203 神奈川県・その他

2025年1月 5日 (日)

小田急小田原線・相鉄本線「海老名」駅前 「ViNA GARDENS」における最後のタワーレジデンス 3棟目となる「リーフィアタワー海老名クロノスコート」

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-ViNA GARDENS-
 私が世界で一番美しい渓谷の街と思っているのは1つ目が、スイスの「ラウターブルンネン」です。まるで「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフの里のように美しいです。2つ目が、「風の谷のナウシカ」の舞台に似ているとして有名なパキスタンの「フンザ」です。パキスタンと言えば紛争のイメージがありますが、「フンザ」の風景はまさに桃源郷です。紅葉まで美しいなんて凄すぎる!

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 フンザ旅🇵🇰世界一予想外な旅先パキスタン【アジア#44】2024年9月16日〜19日

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 パキスタンひとり旅(1) 風の谷ナウシカのモデルとなったフンザで見られた美しい紅葉の景色

 本題に戻って、海老名駅周辺が大きく変わろうとしています。海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。発展する素地はありましたが、「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープンが大きかったと思います。

 「小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる事業用地(駅間地区)の開発を行っています。開発コンセプトは「憩う・くらす・育む~ViNA GARDENS~」です。複数の超高層タワーマンションが林立する街となります。

● 第三弾のリーフィアタワー海老名クロノスコート
 小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発エリア「ViNA GARDENS」内の超高層タワーマンション第一弾の「リーフィアタワー海老名アクロスコート」と第二弾の「リーフィアタワー海老名ブリスコート」が竣工しました。

 「ViNA GARDENS」における最後のタワーレジデンス、第三弾の「リーフィアタワー海老名」が建設中です。ホームページはオープンしていますが、イメージ等はまだ見られません。2025年1月ホームページ本公開予定となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 リーフィアタワー海老名クロノスコート

(第三弾)リーフィアタワー海老名クロノスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間C棟マンション計画
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番13(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩4分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩4分、JR相模線「海老名」駅4徒歩分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m *管理人の推測
◆ 敷地面積-5,986.29㎡
◆ 建築面積-2,647.01㎡
◆ 延床面積-33,431.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-304戸
◆ 建築主-小田急不動産、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2024年06月01日
◆ 竣工-2026年10月下旬予定
◆ 入居開始-2027年01月下旬予定

(第二弾)リーフィアタワー海老名ブリスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間マンション計画 B棟
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番12(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩4分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩4分、JR相模線「海老名」駅徒歩5分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m
◆ 敷地面積-5,986.26㎡
◆ 建築面積-2,509.37㎡
◆ 延床面積-33,614.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-302戸(会員優先分譲済住戸17戸含む)
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2018年01月04日
◆ 竣工-2020年10月下旬
◆ 入居開始-2021年01月下旬

(第一弾)リーフィアタワー海老名アクロスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間マンション計画 A棟
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番11(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩3分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩3分、JR相模線「海老名」駅徒歩4分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m
◆ 敷地面積-5,035.77㎡
◆ 建築面積-2,500.73㎡
◆ 延床面積-33,609.17㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(36本)
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-304戸
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2019年10月下旬
◆ 入居開始-2020年01月下旬


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「ViNA GARDENS」の完成イメージです。


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ViNA GARDENS」の配置図です。


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「リーフィアタワー海老名クロノスコート」の位置図です。



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2024年11月13日 (水)

箱根・小涌谷の三井家ゆかりの地 三井不動産グループの最高級ラグジュアリーホテル「HOTEL THE MITSUI HAKONE」が2026年に開業!

