認可しています。市街地再開発事業の施行により、地上及び地下の回遊性を高める安全・快適な歩行者ネットワークを形成するとともに、土地の合理的かつ健全な高度利用と多様な都市機能の集積による、賑わいのあるまちの形成を図ります。

 「南池袋二丁目C地区市街地再開発組合」は、東京都豊島区南池袋二丁目他で事業を推進する「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」にて、2022年9月30日に「北棟」の起工式を実施し、2022年10月1日に着工しました。参加組合員として「住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構」が参画しています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2022/10/14)
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」着工

 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業」は「東池袋」駅に隣接、東京の副都心である「池袋」駅から東南約750mに位置する約1.7haの敷地に、豊島区最大級となる総戸数1,498戸の超高層ツインタワーマンションを整備します。

● グランドシティタワー池袋
 「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」正式名称は「グランドシティタワー池袋」、「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)」正式名称は「プラウドタワー池袋」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 グランドシティタワー池袋

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー池袋

グランドシティタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目100番他(地番)
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「東池袋」駅まで徒歩1分、東京メトロ有楽町線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ副都心線「池袋」駅まで徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「池袋」駅まで徒歩8分、JR山手線「池袋」駅まで徒歩9分、JR湘南新宿ライン(高崎線・東海道線)「池袋」駅まで徒歩9分、JR埼京線「池袋」駅まで徒歩9分、東武鉄道東上線「池袋」駅まで徒歩9分、西武池袋・豊島線「池袋」駅まで徒歩9分
◆ 階数-地上52階、地下2階
◆ 高さ-最高部189.88m
◆ 敷地面積-8,761.09㎡
◆ 建築面積-5,255.35㎡
◆ 延床面積-111,881.65㎡(容積対象面積約70,068㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(93本)
◆ 地震対策-制震構造(壁型粘弾性方式の制震装置、TRCダンパーを採用)
◆ 用途-共同住宅、公共公益施設、店舗、事務所
◆ 総戸数-878戸(非分譲住戸105戸・広告対象外30戸含む)、その他店舗2区画、事務所2区画
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-住友不動産、三井住友信託銀行
◆ コンサルタント-ポリテック・エイディディ・INA新建築研究所共同企業体
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2022年09月30日(起工式)、2022年10月01日(着工)
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始-2027年01月下旬予定

プラウドタワー池袋の概要
◆ 計画名-南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(南街区)
◆ 所在地-東京都豊島区南池袋二丁目101番(地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線、東武東上線、西武池袋・豊島線「池袋」駅徒歩10分、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩3分
◆ 階数-地上47階、地下2階
◆ 高さ-最高部約182m
◆ 敷地面積-6,305.98㎡
◆ 建築面積-3,085.57㎡
◆ 延床面積-75,198.21㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(基壇部と高層部の主要構造を凹型の免震ピットで切り分けて 地震の激しい揺れを抑える「デュアルレイヤーコア免震システム」を採用)
◆ 用途-共同住宅、子育て支援施設、高齢者支援施設、店舗、学校
◆ 総戸数- 620戸(非分譲住戸82戸含む)
◆ 建築主-南池袋二丁目C地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、野村不動産、独立行政法人都市再生機構)
◆ 売主-野村不動産、三井住友信託銀行
◆ 設計者-INA・清水・前田設計共同企業(INA新建築研究所、清水建設、前田建設工業JV)
◆ 施工者-清水・前田建設共同企業体(清水建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2026年11月中旬予定
◆ 入居開始- 2027年03月下旬予定


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北街区の「グランドシティタワー池袋」の完成イメージです。


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北街区の「グランドシティタワー池袋」の完成イメージです。南街区の「プラウドタワー池袋」は描かれていません。


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全体の「外観イメージパース」です。


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下層階のイメージです。


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下層階のイメージです。


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「断⾯イメージ」です。


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「計画敷地内の緑化のイメージ」です。


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「位置図」です。


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「北街区」の「グランドシティタワー池袋」の2025年1月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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最高部です(写真提供読者さん)。


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「マストクライミング方式」の「タワークレーン」です(写真提供読者さん)。


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地上躯体です(写真提供読者さん)。


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下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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地上から見た様子です(写真提供読者さん)。


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敷地北西角です(写真提供読者さん)。


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「南池袋二丁目C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(北街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年1月20日 (月)

都心最大級総延床約110万㎡ 地上48階、高さ約233mの「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」 2025年1月中旬の建設状況

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● (仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー
 「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の「建築計画のお知らせ」の数値が修正されています。最新の概要は、地上48階、塔屋2階、地下6階、高さ233.527m、延床面積361,075.97㎡です。

中地区の概要
◆ 計画名-(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1番1 他
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上48階、塔屋2階、地下6階
◆ 高さ-最高部233.527m、軒高229.357m(最高部234.5m、軒高約230mから修正)
◆ 敷地面積-(施設全体)21,656.36㎡
◆ 建築面積-(施設全体)20,566.53㎡、(セントラルタワー)12,222.84㎡
◆ 延床面積-(施設全体)374,569.67㎡、(セントラルタワー)361,075.97㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎(パイルド・ラフト基礎)
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル 他
◆ 建築主-NTT都市開発、公共建物(株)、三井不動産、東京電力パワーグリッド
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年07月15日
◆ 竣工-2029年02月28日予定(セントラルタワー)、2038年03月頃予定(街区全体)


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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の断面図です。
 

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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の配置図です。


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「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の2025年1月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「帝国ホテル東京」のすぐ南側です(写真提供読者さん)。


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新しい「(仮称)内幸町一丁目街区中地区 セントラルタワー」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されています(写真提供読者さん)。


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(解体前)日比谷U-1ビル

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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(解体前)NTT日比谷ビル

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。



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2025年1月19日 (日)

地上23階、高さ約129mの「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」及び「小田急明治安田生命ビル地上部解体工事」 2025年1月中旬の状況

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-(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト-
 「明治安田生命」は、新宿駅西口に近接する「明治安田生命新宿ビル」などの解体工事に2020年4月1日に着手しました。「明治安田生命新宿ビル」と隣接する6棟を一体的に解体します。

 解体区域の敷地面積は約6,300㎡とかなり広いです。解体工事の施工は「大成建設」が担当します。解体工事の工期は2022年8月31日までを予定しています。

 解体されるビルは、「(1)明治安田生命新宿ビル、(2)明治安田生命新宿ビル別館、(3)第一スカイビル、(4)高倉第二ビル、(5)明治安田生命新宿第三ビル跡地、(6)永和ビル跡地」の合計6棟です。「(7)KSビル跡地」の解体工事は、鉄道弘済会が発注しました。

 跡地に建設される「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の概要は、地上23階、地下4階、高さ(最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m)、延床面積96,901.94㎡です。オフィス、商業、ホール、駐車場などで構成する予定です。

 引用資料 新宿区景観まちづくり審議会(2020/07/17)
 第69回新宿区景観まちづくり審議会

 「明治安田生命保険」が推進し、「森ビル」がプロジェクトマネジメントに参画する「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」が、2021年8月1日に着工しました。

