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2025年3月

2025年3月20日 (木)

浜松町駅エリアの整備計画 「南口自由通路」と「芝浦エリアの歩行者専用道路」が供用開始 メチャメチャ綺麗になってビックリ!

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-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備-
 浜松町駅の周辺では、疾風怒濤の勢いで再開発が行われています。再開発に合わせて「ペデストリアンデッキ」などが整備されていますが、肝心の核となる「JR浜松町駅」が、旧態依然のままで街の激変に対応できていません。

 「港区」は、JR浜松町駅周辺の交通結節機能を強化するため、駅北口から汐留方面へ延長約75m・幅員約20mの「浜松町駅北口東西自由通路」の整備を計画しています。

 「浜松町駅北口東西自由通路」は、「京浜東北線・山手線・東海道本線・東海道新幹線」をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキおよび汐留のペデストリアンデッキに接続します。

 「北口橋上駅舎整備」は、「北口東西自由通路」に沿って、北口を橋上駅舎化します。現在の北口は地上階にありますが、「北口橋上駅舎整備」が完了すると廃止されます。

● 歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化
 「世界貿易センタービルディング、野村不動産、JR東日本、東京モノレール、鹿島建設」の5社は、浜松町駅西口開発計画、及び芝浦プロジェクトに合わせ、浜松町駅エリアの整備を推進しています。

 「浜松町駅」は、主要交通機関が集積する利便性の高いターミナル駅であり、羽田から東京の玄関口としての機能を果たしています。昨今、駅周辺では複数の大型再開発プロジェクトが進行しており、今後は更に駅利用者・来訪者・就労人口が増加し、都心部の拠点の一つとしてこれまで以上に重要な役割を担っていくこととなります。

 駅周辺エリアを広域的につなぐ歩行者ネットワークの構築、及び浜松町駅の交通結節点としての機能強化を図り、利便性の高い魅力ある都市環境を整備していきます。

 引用資料 JR東日本(PDF:2022/05/18)
 【浜松町駅西口開発計画・芝浦プロジェクト】歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を目的とした浜松町駅エリアの整備計画について

浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎の概要
◆ 計画名-(仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目44番2他(地名地番)
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-17.23m
◆ 敷地面積-7,488.34㎡
◆ 建築面積-2,013.33㎡
◆ 延床面積-1,109.19㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 用途-駅舎
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-JR東日本
◆ 施工者-鉄建建設
◆ 着工-2019年09月01日
◆ 竣工-2028年10月31日予定


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「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。


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「浜松町駅周辺エリアの位置関係(A・B・C・D・E・F)」です。

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「B:大門通り上の既存デッキ(2階レベル)から見た外観イメージ」です。

● 北口歩行者ネットワーク
 浜松町駅北口を中心に、竹芝・汐留方面、芝大門方面の各エリアをつなぐ歩行者ネットワークを形成します。線路を跨いで東西を繋ぐ自由通路はJR浜松町駅・東京モノレール浜松町駅の北口に新たに整備される改札(3階レベル)からフラットにアクセスできます(2026年度使用開始予定)。


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「C:南口自由通路 鳥瞰イメージ」です。

● 南口歩行者ネットワーク
 浜松町駅南口には既存の自由通路に加え新たな自由通路を整備し、混雑緩和やバリアフリーへの対応を図ります。これにより、浜松町二丁目エリアと、芝浦エリアをつなぐ歩行者ネットワークを強化します(新たな自由通路は2024年度使用開始予定。その後既存の自由通路を改修し、2026 年度全面使用開始予定)。


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「D:南口自由通路 芝浦側昇降口イメージ」です。


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「E:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。

● 竹芝・汐留方面と芝浦方面をつなぐ歩行者空間の整備
 浜松町駅東側には、旧芝離宮庭園に沿って歩行者専用道路を整備します。これにより、竹芝・汐留方面と、芝浦方面が緑豊かな空間でつながります。浜松町駅から芝浦プロジェクトにかけて庇を設置することにより、雨に濡れずアクセス可能となります。


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「F:芝浦エリアの歩行者専用道路イメージ」です。


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「整備後の浜松町駅周辺イメージパース(2030年度予定)」です。

● 中央広場を起点とした交通結節点の機能強化
 浜松町駅中央改札前にひろがる「中央広場」と、「ステーションコア」と呼ばれる歩行者ネットワークを一体整備することで、JR山手線・京浜東北線、東京モノレール、都営地下鉄、バスターミナル、タクシーの各交通機関とのスムーズな乗換を実現します。


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「南口自由通路」が供用開始しました(写真提供SOCIO34050氏)。


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「エスカレーター」と「階段」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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JR線上空をオーバパスします(写真提供SOCIO34050氏)。


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東端です(写真提供SOCIO34050氏)。


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JR線側に振り返った様子です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「南口自由通路」を南下します(写真提供SOCIO34050氏)。


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上段の「エスカレーター」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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上段の「エスカレーター」の終端です(写真提供SOCIO34050氏)。


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下段の「エスカレーター」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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北側に振り返った様子です。「エスカレーター」と「階段」が設置されています(写真提供SOCIO34050氏)。


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「芝浦エリアの歩行者専用道路」です。歩行者専用道の一部に屋根が架けられているので、雨に日でも濡れずに移動できます(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」の手前の「芝浦エリアの歩行者専用道路」です(写真提供SOCIO34050氏)。


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「首都高速都心環状線」の直下の「芝浦エリアの歩行者専用道路」です。歩行者専用道路の直下には「古川(上流は渋谷川)」が流れています(写真提供SOCIO34050氏

● 芝浦海岸橋
 この部分は、「古川(上流は渋谷川)」に架かる橋となっているため「芝浦海岸橋」の名称が冠されています。2025年3月5日に「芝浦海岸橋」の開通記念式がありました。


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「首都高速都心環状線」の南側の「芝浦エリアの歩行者専用道路」です(写真提供SOCIO34050氏)。



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2025年3月19日 (水)

「国立代々木競技場 第一体育館」の南側 「岸記念体育会館」の跡地 代々木公園Park-PFI計画 施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定!

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-代々木公園Park-PFI計画-

 「都立明治公園」及び「都立代々木公園」において、東京都として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し、公園周辺のまちづくりにあわせて新たな公園の整備・管理運営を行う設置等予定者を決定しました。

 「公募設置管理制度(Park-PFI)」とは、都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度です。

 「代々木公園Park-PFI計画」の対象地は、渋⾕と原宿を結ぶファイヤー通りの中間地点、周辺には、「代々木公園・国立代々木競技場、NHK放送センター、渋⾕公会堂(名称:LINE CUBE SHIBUYA)」など、国内外から多様な人びとが集まるエリアの中心に位置しています。

 これまで「東急グループ」がまちづくりを進めてきた渋⾕駅周辺・広域渋⾕圏においてPark-PFI制度を活用することで、公園のもつパブリック性と人々の自己表現や交流の場を掛け合わせた新たな社会的価値を創出できるよう、エリア内の各施設や地域との連携を図っていきます。

● 施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定!
 「東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティー」の 4社からなる「代々木公園 STAGES」は、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用し推進している「代々木公園 Park-PFI 計画」において、公募対象公園施設の名称を「代々木公園 BE STAGE(ビー ステージ)」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2025/03/14)
 「代々木公園 Park-PFI 計画」 公募対象公園施設名称を「代々木公園 BE STAGE」に決定・店舗発表 「誰もが新しい挑戦をはじめられる」がテーマの施設と公園を一体運営 -2025 年 3 月 15 日(土)以降公園施設内店舗が順次開業

 「代々木公園 Park-PFI 計画」の特定公園施設の一部エリアは2025年2月20日(木)から供用開始しており、施設および施設内の店舗は2025年3月15日(土)以降順次開業します。


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「公園および施設 イメージ」です。


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「公園および施設 イメージ」です。「国立代々木競技場 第一体育館」の南側です。


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「イベントステージ イメージ」です。


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「アーバンスポーツパーク イメージ」です。


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「店舗 イメージ」です。


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代々木公園の「事業対象地」です。「岸記念体育会館」があった場所です。「岸記念体育会館」の機能は、新国立競技場の南側に建設された「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」に移行しています。



