国家戦略特区 地上34階、高さ約173mの「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」 再開発事業が始動、区域内道路を2025年12月に閉鎖!
-日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業-
「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「A街区~D街区」までの4街区に分けて再開発します。北側の「A街区」には、超高層複合ビル、南側の日本橋川沿いに位置する「B街区~D街区」には、3棟の低層の店舗や倉庫などを整備する計画です。
「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合」の設立を2022年6月27日に認可しました。「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、歩行者ネットワークの強化による回遊性の向上や国際競争力の高いライフサイエンスビジネス拠点の形成を目指します。
引用資料 東京都・報道発表資料(2022/06/24)
日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合の設立を認可します
● 再開発事業が始動、区域内道路を2025年12月に閉鎖!
「日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合」が東京都中央区で進める「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」ですが、再開発事業が始動します。「A街区」の区域内道路が2025年12月に閉鎖されます。解体工事の工期は、2025年12月1日~2027年12月31日予定です。
日刊建設工業新聞(2025/11/07)
日本橋室町一丁目再開発/大林組でA街区の既存建物解体/組合
日本橋室町一丁目地区の概要
◆ 計画名-日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町一丁目5番の一部、6・8番
◆ 交通-東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅
◆ 階数-(A街区)地上34階、塔屋2階、地下4階(地上33階、塔屋3階、地下4階から変更)、(B街区)地上3階、(C街区)地上1階、(D街区)地上1階
◆ 高さ-(A街区)最高部172.9m(最高部約179.5mから変更)、(B街区)約15m、(C街区)約4m、(D街区)約4m
◆ 敷地面積-(A街区)約4,800㎡、(B街区)約430㎡、(C街区)約240㎡、(D街区)約1,360㎡
◆ 延床面積-(A街区)約116,100㎡(約115,470㎡から変更)、(B街区)約590㎡、(C街区)約20㎡、(D街区)約20㎡
◆ 構造-(A街区)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、(B街区)鉄骨造、(C街区)鉄骨造、(D街区)鉄骨造
◆ 用途-(A街区)共同住宅、事務所、店舗、駐車場、(B街区)店舗、(C街区)倉庫、(D街区)倉庫
◆ 総戸数-約66戸
◆ 建築主-日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-三井不動産、清水建設
◆ コンサルタント-日建設計
◆ 解体工事-(A街区)2025年12月01日~2027年12月31日予定
◆ 着工-(A街区)2026年08月末予定
◆ 竣工-(A街区)2032年03月末予定、(B街区)2033年度予定、(C街区・D街区区)2034年度以降予定
◆ 事業費-1585億2500万円(2025年05月時点)
「江戸橋上空から首都高速道路の高架橋が撤去された『日本橋リバーウォーク』を望む」です。イメージ図の右側が「日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の街区です。日本橋地区の街並み景観ガイドラインに沿って、下層階を百尺(約31m)の高さに揃えます。
引用資料 三井不動産(2025/06/11)
官民地域一体となり、“水都”としての東京の新しい顔の創出へ 日本橋川を中心とした5つの再開発区域とその周辺一帯エリア『日本橋リバーウォーク』の情報発信を開始
「断面イメージ」です。
「配置図」です。「A街区」の間に道路があり2区画に分かれていますが、道路上空を利用して一体開発します。道路部分は「貫通通路」となります。
「位置図 」です。
A街区
「A街区」を南西側から見た様子です。黒いビルの「スルガビル」とその北側の茶色のビルは再開発には参画しません。
B街区・C街区・D街区
「B街区・C街区・D街区」を西側から見た様子です。南側が「日本橋川」、北側が幹線道路に面している東西に細長い敷地です。
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