(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿一丁目9番1~12
◆ 交通-JR「新宿」駅徒歩2分、東京メトロ丸の内線「新宿」駅徒歩4分、小田急線「新宿」駅徒歩4分、京王線「新宿」駅徒歩4分、京王新線(都営新宿線)「新宿」駅徒歩5分、都営大江戸線「新宿」駅徒歩5分
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-最高部128.71m(設備突出部)、建築部125.71m
◆ 敷地面積-6,294.72㎡
◆ 建築面積-3,819.26㎡
◆ 延床面積-96,901.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-明治安田生命保険
◆ プロジェクトマネジメント-森ビル
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2022年08月31日
◆ 着工-2021年08月01日
◆ 竣工-2026年08月31日予定(2025年11月30日から変更)


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「駅前広場を取り囲む光の演出」です。低層部の柱や壁面をライトアップして、駅前広場を取り囲むような夜間景観を演出する計画です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」のイメージパースです。建物は暖色系の「PCカーテンウォール」を外装に使い、駅前のランドマークを形成する外観を目指します。

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「断面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の2025年1月中旬の建設状況です。2021年8月1日の着工から3年以上経過しましたが、未だに地上に姿を現していません。地下躯体の構築に長期を要しているようです。そのために竣工予定が2025年11月30日から2026年8月31日に変更されています(写真提供読者さん)。


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「クローラークレーン」です(写真提供読者さん)。


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敷地北側です(写真提供読者さん)。


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「コンクリートミキサー車」です。地下躯体にコンクリートを打設しています(写真提供読者さん)。


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「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。竣工予定が2025年11月30日から2026年8月31日に変更されています(写真提供読者さん)。


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小田急明治安田生命ビル

 「(仮称)西新宿一丁目地区プロジェクト」の建設現場の西側のブロックに「小田急明治安田生命ビル」がありました。2023年8月まで小田急の「新宿本社」はこのビルにありました。現在の新宿本社は「小田急第一生命ビル」にあります(写真提供読者さん)。

 「小田急電鉄」は、2022年4月28日開催の取締役会において、現本社の土地建物(小田急電鉄保有分)の譲渡に係る基本合意書を締結することについて決議しました。

 「小田急明治安田生命ビル」は、敷地面積2,002.54㎡。延床面積22,144.39㎡です。この街区には複数のビルがあります。街区を一体的に再開発するのでしょうか?


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「小田急明治安田生命ビル」です(写真提供読者さん)。


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小田急明治安田生命ビル地上部解体工事

 解体工事の工事名は「小田急明治安田生命ビル地上部解体工事」です。解体工事の注文者は「明治安田生命保険相互会社」、解体工事の施工者は「竹中工務店」、解体工事の工期は、2024年6月1日~2025年8月31日(予定)となっています。



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2025年1月18日 (土)

地上29階、 高さ約155mの「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」 帝国劇場建て替え計画の概要を発表!

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-(仮称)丸の内3-1プロジェクト-
 2022年9月27日に「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」は、東京都千代田区丸の内三丁目に位置する三菱地所所有の「国際ビル」と、東宝及び出光美術館所有の「帝劇ビル」について、共同で一体的に建替えることを発表しました。建替え後の建物内において、「帝国劇場・出光美術館」の再開を予定しています。

 帝劇ビルにある「帝国劇場」は、1911年に近代日本の文化芸術のフラッグシップとして開設された後、1966年に建替え竣工した2代目であり、日本を代表する演劇・ミュージカルの聖地として、長年の間、多くの観劇ファン・俳優から愛されてきました。

 帝劇ビルにある「出光美術館」は、出光興産の創業者である出光佐三氏が70余年の歳月をかけて蒐集した美術品を展示・公開するため開館され、現在では国宝2件・重要文化財57件を含む約1万件のコレクションを有する美術館として、国内外に知られています。

 国際ビル・帝劇ビルの竣工から約56年が経過し、防災対応機能の強化、ポストコロナ時代の新しい働き方をはじめとするテナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化等、機能更新をはかると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、三菱地所・東宝・出光美術館の3者で共同し一体的に建替えることを決定しました。

 「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」は、3者が取り進める「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」について、東京圏国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、本計画を含む丸の内仲通り南周辺地区に関し都市計画手続きが開始され、計画概要を公表しました。

 引用資料 三菱地所(2024/12/16)
 (仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)始動 ~有楽町エリアにおいて、歴史と伝統を未来につなぎ、輝きが出逢う舞台へ~

● 帝国劇場建て替え計画の概要を発表!
 「東宝」は2025年1月16日に、運営する観劇ホール「帝国劇場」の建て替え計画の概要を発表しました。新しい劇場は建築家の「小堀哲夫氏」が設計を担当し、2030年度の開館を見込みます。現在の劇場は2025年2月末で休館し、解体されます。

 引用資料 東宝(2025/01/16)
 新・帝国劇場 設計者決定のお知らせ

(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番地1号他
◆ 交通-東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅直結、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅直結、東京メトロ日比谷線・千代田線、都営三田線「日比谷」駅直結
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-最高部約155m
◆ 区域面積-約14,000㎡
◆ 敷地面積-約9,900㎡
◆ 延床面積-約176,000㎡(容積率約1,500%)
◆ 用途-オフィス、商業施設、劇場、美術館、駐車場、DHCサブプラント(地域冷暖房)
◆ 建築主-三菱地所、東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度予定


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「遠景イメージ(敷地北西側上空より)」です。百尺(31m)の軒線を継承します。高層部は一定のセットバックを施すことで低層部の既存の軒線との連続性を確保します(引用:三菱地所)。


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「遠景イメージ(敷地南西側より)」です(引用:三菱地所)。


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夜景イメージ(敷地南西側より)」です(引用:三菱地所)。


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「眺望イメージ(低層屋上テラス)」です(引用:三菱地所)。


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「日比谷通り側から望む外観イメージパース」です(引用:東宝)。


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「日比谷通り側から望む外観イメージパース」です(引用:東宝)。


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「帝国劇場 エントランスイメージパース」です(引用:東宝)。


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「帝国劇場 エントランスイメージパース」です(引用:東宝)。


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「帝国劇場 劇場内イメージパース」です(引用:東宝)。


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「フロア構成図」です(引用:三菱地所)。


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「位置図」です(引用:三菱地所)。


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「国際ビル・帝劇ビル」です。2棟のビルですが、境目が無いので一体的に建設されている事が分かります。

国際ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号他
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-5,623.30㎡
◆ 延床面積-76,918.25㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所、一般社団法人日本倶楽部
◆ 竣工-1966年09月

帝劇ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-3,825.05㎡
◆ 延床面積-39,419.80㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 竣工-1966年09月


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「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」の予定地を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」の予定地を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。



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2025年1月17日 (金)

国家戦略特区 地上29階、高さ約171mの「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」 2025年1月中旬の建設状況

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- 虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業-

 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、竣工した「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指しています。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。

 中央日本土地建物グループの子会社である「日本土地建物」が、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」および「住友不動産」ともに事業推進パートナーとして参画しています。

 「東京都」は、「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」の設立を2022年6月24日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、銀座線虎ノ門駅と一体となった広場や歩行者通路の整備、産学官連携のビジネス創出・交流機能の整備等により、交通結節機能の拡充と災害時支援機能の強化、国際ビジネス交流拠点の形成を図ります。

 「虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合」と「中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産」の参加組合員3者は「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の起工式を2024年1月22日に執り行い、着工しました。

 引用資料 中央日本土地建物グループ(2024/01/22)
 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」着工

虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-171.31m
◆ 敷地面積-6,397.27㎡
◆ 建築面積-5,201.66㎡
◆ 延床面積-119,886.17㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(原則として建物全重量を直接基礎で支持、沈下防止の為に杭基礎にも鉛直力を負担)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、共同住宅、自動車車庫
◆ 建築主-虎ノ門一丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員 中央日本土地建物、独立行政法人都市再生機構、住友不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-戸田・西松建設共同企業体(戸田建設、西松建設JV)
◆ 解体工事-2023年05月12日~2024年06月30日予定
◆ 着工-2024年01月22日(起工式)
◆ 竣工-2027年06月15日予定


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「完成イメージ」です(引用:港区)。


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「都道301号線(愛宕下通り)越し(街区東側)からの鳥瞰イメージ」です(引用:港区)。


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「区道1011号線に面した広場の整備イメージ」です(引用:港区)。


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「1階パサージュ」です(引用:中央日本土地建物)。


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「計画建築物立面図(北側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(東側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(南側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物立面図(西側)」です(引用:港区)。


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「計画建築物断面図(南北断面)」です。工事は「逆打工法」で行われます。1階床を地下工事に先行して施工します。「逆打工法」の採用により、地下躯体工事と並行して、地上躯体工事を施工します(引用:港区)。


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「1階平面図」です(引用:港区)。


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「地下1階平面図」です(引用:港区)。


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「計画建築物配置計画図」です。西隣は先に竣工した虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事の「東京虎ノ門グローバルスクエア」です(引用:港区)。


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「計画地位置図(広域)」です(引用:港区)。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の2025年1月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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たくさんの重機が稼働しています(写真提供読者さん)。


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「アースドリル掘削機」です。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので、「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みと「場所打ちコンクリート杭」を構築しています(写真提供読者さん)。


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「アースドリル掘削機」のアップです(写真提供読者さん)。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行っています(写真提供読者さん)。


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「構真柱(こうしんちゅう)」を組み立てを行っています。「構真柱」は分かりやすく言えば地下階の柱です(写真提供読者さん)。


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「構真柱(こうしんちゅう)」の先端(一番深い部分)です(写真提供読者さん)。


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建込みが終わって、埋め戻された「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分です(写真提供読者さん)。

● 逆打ち工法
 「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、「逆打ち工法」で建設されているので最初に1階床を構築します。その後は地上躯体は上に向かって、地下躯体は下に向かって同時に建設します。「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、地下4階なので、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階 → 地下2階 → 地下3階 → 地下4階と下に向かって構築します。


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この道路の地下では、虎ノ門駅内に新たな「地下歩行者通路」が建設されています。工期は、2027年3月30日(予定)までとなっています(写真提供読者さん)。


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「虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業 施設建築物」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年1月16日 (木)

三田小山町地区再開発の第3弾 高さ約165mと高さ約124mの「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」 2025年1月11日に起工式を挙行!

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-三田小山町西地区第一種市街地再開発事業-
 
「三田小山町地区」の再開発は、「三田小山町東地区第一種市街地再開発事業」、「三田小山町地区第一種市街地再開発事業」、「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の3街区で構成されています。

 第1弾の「三田小山町東地区第一種市街地再開発事業」は「シティタワー麻布十番」、第2弾の「三田小山町地区第一種市街地再開発事業」は「パークコート麻布十番 ザ タワー」として竣工済みです。

 三田小山町地区の再開発の第3弾となる「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」は、南北2街区に分けて、合計4棟建設します。総戸数約1,400戸の大規模プロジェクトとなります。

 引用資料 港区・公式ホームページ
 三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

● 2025年1月11日に起工式を挙行!
 「三田小山町西地区市街地再開発組合」は 2025年1月11日に、「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の起工式を挙行しました。設計は「アール・アイ・エー」、南街区は「大成建設」の施工で2028年5月、北街区は「戸田建設」の施工で2029年2月の竣工を目指します。

 日刊建設工業新聞(2025/01/15)
 三田小山町西地区再開発(東京都港区)/戸田建設、大成建設で新築着工 

 建設通信新聞(2025/01/15)
 三田小山西地区再開発が起工/新たな都心の風景を創出

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業【北街区】の概要
◆ 計画名-三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【北街区】
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目1004番
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
◆ 階数-(住宅A棟)地上42階、塔屋2階、地下1階、(オフィス棟)地上8階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-(住宅A棟)164.9m、(オフィス棟)約37m
◆ 敷地面積-10,964.63㎡
◆ 建築面積-5,836.61㎡
◆ 延床面積-106,964.69㎡(業務施設約9,300㎡、商業施設約2,100㎡、共同住宅約92,900㎡、駐車場等約2,700㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、事務所、物販店舗、飲食店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-742戸
◆ 建築主-三田小山町西地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2025年01月11日(起工式)
◆ 竣工-2029年02月28日予定

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業【南街区】の概要
◆ 計画名-三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【南街区】
◆ 所在地-東京都港区三田一丁目1005番
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅
◆ 階数-(住宅B棟)地上31階、塔屋2階、地下1階、(住宅C棟)地上16階、地下1階
◆ 高さ-(住宅B棟)123.75m、(住宅C棟)64.05m
◆ 敷地面積-9,473.10㎡
◆ 建築面積-5,050.37㎡
◆ 延床面積-70,668.89㎡(商業施設約1,400㎡、共同住宅約64,000㎡、生活利便施設約700㎡、駐車場等約4,600㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-共同住宅、保育園、飲食店舗、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-(住宅B棟)527戸、(住宅C棟)140戸
◆ 建築主-三田小山町西地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2025年01月11日(起工式)
◆ 竣工-2028年05月15日予定


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「断面図(北街区)」です。高さは、「住宅A棟」が164.9m、「オフィス棟」が約37mとなっています(引用:港区)。


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「断面図(南街区)」です。高さは、「住宅B棟」が123.75m、「住宅C棟」が64.05mとなっています(引用:港区)。


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「平面時」です。北街区の住宅A棟は、上から見ると「Yの字」を描いて3方向に翼を広げたような「トライスター型」の超高層タワーマンションです(引用:港区)。


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「計画地周辺の現況図」です(引用:東京都)。


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「計画地位置図」です(引用:東京都)。


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「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」の2025年1月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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少し角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「テント」です。起工式会場のテントだと思われます(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【北街区】」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物【南街区】」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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日本のビルベスト111(2024年12月25日発売)
 「日本のビルベスト111」は、2016年10月に発売した「日本のビルベスト100」の改訂版です。改訂版のお話は非常に名誉な事だったのですが、私は病気のリハビリ中のため、体力的に遠方に取材に行けません。

 そのため追加ビルの執筆は、超高層ビルマニア界のレジェンドである「なかやんさん(中谷幸司氏)」にお願いしました。私には「なかやんさん」といっしょに本を出版する長年の夢があったので夢が叶いました(@関西人)。



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2025年1月15日 (水)

総延床約110万㎡ 地上45階、高さ約232mの「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 A棟」 タワークレーンのマストが登場 2025年1月中旬の建設状況

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-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟-
 東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。

 延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。

● 最新の建築計画のお知らせ
 「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の「建築計画のお知らせ」の数値が修正されています。最新の概要は、地上46階、塔屋1階、地下3階、高さ232.52m、延床面積285,854.01㎡です。