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-HOTEL THE MITSUI HAKONE- 

 「三井不動産」および「三井不動産リゾートマネジメント」は、神奈川県足柄下郡箱根町に「HOTEL THE MITSUI HAKONE」を2026年に開業します。三井不動産グループの最高級ラグジュアリーホテルブランド「HOTEL THE MITSUI」として、2020年11月に開業した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に続く新たなホテルが誕生します。

 引用資料 三井不動産株(2024/11/07)
 箱根・小涌谷の三井家ゆかりの地に三井不動産グループの最高級ラグジュアリーホテルが新たに誕生 HOTEL THE MITSUI HAKONE 2026年開業

 「HOTEL THE MITSUI HAKONE」の計画地は「富士箱根伊豆国立公園」内に位置し、箱根の山々の大自然に囲まれた約135,500㎡(東京ドーム3個分)の広大な敷地で、その一部や周辺はかつて三井家の別荘が群をなして存在した三井家ゆかりの地です。日本を代表する温泉リゾート地の箱根エリアで稀有な大規模ラグジュアリーホテルとして、新たな滞在価値を提供します。

HOTEL THE MITSUI HAKONEの概要
◆ 所在地-神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷字箕作沢450番1他(地番)
◆ 交通-箱根登山鉄道「小涌谷」駅徒歩2分
◆ 階数-地上3階、地下2階
◆ 敷地面積-約135,500㎡
◆ 開発面積-約50,500㎡
◆ 延床面積-約23,600㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、木造)
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-126室
◆ 付帯施設-レストラン、バー、サーマルスプリング、フィットネスジムなど
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2024年07月
◆ 開業-2026年予定


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「浅間山を背景とするエントランス(イメージ)」です。


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「サーマルスプリング(イメージ)」です。


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「敷地航空写真」です。


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「広域図」です。



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2024年6月 9日 (日)

京浜急行「横須賀中央」駅より歩行者デッキで直結 地上33階、高さ約128m、延床面積約47,130㎡の「若松町1丁目地区第一種市街地再開発事業」

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-若松町1丁目地区第一種市街地再開発事業-

 神奈川県横須賀市の京浜急行横須賀中央駅前で再開発を計画する「若松町1丁目地区再開発準備組合」は、神奈川県知事に本組合設立の認可を2022年8月4日に申請しました。2022年10月28日には「若松町1丁目地区再開発組合」が設立されました。

 横須賀市・公式ホームページ
 若松町1丁目地区

 概要は、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上33階、塔屋1階、地下1階、高さ128.530m、延床面積約47,130㎡です。地下に駐車場、1階~4階に店舗など、5階に住宅共用室など、6階~10階にホテル、11階~33階に共同住宅を配置する計画です。住戸数は273戸となっています。

若松町1丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横須賀市若松町一丁目内
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より歩行者デッキで直結
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部128.530m、建築物125.330m、軒高122,030m
◆ 敷地面積-約3,445㎡
◆ 建築面積-約3,005㎡
◆ 延床面積-約47,130㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(11階~33階)、ホテル(6階~10階)住宅共用室など(5階)、店舗など(1階~4階)、駐車場(地下1階)
◆ 総戸数-273戸
◆ 建築主-若松町1丁目地区再開発組合
◆ 事業協力者-戸田建設
◆ 着工-2025年10月15日予定
◆ 竣工-2029年05月31日予定


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「断面図」です。


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高さは、最高部128.530m、建築物125.330m、軒高122,030mとなっています。


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「平面図」です。


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「位置図」です。


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「若松町1丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。


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若松町1丁目北地区

 手前が「若松町1丁目地区」です。「若松町1丁目地区」と再開発が完了した「ザ・タワー横須賀中央」の間には、雑居ビル群がありますが、この部分も「若松町1丁目北地区」として再開発が予定されています。


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ザ・タワー横須賀中央

 「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、京浜急行「横須賀中央駅」近くにあった「西友横須賀店」の再開発プロジェクトです。地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mで、横須賀市で最も高い超高層ビルです。

 フロア構成は、1階~4階が店舗・オフィス、5階以上が297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)の共同住宅になります。共同住宅部分の正式名称は「ザ・タワー横須賀中央」です。

