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2026年5月16日 (土)

スーパーゼネコン5社(鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店) 2026年3月期連結決算が出揃う 「鹿島建設」が売上高3兆円突破!

Tokyotokyo250811
-建設費の高騰が凄まじい!-
 ゼネコンを取り巻く環境は、建設費の高騰や人手不足で激変しています。少し前までは注文する「建築主」の方が立場が上で建設費が低く抑えられていましたが、今は利益が見込めない注文をゼネコンが受けなくなり、価格高騰がより激しくなりました。

 私が最近驚いたのが、「日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。総事業費が5088億6700万円となり、当初計画の2942億4100万円から2146億2600万円増額されます。中でも工事費が当初は1979億6200万円だったのが、1698億3500万円増の3677億9700万円と凄まじい増額になります。

● スーパーゼネコン5社
 スーパーゼネコンは、「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店(売上高順)」の5社を指します。「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設」は上場企業ですが、「竹中工務店」は非上場企業です。

 非上場企業の「竹中工務店」を除く、スーパーゼネコン4社の2026年3月期決算短信が出揃いました。2026年5月12日に「清水建設」、5月13日に「大林組」、5月14日「鹿島建設、大成建設」の決算発表がありました。

 ここ数年は「鹿島建設」の強さが際立っています。2026年3月期は、「鹿島建設」の売上高が3,067,275百万円と3兆円を突破しています。ただ、「大林組」が猛烈に追い上げており、2027年3月期は売上高が逆転する予想をしています。

 時価総額も増加しており、2026年5月15日終値時点で、「鹿島建設」が3,088,937百万円、「大林組」が2,461,465百万円、「大成建設」が2,398,016百万円、「清水建設」が1,993,830百万円となっており、「鹿島建設」は時価総額が3兆円を超えています。

● インフロニア・ホールディングスの売上高が急増!
 準大手ゼネコンで「前田建設工業」を傘下に持つ「インフロニア・ホールディングス」は、2025年3月14日に、「三井住友建設」に対し、株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化すると発表しました。2025年9月26日には「三井住友建設」を子会社化しました。現在は「前田建設工業、前田道路、前田製作所、日本風力開発、三井住友建設」などを傘下に持ちます。

 それに伴い、売上高が急増しています。2026年3月期は売上高1,124,878百万円と1兆円を突破しています。2027年3月期は売上高1,380,000百万円と更なる増加を予想しています。この規模は、「スーパーゼネコン」未満、「準大手ゼネコン」以上です。なんと呼ぶのでしょうか? 「準スーパーゼネコン」?(笑)

5社の2027年3月期連結決算予想(売上高/営業利益)
1位 大林組-2,945,000百万円(180,000百万円)
2位 鹿島建設-2,900,000百万円(200,000百万円)
3位 大成建設-2,420,000百万円(188,000百万円)
4位 清水建設-2,310,000百万円(153,000百万円)
5位 竹中工務店-1,455,000百万円(104,000百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,380,000百万円(110,000百万円)
7位 インフロニア・ホールディングス-1,366,000百万円(77,800百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,800,000百万円(400,000百万円)
参考 積水ハウス-4,353,000百万円(350,000百万円)

5社の2026年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-3,067,275百万円(240,780百万円)
2位 大林組-2,586,258百万円(194,678百万円)
3位 大成建設-2,089,091百万円(187,973百万円)
4位 清水建設-2,057,802百万円(118,669百万円)
5位 竹中工務店-1,614,700百万円(92,900百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,273,136百万円(98,743百万円)
7位 インフロニア・ホールディングス-1,124,878百万円(75,805百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,576,861百万円(614,879百万円)
参考 積水ハウス-4,197,922百万円(341,402百万円)

5社の2025年3月期連結決算(売上高/営業利益)
1位 鹿島建設-2,911,816百万円(151,882百万円)
2位 大林組-2,620,101百万円(143,442百万円)
3位 大成建設-2,154,223百万円(120,160百万円)
4位 清水建設-1,944,360百万円(71,030百万円)
5位 竹中工務店-1,600,100百万円(53,100百万円)
6位 長谷工コーポレーション-1,177,353百万円(84,701百万円)
7位 インフロニア・ホールディングス-847,548百万円(47,148百万円)
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参考 大和ハウス工業-5,434,819百万円(546,279百万円)
参考 積水ハウス-4,058,583百万円(331,366百万円)

(備考)「鹿島建設、大林組、大成建設、清水建設、長谷工コーポレーション、インフロニア・ホールディングス」は3月決算です。「竹中工務店」は12月決算です。「積水ハウス」は1月決算です。「竹中工務店」は非上場企業ですが、上場企業の「決算短信」に相当する「決算概要」を発表しています。


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売上高1位 鹿島建設
 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高3,067,275百万円(前年比+5.3%)、営業利益240,780百万円(前年比+58.5%)となりました。売上高が3兆円を突破しました。

 鹿島建設(PDF:2026/05/14)
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

Generalcontractor220512
売上高2位 大林組

 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高2,586,258百万円(前年比△0.2%)、営業利益194,678百万円(前年比+36.6%)となりました。

 大林組(PDF:2026/05/13) 
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


Generalcontractor220513
売上高3位 大成建設

 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高2,089,091百万円(前年比△3.0%)、営業利益187,973百万円(前年比+56.4%)となりました。

 大成建設(PDF:2026/05/14) 
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

● 東洋建設を買収!
 マリコン業界3位の「東洋建設」は2025年9月30日に、「TOB(株式公開買い付け)」の完了を受けて「大成建設」の傘下に入りました。買収総額は約1,600億円です。2025年12月19日には完全子会社となりました。


Generalcontractor220514
売上高4位 清水建設

 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高2,057,802百万円(前年比+5.8%)、営業利益118,669百万円(前年比+67.1%)となりました。

 清水建設(PDF:2026/05/12)
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


Generalcontractor220515
売上高5位 竹中工務店

 2025年12月期(2025年1月1日~2025年12月31日)の連結業績は、売上高1,614,700百万円(前年比+0.9%)、営業利益92,900百万円(前年比+75.0%)となりました。

 竹中工務店(2026/02/27)
 2025年度(第88期)決算概要 及び 次期業績見通し


Tokyohaseko230811
売上高6位 長谷工コーポレーション

 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高1,273,136百万円(前年比+8.1%)、営業利益98,743百万円(前年比+16.6%)となりました。

 長谷工コーポレーション(PDF:2026/05/15)
 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


Tokyoinfroneer260512
売上高7位 インフロニア・ホールディングス

 2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績は、売上高1,124,878百万円(前年比+32.7%)、営業利益75,805百万円(前年比+60.8%)となりました。

 インフロニア・ホールディングス(PDF:2026/05/13)
 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

 「インフロニア・ホールディングス」の決算は、ゼネコンでは珍しい「IFRS(国際財務報告基準)」を採用しています。ゼネコンも海外進出がより盛んになると思うので、「IFRS」の採用が増えていくと思われます。



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