南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上46階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部232.52m、軒高227.78m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,325.65㎡、(A棟)9,504.50㎡
◆ 延床面積-(施設全体)296,725.25㎡、(A棟)285,854.01㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
◆ 建築主-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業個人代表施工者(中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2022年09月12日~2024年03月31日
◆ 着工-2024年03月下旬
◆ 竣工-2027年03月下旬予定(A棟竣工)、2039年04月頃予定(街区全体)


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「建物断面図」です。


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「緑化計画図」です。


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南地区の「位置図」です(引用:東京都)。


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西側から見た「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の2025年1月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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内部を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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内部を南側から見た西側の様子です(写真提供読者さん)。


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内部を南側から見た東側の様子です(写真提供読者さん)。


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「タワークレーン」のマストを組み立てています(写真提供読者さん)。


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地下躯体の解体工事も行われています。右側の建物は「東京電力本社ビル」です(写真提供読者さん)。


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街区南側の「国会通り」です(写真提供読者さん)。


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「東京電力本社ビル」を南東側から見た様子です。このビルも解体されます(写真提供読者さん)。


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「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されています(写真提供読者さん)。


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(解体前)みずほ銀行内幸町本部ビル

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。



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2025年1月14日 (火)

「三菱UFJ銀行本店ビル」の建て替え 地上28階、高さ約164m、延床面積約172,000㎡の「(仮称)M計画」 2025年1月中旬の状況

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-三菱UFJ銀行本店ビル-

 「三菱UFJ銀行本店ビル」と「東京ビルディング」は同じ街区に建っています。先に「三菱UFJ銀行本店ビル」が竣工しました。地上24階、塔屋3階、地下5階、高さ110.65mで、1980年6月に竣工しました。竣工当時は「三菱銀行本店」でした。その後の銀行再編により「東京三菱銀行本店」、更に「三菱東京UFJ銀行本店」を経て、現在は「三菱UFJ銀行本店」となっています。

 敷地の東側には、地上33階、塔屋1階、地下4階、高さ164.10mの「東京ビルディング」が、2005年10月17日に竣工しました。「東京ビルディング」は、容積率アップのためJR東日本の「東京駅丸の内駅舎」と、当時の「東京三菱銀行本店」の2棟の空中権を利用しての容積移転を行っています。

 2021年4月6日に、「三菱UFJ銀行」の半沢淳一頭取が、丸の内にある「三菱UFJ銀行本店」が入る本館ビルを約40年ぶりに建て替え、グループの銀行、信託銀行、証券会社の本社機能を集約する構想を表明しました。

 「三菱UFJフィナンシャル・グループ」は、2029年の竣工を目指し建設する「MUFG本館」のデザイン・設計概要をまとめました。概要は、地上28階、高さ約160m、延床面積約172,000㎡です。

 引用資料 三菱UFJフィナンシャル・グループ(PDF:2024/03/15)
 「MUFG 本館」のデザイン・設計概要について

 丸の内地区が築いてきた歴史を継承し、風格ある街並みとも調和するよう、現在の建物と同系色の石材などを用いた縦基調の外観デザインとし、低層部は街や訪れた人々に開かれた空間に、高層部はMUFGのオフィスエリアとして構成します。低層部には、屋内外広場や貫通通路、空中歩廊や開放的なテラスなどを設け、周辺の街並みと連続した賑わいを創出する計画です。

● 解体工事に2025年1月6日に着手!
 三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャルグループ本社・三菱UFJ銀行本館建て替えの施工者を「大林組」に決定しました。既存建物の解体工事の工事名は、「(仮称)M計画のうち解体工事」で、工期は2025年1月6日から着手し、2029年5月31日の完了を予定しています。本体工事には2024年4月初旬に着手し、2030年10月末の完成を目指します。計画名は「(仮称)M計画」です。

(仮称)M計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内二丁目7番1他
◆ 交通-JR「東京」駅すぐ、JR「有楽町」駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「東京」駅より徒歩3分、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上28階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部約164m
◆ 敷地面積-18,937.72㎡(施設全体)、10,846.96㎡(M計画)
◆ 敷地面積-約7,650㎡
◆ 延床面積-約172,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会場、駐車場  
◆ 建築主-三菱UFJ銀行
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2025年01月06日~2029年05月31日予定
◆ 着工-2024年04月01日予定
◆ 竣工-2030年10月31日予定


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「建物構成」です。


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「外観イメージ」です。


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「外観イメージ」です。


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「4階 ラウンジスペース・共創空間」です。


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「27・28階 屋上テラス・ラウンジ」です。


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「屋外広場」です。


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「屋内広場」です。


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三菱UFJ銀行本店ビル
 解体が決まった「三菱UFJ銀行本店ビル」の2025年1月中旬の状況です。概要は、地上24階、塔屋3階、地下5階、高さ110.65m、延床面積約122,296㎡です。1980年6月に竣工しました(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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低層部の北側です(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」が設置されています(写真提供読者さん)。


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「仮囲い」を南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)M計画のうち解体工事」の解体工事のお知らせです。解体工事の工期は、2025年1月6日~2029年5月31日(予定)です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)M計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。


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東京ビルディング

 概要は、地上33階、塔屋1階、地下4階、高さ164.10m、延床面積149,339.85㎡です。2005年10月17日に竣工、 商業施設「東京ビルTOKIA(トキア)」は、2005年11月11日にオープンしました。

東京ビルディングの概要

◆ 計画名-(仮称)東京ビル新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
◆ 交通-JR「東京」駅すぐ、JR「有楽町」駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線「東京」駅より徒歩3分、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部164.10m、軒高154.00m
◆ 敷地面積-18,937.72㎡(施設全体)、8,090.76㎡(東京ビルディング)
◆ 建築面積-11,555.07㎡(施設全体)、5,677.91㎡(東京ビルディング)
◆ 延床面積-272,730.47㎡(施設全体)、149,339.85㎡(東京ビルディング)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、店舗  
◆ 建築主-三菱地所、東日本旅客鉄道、東京三菱銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2003年10月01日
◆ 竣工-2005年10月04日(工事完了)、2005年10月17日(竣工)
◆ オープン-2005年11月11日



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2025年1月13日 (月)

「東京海上ホールディングス」などの新本店ビル 地上20階、高さ約110mの世界最大規模となる「(仮称)東京海上ビルディング計画」 2025年1月中旬の状況

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

● 2025年3月中旬に着工!
 計画名は「(仮称)東京海上ビルディング計画」です。概要は、地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ110.9m、延床面積124,454.83㎡です。2025年3月中旬に新築工事に着工、2028年8月下旬の竣工予定です。

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる「木の本店ビル」として生まれ変わります。

(仮称)東京海上ビルディング計画の概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部110.9m、建築物107.90m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 建築面積-約6,820㎡
◆ 延床面積-124,454.83㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、店舗、劇場、駐車場、診療所 等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-(仮称)東京海上ビルディング計画建設工事共同企業体(竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体)
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日
◆ 解体(地下躯体解体)-2023年12月01日~2025年05月31日予定
◆ 着工-2025年03月中旬予定
◆ 竣工-2028年08月下旬予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「(仮称)東京海上ビルディング計画」の2025年1月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「開口部」です(写真提供読者さん)。


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地下躯体を解体しています(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」の南側です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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街区東側の道路「丸の内仲通り」沿いです(写真提供読者さん)。