 2015年11月17日に竣工しました。2016年4月3日には、下層階の大型商業施設「LIDRE(リドレ)横須賀」が、グランドオープンしました。

ザ・タワー横須賀中央の概要
◆ 計画名-大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等建設工事
◆ 所在地-神奈川県横須賀市大滝町二丁目6番(地番)
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-6,103.28㎡(開発総面積)、3,997.53㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-3,327.24㎡
◆ 延床面積-49,969.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(摩擦ダンパーを3階~33階に設置、粘性制震装置を1階・2階に設置) 
◆ 用途-共同住宅(5階~38階)、店舗・オフィス(1階~4階)
◆ 総戸数-297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)
◆ 建築主-大滝町2丁目地区市街地再開発組合(売主 京浜急行電鉄、大和ハウス工業)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所 
◆ 施工者-浅沼組
◆ 解体-2012年06月01日~2013年03月31日
◆ 着工-2013年04月01日
◆ 竣工-2015年11月17日
◆ 入居開始-2015年11月下旬、2016年04月03日(LIDRE横須賀グランドオープン)



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2023年12月26日 (火)

「リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)」の近く 地上29階、高さ約110mの.「ブランズタワー橋本」 公式ホームページがオープン!

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-ブランズタワー橋本-
 京王相模原線・JR横浜線「橋本」駅周辺では、リニア新駅「リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)」の設置を見すえ、恵まれた交通の要衝としての機能がより一層強化される他、住む人・働く人・学ぶ人・訪れる人が広域的に交流するゲートとして様々な都市機能集積の促進が図られます。

 すぐ近くの「旧:相模原協同病院」跡地で、超高層タワーマンション「(仮称)相模原市緑区橋本二丁目計画」が建設されています。 建築主は「東急不動産、小田急不動産、名鉄都市開発、総合地所、旭化成不動産レジデンス社、ジェイアール東海不動産」の6社です。正式名称が「ブランズタワー橋本」に決定し、公式ホームページがオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー橋本

 「東急不動産」と「ヤナセ」は業務提携しました。「ブランズタワー橋本」にEVカーシェアを導入し、今後開発する物件にも順次導入する予定です。

ブランズタワー橋本の概要
◆ 計画名-(仮称)相模原市緑区橋本二丁目計画
◆ 所在地-神奈川県相模原市緑区橋本二丁目336-1(地番)
◆ 交通-京王相模原線・JR横浜線「橋本」駅徒歩4分
◆ 階数-地上29階、地下0階
◆ 高さ-110.16m
◆ 敷地面積-10,472.72㎡
◆ 建築面積-4,198.05㎡
◆ 延床面積-34,198.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅、診療所、店舗
◆ 総戸数-458戸
◆ 建築主-東急不動産、小田急不動産、名鉄都市開発、総合地所、旭化成不動産レジデンス、ジェイアール東海不動産
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2023年03月15日
◆ 竣工-2026年06月下旬予定
◆ 入居開始-2026年09月下旬予定


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「外観完成予想CG」です。


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橋本駅南口に約13.7haの大規模再開発

 「相模原市」は2023年3月に「橋本駅南口地区土地区画整理事業」の都市計画を決定しています。リニア中央新幹線の整備にあわせ、まちづくりが本番を迎えます。

 区画整理事業の対象は、「橋本」駅南口の約13.7haです。オフィスやインキュベーション施設、住宅、商業・宿泊施設、福祉・医療機関などを集積し、「首都圏南西部の中核」にふさわしい市街地の形成を図るとしています。


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「橋本駅南口地区土地区画整理事業」エリア概念図です。「リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称)」が工事中です。


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「位置図」です。



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2023年11月 2日 (木)

藤沢市・鎌倉市にまたがる一体的なまちづくりが始動! JR東海道本線の大船~藤沢駅間に新駅「村岡新駅(仮称)」の設置も!

