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2025年3月26日 (水)

「グランドプリンスホテル新高輪」の再開発 高さ約140m、 延床面積約268,000㎡の「(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画」 環境影響調査計画書の縦覧!

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-プリンスホテル村-

 「品川駅」は、羽田空港の国際化やリニア中央新幹線の開業で「東京の玄関口」として期待が高まっています。今後の品川地区を大きく左右するのが、大家さんである「JR東日本、西武ホールディングス、京浜急行グループ」の3社です。

 鉄道・ホテル・不動産の事業を手掛ける「西武ホールディングス」は、品川・高輪エリアで創業以来最大規模となる再開発プロジェクトを検討しています。

 JR品川駅の西口には「プリンスホテル村」と言っていいくらいプリンスホテル系列のホテルがあります。北側のブロックには、最高級の「ザ・プリンス さくらタワー東京」、次のランクの「グランドプリンスホテル高輪」と「グランドプリンスホテル新高輪」があります。それらの敷地内には、「大宴会場 飛天」や「国際館パミール」などの巨大な宴会場や庭園を配置しています。

(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画
 「港区」は、”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画】" を行っています。縦覧期間は、2025年3月21日(金)~4月21日(月)までです。

 引用資料 港区・公式HP(2025/03/21)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画】

 「(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画」の予定地には、「グランドプリンスホテル新高輪」や「大宴会場 飛天」などがあります。高さ約140m、延床面積約268,000㎡の超高層複合ビルを建設する予定です。

(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪三丁目の一部
◆ 交通-東海道新幹線「品川」駅、JR各線「品川」駅、京急本線「品川」駅、都営浅草線「高輪台」駅
◆ 高さ-約140m
◆ 敷地面積-約27,500㎡
◆ 延床面積-約268,000㎡
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、住宅、MICE、駐車場等
◆ 事業者-西武リアルティソリューションズ(西武ホールディングスの100%子会社)
◆ 着工-2028年度予定
◆ 竣工-2032年度予定


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「歩行者の主な通行ルート図」です。


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「計画地位置図(詳細)」です。「(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画」の予定地には、「グランドプリンスホテル新高輪」や「大宴会場 飛天」などがあります。


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「計画地位置図(広域)」です。


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柘榴坂(ざくろざか)・区道補助第14号線

 「柘榴坂の仇討(ざくろざかのあだうち)」で映画にもなった「柘榴坂(ざくろざか)」です。「柘榴坂」は、品川駅高輪口からまっすぐ高輪方向に伸びる坂道です。

 「柘榴坂」を挟んで北側に「ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪」、南側に「品川プリンスホテル」が立地しています。

● 高さ約140mは航空法の高さ制限ギリギリ!
 「国土地理院」のソフトで標高を調べると、「第一京浜」付近は標高約5mですが、「柘榴坂」は結構な坂道で、「(仮称)品川駅西口地区B-1-2地区新築計画」の建設予定地は高台にあり、標高約15m~約26mくらいあります。高さ約140mは航空法の高さ制限ギリギリであることが分かります。



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