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2025年3月18日 (火)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 地上31階、高さ約167mの「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」 2025年3月11日の建設状況

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 「いしだあゆみさん」が亡くなりました。私の中でいしだあゆみさんと言えば「ブルー・ライト・ヨコハマ」です。この歌により幼い頃に私の脳に「横浜は美しい街!」と刷り込まれました。横浜のイメージアップに計り知れない貢献をしたと思います。ご冥福をお祈りします。

 YouTube 
 ブルーライトヨコハマ いしだあゆみ ・フルコーラス Best collection 

 本題に戻って、JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 2025年3月27日にまちびらき!
 JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

 2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。


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TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


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THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)

 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」は、泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟です。フレキシビリティの高いオフィスフロアに加え、商業施設やクリニック、フィットネスを完備し、ビジネスワーカーの街でのくらしを支えます。

 街のレジリエンス(回復力)を支えるエネルギーセンター・地域冷暖房設備を有し、街全体に環境性能の高いエネルギーを供給します。正式名称は「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」に決定しています。
 
 第7橋梁部を含む高輪築堤80mの現地保存の保存空間確保にあたり、建物位置の東側への移動のため、都市計画変更を行いました(2021年11月都市計画変更決定)。

THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-地上31階、塔屋1階、地下5階
◆ 高さ-166.86m
◆ 敷地面積-15,300.61㎡
◆ 建築面積-10,837.35㎡
◆ 延床面積-208,547.67㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、商業、フィットネス、クリニック、子育支援施設、エネルギーセンター(地域冷暖房)、駐車場等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2022年02月01日
◆ 竣工-2026年03月31日予定
◆ オープン-2026年春予定


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「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の2025年3月11日の建設状況です。2026年春にオープン予定です。南側の「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」と比べると工事が約1年遅れています。「高輪築堤の現地保存に伴う計画変更」が理由です。


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北西側から見た下層階の様子です。西隣には「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」が建設されています。


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南西側から見た様子です。


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高層部の外観は完成しています。


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南西側から見上げた様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「THE LINKPILLAR 2」と南側の「THE LINKPILLAR 1 North」を接続する歩行者デッキを西側から見た様子です。


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「THE LINKPILLAR 2」と南側の「THE LINKPILLAR 1 North」を接続する歩行者デッキを東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)3街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年3月17日 (月)

「泉岳寺駅」と一体的な整備 地上30階、高さ約144mの「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」 2025年3月11日の建設状況

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-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-
 「泉岳寺駅」は、羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っており、空港需要の増大に伴いその重要性は高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により見込まれる駅利用者増加への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図る必要があります。

 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施します。
 
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、2021年4月15日に「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の特定建築者予定者に選定され、2021年6月2日に東京都と特定建築者の業務に関する基本協定書を締結し、特定建築者として参画することが決定しました。

● 2024年11月1日に新築工事に着工!
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、東京都が施行者として進めている「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」において、2021年6月2日より特定建築者として参画していましたが、2024年11月1日に特定施設建築物の新築工事に着工しました。 

 引用資料 東急不動産(2024/11/28)
 「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」着工のお知らせ~国際交流拠点として整備が進むエリアの新たなランドマークを創出~

東京都市計画事業泉岳寺駅地区の概要

◆ 計画名-東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪二丁目81-1 ほか(地番)
◆ 交通-都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結、JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅への歩行者デッキに接続予定
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部144.39m、軒高134.84m
◆ 敷地面積-8,485.84㎡
◆ 建築面積-5,359.81㎡
◆ 延床面積-109,885.25㎡ *ニュースリリースでは約112,300㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎(ベタ基礎+地中連続壁)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、地下鉄駅施設、子育て支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-385戸
◆ 建築主-東京都(特定建築者 東急不動産、京浜急行電鉄)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2024年11月01日
◆ 竣工-2031年度予定
◆ 事業費-約821億円(約660億円から増額)


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「商業機能(地下 1 階・地下鉄駅前広場)」です(引用:東急不動産)。


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「オフィス機能(エントランス前)」です(引用:東急不動産)。


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「交通結節点イメージ(泉岳寺駅~高輪ゲートウェイ駅への接続)」です(引用:東急不動産)。


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「用途断面図」です(引用:東急不動産)。


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「西側立面図」です。最高部の高さが約145mです。当初は、高さ約160mで計画されていましたが、高さ約145mとなりました(引用:港区環境アセスメント)。


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「施設配置図」です(引用:港区環境アセスメント)。


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「計画地位置図」です。隣接地では、JR東日本による高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくり「(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」が行われます。「泉岳寺駅」周辺は超高層ビルが林立する街に生まれ変わります(引用:東急不動産)。


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「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の2025年3月11日の建設状況です。「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の西隣に建設されています。


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「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の建設現場事務所は、敷地の南端にあります。


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西側から見た様子です。


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「TRD工法機」です。クレーンでチェーンソー型のカッターを吊り上げています。

● TRD工法機
 「TRD工法機」により「TRD工法(Trench cutting & Re-mixing Deep wall method)」で、「山留め壁」を構築しています。

 地中に挿入したチェーンソー型のカッターを横方向に移動させて掘削、鉛直方向に固化液と原位置土とを混合・撹拌し、地中連続壁を構築する工法です。


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更に北側です。


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角度を変えて見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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街区を北西側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」です。



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2025年3月16日 (日)

整備中の「品川駅北口」の北側 東西の道路交通が劇的に改善 JR線上空に「環状第4号線(港南・高輪)」を整備 2025年3月11日の建設状況

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-環状第4号線(港南・高輪)-
 品川駅周辺の最大の弱点は、東西の道路交通が極端に貧弱な事です。JR線によって東西が完全に分断されています。北側は、JR田町駅南側の「札の辻橋」、南側は、JR品川駅南側の「八ッ山橋」まで東西の幹線道路がありません。

 品川駅周辺の道路交通を劇的に改善するプロジェクトが動き出しています。「環状第4号線(港南・高輪)」です。東京都建設局ならびに都市整備局は2019年7月29日に、東京都港区高輪三丁目~江東区新砂三丁目で計画している「環状第4号線」のうち、港南~高輪間の事業に着手しました。事業期間は2032年度までです。

 引用資料 東京都都市整備局
 環状第4号線(高輪地区)

 事業区間は港区港南一丁目~高輪三丁目で、港南側が旧海岸通り、高輪側が国道1号(桜田通り)に接続します。延長は1,270m、幅員25.6~33.5mの道路の新設または拡幅を行なう事業となり、4車線と歩道、自動車走行空間を整備します。

 区間の途中にある「鉄道(JR線・京浜急行)」や「国道15号(第一京浜)」とは交差部は橋梁構造とします。国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設けます。

 JR線の上空では、線路上に人工地盤を構築して整備される「品川駅北口駅前広場」と接続されます。「環状第4号線」と結節する事により、品川駅の北の玄関口となります。


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鳥瞰図(第一京浜交差部)

 「国道15号(第一京浜)」とは立体交差になります。国道15号へのアクセスのため、高輪側では道路中央部分に側道を設けます(引用:東京都都市整備局)。


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「平面図」と「縦断図」です(引用:東京都都市整備局)。


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「断面図」です。歩行者、自転車、自動車の通行空間を分離し、安全で快適な歩行者・自転車通行空間の確保します(引用:東京都都市整備局)。


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「品川駅周辺土地区画整理事業」の事業の概要です(引用:UR都市機構)。


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西側から見た「環状第4号線(港南・高輪)」の工事の2025年3月11日の建設状況です。手前の「国道15号(第一京浜)」とは立体交差します。写真左側のガンダムビル「NTTドコモ 品川ビル」のすぐ南側に抜けます。


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「環状第4号線(港南・高輪)」の工事が本格的に行われています。


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「送り出し工法」で建設しています

 日本車輌製造株式会社 公式ホームページ
 
送り出し工法


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北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。ゲートが開いて内部が見えます。


