総延床約110万㎡ 地上45階、高さ約232mの「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業 A棟」 タワークレーンのマストが登場 2025年1月中旬の建設状況
-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟-
東京都千代田区の「内幸町一丁目街区」で、関係権利者が「まちづくり方針」を固めました。約6.5haの敷地を「北地区、中地区、南地区」の3地区に分けて、大規模再開発を行います。
延床面積は、「北地区、中地区、南地区」を合わせると総延床面積1,100,000㎡となります。総延床面積約110万㎡は、単独のプロジェクトとしては、過去と現時点判明しているものも含めても日本最大の総延床面積となります。
● 最新の建築計画のお知らせ
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の「建築計画のお知らせ」の数値が修正されています。最新の概要は、地上46階、塔屋1階、地下3階、高さ232.52m、延床面積285,854.01㎡です。
南地区の概要
◆ 計画名-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目1000番
◆ 交通-東京メトロ日比谷線・千代田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「日比谷」駅、都営地下鉄三田線「内幸町」駅
◆ 階数-地上46階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部232.52m、軒高227.78m
◆ 敷地面積-(施設全体)18,617.95㎡
◆ 建築面積-(施設全体)15,325.65㎡、(A棟)9,504.50㎡
◆ 延床面積-(施設全体)296,725.25㎡、(A棟)285,854.01㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設、駐車場
◆ 建築主-内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業個人代表施工者(中央日本土地建物、東京電力パワーグリッド、TF内幸町特定目的会社、第一生命保険、東京センチュリー、みずほ信託銀行)
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2022年09月12日~2024年03月31日
◆ 着工-2024年03月下旬
◆ 竣工-2027年03月下旬予定(A棟竣工)、2039年04月頃予定(街区全体)
「建物断面図」です。
「緑化計画図」です。
南地区の「位置図」です(引用:東京都)。
西側から見た「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の2025年1月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。
内部を西側から見た様子です(写真提供読者さん)。
内部を南側から見た西側の様子です(写真提供読者さん)。
内部を南側から見た東側の様子です(写真提供読者さん)。
「タワークレーン」のマストを組み立てています(写真提供読者さん)。
地下躯体の解体工事も行われています。右側の建物は「東京電力本社ビル」です(写真提供読者さん)。
街区南側の「国会通り」です(写真提供読者さん)。
「東京電力本社ビル」を南東側から見た様子です。このビルも解体されます(写真提供読者さん)。
「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業A棟」の建築計画のお知らせです。正確な数値に修正されています(写真提供読者さん)。
(解体前)みずほ銀行内幸町本部ビル
街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。
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