品川区新庁舎整備 品川区役所(品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎)の移転 総事業費706億8500万円に増額 2029年9月の開庁を目指す!
-品川区新庁舎整備-
1968年に建築された「品川区本庁舎・議会棟・第三庁舎」は、建物本体や設備の老朽化が進んでいる一方、区を取り巻く環境変化や多様化する行政需要に対応する機能が求められています。「耐震改修工事」が行われましたが、建物自体の老朽化が激しく、根本的な解決にはなっていません。
品川区は、庁舎移転の候補地として、既存庁舎に隣接していたJR広町社宅跡地へ移転する案を軸に、検討を進めています。区有地とJR東日本の所有地を再編する前提で、協議を進めています。
引用資料 品川区・公式ホームページ
新庁舎整備
「広町地区」にはJR東日本が、「東京総合車両センター」の南側に総延床面積約258,000㎡の大規模プロジェクト「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」を進めています。
品川区の庁舎移転候補地やJR東日本の「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」は、JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅など鉄道3路線が結節する交通至便な立地です。
● 新庁舎の工期を8カ月延伸
「品川区」は、新庁舎の工期を8カ月延伸します。これに伴い竣工は2028年10月から2029年6月に後ろ倒しになるほか、建設資材の高騰などで工事費は約560億から706億8500万円となる見込みです。
建設通信新聞(2025/02/06)
新庁舎工期を8ヵ月延伸/設備納期が遅延、工事費増額/品川区
日刊建設工業新聞(2025/02/06)
東京・品川区/新庁舎整備の総事業費706億円、春ごろ建築・設備工事公告
品川区新庁舎整備の概要
◆ 所在地-東京都品川区広町二丁目2-5(住居表示)
◆ 交通-JR京浜東北線・東急大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町」駅
◆ 階数-地上14階、地下2階
◆ 高さ-約61.7m((屋上設備など設置箇所は約75m以下))
◆ 敷地面積-8,341.08㎡
◆ 延床面積-約61,000㎡
◆ 容積対象面積-約50,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、地下部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-庁舎(区役所)
◆ 建築主-品川区
◆ 設計者-(基本・実施設計)日建設計
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2029年06月予定(2028年10月から変更)
◆ 供用開始-2029年09月予定
◆ 概算事業費-706億8500万円(約560億円から増額)
「地区全体イメージパース」です(引用:品川区)。
「計画地」です(引用:品川区)。
「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」の「A-2地区」の建設現場です。この奥に「品川区新庁舎整備」が行われます(写真提供SOCIO34050氏)。
奥に見えるのは現在の「品川区役所」です(写真提供SOCIO34050氏)。
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