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-村岡・深沢地区土地区画整理事業-

 神奈川県鎌倉市は2023年10月30日に、「村岡・深沢地区」の土地区画整理事業について、国の事業認可を受けたと発表しました。このエリアは大船駅南西側に広がる「旧国鉄湘南貨物駅」「JR東日本旧大船工場」の跡地を中心に再開発するものです。

 引用資料 鎌倉市・公式HP(2023/10/30)
 村岡・深沢地区土地区画整理事業の認可取得について

 村岡新駅周辺と、東側の湘南モノレールの湘南深沢駅周辺を軸として「最先端ヘルスケア産業が集積するイノベーション拠点を実現」する街づくりが行われます。村岡新駅周辺地区は「尖る創造と広がる創造を生み出す街」として、最先端研究の拠点を設置し、クリエイティブ産業の集まる環境を整備するとしています。

● 村岡新駅(仮称)
 「神奈川県、藤沢市、鎌倉市」は2018年12月27日に、JR東海道本線の大船~藤沢駅間の新駅の設置で基本合意し、「村岡新駅(仮称)設置協議会」を設立しました。

 2021年2月8日に、神奈川県、藤沢市及び鎌倉市とJR東日本は、新駅を設置することに合意し、覚書を締結しました。概略設計では「橋上駅」とし、駅舎の敷地面積は約880㎡、整備費用は約150億円と算出しています。2024年にも着工し、2032年頃の開業を目指します。

 引用資料 神奈川県・公式HP
 村岡新駅(仮称)設置に関する基本協定の締結について

 費用負担は、神奈川県の負担割合が30.0%、藤沢市の負担割合が27.5%、鎌倉市の負担割合27.5%、JR東日本の負担割合が15.0%に変更になっています。


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「村岡・深沢地区土地区画整理事業 事業計画書」です。

● 全域が藤沢市域なのに鎌倉市が27.5%負担
 「村岡・深沢地区土地区画整理事業 事業計画書」です。新駅の範囲はすべて藤沢市域にあります。それなのになぜ「鎌倉市」が27.5%も負担するのかというと?

 新駅が鎌倉市の「深沢地区」の街づくりに欠かせないためです。「深沢地区」は、31.1haの広大な敷地で、JR東日本の「鎌倉総合車両センター」の跡地です。


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「位置図」です。


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「村岡新駅(仮称)」のイメージ図です。



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2023年9月19日 (火)

相模原市最高層 伊勢丹相模原店跡地 地上41階、高さ約154m、総戸数687戸の「プラウドタワー相模大野クロス」

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-(仮称)相模大野4丁目計画-
 「野村不動産」は、相模原市南区の伊勢丹相模原店跡地に、超高層タワーマンション「(仮称)相模大野4丁目計画」を建設します。完成すれば相模原市内で一番高い建築物になる見通しです。

 建設予定地は、小田急「相模大野駅」すぐで、2019年9月30日に閉店した「伊勢丹相模原店」の跡地です。土地・建物については「野村不動産」が「三越伊勢丹ホールディングス」から取得しています。敷地面積は敷地面積約10,186.49㎡です。

 「野村不動産」は、「(仮称)相模大野4丁目計画」に於いて、電気・ガス併用の新築分譲マンションでは国内初となる、CO₂排出量実質ゼロのプラウドシリーズを建築することを決定しました。

● プラウドタワー相模大野クロス
 「(仮称)相模大野4丁目計画」の正式名は「プラウドタワー相模大野クロス」となっています。 竣工は2025年11月上旬予定で、竣工時は相模原市で最も高い最高層ビルになります。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー相模大野クロス

プラウドタワー相模大野クロスの概要
◆ 所在地-(仮称)相模大野4丁目計画
◆ 所在地-神奈川県相模原市南区相模大野四丁目4009番45(地番)
◆ 交通-小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅徒歩4分
◆ 階数-地上41階、地下3階
◆ 高さ-最高部154.11m、軒高146.36m
◆ 敷地面積-10,186.49㎡
◆ 建築面積-7,489.85㎡
◆ 延床面積-83,535.05㎡(容積対象外面積50,930.25㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-共同住宅、商業、地域貢献施設
◆ 総戸数-687戸
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2022年03月01日
◆ 竣工-2025年11月上旬予定
◆ 供用開始-2026年01月下旬予定