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街区を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ(地下解体工事)」です。解体工事の工期は2023年12月1日~2025年5月31日(予定)です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)東京海上ビルディング計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年1月12日 (日)

川崎市 「JFEホールディングス」の敷地 マテリアル(素材)から世界を変える産業拠点 「(仮称)南渡田北地区北側開発計画」に係る条例環境影響評価審査書

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-(仮称)南渡田北地区北側開発計画-

 「JFEホールディングス、ヒューリック、川崎市」の3者が、2023年3月に、「JFEホールディングス」が、川崎臨海部における新産業拠点の形成に向け、「ヒューリック」を事業パートナーに選定しました。

 「ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター」と「川崎市」は、「南渡田地区」における産業拠点形成にあたり緊密に連携・協力することで、拠点の持続的発展につながるインキュベーション機能を構築及び促進し、南渡田地区拠点整備基本計画に位置付けた「マテリアル(素材)から世界を変える産業拠点」を実現するため、2024年5月28日、相互の協力に関する協定を締結しました。

● 条例環境影響評価審査書の公告!
 川崎市は、「(仮称)南渡田北地区北側開発計画に係る環境影響評価手続」の「条例環境影響評価審査書」の公告を行っています。公告日は、2025年1月9日(木)となっています。

 引用資料 川崎市・公式HP(2025/01/09)
 (仮称)南渡田北地区北側開発計画に係る環境影響評価手続

 引用資料 ヒューリック
 JFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)南渡田エリア北地区北側開発計画


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完成イメージです。


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「土地利用計画図」です。


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「建物計画等」です。


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「計画地位置図」です。


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日本のビルベスト111(2024年12月25日発売)
 「日本のビルベスト111」は、2016年10月に発売した「日本のビルベスト100」の改訂版です。改訂版のお話は非常に名誉な事だったのですが、私は病気のリハビリ中のため、体力的に遠方に取材に行けません。

 そのため追加ビルの執筆は、超高層ビルマニア界のレジェンドである「なかやんさん(中谷幸司氏)」にお願いしました。私には「なかやんさん」といっしょに本を出版する長年の夢があったので夢が叶いました(@関西人)。



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2025年1月11日 (土)

「渋谷ヒカリエ」の南側 地上24階、高さ約160mの「渋谷二丁目22地区第一種市街地再開発事業」 都市計画素案意見交換会で公表!

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-渋谷二丁目22地区第一種市街地再開発事業-

 渋谷区は「渋谷二丁目22地区第一種市街地再開発事業」の計画概要を、2025年1月9日に開いた「都市計画素案意見交換会」で公表しました。「渋谷ヒカリエ」の南側に位置します。

 引用資料 渋谷区・公式HP(2025/01/09)
 渋谷駅東口地区まちづくり

 日刊建設工業新聞(2025/01/10)
 渋谷二丁目22地区再開発(東京都渋谷区)、延べ5万平米のビル計画/準備組合

 概要は、地上24階、地下2階、高さ約160m、延床面積約50,900㎡です。低層階には「商業施設、駐車場」、中層階には「シネマコンプレックス(複合映画館)」、高層階にはオフィスが入る予定です。

渋谷二丁目22地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目22番3、4、6~25(地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、京王井の頭線「渋谷駅」 至近
◆ 高さ-最高部約160m(TP=21.9mからの高さ)
◆ 階数-地上24階、地下2階
◆ 敷地面積-約3,810㎡
◆ 建築面積-約3,030㎡(建蔽率約80%)
◆ 延床面積-約50,900㎡
◆ 容積対象面積-約44,200㎡(容積率約1,160%)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、オフィス、映画館、駐車場等
◆ 建築主-渋谷二丁目22地区市街地再開発準備組合(事業協力者 東急、東急レクリエーション)




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「断面イメージ」です。


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「計画建物の概要」です。


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「近年の開発動向」です。


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「渋谷二丁目22地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。「渋谷ヒカリエ」の南側になります。


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-渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)-
 「渋谷二丁目22地区第一種市街地再開発事業」の予定地のすぐ東側に「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」が竣工しました。「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事(シオノギ渋谷ビル、渋谷アイビスビル、渋谷東宝ビル、太陽生命渋谷ビルの再開発)」として建設されました。

渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)の概要
◆ 計画名-渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目100番(地番)
◆ 交通-JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、京王井の頭線「渋谷駅」 至近
◆ 階数-地上23階、地下4階
◆ 高さ-122.86m
◆ 敷地面積-3,461.99㎡
◆ 建築面積-2,468.41㎡
◆ 延床面積-44,511.77㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス(地上5階~地上23階)、店舗(地上1階~地上4階)、駐車場(地下1階)
◆ 建築主-渋谷二丁目17地区市街地再開発組合(構成員 塩野義製薬、南塚産業、NANZUKA、東宝、太陽生命保険社、東急)
◆ 設計者-渋谷二丁目17地区設計共同企業体(東急設計コンサルタント、三菱地所設計、パシフィックコンサルタンツ)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2020年11月02日~2022年07月31日
◆ 着工-2021年12月01日
◆ 竣工-2024年05月末日
◆ 開業-2024年07月08日



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2025年1月10日 (金)

JR東日本 羽田空港アクセス線(仮称)整備事業 2025年4月19日~4月20日にかけて、田町駅付近線路切換工事に伴う列車の運休!

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-羽田空港アクセス線(仮称)整備事業-

 JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、新木場駅の3つの駅を結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を発表しています。実現すれば、東京駅まで最短18分(現在は最短28分)、新宿駅まで最短23分(現在は最短41分)、臨海部の新木場駅まで最短20分(現在は最短41分)でいずれも乗り換えなしで結ばれ、空港へのアクセス時間が大幅に短縮されます。

(1) 東山手ルート(東京駅ルート) 2031年度開業目標
 
最短18分(現在は最短28分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→大汐線(改修)→大汐短絡線(新設)→田町駅付近で東海道本線に合流→東海道本線→東京駅

(2) 西山手ルート(新宿駅ルート) 開業時期未定
 
最短23分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→東品川短絡線(新設)→大井町駅~品川シーサイド駅間でりんかい線に合流→りんかい線→埼京線→新宿駅

(3) 臨海部ルート(新木場駅ルート) 2031年度開業目標
 
最短20分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→りんかい線の引込線(複線化)→品川埠頭分岐部信号場→りんかい線→新木場駅


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田町駅付近線路切換工事に伴う列車の運休

 JR東日本は、「羽田空港アクセス線(仮称)」整備に伴う田町駅付近の線路切換工事のため、2025年4月19日~4月20日にかけて「山手線」と「京浜東北線」の一部区間で運休することを発表しています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/12/24)
 羽田空港アクセス線(仮称)整備における田町駅付近線路切換工事に伴う列車の運休について


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「東山手ルート」および「アクセス新線」の工事概要

 「平面図」と「断面図」です。事業区間は12.4kmです。JR田町駅付近から東京貨物ターミナルまでを既存線路の「改良区間」、東京貨物ターミナルから羽田空港までを「新線建設」として整備します。延長は「改良区間」が約7.4km、「アクセス新線」が約5.0kmとなります(引用:JR東日本)。


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「東海道接続区間 断面図」と「大汐線改修区間 断面図」です(引用:JR東日本)。



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2025年1月 9日 (木)

国家戦略特区 「渋谷ヒカリエ」の北側 地上33階、高さ180mの「宮益坂地区第一種市街地再開発事業」 事業計画の縦覧!

