総延床面積約85万㎡の「TAKANAWA GATEWAY CITY」 地上44階、高さ約172mの「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」 2025年4月中旬の建設状況
-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)-
JR東日本は、「高輪ゲートウェイ駅」の周辺で「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」を進めています。国家戦略特別区域計画に認定されている「品川開発プロジェクト」においては、国内外から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりを目指しています。
「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、国際交流拠点として、オフィス、商業、ホテル、コンベンション、文化創造施設などの複合用途の導入を進めるとともに、周辺地域との防災連携などを図ります。また、未来に向けた実験の場として、さまざまな技術の実装やビジネス創出を行う先端的なまちづくりを進めます。
● 2025年3月27日にまちびらき!
JR東日本は、品川車両基地跡地にて手掛ける高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を2025年3月27日(木)にまちびらきしました。
引用資料 JR東日本(PDF:2024/10/30)
TAKANAWA GATEWAY CITY ―100年先の心豊かなくらしのための実験場― 2025年3月27日 いよいよまちびらき
引用資料 公式ホームページ
TAKANAWA GATEWAY CITY
2025年3月27日もまちびらき時には、「THE LINKPILLAR 1」の開業および高輪ゲートウェイ駅が全面開業しました。2026年春にはその他の棟が完成、グランドオープンを迎えます。
TAKANAWA GATEWAY CITY
JR東日本の最大のプロジェクトは「TAKANAWA GATEWAY CITY」です。総延床面積約845,000㎡、予定事業費約6,000億円、営業収益見込み約570億円の巨大プロジェクトです。
TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE
エクスパッツ(外国人ビジネスワーカー)にも対応した国際水準の高層高級賃貸住宅、テラス型住戸を含むレジデンスです。低層部のインターナショナルスクールによって、周辺に居住するエクスパッツとその家族にとっても暮らしやすい環境を提供します。
概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、 高さ172.12m、延床面積148,240.84㎡、総戸数847戸の超高層タワーマンションになります。正式名称は「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE(高輪ゲートウェイシティ レジデンス)」です。
隣接する広場は、植栽や水辺空間等によりビオトープ(生物空間)として多様な生態系に配慮した計画とし、豊かな自然を感じられるエコロジカルな環境を整備します。
TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCEの概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)1街区
◆ 所在地-東京都港区芝浦四丁目、三田三丁目
◆ 交通-都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「高輪ゲートウェイ」駅、JR「田町」駅
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-172.12m
◆ 敷地面積-12,705.97㎡
◆ 建築面積-5,729.94㎡
◆ 延床面積-148,240.84㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、インターナショナルスクール、商業、駐車場等
◆ 総戸数-847戸
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体(<代表>JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計)
◆ デザイナー(住宅部分内装デザイナー)HBA(ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ)
◆ 施工者-フジタ(大和ハウスグループ)
◆ 着工-2022年02月21日
◆ 竣工-2026年03月31日予定
◆ 入居開始-2026年春予定(インターナショナルスクールは2026年08月開校予定)
「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」の2025年4月中旬の建設状況です。(写真提供SOCIO34050氏)。
アップです(写真提供SOCIO34050氏)。
最高部です(写真提供SOCIO34050氏)。
下層階東側です(写真提供SOCIO34050氏)。
この「仮囲い」は、「笹川記念会館」の跡地です。躯体は「(仮称)笹川記念会館解体工事」により解体されました。跡地には何が建設されるのでしょうか?(写真提供SOCIO34050氏)。
MoN Takanawa: The Museum of Narratives
公園と一体となった低層建物を計画しています。外装デザインアーキテクトに隈研吾氏を迎え、緑と木によって形作られたスパイラルにより、建物全体で日本の四季を表現します。街のシンボルとなる施設として、各種プログラムに対応可能な展示施設、ホール等を備え、次世代に向けた文化育成・交流・発信の拠点となります。
一般財団法人JR東日本文化創造財団は、「TAKANAWA GATEWAY CITY」の開発プロジェクトとして、2026年春に開館予定の文化創造棟の名称を「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」に決定しています。
MoN Takanawa: The Museum of Narrativesの概要
◆ 計画名-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)2街区
◆ 所在地-東京都港区芝浦四丁目
◆ 交通-都営地下鉄・京浜急行電鉄「泉岳寺」駅、JR「高輪ゲートウェイ」駅、JR「田町」駅
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-44.98m
◆ 敷地面積-7,977.31㎡
◆ 建築面積-5,209.17㎡
◆ 延床面積-28,952.55㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-集会場、展示場、飲食店、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体(<代表>JR東日本設計、JR東日本コンサルタンツ、日本設計、日建設計)
◆ デザイナー-(外装デザインアーキテクト)隈研吾建築都市設計事務所
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2026年03月31日予定
「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」の2025年4月中旬の建設状況です。(写真提供SOCIO34050氏)。
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