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「外観完成予想図」です。


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「にぎわい広場(仮称)完成予想図」です。


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「車寄せ完成予想図」です。


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「南東向き立面図」です。地上41階、地下3階となっていますが、マンション本体が地下1階、「低層棟」が地下3階となっています。


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「免震構造概念図」です。地震対策として「免震構造」を採用しています。図を見ると「中間階免震構造」となっています


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「エリア概念図」です。小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅徒歩4分の好立地です。



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2023年6月16日 (金)

横須賀市 地上27階、高さ約100mと地上24階、高さ約98mの超高層ツインタワー「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」

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-追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業-

 「三菱地所レジデンス」が事業協力者として参画している「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」において、2023年5月19日に神奈川県知事より再開発組合の設立認可を受け、2023年6月14日の組合設立総会を経て、「追浜駅前第2街区市街地再開発組合」が発足しました。 

 引用資料 三菱地所レジデンス(PDF:2023/06/15)
 「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合を設立 ~土地の高度利用により、図書館などの都市機能やタワーマンションを整備~

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業に係る事業計画書の公表について

 「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」の計画地は追浜駅の南東約0.1kmに位置し、拠点市街地としての再整備が求められる、都市計画道路に隣接する複数の商店街を有する駅前商業業務地の一画にあります。

 2棟の高層建築物として、337戸(予定)の共同住宅をはじめ、店舗、図書館、公共駐輪場を開発するとともに、駅や建築物同士を連絡する立体歩行者通路(ペデストリアンデッキ)等を整備します。

 老朽化した既存建築物の建て替えにより、不燃化や耐震化を推進することに併せて、多様な都市機能の集積や、安全安心な歩行空間等の整備及び良好な住環境を持つ都市型住宅を整備する計画とし、賑わいのある活動的な都市空間の形成を図っていきます。

追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横須賀市追浜町三丁目
◆ 交通-京浜急行「追浜」駅すぐ
◆ 階数-(B地区)地上27階、塔屋2階、地下1階、(A地区)地上24階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(B地区)最高部106.460m、建築物の高さ99.360m、(A地区)建築物の高さ97.460m
◆ 区域面積-約8,337㎡
◆ 建築面積-(B地区)約1,969㎡、(A地区)約1,330㎡
◆ 延床面積-(B地区)約27,734㎡、(A地区)約19,969㎡
◆ 構造-(B地区)鉄筋コンクリート造、(A地区)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(B地区)共同住宅、公共駐輪場、図書館、店舗、(A地区)共同住宅、店舗、駐輪場
◆ 総戸数-(B地区)191戸、(A地区)146戸
◆ 建築主-追浜駅前第2街区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所レジデンス)
◆ 事業推進コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年05月予定
◆ 竣工-2028年03月予定


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「B棟の断面図」です。最高部106.460m、建築物の高さ99.360mです。


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「A棟の断面図」です。建築物の高さ97.460mです。


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「A棟・B棟の配置図」です。


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「位置図」です。



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2023年5月18日 (木)

神奈川県藤沢市 湘南エリア最高層 地上29階、高さ約99㎡の「(仮称)辻堂第二計画」 開発事業に着手!

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-(仮称)辻堂第二計画-
 YouTubeから2つの話題を書きたいと思います。”YOASOBI「アイドル」 Official Music Video”が公開から1か月ちょっとで視聴回数が1億回を突破しました。日本のチャンネルでこんなに早く1億回を突破したのは驚異的です。日本最速なのかな?

 YouTube
 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video

 お堅いイメージのある日本のお役所が、上空からウイングスーツで都庁の塔の間をすり抜けるという無謀ともいえる挑戦を許可したのが驚きです。でもナイス判断だと思います。

 YouTube(FNN)
 東京上空で驚きの挑戦 ムササビ男 都庁の塔を...

