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2025年1月13日 (月)

「東京海上ホールディングス」などの新本店ビル 地上20階、高さ約110mの世界最大規模となる「(仮称)東京海上ビルディング計画」 2025年1月中旬の状況

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-東京海上日動ビルの建て替え-
 「東京海上日動ビル」は、行幸通りの北側の超一等地に建っています。「本館」は、丸の内の超高層ビルの黎明期の1974年2月に「東京海上ビルディング」として竣工、丸の内のシンボルのような超高層ビルです。
 本館は1976年に「BCS賞」を受賞しています。「本館」に続いて、1986年12月に「新館」が竣工しました。「本館、新館」を合わせた敷地面積は10,147.61㎡です。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、現在の東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビル計画のコンセプトを2021年9月30日にまとめました。

 柱や床などの構造材を含め、これまで他に例のないレベルで国産木材を利用し、世界最大規模の「木造ハイブリッド構造」による超高層オフィスビルをめざします。地震対策として「免震構造」を採用します。

 「東京海上ホールディングス」および「東京海上日動火災保険」は、東京海上日動ビル本館および新館を一体で建て替えて建設する新・本店ビルのデザイン(基本設計)をまとめました。

 東京海上ホールディングス(PDF:2022/08/01)
 新・本店ビルのデザインについて

● 2025年3月中旬に着工!
 計画名は「(仮称)東京海上ビルディング計画」です。概要は、地上20階、塔屋2階、地下3階、高さ110.9m、延床面積124,454.83㎡です。2025年3月中旬に新築工事に着工、2028年8月下旬の竣工予定です。

 デザイン上の重要な役割は木材が担っています。新・本店ビルは、構造部材である柱、床に国産木材をふんだんに使い、木の使用量が世界最大規模となる「木の本店ビル」として生まれ変わります。

(仮称)東京海上ビルディング計画の概要
◆ 所在地-東京都千代⽥区丸の内⼀丁目6番1号
◆ 交通-JR「東京」駅、東京メトロ丸の内線「東京」駅、東京メトロ東西線・半蔵門線「大手町」駅、都営三田線「大手町」駅、東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
◆ 階数-地上20階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部110.9m、建築物107.90m
◆ 敷地面積-10,147.61㎡
◆ 建築面積-約6,820㎡
◆ 延床面積-124,454.83㎡
◆ 構造-鉄骨造、木造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(本店ビル)、店舗、劇場、駐車場、診療所 等
◆ 建築主-東京海上ホールディングス、東京海上日動火災保険
◆ 設計者-Renzo Piano Building Workshop、三菱地所設計
◆ 施工者-(仮称)東京海上ビルディング計画建設工事共同企業体(竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設、戸田建設による共同企業体)
◆ 解体(地上躯体解体)-2022年10月01日~2024年02月15日
◆ 解体(地下躯体解体)-2023年12月01日~2025年05月31日予定
◆ 着工-2025年03月中旬予定
◆ 竣工-2028年08月下旬予定


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立ち並ぶ力強い大木が人々にを与えるデザイン

 新・本店ビルでは、ビルを支える柱の多くに木材を使用すると共に、床の構造材としてCLT(直交集成板)を用いることなどにより、可能な限り多くの木材を使用する予定です。

● Renzo Piano Building Workshop
 新・本店ビルのデザインは、1998年にプリツカー賞を受賞した世界的な建築家であるレンゾ・ピアノ氏が主宰する設計事務所、Renzo Piano Building Workshop(RPBW)が担当しました。日本においては「関西国際空港ターミナルビル」などの実績があります。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「(仮称)東京海上ビルディング計画」の2025年1月中旬の状況です(写真提供読者さん)。


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「開口部」です(写真提供読者さん)。


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地下躯体を解体しています(写真提供読者さん)。


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「乗入れ構台」の南側です(写真提供読者さん)。


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「三点式パイルドライバ」です(写真提供読者さん)。


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街区東側の道路「丸の内仲通り」沿いです(写真提供読者さん)。


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街区を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「解体工事のお知らせ(地下解体工事)」です。解体工事の工期は2023年12月1日~2025年5月31日(予定)です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)東京海上ビルディング計画」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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