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-宮益坂地区第一種市街地再開発事業-

 渋谷駅周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発はJR渋谷駅周辺やJR線の西側が中心でしたが、JR線東側の「渋谷ヒカリエ」の周辺に波及しています。

 「宮益坂地区市街地再開発準備組合」が計画する再開発事業は、JR渋谷駅東口付近を「A街区、B街区、C街区」に分け、総延床面積約200,800㎡の再開発ビルを建設します。

 「宮益坂地区再開発」は、国家戦略特区に指定されています。内閣府から「都市再生特別地区(宮益坂地区) 都市計画(素案)の概要」が発表され、完成イメージが公開されました。事業協力者は「東急」と「ヒューリック」です。

 引用資料 内閣府・公式HP
 都市再生特別地区(宮益坂地区) 都市計画(素案)の概要

● 事業計画の縦覧!
 渋谷区で「宮益坂地区第一種市街地再開発事業の事業計画の縦覧」が行われています。縦覧期間は、2025年1月7日(火)~1月20日(月)までです。

 引用資料 渋谷区・公式HP(2025/01/07)
 宮益坂地区第一種市街地再開発事業の事業計画の縦覧について

 3棟で総延床面積約201,301㎡のプロジェクトです。総事業費は2431億4080万円(うち工事費1750億9990万円)、2027年10月に着工予定で、2031年9月に竣工予定です。

宮益坂地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷一丁目・二丁目内
◆ 敷地面積-約10,864㎡(A街区約7,930㎡、B街区約2,175㎡、C街区約759㎡)
◆ 建築面積-約9,000㎡(A街区約6,790㎡、B街区約1,730㎡、C街区約480㎡)
◆ 延床面積-約201,301㎡(A街区約192,057㎡、B街区約8,490㎡、C街区約754㎡)
◆ 容積対象面積-約168,288㎡(A街区約159,940㎡、B街区約7,745㎡、C街区約603㎡)
◆ 建築主-宮益坂地区第一種市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-東急、ヒューリック
◆ 事業コンサルタント-佐藤不動産鑑定コンサルティング
◆ 着工-2027年10月予定
◆ 竣工-2031年09月予定
◆ 総事業費-2431億4080万円(うち工事費1750億9990万円)

A街区の概要
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-約7,930㎡
◆ 建築面積-約6,790㎡
◆ 延床面積-約192,057㎡
◆ 容積対象面積-約159,940㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、宿泊滞在施設、産業育成支援施設、駐車場等

B街区の概要
 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-39.8m
◆ 敷地面積-約2,175㎡
◆ 建築面積-約1,730㎡
◆ 延床面積-約8,490㎡
◆ 容積対象面積-約7,745㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、駐輪場

C街区の概要
◆ 階数-地上2階、地下1階
◆ 高さ-約10m
◆ 敷地面積-約759㎡
◆ 建築面積-約480㎡
◆ 延床面積-約754㎡
◆ 容積対象面積-約603㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-神社、店舗、駐輪場


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「全景イメージ」です。


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「夜景イメージ」です。


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「大山街道沿道のにぎわい空間」です。


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「断面イメージ」です。


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「断面図」です。最高部の高さは、A街区が約180m、B街区が39.8mとなっています。


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「平面図」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。



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2025年1月 8日 (水)

「イトーヨーカドー 川崎港町店」の跡地 地上26階、高さ約90m、総戸数約600戸の「(仮称)鈴木町駅前南地区開発計画」 条例環境影響評価準備書及び要約書の縦覧!

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-(仮称)鈴木町駅前南地区開発計画-

 大量閉店が続いている「セブン&アイ・ホールディングス」の「イトーヨーカドー」ですが、 京浜急行電鉄大師線の「鈴木町」駅前の「イトーヨーカドー 川崎港町店」が2025年1月26日に閉店します。

 跡地には、「日鉄興和不動産」により、タワーマンションと商業施設「(仮称)鈴木町駅前南地区開発計画」が建設されます。2026年1月から既存建物の解体を開始、解体工事に19カ月、本体工事に39カ月を予定し、2030年10月の完成を目指します。

● 条例環境影響評価準備書及び要約書の縦覧!
 川崎市から「(仮称)鈴木町駅前南地区開発計画に係る条例環境影響評価準備書及び要約書」が行われています。縦覧期間は、2025年1月6日(月)~2月19日(水)までです。

 引用資料 川崎市・公式ホームページ(2025/01/06)
 (仮称)鈴木町駅前南地区開発計画に係る条例環境影響評価準備書及び要約書

(仮称)鈴木町駅前南地区開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区港町12番1
◆ 交通- 京浜急行電鉄大師線「鈴木町」駅
◆ 階数-(住宅棟)地上26階、(商業棟)地上2階
◆ 高さ-(住宅棟)最高部約90m、(商業棟)最高部約15m
◆ 敷地面積-(住宅棟)約8,320㎡、(商業棟)約8,620㎡
◆ 建築面積-(住宅棟)約3,720㎡、(商業棟)約5,220㎡
◆ 延床面積-(住宅棟)約61,870㎡、(商業棟)約7,070㎡
◆ 容積対象面積-(住宅棟)約43,640㎡、(商業棟)約6,680㎡
◆ 構造-(住宅棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(商業棟)鉄骨造
◆ 用途-(住宅棟)共同住宅、保育所、生活利便施設等、(商業棟)物販店舗
◆ 総戸数-約600戸
◆ 建築主-日鉄興和不動産
◆ 解体工事-2026年01月予定
◆ 着工-2027年08月予定
◆ 竣工-2030年10月予定


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「建築計画等の概要」です。


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「計画建物断面図」です。


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「土地利用計画図」です。


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「計画地の位置図(広域)」です。



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2025年1月 7日 (火)

「虎ノ門ヒルズ」が南西側に更に拡大 5棟目の超高層ビル? 「虎ノ門3丁目プロジェクト」について、2026年の都市計画提案を目指す!

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-虎ノ門ヒルズ-

 私は、今から約8年前の2017年1月にこのブログに ”「虎ノ門ヒルズ」は将来的に南西側に更に拡大する可能性があります。 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の予定街区の道路を挟んだ南側には、「虎ノ門30森ビル、虎ノ門35森ビル、虎ノ門36森ビル、虎ノ門37森ビル」の4棟の森ビルのナンバービルがあります。「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の開発が一段落すると南側の街区を開発して、更に「虎ノ門ヒルズ」を拡大・進化させると思われます。” と書きましたが、いよいよに現実化しそうです(Googleマップの衛星写真を引用)。

虎ノ門3丁目プロジェクト 
 「森ビル」の辻慎吾社長は、2025年の年頭所感で、「虎ノ門3丁目プロジェクト」について、「2026年の都市計画提案を目指して推進する」との方針を示しました。

 森ビル(2025/01/06)
 森ビル株式会社 2025年 年頭 社長所感(要旨)

 建設通信新聞(2025/01/06)
 虎ノ門3丁目プロジェクト/26年の都計提案目指す/新たな開発スタート/森ビルの辻(しんにゅうの点が一つ)社長

 「森ビル」は現在、総延床面積108万㎡を超える第2六本木ヒルズとも言われる「六本木五丁目西地区」の開発計画を進めており、これに続く新たなプロジェクトが動き出すことになります。