 本題に戻って、総合不動産企業「リスト」の連結子会社である「リストデベロップメント」は、神奈川県藤沢市辻堂に商業施設と分譲マンションが一体になった複合タワー「(仮称)辻堂第二計画」の開発事業に着手します。

 引用資料 リスト(PDF:2023/05/16)
 湘南エリア最高層 地上 29 階建 JR 辻堂駅南口エリア ペデストリアンデッキで駅直結の複合タワー「(仮称)辻堂第二計画」に着手

 「(仮称)辻堂第二計画」は、JR東海道線「辻堂」駅徒歩2分に立地、地上29階、地下2階、総戸数200戸の分譲マンションを中心とし、駅前広場の整備を含めた住宅・商業・公益一体の駅前再開発です。湘南エリア(藤沢市、茅ケ崎市、鎌倉市、逗子市)の建築物において、高さ98.90mは最高層となります。

 (仮称)辻堂第二計画の概要
◆ 所在地-神奈川県藤沢市辻堂一丁目3-1
◆ 交通-JR東海道線「 辻堂」駅徒歩2分
◆ 階数-(高層棟)地上29階、地下2階、(低層棟)地上3階
◆ 高さ-98.90m(建築基準法における高さ)
◆ 敷地面積-2,312.01㎡(都市計画道路43.96㎡含む)
◆ 延床面積-25,342.45㎡
◆ 構造-(高層棟)鉄筋コンクリート造、(低層棟)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、店舗(物販、飲食店など12区画)
◆ 総戸数-200戸
◆ 建築主-リストデベロップメント(リストの連結子会社)
◆ 設計監修-久米設計
◆ 設計者-久米開発プロデュース、フィールド・デザイン・アーキテクツ
◆ デザイン監修- GLAMOROUS co., ltd.(外観、住宅エントランス・共用廊下等)
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2025年12月予定

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「外観完成イメージ画像」です。

● 辻堂駅へ直結ペデストリアンデッキの新設
 辻堂駅の東改札フロアに直結するペデストリアンデッキの設置により、新たな歩行者動線を作り出し辻堂駅南口の回遊性を向上させます。歩行者と車両の動線を分けることで、歩行者の安全を確保して歩きやすい街を実現し、人々の往来を活性化します。


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「商業エリア完成イメージ画像」です。


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「(仮称)辻堂第二計画」の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2023年4月23日 (日)

神奈川県伊勢原市 小田急電鉄総合車両所移転計画に係る環境影響予測評価実施計画書の提出及び縦覧!

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-小田急電鉄総合車両所移転計画-

 「スラムダンク」や「すずめの戸締まり」が中国で大ヒットしています。さらに、日米合作の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が世界的に大ヒットしています。

 日本の市場はそこそこ大きいので、日本だけでなんとか食べていけますが、世界市場はとてつもなく巨大である事を改めて実感します。日本のアニメも韓国の「Kポップ」のように最初から世界を目指すように徐々に変わりつつあります。

 日本では「推しの子」というアニメが今話題になっています。主題歌YOASOBIの「アイドル」MVが投稿10日で3,000万再生を突破しています。YouTubeのコメント欄を見ると多くが外国語です。渋谷で「推しの子」のLEDビジョンジャックが行われましたが、YouTubeのコメント欄を見ると多くが外国語です。海外でも非常に人気がある事が分かります。日本人としてうれしいですね!

