半導体製造装置メーカーの「東京エレクトロン」 2026年3月期決算を発表 アナリスト予想(コンセンサス)では2027年3月期は売上高3兆円突破を予想!
-東京エレクトロン-
「東京エレクトロン」は、1963年11月に「東京放送(現:TBSホールディングス)」の出資により、「東京エレクトロン研究所」として設立されました。1978年10月には「東京エレクトロン」に社名変更しています。
「東京エレクトロン」の本社は、「赤坂Bizタワー」にあります。なぜ「赤坂Bizタワー」にあるかというと「TBSホールディングス」と「東京エレクトロン」は親子関係にあるためです。現在は関係が薄れていますが、2026年3月31日現在でも「TBSホールディングス」は、「東京エレクトロン」の株式の3.31%を保有しています。
2025年時点で、「東京エレクトロン」は、世界3位の半導体製造装置メーカーです。1位は「ASMLホールディング(オランダ)」、2位は「アプライド・マテリアルズ(アメリカ)」、4位は「ラムリサーチ(アメリカ)」です。
● 2027年3月期は売上高3兆円突破を予想!
「東京エレクトロン」は、2026年4月30日に「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表しました。売上高2,443,533百万円、営業利益624,936百万円となりました。
2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「東京エレクトロン」は「市場が急成長しているために変動要因が多い」として未発表でした。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高3,052,325百万円、営業利益888,625百万円となっています。アナリスト予想(コンセンサス)通りなら売上高が3兆円を突破します。
「東京エレクトロン」は通期は未発表ですが、上半期の予想は発表しています。2027年3月期の上半期連結業績予想(2026年4月1日~2026年9月30日)は、売上高1,570,000百万円(前年同期比33.1%増)、営業利益431,000百万円(前年同期比42.2%増)となっています。2倍するとアナリスト予想(コンセンサス)に近い数字になります。
売上高・営業利益共に急増するのは、韓国のメモリー大手「サムスン電子、SKハイニックス」や台湾の受託製造大手「TSMC(台湾積体電路製造)」の生産拡大が追い風になります。
ちなみに「サムスン電子」の2026年1〜3月期決算は、営業利益が57.2兆ウォン(約6.2兆円)、「SKハイニックス」の2026年1〜3月期決算は、営業利益が37.6兆ウォン(約4兆円)、「TSMC(台湾積体電路製造)」の2026年1〜3月期決算は、純利益が5,724億台湾ドル(約2.8兆円)と驚異的な利益を上げています。わずか3カ月の数値なので単純計算でこれを4倍すると恐ろしい数値になります。
● 株価が上場来高値を更新!
「東京エレクトロン」の株価は、2026年5月1日の取引で一時48,190円(分割考慮後)まで上昇し、上場来高値を更新しました。2026年5月1日終値時点の時価総額は、22,208,153百万円で22兆円を突破しています。これは日本企業全体で5位に位置します。
東京エレクトロンの連結業績
2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高2,443,533百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益624,936百万円(前年同期比10.4%減)となりました。
東京エレクトロン 決算短信(PDF:2026/04/30)
2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
● 2027年3月期の連結業績予想
2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「東京エレクトロン」は未発表です。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高3,052,325百万円(前年同期比24.9%増)、営業利益888,625百万円(前年同期比42.2%増)と、大幅な増収増益を予想しています。アナリスト予想(コンセンサス)通りなら売上高が3兆円を突破します。
東京エレクトロンの連結決算(売上高/営業利益)
-----------------------------------------
1999年3月 313,820百万円 6,382百万円
2000年3月 440,728百万円 35,816百万円
-----------------------------------------
2001年3月 723,880百万円 121,086百万円
2002年3月 417,825百万円 △18,310百万円
2003年3月 460,580百万円 1,118百万円
2004年3月 529,653百万円 22,279百万円
2005年3月 635,710百万円 63,982百万円
2006年3月 673,686百万円 75,703百万円
2007年3月 851,975百万円 143,978百万円
2008年3月 906,091百万円 168,498百万円
2009年3月 508,082百万円 14,710百万円
2010年3月 418,636百万円 △2,180百万円
-----------------------------------------
2011年3月 668,722百万円 97,870百万円
2012年3月 633,091百万円 60,443百万円
2013年3月 497,299百万円 12,548百万円
2014年3月 612,170百万円 32,204百万円
2015年3月 613,124百万円 88,113百万円
2016年3月 663,948百万円 116,788百万円
2017年3月 799,719百万円 155,697百万円
2018年3月 1,130,728百万円 281,172百万円
2019年3月 1,278,240百万円 310,571百万円
2020年3月 1,127,286百万円 237,292百万円
-----------------------------------------
2021年3月 1,399,102百万円 320,685百万円
2022年3月 2,003,805百万円 599,271百万円
2023年3月 2,209,025百万円 617,723百万円
2024年3月 1,830,527百万円 456,263百万円
2025年3月 2,431,568百万円 697,319百万円
2026年3月 2,443,533百万円 624,936百万円
2027年3月期予想
2027年3月 変動要因が多いとして未発表 (会)
2027年3月 3,052,325百万円 888,625百万円(コ)
(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年5月4日時点の数値です。
| 固定リンク