 「虎ノ門3丁目プロジェクト」は、2026年の都市計画提案を目指す考えを示しました。対象範囲や規模などの詳細は明らかにしていないものの、北側で「虎ノ門ヒルズ」、南側で「神谷町トラストタワー」の開発が進んだ東京都港区虎ノ門3丁目には、“ナンバービル”と呼ばれる「虎ノ門37森ビル、虎ノ門36森ビル、虎ノ門35森ビル、虎ノ門30森ビル」などが立地しています。

 「虎ノ門3丁目プロジェクト」は立地的に「虎ノ門ヒルズ」の一部となるのは間違いないです。ビルの名称は「虎ノ門ヒルズ 〇〇タワー」になると思われます。


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「虎ノ門3丁目プロジェクト」の予定地を北東側から見た様子です。


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写真左側が「虎ノ門36森ビル」、写真右側が「虎ノ門37森ビル」です。


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「虎ノ門37森ビル」を南側から見た様子です。


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日本のビルベスト111(2024年12月25日発売)
 「日本のビルベスト111」は、2016年10月に発売した「日本のビルベスト100」の改訂版です。改訂版のお話は非常に名誉な事だったのですが、私は病気のリハビリ中のため、体力的に遠方に取材に行けません。

 そのため追加ビルの執筆は、超高層ビルマニア界のレジェンドである「なかやんさん(中谷幸司氏)」にお願いしました。私には「なかやんさん」といっしょに本を出版する長年の夢があったので夢が叶いました(@関西人)。



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2025年1月 6日 (月)

北海道新幹線「新函館北斗~札幌」間 開業時期が2030年度末予定から大幅に遅れる 2038年度を軸に「国土交通省」が調整!

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-北海道新幹線-
 
1973年11月13日に、日本政府は「全国新幹線鉄道整備法」に基づき、新幹線鉄道の建設に関する整備計画を決定しました。その中に「北海道新幹線(青森~札幌)」があります。

 2005年4月27日に「新青森~新函館(仮称)」間の工事の実施計画が認可され、2005年5月22日に着工しました。2016年3月26日に「新青森~新函館北斗」間が開業しました。

 「新青森~新函館北斗」間が開業する前の2012年6月29日に、「新函館(仮称)~札幌」間の工事の実施計画が認可され、2012年8月25日に着工しました。2015年1月14日には「新函館北斗~札幌」間の開業5年前倒しが決定し、2030年度末の完成・開業を目指すこととなりました。

● 札幌開業の時期について2038年度を軸に調整!
 北海道新幹線「新函館北斗駅-札幌駅間(211.5km」のトンネル工事が難航している問題で、「国土交通省」が札幌開業の時期について2038年度を軸にその前後で調整していることが分かりました。トラブルが続けばさらに遅れる可能性がある半面、工夫によっては工期短縮の余地もあり、どのような表現で発表するのが適切か詰めています。

 北海道新聞(2024/12/27)
 北海道新幹線札幌開業、2038年度が軸 国交省が調整 1月以降に決定 開業時期変更は2度目

 これは私にとってはかなりショックなニュースでした。2012年6月29日に「新函館(仮称)~札幌」間の工事の実施計画が認可された時点では、2035年度開業を予定していましたが、札幌市への冬季オリンピックの招致などもあり、2015年1月14日には「新函館北斗~札幌」間の開業5年前倒しが決定し、2030年度末の完成・開業を目指すこととなりました。


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「北海道新幹線の概要」です。2016年3月26日に開業した「新青森駅-新函館北斗駅間」は148.8km、2030年度末に開業目標の「新函館北斗駅-札幌駅間」は211.5kmです。2030年度末の開業目標は幻となりました。


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「札幌駅周辺イメージ図」です。

● 大東案
 北海道新幹線札幌駅部の建設については、(1)ホームを西側に設置する案、(2)1・2番ホームを転用して設置する案、(3)東側に設置する案(大東案)が検討されていましたが、2018年3月に「大東案」で決着しています。


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「パセオ付近拡大図」です。



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2025年1月 5日 (日)

小田急小田原線・相鉄本線「海老名」駅前 「ViNA GARDENS」における最後のタワーレジデンス 3棟目となる「リーフィアタワー海老名クロノスコート」

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-ViNA GARDENS-
 私が世界で一番美しい渓谷の街と思っているのは1つ目が、スイスの「ラウターブルンネン」です。まるで「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフの里のように美しいです。2つ目が、「風の谷のナウシカ」の舞台に似ているとして有名なパキスタンの「フンザ」です。パキスタンと言えば紛争のイメージがありますが、「フンザ」の風景はまさに桃源郷です。紅葉まで美しいなんて凄すぎる!

 YouTube しげ旅
 フンザ旅🇵🇰世界一予想外な旅先パキスタン【アジア#44】2024年9月16日〜19日

 YouTube Solo travel life / 女ひとり旅チャンネル
 パキスタンひとり旅(1) 風の谷ナウシカのモデルとなったフンザで見られた美しい紅葉の景色

 本題に戻って、海老名駅周辺が大きく変わろうとしています。海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。発展する素地はありましたが、「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープンが大きかったと思います。

 「小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる事業用地(駅間地区)の開発を行っています。開発コンセプトは「憩う・くらす・育む~ViNA GARDENS~」です。複数の超高層タワーマンションが林立する街となります。

● 第三弾のリーフィアタワー海老名クロノスコート
 小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発エリア「ViNA GARDENS」内の超高層タワーマンション第一弾の「リーフィアタワー海老名アクロスコート」と第二弾の「リーフィアタワー海老名ブリスコート」が竣工しました。

 「ViNA GARDENS」における最後のタワーレジデンス、第三弾の「リーフィアタワー海老名」が建設中です。ホームページはオープンしていますが、イメージ等はまだ見られません。2025年1月ホームページ本公開予定となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 リーフィアタワー海老名クロノスコート

(第三弾)リーフィアタワー海老名クロノスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間C棟マンション計画
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番13(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩4分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩4分、JR相模線「海老名」駅4徒歩分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m *管理人の推測
◆ 敷地面積-5,986.29㎡
◆ 建築面積-2,647.01㎡
◆ 延床面積-33,431.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-304戸
◆ 建築主-小田急不動産、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2024年06月01日
◆ 竣工-2026年10月下旬予定
◆ 入居開始-2027年01月下旬予定

(第二弾)リーフィアタワー海老名ブリスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間マンション計画 B棟
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番12(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩4分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩4分、JR相模線「海老名」駅徒歩5分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m
◆ 敷地面積-5,986.26㎡
◆ 建築面積-2,509.37㎡
◆ 延床面積-33,614.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-302戸(会員優先分譲済住戸17戸含む)
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2018年01月04日
◆ 竣工-2020年10月下旬
◆ 入居開始-2021年01月下旬

(第一弾)リーフィアタワー海老名アクロスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間マンション計画 A棟
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番11(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩3分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩3分、JR相模線「海老名」駅徒歩4分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m
◆ 敷地面積-5,035.77㎡
◆ 建築面積-2,500.73㎡
◆ 延床面積-33,609.17㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(36本)
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-304戸
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2019年10月下旬
◆ 入居開始-2020年01月下旬


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「ViNA GARDENS」の完成イメージです。


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ViNA GARDENS」の配置図です。


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「リーフィアタワー海老名クロノスコート」の位置図です。



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2025年1月 4日 (土)