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「環状第4号線(港南・高輪)」の橋桁がはっきり分かります。



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2025年3月15日 (土)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 高さ約161mの「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)North」 2025年3月11日の建設状況

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 2025年3月27日にまちびらき!
 JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

 2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。


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TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


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THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン) 
 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」は、高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。正式名称は「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」に決定しています。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の23階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は200室を予定しています。

THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,379.25㎡
◆ 建築面積-30,957.17㎡
◆ 延床面積-459,566.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ オープン-2025年03月27日予定


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「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」のイメージです。


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「THE LINKPILLAR 1 North」の2025年3月11日の建設状況です。


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「THE LINKPILLAR 1 North」を北西側から見た様子です。


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2025年3月27日(木)にまちびらきの予定なのでほぼ完成しています。


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泉岳寺辻広場
 街区北西角の街の結節点となる「泉岳寺辻広場」です。


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「泉岳寺辻広場」で、都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅と直結します。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「THE LINKPILLAR 1 North」と更に北側の「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」と接続する歩行者デッキを西側から見た様子です。


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「THE LINKPILLAR 1 North」と更に北側の「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」と接続する歩行者デッキを東側から見た様子です。


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北東角です。「壁面緑化」が行われています。


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街区東側の道路(補助線街路第332号線)沿いです。


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補助線街路第332号線沿いを北側に振り返った様子です。


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 東側の歩行者デッキです。


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「高輪ゲートウェイ駅」と接続する部分です。


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「高輪ゲートウェイ駅」と接続する歩行者デッキです。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年3月14日 (金)

総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 高さ約159mの「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)South」 2025年3月11日の建設状況

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-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
 JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。

 「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。

● 2025年3月27日にまちびらき!
 JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
 TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき

 引用資料 公式ホームページ
 TAKANAWA GATEWAY CITY

 2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業します。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。


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TAKANAWA GATEWAY CITY

 JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。


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THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン) 
 「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」は、高輪ゲートウェイ駅前に建設される国際交流拠点の象徴となるツインタワーです。駅直結の立地を活かし、国際的な大企業本社機能の入居を想定したハイグレードオフィスを有するほか、国際会議の誘致を想定した大規模コンベンション・カンファレンス機能を整備します。正式名称は「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」に決定しています。

 South棟高層のラグジュアリーホテル、North棟高層のルーフトップレストランおよび低層部全体に広がる商業施設等により、世界中からの来街者を迎え、利便性の高い空間を提供します。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の23階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は200室を予定しています。

THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)の概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区
◆ 所在地-東京都港区港南二丁目、高輪二丁目
◆ 交通-JR「高輪ゲートウェイ」駅、都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「品川」駅
◆ 階数-(North)地上29階、塔屋1階、地下3階、(South)地上30階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-(North)161.41m、(South)158.68m
◆ 敷地面積-38,379.25㎡
◆ 建築面積-30,957.17㎡
◆ 延床面積-459,566.53㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-杭基礎、直接基礎
◆ 用途-オフィス、ホテル、商業、コンベンション、カンファレンス、子育支援施設、ビジネス支援施設、駐車場等
◆ 客室数-200室(JWマリオット・ホテル東京)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト・エントランス内装デザイン)ピカード・チルトン、(ホテル内装デザイナー)ヤブ・プッシェルバーグ
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年10月25日
◆ 竣工-2025年03月31日予定
◆ オープン-2025年03月27日予定


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「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)」のイメージです。


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「THE LINKPILLAR 1 South」の2025年3月11日の建設状況です。東京(品川)に出張に行った友人に撮影してもらいました。


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「THE LINKPILLAR 1 South」を南西側から見た様子です。2025年3月27日(木)にまちびらきの予定なのでほぼ完成しています。

● JWマリオット・ホテル東京が進出!
 South棟の23階~30階に、マリオット・インターナショナルの最高級クラスのホテルブランド「JWマリオット・ホテル東京」が進出します。「JWマリオット」は、首都圏初進出となるホテルブランドとなります。客室数は200室を予定しています。開業は2025年10月予定です。


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南西角です。


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高輪辻広場
 街区南西角の「高輪辻広場」です。


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「TAKANAWA GATEWAY CITY」のロゴです。


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「階段」と「エスカレーター」です。


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街区西側の歩道です。


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街区南側の道路(区画道路3号)です。位置的にはガンダムビル「NTTドコモ 品川ビル」のすぐ北側あたりです。


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街区南側の道路(区画道路3号)沿いです。「壁面緑化」が行われています。


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街区東側の道路(補助線街路第332号線)沿いです。


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「THE LINKPILLAR 1(ザ リンクピラー ワン)-高輪ゲートウェイ駅-港区立芝浦中央公園」を結ぶ歩行者デッキです。


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「歩行者デッキ」への階段です。


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「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)4街区」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)。



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2025年3月13日 (木)

横浜市初の大型Park-PFI事業 JR「関内」駅前 「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」 横浜市と基本協定書を締結!

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-横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業-

 「三井不動産」を代表企業とする「京浜急行電鉄、ディー・エヌ・エー、東急」は、横浜市初の大型Park-PFI事業である「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」に選定され、2025年2月19日に基本協定書を横浜市と締結しました。プロジェクトは2027年春に開園を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2025/02/28)
 横浜市初の大型Park-PFI事業 JR「関内」駅前「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」 基本協定書締結

 「大通り公園」は、JR「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅直結の全長1.2kmにおよぶ街路型公園で、関内・関外地区で貴重な緑を有する横浜市を代表する公園です。現在公園全体(1区~8区)でリニューアルが進められており、「横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業」の対象範囲の総面積は約14,930㎡です。

 「BASEGATE横浜関内」とイベントや情報発信など様々な分野で連携することで関内駅周辺にさらなる賑わいを創出し、エリア全体の潤いのある街づくりに寄与します。

横浜市大通り公園1区~3区リニューアル事業の概要
◆ 計画地-神奈川県横浜市中区長者町五丁目55-2
◆ 敷地面積-約14,930㎡(1区約3,120㎡、2区約5,110㎡、3区約6,700㎡) *1区~8区全体約35,700㎡
◆ 主な整備内容(想定)
    ◇ 1区-ウェルカムガーデン、芝生広場、デッキテラス、飲食店舗
    ◇ 2区-イベント広場、ルーフトップテラス、デッキテラス、飲食店舗
    ◇ 3区-プレイグラウンド、会員制農園、飲食・物販店舗
◆ 事業予定者決定-2024年10月
◆ 基本協定書締結-2025年02月予定
◆ 工事開始-2026年01月予定
◆ 竣工-2027年春予定
◆ 開園-2027年春予定


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「大通り公園2区イメージパース」です。


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計画概要

 1区にウェルカムガーデン、2区にイベント広場、3区に子どもたちが遊べるプレイグラウンドを整備します。また、1区~3区の全てに飲食店舗や休憩所を配置し、周辺にはデッキテラスを設け、花や緑を楽しみながら滞在できる空間を創出します。

 加えて、大通り公園のシンボルであるメタセコイア並木を保存し、新たな植栽による緑の軸線の強化や生育環境改善によるグリーンインフラ機能の向上を目指します。


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「位置図」です。


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 BASEGATE(ベースゲート)横浜関内
 「三井不動産」を代表企業とする「鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート」の8社は、「横浜市旧市庁舎街区活用事業」の街区名称を「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」に決定しました。2025年12月竣工、2026年春にグランドオープンを予定しています。

 引用資料 三井不動産(2024/11/13)
 JR「関内」駅前「横浜市旧市庁舎街区活用事業」 「BASEGATE横浜関内」に街区名称決定

 「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」は、多種多様な施設計画と旧横浜市庁舎行政棟の保存・活用により、次世代の横浜を象徴するエンターテインメント&イノベーションの拠点となる、「新旧融合」を特色とした大規模ミクストユース型プロジェクトです。

 街区の特徴的な施設である日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ、エデュテインメント施設、ホテル名称、オフィスや新産業創造拠点の名称や概要についても決定しました。

