「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上53階、高さ約232mの「六本木・虎ノ門地区D街区新築工事」 2025年4月末の状況
-ホテルオークラ東京別館-
「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」が2019年9月12日のオープンしました。約1年後の2020年9月30日に「ホテルオークラ東京別館」が閉館しました。建物は、2020年10月~2021年9月末まで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に貸し出していました。
2019年2月11日に、港区環境アセスメント「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目計画】」が行われました。「ホテルオークラ東京別館」が「野村不動産」により建て替えられます。
計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積約47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。
「ホテルオークラ」は、2020年9月30日に営業を終了した「ホテルオークラ東京別館」の解体工事の施工者を「鹿島建設」に決めました。2021年11月15日に解体工事に着手し、2022年12月31日の工事完了を目指します。跡地の活用方針は未定となっています。
港区から2022年12月12日に、”港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】” が行われました。建築主が「野村不動産」から「鹿島建設」に変更になりました。「野村不動産」の計画では、「住宅棟」と「事務所棟」の2棟で計画されていましたが、「鹿島建設」の計画では1棟に変更になっています。
計画名は「(仮称)六本木一丁目北地区計画」です。地上50階、地下4階、高さ約225m、延床面積約140,000㎡、用途は、共同住宅、滞在施設、店舗、駐車場となっています。
● 六本木・虎ノ門地区D街区
2024年5月22日に「港区議会建設常任委員会」から「六本木・虎ノ門地区D街区」の資料が公開されました。「六本木・虎ノ門地区D街区」は、「(仮称)六本木一丁目北地区計画」と全く同じ場所です。
「(仮称)六本木一丁目北地区計画」の「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧」が行われました。縦覧期間は、2024年8月1日~9月13日までです。
引用資料 港区・公式HP(2024/08/01) リンク切れ
港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)六本木一丁目北地区計画】
六本木・虎ノ門地区D街区新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区六本木一丁目131-1他(地番)
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅
◆ 階数-地上53階、地下5階
◆ 高さ-最高部232.3m
◆ 敷地面積-約9,932㎡
◆ 建築面積-約5,500㎡
◆ 延床面積-約143,900㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、自動車車庫
◆ 建築主-鹿島建設
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2025年07月下旬予定
◆ 竣工-2031年03月下旬予定
「鳥瞰パース」です。
「バリアフリー動線のイメージ(広場外観パース)」です。
「(アーバングリーンテラス)の整備イメージ」です。
「断面図」です。
「断面図」です。
「立面図(北立面図)」です。
「立面図(東立面図)」です。
「立面図(南立面図)」です。
「立面図(西立面図)」です。
「計画概要」です。
「地区幹線道路等の拡幅整備、線形改良」です。
「配置図」です。
「位置図」です。
「六本木・虎ノ門地区D街区新築工事」の建設予定地の2025年4月末の状況です(写真提供読者さん)。
「ゲート」です(写真提供読者さん)。
南東角です(写真提供読者さん)。
東面です(写真提供読者さん)。
北東側です(写真提供読者さん)。
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