「虎ノ門ヒルズ」が南西側に更に拡大 5棟目の超高層ビル? 「虎ノ門3丁目プロジェクト」について、2026年の都市計画提案を目指す!
-虎ノ門ヒルズ-
私は、今から約8年前の2017年1月にこのブログに ”「虎ノ門ヒルズ」は将来的に南西側に更に拡大する可能性があります。 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の予定街区の道路を挟んだ南側には、「虎ノ門30森ビル、虎ノ門35森ビル、虎ノ門36森ビル、虎ノ門37森ビル」の4棟の森ビルのナンバービルがあります。「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の開発が一段落すると南側の街区を開発して、更に「虎ノ門ヒルズ」を拡大・進化させると思われます。” と書きましたが、いよいよに現実化しそうです(Googleマップの衛星写真を引用)。
● 虎ノ門3丁目プロジェクト
「森ビル」の辻慎吾社長は、2025年の年頭所感で、「虎ノ門3丁目プロジェクト」について、「2026年の都市計画提案を目指して推進する」との方針を示しました。
森ビル(2025/01/06)
森ビル株式会社 2025年 年頭 社長所感(要旨)
建設通信新聞(2025/01/06)
虎ノ門3丁目プロジェクト/26年の都計提案目指す/新たな開発スタート/森ビルの辻(しんにゅうの点が一つ)社長
「森ビル」は現在、総延床面積108万㎡を超える第2六本木ヒルズとも言われる「六本木五丁目西地区」の開発計画を進めており、これに続く新たなプロジェクトが動き出すことになります。
「虎ノ門3丁目プロジェクト」は、2026年の都市計画提案を目指す考えを示しました。対象範囲や規模などの詳細は明らかにしていないものの、北側で「虎ノ門ヒルズ」、南側で「神谷町トラストタワー」の開発が進んだ東京都港区虎ノ門3丁目には、“ナンバービル”と呼ばれる「虎ノ門37森ビル、虎ノ門36森ビル、虎ノ門35森ビル、虎ノ門30森ビル」などが立地しています。
「虎ノ門3丁目プロジェクト」は立地的に「虎ノ門ヒルズ」の一部となるのは間違いないです。ビルの名称は「虎ノ門ヒルズ 〇〇タワー」になると思われます。
「虎ノ門3丁目プロジェクト」の予定地を北東側から見た様子です。
写真左側が「虎ノ門36森ビル」、写真右側が「虎ノ門37森ビル」です。
「虎ノ門37森ビル」を南側から見た様子です。
日本のビルベスト111(2024年12月25日発売)
「日本のビルベスト111」は、2016年10月に発売した「日本のビルベスト100」の改訂版です。改訂版のお話は非常に名誉な事だったのですが、私は病気のリハビリ中のため、体力的に遠方に取材に行けません。
そのため追加ビルの執筆は、超高層ビルマニア界のレジェンドである「なかやんさん(中谷幸司氏)」にお願いしました。私には「なかやんさん」といっしょに本を出版する長年の夢があったので夢が叶いました(@関西人)。
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