BASEGATE(ベースゲート)横浜関内の概要
◆ 計画名-(仮称)横浜市旧市庁舎街区活用事業新築等工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区港町一丁目1番地
◆ 交通-JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
◆ 階数-(タワー棟)地上33階、塔屋2階、地下1階、(行政棟)地上8階、地下1階、(LVA棟)地上2階、地下0階
◆ 高さ-(タワー棟)最高部168.79m、(行政棟)最高部約55m、建築物約37m、(LVA棟)最高部約17m
◆ 敷地面積-16,522.02㎡
◆ 建築面積-約10,439㎡
◆ 延床面積-約128,567㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-(タワー棟)高性能制震オイルダンパーと座屈拘束ブレースを用いた制震構造、(行政棟)免震構造
◆ 用途-オフィス、教育施設、観光・集客施設、商業施設、宿泊施設ほか
◆ 客室数-約280室
◆ 建築主-(代表者)三井不動産、(構成員)鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾート
◆ 設計者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 施工者-鹿島建設、竹中工務店
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2025年12月31日予定
◆ グランドオープン-2026年春予定



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2025年3月12日 (水)

横浜みなとみらい21地区 PRYME COAST みなとみらい 「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」が2026年前半にオープン!

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-PRYME COAST みなとみらい-

 横浜みなとみらい21地区では、「MM59街区」の東側の敷地Bの9,113.12㎡を「岡田ビル」が取得し、共同住宅、ホテル、商業施設が併設された複合施設を建設されました。

 「レジデンス棟」は、地上27階、地下1階、高さ97.70m、総戸数354戸(非分譲住戸49戸含む)、「ホテル棟」は、地上21階、地下1階、高さ約80m、客室数232室です。 

 レジデンス棟の正式名称は「BLUE HARBOR TOWER(ブルーハーバータワー) みなとみらい」で、ホテル棟は「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」となっています。

 「BLUE HARBOR TOWER みなとみらい」は、2017年4月上旬から入居開始、 「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」は、2017年6月30日にオープンしました。施設全体の名称は「PRYME COAST みなとみらい(プライムコーストみなとみらい)」です。

● ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらいにリブランド
 「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」は、2021年4月26日をもって営業を終了しました。その後、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」として2021年12月14日にを開業しました。「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」は、2025年6月30日に運営を終了します。

 「三菱HCキャピタルリアルティ」と「ヒルトン」は、ヒルトンのフォーカス・サービスブランド「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」を開業することを発表しました。

 ヒルトン(2025/03/10)
 「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」 2026年前半に開業予定 関東初進出の「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドを展開し、横浜エリアのポートフォリオを拡充

 「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」は、2021年12月に開業したホテルをリブランドし、「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドとして国内で2軒目、関東では初進出となり、2026年前半の開業を目指しています。「ヒルトン・ガーデン・イン」は、世界64の国と地域で1,000軒以上のホテルを展開するフォーカス・サービスブランドです。

ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらいの概要
◆ 計画名-(仮称)MM59街区B区画開発計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目3番4(住居表示)
◆ 交通-横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅徒歩7分、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩9分、JR東海道本線他「横浜」駅徒歩16分
◆ 階数-地上21階、地下1階(ホテル棟)
◆ 高さ-約80m(ホテル棟)
◆ 敷地面積-9,113.12㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,372.58㎡(施設全体)
◆ 延床面積-61,576.32㎡(施設全体)、11,449.67㎡(ホテル延床面積)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(ホテル棟)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全232室
◆ 建築主-岡田ビル
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2014年11月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月
◆ オープン-2017年06月30日(ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい])
◆ リブランドオープン-2026年前半予定(ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい)


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「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」の予定地です。「ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]」としてオープン、「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」として再オープンしました。


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最高部です。


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下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。



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2025年3月11日 (火)

品川区 地上30階、高さ約110m、総戸数約290戸の「戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業」 都市計画案の説明会を開催!

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-戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業-

 品川区で計画が進む「戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。概要は、地上30階、地下1階、高さ約110m、延床面積約28,900㎡、総戸数約290戸の超高層タワーマンションです。都市計画案の説明会が、2025年3月16日(日)と3月17日(月)に開催されます。

 建設通信新聞(2025/03/07)
 戸越公園駅北地区再開発で都市計画案/規模は30階建て2.9万㎡/事業協力者に大成、東急

 引用資料 品川区・公式HP(PDF:2025/02/26)
 戸越公園駅北地区に関する都市計画案について

 品川区は、2025年3月14日(金)~3月28日(金)に都市計画案の縦覧を行い、2025年5月上旬に都市計画審議会に付議し、2025年5月下旬の都市計画決定を目指しています。施工区域は、品川区戸越五丁目7、10の約0.6haです。

 事業協力者には、「大成建設」と「東急」が参画しています。現時点でのスケジュールは、2026年度の事業認可、2027年度の解体着工を経て、再開発施設の建設を進め、2031年度の竣工を目指しています。

戸越公園駅北地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区戸越五丁目7、10
◆ 交通-東急大井町線「戸越公園」駅
◆ 階数-地上30階、地下1階
◆ 高さ-約110m
◆ 敷地面積-約3,300㎡
◆ 建築面積-約1,900㎡
◆ 延床面積-約28,900㎡
◆ 容積対象面積-約19,900㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場等
◆ 総戸数-約290戸
◆ 建築主-戸越公園駅北地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-大成建設、東急
◆ 解体工事-2027年度予定
◆ 竣工-2031年度予定


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「戸越公園駅北地区の課題」です。


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「開発整備の方針」です。


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「第一種市街地再開発事業の決定について」です。


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「戸越公園駅北地区(戸越5‐10、5‐7) の位置」です。



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2025年3月10日 (月)

住友林業 2024年12月期の連結業績 住宅需要が旺盛なアメリカで好調 売上高が2兆円突破 2025年12月期も好調を維持する見通し!

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-住友林業-
 戸建て住宅大手の「住友林業」の本社は、東京都千代田区大手町一丁目3番2号の「経団連会館」にあります。「住友林業」の業績はずっと低迷していましたが、ここ最近は売上高や営業利益が急増しています。

 日本の戸建て住宅の市場は、日本の少子高齢化により毎年縮小しています。その中で売上高を伸ばすには、M&Aや多角化や海外への進出しかありません。住宅大手でM&Aや多角化や海外への進出にで企業規模を拡大しているのが「大和ハウス工業、積水ハウス、住友林業」です。

● 桁違いに巨大なアメリカ市場!
 最近のアメリカは「関税カミツキガメ」の様相で同盟国を含め世界中に喧嘩を売りまくっています。ある程度覚悟はしていましたが、ここまで酷いとは思っていませんでした。

 しかし、市場としては桁違いに巨大で非常に魅力的です。スーパーマーケットの「ウォルマート」、ホームセンターの「ホーム・デポ」、ドラッグストアの「ウォルグリーン」と日本の同業1位の売上高を比べるとアメリカ企業は日本企業の5倍~10倍くらいの売上高があります。人口差やGDP差以上にアメリカ市場は桁違いに巨大である事が分かります。

 海外で活躍するイメージがあまり無い「住友林業」ですが、実は海外進出が最も成功している企業の1つです。売上高の多くと利益のほとんどをアメリカから得ています。アメリカ市場での成功で「住友林業」は。今後ますます成長する事が予想されます。


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住友林業の連結決算

 「住友林業」は、2025年2月13日に2024年12月期(2024年1月1日~2024年12月31日)の連結決算を発表しました。売上高2,053,650百万円(前年同期比18.5%増)、営業利益194,588百万円(前年同期比33.0%増)となりました。売上高が2兆円突破し、営業利益が2,000億円近くに伸びています。2020年以降の伸びは驚異的です。

 住友林業 決算短信(PDF:2025/02/13)
 2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
 
● 2025年12月期の連結業績予想
 2025年12月期の連結業績予想(2025年1月1日~2025年12月31日)は、売上高2,556,000百万円(前年同期比24.5%増)、営業利益195,000百万円(前年同期比0.2%増)と、売上高・営業利益共に過去最高の業績予想をしています。

