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2025年3月30日 (日)

中央区 竣工した地上28階、高さ約165mの「TODA BUILDING(トダ ビルディング)」 「ダブルH形コアウォール」と「免震層」で日本最高レベルの耐震性能を実現!

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-TODA BUILDING(トダ ビルディング)-
 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。「京橋一丁目東地区」の街区名称は「京橋彩区」に決定しています。

 先行して「A街区」に、地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ149.56mの超高層ビル「ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」が建設され、2019年7月5日に「竣工式」が執り行われました。

 引き続き、「戸田建設」の本社ビルが解体され跡地には、地上28階、地下3階、 高さ165.21mm、延床面積94,800.53㎡の「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」が建設されます。

 「戸田建設」は2021年8月18日に「(仮称)新TODAビル計画 新築工事」の起工式を執り行いました。本社機能をはじめ、ミュージアムや飲食店舗などが入ります。

 引用資料 戸田建設
 (仮称)新TODAビル計画について

 地上1階~3階に「シェアオフィス、飲食店舗」、4階~5階に「カンファレンスホール」、6階に「ミュージアム」、8階~12階に「戸田建設本社」、13階~27階が「オフィスフロア」となります。

● 2024年11月2日に開業!
 「戸田建設」は、東京都中央区京橋一丁目で建設を進めていた超高層複合ビル「TODA BUILDING(トダ ビルディング)」が、2024年9月30日に竣工、2024年11月2日に開業しました。

 引用資料 戸田建設(2024/09/30)
 アートとビジネスが交錯する芸術文化の拠点 東京都中央区京橋に「TODA BUILDING」が竣工 2024年11月2日(土)開業

TODA BUILDING(トダ ビルディング)の概要
◆ 計画名-(仮称)新TODAビル計画 新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目7番1号(地番)
◆ 交通-JR各線「東京」駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線「日本橋」駅より徒歩5分、東京メトロ銀座線「京橋」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上28階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部165.21m
◆ 敷地面積-6,147.44㎡
◆ 建築面積-4,679.32㎡
◆ 延床面積-94,912.79㎡
◆ 構造-(地上)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(地下)鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(1階床下に免震装置を設置)、コア部に配置した「ダブルH形コアウォール」に地震力の大半を負担させる
◆ 用途-オフィス、集会場、美術館、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫、展示場
◆ 建築主-戸田建設
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 解体工事-2019年08月01日~2022年02月15日予定
◆ 着工-2021年08月01日(着工)、2021年08月18日(起工式)
◆ 竣工-2024年09月30日
◆ 開業-2024年11月02日


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西側から見た下層階のイメージです。


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「6階屋上庭園イメージ」です。


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北西側から見た下層階のイメージです。


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(仮称)アートスクエア

 中央通りに対し解放された広場「(仮称)アートスクエア」です。「(仮称)アートスクエア」は敷地全体を免震化しています。


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共通ロビー

 広場から連続する共通ロビーは「(仮称)アートスクエア」として、芸術・文化を通して人と寄り添う空間となります。共通ロビーと広場は可動式の開口部を開け放つことで内外一体利用でき、さまざまなイベントに対応できます。


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「京橋彩区(京橋一丁目東地区)」の配置図です。


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「街区再編前」と「街区再編後」です。街区再編により、纏まった3つの街区の形成や老朽化した建築物の機能更新、歩車分離を行い地区全体の防災性、交通の安全性の向上を図ります。


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「TODA BUILDING(トダ ビルディング)」です。2024年9月30日に竣工、2024年11月2日に開業しました。


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西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。先行して北側の「A街区」に、地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ149.56mの超高層ビル「ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」が建設されました。


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ダブルH形コアウォール免震構造

 「TODA BUILDING(トダ ビルディング)」は、コア部に配置した「ダブルH形コアウォール」に地震力の大半を負担させることで外周部を鉄骨細柱架構とし、アルミカーテンウォールとの融合によるフレームレス化を図っています。

 コアウォール の変形を抑制するため、「RC-S複合梁」と「高強度Super-CFT柱」によるハイブリッドアウトリガー架構を構成し、低層階に設けた座屈拘束ブレース併用ベルトトラスにより大きな曲げ戻し効果も実現します。また、大きな変形差が生じるコアウォール間には、制振部材としてせん断降伏型制振梁を用いて効果的なエネルギー吸収を行っています。


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ダブルH形コアウォール(2023年5月下旬の建設状況)
 2023年5月下旬の建設状況ですが、「鉄筋コンクリート造」のコア部に配置した「ダブルH形コアウォール」が先に上に延びています。一般的な「鉄骨造」のオフィスビルとは全く違う建設現場です。強固な「ダブルH形コアウォール」で、地震時には地震力の大半を負担します(写真提供読者さん)。

● 日本最高レベルの耐震性能を実現!
 ミャンマー中部で2025年3月28日に発生した強い地震で、建物の地震対策の重要性を改めて認識しました。「TODA BUILDING(トダ ビルディング)」は、超高層ビルでありながら「免震構造」を採用しています。建物中央を「ダブルH形コアウォール」が貫き、免震層には独自開発のダンパーを配置、日本最高レベルの耐震性能を実現しています。



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