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2025年5月 2日 (金)

三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 2025年4月末の解体状況

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-有楽町ビル・新有楽町ビル-

 「三菱地所」は、東京都千代田区有楽町一丁目に所有する「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」について、建替に着手することを決定しました。「有楽町ビル」及び「新有楽町ビル」はJR有楽町駅前という好立地に位置しています。

 引用資料 三菱地所(PDF:2021/07/28)
 有楽町エリア再構築本格始動「有楽町ビル」・「新有楽町ビル」建替計画着手 ~JR有楽町駅前ビルの建替により、有楽町エリアの更なる発展に寄与~ 

 「有楽町ビル」は1966年の竣工から約55年が経過、また「新有楽町ビル」は1967年の竣工から約54年が経過しており、テナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化、災害時における事業継続性を意識した防災機能の強化等の機能更新を図ると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献すべく、建替計画に着手することとしました。

 「三菱地所」は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるまちづくりを「丸の内 NEXTステージ」と位置付、“人・企業が集まり交わることで新たな「価値」を生み出す舞台”を目指しています。

 また、三菱地所グループ「長期経営計画2030」では、有楽町エリアを重点更新エリアの一つと定め、「文化芸術・MICE を核とした “まちづくりのショーケース”」の実現を目指しています。

● 解体工事を2024年12月1日に着工!
 「三菱地所」が計画する「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の解体工事を「大成建設」の施工で2024年12月1日に着工しています。工事名は「有楽町ビル既存建物地上解体工事」と「新有楽町ビル既存建物地上解体工事」で、工期は2024年12月1日~2026年8月31日までの予定です。

有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目10番1号
◆ 階数-地上11階、塔屋2階、地下5階
◆ 敷地面積-3,551.46㎡
◆ 延床面積-42,159.08㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1966年05月
◆ 閉館-2023年10月31日

新有楽町ビルの概要
◆ 所在地-東京都千代田区有楽町一丁目12番1号
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下4階
◆ 敷地面積-7,233.26㎡
◆ 延床面積-83,023.27㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 所有者-三菱地所
◆ 竣工-1967年01月
◆ 閉館-2023年10月31日


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JR有楽町駅側から見た「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」です。


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「位置図」です。


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「有楽町ビル」の敷地面積は3,551.46㎡、「新有楽町ビル」の敷地面積は7,233.26㎡です。3,551.46㎡+7,233.26㎡=合計10,784.72㎡です。間に道路がありますが、道路は廃道もしくはビル内貫通の歩道を確保して2区画を一体的に再開発すると思われます。


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手前の「有楽町ビル」と奥の「新有楽町ビル」の2025年4月末の解体状況です。「足場」と「防音壁」が設置されています(写真提供読者さん)。


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写真右側が「有楽町ビル」、写真左側が「新有楽町ビル」の解体現場です(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル既存建物地上解体工事」の現場です(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル既存建物地上解体工事」の現場です(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル既存建物地上解体工事」の現場です(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル既存建物地上解体工事」の現場です(写真提供読者さん)。


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「有楽町ビル既存建物地上解体工事」の解体工事のお知らせです。工期は2024年12月1日~2026年8月31日までの予定です(写真提供読者さん)。


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「新有楽町ビル既存建物地上解体工事」の解体工事のお知らせです。工期は2024年12月1日~2026年8月31日までの予定です(写真提供読者さん)。



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