住友林業の連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1998年3月        713,728百万円    5,805百万円
1999年3月        620,615百万円    6,210百万円
2000年3月        699,594百万円   13,549百万円
-----------------------------------------
2001年3月        682,375百万円   15,999百万円
2002年3月        644,730百万円    3,040百万円
2003年3月        645,100百万円    8,772百万円
2004年3月        673,776百万円   17,576百万円
2005年3月        723,193百万円   18,466百万円
2006年3月        791,128百万円   15,446百万円
2007年3月        911,674百万円   20,405百万円
2008年3月        861,357百万円     7,235百万円
2009年3月        823,810百万円     6,837百万円
2010年3月        723,923百万円     9,747百万円
-----------------------------------------
2011年3月        797,493百万円    14,238百万円
2012年3月        831,870百万円    19,191百万円
2013年3月        845,184百万円    25,330百万円
2014年3月        972,968百万円    33,415百万円
2015年3月        997,256百万円    33,994百万円
2016年3月     1,040,524百万円    33,093百万円
2017年3月     1,113,364百万円    53,989百万円
2018年3月     1,221,998百万円    53,021百万円
2019年3月     1,308,893百万円    49,247百万円
2020年3月     1,104,094百万円    51,377百万円
-----------------------------------------
2020年12月      839,881百万円    47,462百万円(9ヶ月決算)
2021年12月   1,385,930百万円   113,651百万円
2022年12月   1,669,707百万円   158,253百万円
2023年12月   1,733,169百万円   146,755百万円
2024年12月   2,053,650百万円   194,588百万円

2025
12月予想
2025年12月   2,556,000百万円   195,000百万円(会)
2025年12月   2,464,340百万円   197,078百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2025年3月10日時点の数値です。


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建築・不動産セグメントの売上高及び経常利益

 2024年12月期の売上高は2兆536億円ですが、海外の売上高は1兆2400億円(海外比率60.3%)となっています。その中でもアメリカは1兆702億円(8,483億円+1,799億円+420億円)で、52.1%となっており、全体の5割を超えています。

 引用資料 住友林業(PDF:2025/02/14)
 2024年12月期決算 及び 2025年12月期計画


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海外戸建住宅事業・建築事業の状況

 海外住宅は、「アメリカ」と「オーストラリア」に注力していますが、「アメリカ」の比率が圧倒的に高いです。



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2025年3月 9日 (日)

中野区 地上61階、高さ約262mの「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」 協定解除に向けた協議 再開発は振り出しに!

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-NAKANOサンプラザシティ(仮称)-

 中野区では、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする「中野駅新北口駅前エリア」における拠点施設整備の事業化推進のため、第一種市街地再開発事業の施行予定者となる民間事業者の募集・選定を行いました。審査委員会の審査結果を踏まえ、施行予定者候補及び次点候補を選定し、2021年1月29日に公表しました。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本)」は、中野区とともに推進する「中野駅新北口駅前エリア拠点施設整備事業」において、2021年5月6日に中野区と基本協定書を締結しました。

 「(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」は、高さ約235m、延床面積約257,000㎡で計画されていましたが、高さ約262m、延床面積約298,000㎡に規模が拡大されました。

 中野区のJR中野駅北口にある「中野サンプラザ」が、2023年7月2日をもって閉館しました。「中野サンプラザ」は、1973年6月1日に開業しました。コンサートホールは、収容人員2,222人です。数々の人気アーティストが公演を開催し、都内でも有数の人気ホールでした。

 「野村不動産」を代表とするグループ「(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、及びJR東日本」は、中野区とともに推進する「中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業」について、2023年11月15日付で、中野区より都市計画決定の告示がなされました。

 当初は1,810億円だった総事業費ですが、2022年12月時点では2,250億円と試算されていました。しかし、建設資材費や人件費の高騰などにより、約250億円増加し、2,500億円以上となる見通しです。デザイン等が大幅に変更されています。

● 計画見直し、認可申請取り下げ! 
 「中野区」で2023年に閉館した複合施設「中野サンプラザ」跡地の再開発について、中野区は2024年10月11日に、「野村不動産」など事業者側から施行認可申請の取り下げがあったと明らかにました。建設費の高騰が理由です。総事業費は2,639億円と見込んでいましたが、更に900億円超の増額となる見通しとなっていました。

 「中野区」は事業者から新たな計画を求めていますが、2029年度中に予定していた完成は遅れることになります。「中野区」は区議会に対して計画を白紙撤回するわけではないと説明したうえで、今後、事業者と協議した上で、計画の内容を再検討していきたいとしています。

● 事業者との協定解除に向けた協議に入る方針を固める!
 中野区は、「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする再開発を巡り、「野村不動産」など事業者との協定解除に向けた協議に入る方針を固めました。再開発は建設コストの上昇を背景に停滞していました。事業者の同意を得て協定解除となれば、再開発は振り出しに戻ります。

 日本経済新聞(2025/03/07)
 中野サンプラザ再開発、白紙協議へ 区や野村不動産

<協定解除に向けた協議>
NAKANOサンプラザシティ(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)中野四丁目新北口駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目1番、8番
◆ 交通-JR中央線・総武線・東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約262m、建築基準法の高さ約250m
◆ 敷地面積-約23,460㎡
◆ 建築面積-約18,800㎡
◆ 延床面積-約298,000㎡
◆ 容積対象面積-容積率約1,000%
◆ 地震対策-中間層免震構造(2層の免震層)

◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、ホテル、ホール、駐車場など
◆ 総戸数-約1,100戸
◆ 施行予定者-(代表事業者)野村不動産、(共同事業者)東急不動産、住友商事、ヒューリック、JR東日本、(構成事業者・協力事業者)清水建設、日本郵政不動産、日本設計、電通、ジェイアール東日本ビルディング、野村不動産ホテルズ、野村不動産パートナーズ、東急コミュニティー、リージョンワークス合同会社
◆ 特定業務代行者-清水建設
◆ 解体-2024年度予定(当初計画)
◆ 着工-2025年度予定(当初計画)
◆ 竣工-2028年度予定(当初計画)
◆ 供用開始-2029年度予定(当初計画)
◆ 総事業費-2,639億円(更に900億円以上増加する見込み)


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2015年4月7日の野村不動産グループの案
 「中野区」は、「区役所・サンプラザ地区再整備」の事業構築に係る民間事業者として外部学識経験者を含む選定委員会の審査を経て、今から約10年前の2015年4月7日 に「三菱地所グループ」と「野村不動産グループ」の2グループを選定しました。

 引用資料 中野区・公式HP(2015/04/07) リンク切れ
 区役所・サンプラザ地区再整備の事業構築に係る民間事業者の提案概要書の公表について

 三菱地所グループの案は、「三菱地所グループ(東京建物、NTT都市開発、三菱地所レジデンス、鹿島建設)」、野村不動産グループの案は、「野村不動産グループ(清水建設、住友商事、第一生命保険、東急不動産)」により構成されていました。

● 推しは推せる時に推せ!
 「推しは推せる時に推せ!」という言葉があります。自分の好きなアイドルやアーティストなどは活動している今のうちに全力を持って推すべきだという意味です。引退やスキャンダルなどがあり今の状態がいつまでも続くわけではないという戒めです。

 プロジェクトも同じです。多少強引でも行けるときにどんどん行かないと経済状況が激変すると取り返しのつかない事態になります。ここ最近は再開発のニュースが激減しています。経済状況が激変して建設費が高騰しているのが理由です。

 「中野サンプラザ」と「中野区役所」を中心とする再開発はダラダラとなかなか進みませんでした。私は10年以上見守ってきましたが、その間に建設費がどんどん高騰していきました。特定業務代行者が2024年3月期に上場以来初の営業赤字に陥り余裕が無かった「清水建設」というのも痛かったです。

 今から思えば、「中野区」がもう少し急いでいたら結果は違っていたかも知れません。街のランドマークとしてJR中野駅周辺の「都市格」を大幅に上げるプロジェクトだっただけに本当に残念です。


