千葉マリンスタジアム再整備構想 「イオンモール」を事業協力者に決定 屋内型スタジアム(ドーム化)を見据えた基本計画の検討!
-ZOZOマリンスタジアム-
老朽化が進んでいるプロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の本拠地である「ZOZOマリンスタジアム」について改修か建て替えかを検討していましたが、施設所有者の「千葉市」とスタジアム近隣の幕張メッセ駐車場を所有する「千葉県」が、駐車場に移転・建て替える方針を固めたことが分かりました。メッセ駐車場は「ZOZOマリンスタジアム」から数百メートル北西側にあります。
「千葉市」は2025年5月22日に、「千葉マリンスタジアム」を再生する構想案を明らかにしました。幕張メッセ駐車場に屋外型球場として、2034年頃の開業を目指します。事業費は駐車場代替費なども合算すると約650億円で、それ以外に民間からの資金調達による商業やエンタテイメントの機能も導入し、365日楽しめる施設を計画します。
「千葉ロッテマリーンズ」の本拠地、ZOZOマリンスタジアムの再整備で、施設を所有する千葉市は2025年9月3日に、7月~8月に実施したパブリックコメントを経て策定した基本構想を公表しました。
引用資料 千葉市・公式HP(2025/09/04)
千葉マリンスタジアム再整備基本構想(案)に係るパブリックコメント手続について(手続は完了し、構想策定いたしました)
7月に発表した基本構想案と同じく、屋外型で幕張メッセ駐車場に新築します。代替駐車場をスタジアムに近接する県立幕張海浜公園Gブロックに整備するとしています。
● ロッテの要請で新球場「ドーム化」が実現も!
「千葉市」は2025年11月20日に、所有するロッテの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」の新築移転について、ドーム化を再検討すると表明しました。コスト面などから屋外型での新築移転が9月に公表されていましたが、球団側がドーム化を要望、千葉市民の声など社会的反響もあり、屋外型かドーム型かを決定し、開業は変わらず2034年を目指します。
● イオンモールを事業協力者に決定!
「千葉市」、「千葉ロッテマリーンズ」および「イオンモール」は、「千葉マリンスタジアム再整備基本構想」に基づき、千葉マリンスタジアム再構築事業を官民連携により推進することを目的として協議を進めてきました。このたび、三者の合意により、「イオンモール」を本事業における事業協力者として決定するとともに、「千葉マリンスタジアム再構築基本計画策定に係る協定書」を締結しました。
イオンモール(PDF:2026/06/02)
千葉市、株式会社千葉ロッテマリーンズ、イオンモール株式会社による三者協定を締結 ~千葉マリンスタジアム再構築事業に係る事業協力者を決定し、基本計画の検討を開始~
引用資料 日刊建設工業新聞(2026/06/04)
千葉市/マリンスタジアム再整備/企画概要を公開、幕張豊砂地区をBPに
「イオンモール」からは、スタジアムを核とした回遊性の高い都市空間の形成や、365日を通じて賑わいが生まれる施設構成など、幕張新都心全体の魅力向上に資する提案がなされています。三者は、これらの提案内容を踏まえ、「屋内型スタジアム」を見据えた基本計画の検討を進めていきます。2034年頃の開業を目指します。
新スタジアムは、33,000人前後を収容できる野球場やイベント機能をベースとし、商業、宿泊、エンタメ機能など民間事業者の投資による拡張機能も導入します。365日楽しめる「エンターテインメントスタジアム」の実現を目指します。
「屋内型スタジアム」という表現は分かりにくいですが、はっきり言えば「ドーム化」ですね。事業費は屋根無しの場合は約600億円でしたがが、ドーム化で1,000億円超となります。約400億円の追加分は民間企業が負担する見込みです。建築資材や人件費などの高騰でコストが更に増大する可能性があります。
「ドーム化」が実現すると、幕張新都心は、「新・千葉マリンスタジアム」、ヒューリックの客席2万席規模の国内最大級のアリーナ「(仮称)幕張アリーナ整備計画」、それに既存の「幕張メッセ」と「幕張イベントホール」の4施設が揃う日本最高レベルのエンターテイメントシティが誕生する事になります。
「建設予定地」です。敷地面積は約11haを想定しています。
幕張新都心における音楽イベント開催可能施設の配置
3万人規模の「新たなスタジアム」、2万人規模の「アルティーリ千葉の新アリーナ」、1万人規模の「幕張メッセ」および「幕張イベントホール」と日本最高レベルのエンターテイメントシティが誕生する事になります。横浜市もビックリの集積度です。
「京葉線」は今でもイベント時は大混雑します。それに沿線には「ららアリーナ東京ベイ」、「東京ディズニーリゾート」があります。すべてが同時に稼働したらいったいどうなるのでしょうか?(笑)
「幕張メッセ駐車場」です(写真提供読者さん)。
「幕張メッセ駐車場」の西側が新球場の建設予定地です(写真提供読者さん)。
新球場の最寄り駅は「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」となりますが、どう見てもキャパ不足です。新球場が開業する前に大規模な拡張工事が必要ですね(写真提供読者さん)。
ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)
「千葉マリンスタジアム」は、インターネット企業「ZOZO」が施設命名権を取得して、名称が「ZOZOマリンスタジアム」となっています。1990年3月24日に開場しました。延床面積49,819.81㎡、グラウンドの広さは両翼99.5m、センター122.0mで、収容人数は30,118人です(写真提供読者さん)。
移転予定地の「幕張メッセ駐車場」です(Googleマップの衛星写真を引用)。
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