 YouTube
 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video

 YouTube
 渋谷(Shibuya)、『推しの子』

 本題に戻って、現在の「大野総合車両所」は、施設開設から約60年が経過し、施設及び検査用設備機械の老朽化が深刻な状況ですが、施設を稼働させながら更新工事を行うことができない状況です。

 そこで、近年の10両編成の設備に対応するための必要面積が確保でき、大型車両の通行が可能な伊勢原市串橋地区へ総合車両所の移転を行うことにより、輸送の安全確保を図るとともに、持続可能な運営体制の構築に向けて作業の適正化を実現します。

● 環境影響予測評価実施計画書の提出及び縦覧!
 「小田急電鉄」から、神奈川県環境影響評価条例第7条第1項の規定に基づき、2023年3月17日に、標記事業に係る環境影響予測評価実施計画書の提出がありました。

 引用資料 神奈川県・公式HP(2023/04/19)
 小田急電鉄総合車両所移転計画に係る環境影響予測評価実施計画書の提出及び縦覧について


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「実施区域位置(近傍)」です。


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「実施区域位置(広域)」です。


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「神奈川県における実施区域の位置」です。



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2022年11月 5日 (土)

神奈川県(県央・湘南地域)の新たな拠点 環境共生モデル都市「ツインシティ」 東海道新幹線新駅の誘致 & 相鉄いずみ野線の延伸!

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-東海道新幹線新駅の誘致-

 「乃木坂46」の「齋藤飛鳥(24)」が昨夜(10月4日)に、自身のブログで、グループからの卒業を発表しました。12月7日発売の31枚目シングル(タイトル未定)をもって卒業、年内で一度活動を終え、来年改めて卒業コンサートを行う予定です。

 私が乃木坂46のライブで一番好きなシーンは、2016年の真夏の全国ツアーの「明治神宮野球場」で「裸足でSummer」を歌唱中に、感極まって涙を流しながら「神宮ぅ-!」と絶叫、背後で花火が打ち上がるシーンです。その時の「齋藤飛鳥」は天使のように可愛かったです。

 本題に戻って、神奈川県の中央部に位置する「県央・湘南地域」は面積及び人口において本県全体の約3割を占めており、さまざまな産業や研究機関などの集積が進んでいます。また、丹沢山系や相模川、湘南海岸など豊かな自然が広がる、観光資源に恵まれた地域でもあります。

 新横浜駅から小田原駅間の距離は、約51.2Kmです。これは東海道新幹線の中で、2番目に長い駅間距離になります。その中間に位置する寒川町倉見地区に、東海道新幹線の新駅を誘致しています。

 引用資料 神奈川県・公式ホームページ
 東海道新幹線新駅の誘致

 引用資料 神奈川県・公式ホームページ
 東海道新幹線新駅を寒川町倉見地区へ

 県央・湘南地域に位置する寒川町倉見地区に「東海道新幹線新駅」の誘致が実現すると、全国の都市との交流・連携が飛躍的に高まり、交通の結節地域となります。神奈川県では、県中央部10市町及び経済団体などと「神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会」を設置し、寒川町倉見地区への新駅誘致に取り組んでいます。


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ツインシティ
 
ツインシティのまちづくりは、東海道新幹線新駅を誘致している寒川町倉見地区と、相模川を挟んだ平塚市大神地区とを新たな道路橋で結び、川の東西両地区が一体となった環境共生都市を形成することを目的としています。


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いずみ野線の延伸構想

 「相鉄いずみ野線」は、相模鉄道本線の二俣川を起点に、小田急江ノ島線の湘南台駅に至る約11.3kmの路線です。神奈川県では、東海道新幹線の新駅を誘致する寒川町倉見地区と、相模川対岸の平塚市大神地区からなる環境共生モデル都市「ツインシティ」への交通アクセスとして、相鉄いずみ野線の湘南台駅から倉見への延伸を目指し、沿線自治体や関係者とともに、検討を進めています。

 いずみ野線の延伸によって、横浜や川崎と県央・湘南都市圏を繋ぐ交流連携を強化し、各都市が持つ機能・個性・地域資源を結びつけることで、豊かな自然に恵まれ、活力に富んだ環境と共生するネットワーク型都市圏形成の大きな進展が期待されます。


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「東海道新幹線新駅利用者分布圏域図」です。



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