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中野区新庁舎
 「中野区新庁舎」です。2024年5月7日から新庁舎に移転しています。「NAKANOサンプラザシティ(仮称)」を建設するための移転だったのですが、まさかこんな事態になるとは夢にも思わなかったです(写真提供読者さん)。

中野区新庁舎の概要
◆ 計画名-中野区新庁舎
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目2番139
◆ 交通-JR中央線「中野」駅、東京メトロ東西線「中野」駅より徒歩6分
◆ 階数-地上11 階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部52.650m、軒高51,800m
◆ 敷地面積-8,557.38㎡
◆ 建築面積-3,841.98㎡
◆ 延床面積-47,272.29㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎(べた基礎)
◆ 地震対策-免震構造(B1階柱頭部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム、鉛プラグ入り積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム」を配置)
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-中野区
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中・協永・明成・武蔵野・INA特定建設共同企業体(竹中工務店、協永建設、明成建設工業、武蔵野建設産業、INA新建築研究所)
◆ 解体工事-2020年12月
◆ 着工-2021年06月24日(起工式)、2021年07月01日(工事着手)
◆ 竣工-2024年02月27日(工事完了)
◆ 開設-2024年05月07日(新庁舎に移転)



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2025年3月 8日 (土)

ヨドバシホールディングス 地上33階、高さ約158mの「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」 2025年3月3日に起工式を挙行!

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-札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
 「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延床面積約203,290㎡の第一種市街地再開発事業です。2024年1月26日には札幌市より組合設立の認可を受け、「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合」を設立しました。

 「平和不動産」は、JR札幌駅前において、参加組合員として権利者とともに進めている「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、2024年7⽉25⽇付で札幌市⻑より権利変換計画の認可を受けました。

 「建築工事期間(予定)」によると、工期は2024年8月~2028年7月となっています。2024年8月から既存建物の解体工事が始まり、2025年3月に本体工事に着工予定、2028年7月に竣工予定となっています。支出金166,691百万円(内工事費135,215百万円)となっています。総事業費は約1,667億円のようです。

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/07/25)
 北4西3地区

 引用資料 平和不動産(2024/08/09)
 JR 札幌駅前に位置する「北 4 ⻄ 3 地区第⼀種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

● 2025年3月3日に起工式を挙行!
 札幌駅前の旧西武跡地に建設される再開発ビル「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の起工式が2025年3月3日に執り行われました。地上9階と地上33階の2棟で構成され、地下3階~地上8階は「ヨドバシホールディングス」が運営する商業施設となり、100店舗以上のテナントが入居する予定です。

札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-(南棟)地上33階、地下5階、(北棟)地上9階、塔屋1階、地下7階
◆ 高さ-(南棟)最高部158.57m、(北棟)最高部56.97m
◆ 敷地面積-(南棟)5,328.28㎡、(北棟)5,328.28㎡
◆ 建築面積-(南棟)4,755.39㎡、(北棟)4,814.42㎡
◆ 延床面積-(南棟)128,270.28㎡、(北棟)74,507.83㎡
◆ 構造-(南棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(北棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合(参加組合員 ヨドバシホールディングス<代表者>、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島・五洋・東急・伊藤・岩田地崎・田中・中山特定業務代行共同企業体
◆ 解体工事-2024年08月
◆ 着工-2025年03月03日(起工式)
◆ 竣工-2028年07月31日予定
◆ 総事業費-166,691百万円(内工事費135,215百万円)


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「断面イメージ」です(引用:平和不動産)。


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「断面図」です(引用:札幌市)。


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「配置図」です(引用:札幌市)。


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「位置図」です(引用:平和不動産)。



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2025年3月 7日 (金)

荒川区 JR常磐線三河島駅前 地上43階、高さ約160mの「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者の募集!

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-三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業-

 東京都荒川区のJR常磐線三河島駅前の三河島駅前地区再開発には、「三河島駅前北地区」と「三河島駅前南地区」があります。三河島駅前南地区は、「三河島駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」として先に開発されました。正式名称は「アトラスブランズタワー三河島」で、地上34階、地下1階、高さ119.68m、総戸数327戸の超高層タワーマンションです。

 三河島駅前北地区の「三河島駅前北地区市街地再開発準備組合」は、地上43階、地下1階、高さ約160m、延床面積約89,600㎡、総戸数約760戸の超高層複合ビルを建設する予定です。

 「三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス」の3社は、東京都荒川区にて推進している「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」について、2021年6月21日に東京都荒川区より都市計画決定の告示がされました。

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、三河島駅前北地区市街地再開発組合の設立を2023年2月7日に認可しました。土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、駅前にふさわしい複合市街地の形成、地域の防災性向上や安全で快適な歩行者空間の形成を図ります。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2023/02/06)
 三河島駅前北地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 特定業務代行者の募集! 
 「三河島駅前北地区第一種市街地再開発組合」は2025年3月3日に、「特定業務代行者」の募集を始めます。施設の実施設計や施工、未処分保留床の処分、事業推進のための支援などを任せます。工期は2026年4月~2029年12月予定です。

 日刊建設工業新聞(2025/03/03)
 三河島駅前北地区再開発(東京都荒川区)、特定業務代行者を募集/組合

三河島駅前北地区再開発事業の概要
◆ 計画名-三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都荒川区西日暮里一丁目4番の一部、5番、6番の一部、7番
◆ 交通-JR常磐線「三河島」駅、JR山手線等・京成本線・日暮里舎人ライナー「日暮里」駅、京成電鉄本線「新三河島」駅
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 区域面積-約15,000㎡
◆ 敷地面積-約9,900㎡
◆ 延床面積-約91,297㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務、公益施設(多目的アリーナ)
◆ 総戸数-約760戸
◆ 建築主-三河島駅前北地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス
◆ コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 着工-2026年04月予定
◆ 竣工-2029年12月予定
◆ 総事業費-約457億円


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「断面イメージ」です。


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「配置図」です。


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「位置図」です。


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「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。


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「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。



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2025年3月 6日 (木)

JR東日本 東北新幹線 2030年度に新型車両「E10系新幹線電車」を導入 外装に「津軽グリーン」と桜の花弁モチーフ!

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-東北新幹線に新型車両「E10系」導入-

 JR東日本は、2030年度に東北新幹線の新型車両を導入する計画を発表しました。新型車両は「E10系」で、地震に対する安全性を向上させています。車両形式は「E10系新幹線電車」、 最高営業運転速度は320km/h、編成両数は10両です。

 引用資料 JR東日本(PDF:2025/03/04)
 次期東北新幹線車両(E10 系)を開発します

 JR東日本は、「変革 2027」に掲げる輸送サービスの質的な変革を推進するため、「E2系」および 「E5系」新幹線車両の後継となる次期東北新幹線車両の設計に着手します。

 設計に着手する車両は、2027年秋以降に落成し走行試験等を行った後、2030年度の営業運転開始を目指します。「5号車」に荷物輸送用ドアを設置し、よりスムーズに積み下ろしを可能にすることで、途中駅での荷物の積み下ろし等「はこビュン」サービスの柔軟性を高めます。

● 残念ながら新型車両は360km/hではなかった!
 「JR東日本」は、営業運転としては世界最速の360km/hのを目指す次世代新幹線の実現に向け、E956形式新幹線試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」を開発し、2019年5月から、東北新幹線区間で、試験走行を行っています。

 JR東日本(PDF:2019/03/22)
 新幹線の試験⾞両 ALFA-X まもなくデビュー 

 2030年度に新型車両「E10系」が導入予定ですが、「E10系」には「ALFA-X(アルファエックス)」の技術も多く採用されていると思いますが、残念ながら360km/hではなく、既存の「E5系・E6系」と同じ320km/hです。

 「北海道新幹線」の札幌延伸についてですが ”今後予定されている札幌開業に伴い運用する車両については、今回設計する車両をベースに別途検討いたします。” と書いてあります。


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エクステリアデザイン(イメージ)

 外装デザインは、東北地方の山々を想起させる緑色を基調に、沿線各地の自然からインスピレーションを得たカラーリングが特徴で、上部の明るい緑色は「Tsugaru green(津軽グリーン)」、下部の濃い緑色は「Evening elm(イブニングエルム)」としています。


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「TRAIN DESK」を発展させたサービス(イメージ)

 TRAIN DESK の目指す「移動時間の有効活用」という価値をさらに高めるための機能を備えたサービスです。シート配列を2列+2列とし、現在の TRAIN DESK と比べ隣席とのスペースにゆとりを創出します。


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「荷物の積み下ろし(イメージ)」です。


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「次期東北新幹線車両の特徴(画像はイメージ)」です。



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2025年3月 5日 (水)

地上29階、 高さ約155mの「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」 解体工事に2025年4月1日に着手!