日本橋エリアで最高・最大級 地上52階、高さ約284mの「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事」 2024年12月25日の建設状況

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日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 
国家戦略特区の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、日本橋の日本橋川沿いで計画されている大規模再開発プロジェクトです。歴史的建造物の「日本橋野村ビル」を保存するほか、船着き場の増設などによって舟運の活性化と観光需要の受け入れを図ります。日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野に、水辺を生かした施設配置なども想定しています。

 「日本橋一丁目中地区市街地再開発組合」は、再開発施設の建設に向け、既存建物の解体工事を「清水建設」の施工で2020年11月10日に着工しました。解体する既存施設は27棟です。

 「三井不動産」と「野村不動産」は、日本橋一丁目中地区市街地再開発組合の一員として、「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」を推進していますが、2021年12月6日に着工しました。竣工は2026年3月末の予定です。

 引用資料 三井不動産(PDF:2021/12/07)
 日本橋川沿い再開発第一弾、新たなランドマークとなる日本橋エリア最高・最大級のミクストユース開発 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工 ZEB/ZEH認証・DBJ Green Building認証の取得など、次世代の新たな街づくりが始動

 「三井不動産」と「ヒルトン」は、「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」のブランディング及びマネジメント契約を締結しました。ホテルは三井不動産が開発、ヒルトンが運営し、2026年の開業を目指します。

 「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」は、「C街区」の39階~47階までの9フロアに展開します。60㎡以上のゆったりとしたキングルーム含め全197室の客室に、3つのレストランとウォルドーフ・アストリアの象徴でもあるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」のほか、屋内プール、スパ、フィットネスセンター、宴会場、チャペルを備える予定です。

日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋一丁目30番~32番(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結、東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分、JR線「東京」駅徒歩10分
◆ 階数-(C街区)地上52階、塔屋2階、地下5階、(B街区)地上7階、地下2階、(A街区)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(C街区)最高部283.96m、(B街区)最高部約31.62m、(A街区)最高部約32m
◆ 敷地面積-(C街区)15,564.16㎡、(B街区)2,064.74㎡、(A街区)約1,370㎡、
◆ 建築面積-(C街区)12,590.79㎡、(B街区)1,162.00㎡、(A街区)約1,100㎡
◆ 延床面積-(C街区)374,003.62㎡、(B街区)6,573.72㎡、(A街区)約5,100㎡
◆ 構造-(C街区)鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、(B街区)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨造)、(A街区)鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-(C街区)オフィス、商業施設、ホテル、居住施設、MICE施設、ビジネス支援施設、駐車場等、(B街区)共同住宅、商業施設、(A街区)業務施設、商業施設
◆ 客室数-197室(ウォルドーフ・アストリア東京日本橋)
◆ 総戸数-約100戸(C街区)、約50戸(B街区)
◆ 建築主-日本橋一丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産、野村不動産)
◆ 都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理-日建設計
◆ デザインアーキテクト-日建設計、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)
◆ 施工者-日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体「(C街区)清水建設、(B街区)清水建設・錢高組JV、(A街区)大林組」
◆ 解体工事-2020年11月10日~2022年03月31日
◆ 着工-2021年12月06日
◆ 竣工-2026年03月末予定
◆ 開業-2026年予定(ホテル)
◆ 総事業費-約3,120億円


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「外観イメージパース(中央通り北西方向から)」です。デザインアーキテクトには、日本橋三井タワー、日本橋室町三井タワーをデザインした「ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(PELLI CLARKE PELLI ARCHITECTS,INC.)」を起用しています。


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「鳥瞰パース(夜景)」です。


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「日本橋川沿い低層部外観イメージ(右からA街区、B街区)」です。

A街区
 「日本橋野村ビル旧館」は、「自由様式」を標榜した建築家安井武雄により、1930年に竣工しました。三層構成を踏襲しながら柱型をなくし、東洋風の意匠を纏わせた折衷様式のデザインであり、貴重な近代建築物として中央区指定有形文化財に指定されています。「日本橋野村ビル旧館」の風格ある外観を保存活用する事で、日本橋の伝統と文化を受け継ぎつつ地域全体のさらなる賑わい形成を図ります。

B街区
 中央区指定有形文化財である「A街区」との一体感ある景観を醸成し、日本橋川の水辺空間にふさわしいヒューマンスケールな街並み形成を行います。「C街区」と地上3階レベルでデッキ接続しており、日本橋川沿いの賑わいにつながる商業空間の創出、および水辺の落ち着きを感じる多様なライフスタイルに対応可能な約50戸の住戸を予定しています。


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「中央通り側からの低層部外観イメージパース(夕景)」です。


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「用途断面図」です。


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「敷地配置図」です。


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「位置図」です。


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C街区
 「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の2024年12月25日の建設状況です。

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「C街区」を北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南端に低層部分が追加されています。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南側のビルは「日鉄日本橋ビル」です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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A街区

 一番北側は「A街区(日本橋野村ビル)」です。風格ある外観を保存活用します。


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「A街区(日本橋野村ビル)」の東面を見た様子です。今回初めて気が付いたのですが、「日本橋野村ビル」は外壁を保存する以外はほぼ作り変えているようです。


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B街区

 「B街区」を南西側から見た様子です。


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「B街区」を南東側から見た様子です。


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「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事(C街区)」の建築計画のお知らせです。



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2025年1月 3日 (金)

国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2024年12月25日の建設状況

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 新年あけましておめでとうございます。世界的にはいろいろと困難が続きますが、ホームページやブログは頑張って更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

 引用資料 公式ホームページ
 東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業

● 劇場・カンファレンス施設
  「東京建物」は、東京建物が再開発組合の一員として参画し、2025年度の竣工を予定している「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」において整備する劇場・カンファレンス施設について、「ぴあ」および「コングレ」が運営を行うことが決定しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2023/08/10)
 「東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発事業」劇場・カンファレンス施設 ぴあ株式会社・株式会社コングレによる運営が決定

東京駅前八重洲一丁目東B地区の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-ハイブリッド制震構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2025年07月31日予定
◆ 総事業費-約2,104億円


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低層部イメージ(中央通り方面から望む)です。


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「大庇下広場完成予想CG」です。


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「オフィスロビー完成予想CG」です。


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「お祭り広場完成予想CG」です。


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「劇場完成予想CG」です。


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「カンファレンスホール完成予想CG」です。


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基準階17階平面図
 ワンフロア760坪以上、天井高2.9m、多様なニーズに応える整形無柱空間となっています。柱をすべて外周部に配置することで、フレキシブルなレイアウトが可能になっています。

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最高グレードの建物耐震性能
 「ブレーキダンパー」と「オイルダンパー」を併用するハイブリッド制震構造を採用しました。世界初の技術である手裏剣ダンパーと重なりダンパーの採用によって、大地震に対応可能なエネルギーの吸収能力を確保し、超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.5倍に耐える高い耐震性能を有しています。

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「概要図」です(引用:国土交通省)


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります(引用:東京都)。


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「位置図」です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の2024年12月25日の建設状況です。


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北西側から見た様子です。


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北西側の低層棟です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。外装がかなり姿を現しています。


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東面です。


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東面の外装がかなり姿を現しています。


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南東側から見た様子です。


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南側の低層部を南東側から見た様子です。


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南側の低層部を南西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「A地区」を南西側から見た様子です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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