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-(仮称)丸の内3-1プロジェクト-
 2022年9月27日に「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」は、東京都千代田区丸の内三丁目に位置する三菱地所所有の「国際ビル」と、東宝及び出光美術館所有の「帝劇ビル」について、共同で一体的に建替えることを発表しました。建替え後の建物内において、「帝国劇場・出光美術館」の再開を予定しています。

 帝劇ビルにある「帝国劇場」は、1911年に近代日本の文化芸術のフラッグシップとして開設された後、1966年に建替え竣工した2代目であり、日本を代表する演劇・ミュージカルの聖地として、長年の間、多くの観劇ファン・俳優から愛されてきました。

 帝劇ビルにある「出光美術館」は、出光興産の創業者である出光佐三氏が70余年の歳月をかけて蒐集した美術品を展示・公開するため開館され、現在では国宝2件・重要文化財57件を含む約1万件のコレクションを有する美術館として、国内外に知られています。

 国際ビル・帝劇ビルの竣工から約56年が経過し、防災対応機能の強化、ポストコロナ時代の新しい働き方をはじめとするテナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化等、機能更新をはかると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、三菱地所・東宝・出光美術館の3者で共同し一体的に建替えることを決定しました。

 「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」は、3者が取り進める「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」について、東京圏国家戦略特別区域会議のもとに設置された東京都都市再生分科会が開催され、本計画を含む丸の内仲通り南周辺地区に関し都市計画手続きが開始され、計画概要を公表しました。

 引用資料 三菱地所(2024/12/16)
 (仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)始動 ~有楽町エリアにおいて、歴史と伝統を未来につなぎ、輝きが出逢う舞台へ~

 「東宝」は2025年1月16日に、運営する観劇ホール「帝国劇場」の建て替え計画の概要を発表しました。新しい劇場は建築家の「小堀哲夫氏」が設計を担当し、2030年度の開館を見込みます。現在の劇場は2025年2月末で休館し、解体されます。

 引用資料 東宝(2025/01/16)
 新・帝国劇場 設計者決定のお知らせ

● 解体工事に2025年4月1日に着手!
 「三菱地所、東宝」及び「公益財団法人出光美術館」の3者が計画する、「国際ビル・帝劇ビル建て替え計画」について、既存施設の解体工事を「大林組」が施工することが分かりました。

 解体工事の工事名は「(仮称)丸の内3-1プロジェクト既存建物解体工事」で、解体工事の工期は2025年4月1日~2027年3月31日を予定しています。

 建設通信新聞(2025/03/03)
 国際ビル・帝劇ビル建替が始動/大林組で解体着手/三菱地所、東宝、出光美術館

(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番地1号他
◆ 交通-東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅直結、東京メトロ有楽町線「有楽町」駅直結、東京メトロ日比谷線・千代田線、都営三田線「日比谷」駅直結
◆ 階数-地上29階、地下4階
◆ 高さ-最高部約155m
◆ 区域面積-約14,000㎡
◆ 敷地面積-約9,900㎡
◆ 延床面積-約176,000㎡(容積率約1,500%)
◆ 用途-オフィス、商業施設、劇場、美術館、駐車場、DHCサブプラント(地域冷暖房)
◆ 建築主-三菱地所、東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 解体工事-2025年04月01日~2027年03月31日予定
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2030年度予定


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「遠景イメージ(敷地北西側上空より)」です。百尺(31m)の軒線を継承します。高層部は一定のセットバックを施すことで低層部の既存の軒線との連続性を確保します(引用:三菱地所)。


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「遠景イメージ(敷地南西側より)」です(引用:三菱地所)。


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夜景イメージ(敷地南西側より)」です(引用:三菱地所)。


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「眺望イメージ(低層屋上テラス)」です(引用:三菱地所)。


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「日比谷通り側から望む外観イメージパース」です(引用:東宝)。


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「日比谷通り側から望む外観イメージパース」です(引用:東宝)。


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「帝国劇場 エントランスイメージパース」です(引用:東宝)。


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「帝国劇場 エントランスイメージパース」です(引用:東宝)。


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「帝国劇場 劇場内イメージパース」です(引用:東宝)。


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「フロア構成図」です(引用:三菱地所)。


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「位置図」です(引用:三菱地所)。


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「国際ビル・帝劇ビル」です。2棟のビルですが、境目が無いので一体的に建設されている事が分かります。

国際ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号他
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-5,623.30㎡
◆ 延床面積-76,918.25㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所、一般社団法人日本倶楽部
◆ 竣工-1966年09月

帝劇ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
◆ 階数-地上9階、塔屋3階、地下6階
◆ 敷地面積-3,825.05㎡
◆ 延床面積-39,419.80㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-東宝、公益財団法人出光美術館
◆ 竣工-1966年09月


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「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」の予定地を南西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」の予定地を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。



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2025年3月 4日 (火)

国家戦略特区 地上51階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 建物名称を「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」に決定!

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-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業-
 「東京駅前八重洲一丁目東地区」は、「A地区」と「B地区」に分かれていますが、「B地区」の概要は、地上51階、塔屋1階、地下4階、高さ約250mです。特定業務代行者は「東京建物、大林組」です。総事業費は約2,104億円の予定です。

 「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」では、大規模なバスターミナルや回遊性の高い歩行者ネットワークを整備するとともに、カンファレンスや外国語対応の医療施設等を整備することで、国際都市東京の国際競争力の向上を図ります。

● 街区名称を「TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)」に決定!
 「東京建物」は、再開発組合の一員として、「東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業(A地区・B地区)」を推進しています。事業の街区名称を「TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)」に決定しました。

 また、建物名称は、A地区を「TOFROM YAESU THE FRONT(トフロム ヤエス ザ フロント)」、B地区を「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」と決定しました。竣工は2026年7月予定です。

 引用資料 東京建物(2025/03/03)
 東京駅直結、国家戦略特区の大規模複合再開発 東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業(A地区・B地区) 街区名称を「TOFROM YAESU」に決定

 引用資料 公式ホームページ
 TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)

TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)の概要
◆ 計画名-東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目300番、205番6、205番7の一部(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部249.72m
◆ 敷地面積-10,604.25㎡
◆ 建築面積-8,388.50㎡
◆ 延床面積-225,063.24㎡
◆ 容積対象面積-約186,500㎡(容積率約1,760%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-ハイブリッド制震構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、店舗、バスターミナル、カンファレンス、医療施設、駐車場等
◆ 建築主-東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合(特定業務代行者 東京建物、大林組)
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)大林組
◆ 施工者-大林組・大成建設共同企業体(代表者 大林組)
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年09月末日
◆ 着工-2021年10月01日
◆ 竣工-2026年07月予定(2025年07月31日予定から変更)
◆ 総事業費-約2,104億円


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低層部イメージ(中央通り方面から望む)です。


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「Rooftop Terrace イメージ」です。


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「大庇下広場完成予想CG」です。


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「オフィスロビー完成予想CG」です。


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「お祭り広場完成予想CG」です。


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「劇場完成予想CG」です。


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「カンファレンスホール完成予想CG」です。


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基準階17階平面図
 ワンフロア760坪以上、天井高2.9m、多様なニーズに応える整形無柱空間となっています。柱をすべて外周部に配置することで、フレキシブルなレイアウトが可能になっています。

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最高グレードの建物耐震性能
 「ブレーキダンパー」と「オイルダンパー」を併用するハイブリッド制震構造を採用しました。世界初の技術である手裏剣ダンパーと重なりダンパーの採用によって、大地震に対応可能なエネルギーの吸収能力を確保し、超高層建築物の構造計算基準で定められた地震動の1.5倍に耐える高い耐震性能を有しています。


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「断面図」です。


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「配置図」です。再開発に参加しないビルがかなりあるため敷地の西側が凹んだ、いびつな形状になります。


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「位置図」です。


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北西側から見た「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」の2025年1月29日の建設状況です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事」の建築計画のお知らせです(写真提供読者さん)



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2025年3月 3日 (月)

都市再生特別地区(丸の内仲通り南周辺地区) 「C街区」として再開発予定の「新国際ビルヂング & 新日石ビルヂング」

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-新国際ビルヂング &
新日石ビルヂング-
 JR有楽町駅西側の「都市再生特別地区(丸の内仲通り南周辺地区)」で、複数の街区が連動した大規模な再開発が始まります。都市再生特別地区に追加し、規定の用途・容積率制限を適用除外にして自由度の高いまちづくり目指します。

 第一弾として、「A街区」に地上29階、 高さ約155mの「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」が行われます。それ以外にも「丸の内仲通り」に東側に、「B街区、C街区、Ⅾ街区」が計画されています。

 引用資料 内閣府・公式ホームページ(PDF)
 都市再生特別地区(丸の内仲通り南周辺地区)都市計画(素案)の概要

 「B街区」は敷地面積約9,900㎡、「C街区」は敷地面積約9,800㎡、「Ⅾ街区」は敷地面積約10,800㎡です。今回紹介するのは「C街区」として再開発予定の「新国際ビルヂング、新日石ビルヂング」です。


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「配置図」です。今回紹介する「C街区」は、敷地面積約9,800㎡、「新国際ビルヂング、新日石ビルヂング」の2棟で構成されています。


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「C街区」として再開発予定の「新国際ビルヂング」を南東側から見た様子です。写真では分かりにくいですが、「新国際ビルヂング」は、西側が広い「L字型」をしています(写真提供読者さん)。


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「新国際ビルヂング」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「C街区」として再開発予定の「新日石ビルヂング」を南東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「新日石ビルヂング」を東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「新日石ビルヂング」を北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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「C街区」として再開発予定の「新日石ビルヂング」と「B街区」として再開発予定の「新東京ビル」の間の道路です(写真提供読者さん)。



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2025年3月 2日 (日)

銀座のシンボル「ソニービル」の建て替え 都会の中の公園 グランドオープンした「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」

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-Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)-

 「Ginza Sony Park」は、1966年に建てられたソニービルの建て替えにおいて、建物の解体途中を公園にするという全く新しい発想で、2018年に、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」として開園しました。

 2018年8月から2021年9月までの期間に様々なアクティビティを実施し、854万人もの多くの人々が来園しました。現在は、2024年に完成予定の新しい「Ginza Sony Park」に向けた建設工事期間中です。

 2024年の新しい「Ginza Sony Park」に向けて、アーティスト・クリエイターと共に新たなクリエイティブを生み出す実験的な活動を続々と展開していく予定です。

● 2025年1月26日にグランドオープン!
 ソニーグループは、東京・銀座のソニービルを建て替えるプロジェクトの最終形として、2025年1月26日に「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」をグランドオープンしました。

 引用資料 ソニー企業(2024/12/10)
 ソニーらしいユニークな活動を続けていく都会の中の公園「Ginza Sony Park」グランドオープン

 「Ginza Sony Park」は、人々が思い思いに過ごせる余白と、変わり続けるアクティビティにより、街や人に新たなリズムを生み出す都会の中の公園です。ソニーグループは、この場をソニーらしいユニークな活動を続けていく空間としても活用していきます。

Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)の概要
◆ 計画名-(仮称)新 Ginza Sony Park 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区銀座五丁目3番1号
◆ 交通-東京メトロ「銀座」駅直結、JR「有楽町」駅徒歩約5分
◆ 階数-地上5階、地下4階(地下4階は機械室など)
◆ 高さ-最高部33.863m
◆ 敷地面積-707.42㎡
◆ 建築面積-585.25㎡
◆ 延床面積-4,357.49㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、駐車場
◆ 建築主-ソニー
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2022年10月16日
◆ 竣工-2024年08月15日
◆ 開業-2025年01月26日(グランドオープン)


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完成イメージです。


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「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」を高い場所から見た様子です(写真提供読者さん)。


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屋上のアップです(写真提供読者さん)。


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西側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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東側の「ソニー通り」です(写真提供読者さん)。


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内部の様子です。「コンクリート打ちっぱなし」となっています(写真提供読者さん)。



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2025年3月 1日 (土)

「泉岳寺駅」と一体的な整備 地上30階、高さ約144mの「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」 本格的に新築工事が始まる!

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-東京都市計画事業泉岳寺駅地区-
 「泉岳寺駅」は、羽田空港へのアクセスなど広域的な結節機能を担っており、空港需要の増大に伴いその重要性は高まっています。さらに、駅周辺の開発の進捗により見込まれる駅利用者増加への対応や、乗換えを含む利用者の安全性・利便性の確保を図る必要があります。

 「泉岳寺駅」は国道15号の下に位置し、国道の空間内だけではホームの拡幅が困難であるため、道路に隣接する民有地を含めた市街地整備を行う必要があります。

 このことから、駅の改良と隣接市街地との一体的な整備を、JR新駅周辺の街開きまでに確実に行うため、東京都施行による「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」を実施します。
 
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、2021年4月15日に「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の特定建築者予定者に選定され、2021年6月2日に東京都と特定建築者の業務に関する基本協定書を締結し、特定建築者として参画することが決定しました。

● 2024年11月1日に新築工事に着工!
 「東急不動産」と「京浜急行電鉄」により構成されるコンソーシアムは、東京都が施行者として進めている「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」において、2021年6月2日より特定建築者として参画していましたが、2024年11月1日に特定施設建築物の新築工事に着工しました。 

 引用資料 東急不動産(2024/11/28)
 「泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」着工のお知らせ~国際交流拠点として整備が進むエリアの新たなランドマークを創出~

東京都市計画事業泉岳寺駅地区の概要

◆ 計画名-東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都港区高輪二丁目81-1 ほか(地番)
◆ 交通-都営地下鉄浅草線・京急本線「泉岳寺」駅直結、JR山手線・京浜東北線「高輪ゲートウェイ」駅への歩行者デッキに接続予定
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部144.39m、軒高134.84m
◆ 敷地面積-8,485.84㎡
◆ 建築面積-5,359.81㎡
◆ 延床面積-109,885.25㎡ *ニュースリリースでは約112,300㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎(ベタ基礎+地中連続壁)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、地下鉄駅施設、子育て支援施設、駐車場等
◆ 総戸数-385戸
◆ 建築主-東京都(特定建築者 東急不動産、京浜急行電鉄)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2024年11月01日
◆ 竣工-2031年度予定
◆ 事業費-約821億円(約660億円から増額)


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「商業機能(地下 1 階・地下鉄駅前広場)」です(引用:東急不動産)。


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「オフィス機能(エントランス前)」です(引用:東急不動産)。


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「交通結節点イメージ(泉岳寺駅~高輪ゲートウェイ駅への接続)」です(引用:東急不動産)。


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「用途断面図」です(引用:東急不動産)。


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「西側立面図」です。最高部の高さが約145mです。当初は、高さ約160mで計画されていましたが、高さ約145mとなりました(引用:港区環境アセスメント)。


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「施設配置図」です(引用:港区環境アセスメント)。


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「計画地位置図」です。隣接地では、JR東日本による高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくり「(仮称)品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」が行われます。「泉岳寺駅」周辺は超高層ビルが林立する街に生まれ変わります(引用:東急不動産)。


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「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の建設現場を南側から見た様子です。「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の西隣に建設されています(写真提供読者さん)。


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北側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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街区を北西側から見た様子です(写真提供読者さん)。



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