203 神奈川県・その他

2023年11月 2日 (木)

藤沢市・鎌倉市にまたがる一体的なまちづくりが始動! JR東海道本線の大船~藤沢駅間に新駅「村岡新駅(仮称)」の設置も!

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-村岡・深沢地区土地区画整理事業-

 神奈川県鎌倉市は2023年10月30日に、「村岡・深沢地区」の土地区画整理事業について、国の事業認可を受けたと発表しました。このエリアは大船駅南西側に広がる「旧国鉄湘南貨物駅」「JR東日本旧大船工場」の跡地を中心に再開発するものです。

 引用資料 鎌倉市・公式HP(2023/10/30)
 村岡・深沢地区土地区画整理事業の認可取得について

 村岡新駅周辺と、東側の湘南モノレールの湘南深沢駅周辺を軸として「最先端ヘルスケア産業が集積するイノベーション拠点を実現」する街づくりが行われます。村岡新駅周辺地区は「尖る創造と広がる創造を生み出す街」として、最先端研究の拠点を設置し、クリエイティブ産業の集まる環境を整備するとしています。

● 村岡新駅(仮称)
 「神奈川県、藤沢市、鎌倉市」は2018年12月27日に、JR東海道本線の大船~藤沢駅間の新駅の設置で基本合意し、「村岡新駅(仮称)設置協議会」を設立しました。

 2021年2月8日に、神奈川県、藤沢市及び鎌倉市とJR東日本は、新駅を設置することに合意し、覚書を締結しました。概略設計では「橋上駅」とし、駅舎の敷地面積は約880㎡、整備費用は約150億円と算出しています。2024年にも着工し、2032年頃の開業を目指します。

 引用資料 神奈川県・公式HP
 村岡新駅(仮称)設置に関する基本協定の締結について

 費用負担は、神奈川県の負担割合が30.0%、藤沢市の負担割合が27.5%、鎌倉市の負担割合27.5%、JR東日本の負担割合が15.0%に変更になっています。


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「村岡・深沢地区土地区画整理事業 事業計画書」です。

● 全域が藤沢市域なのに鎌倉市が27.5%負担
 「村岡・深沢地区土地区画整理事業 事業計画書」です。新駅の範囲はすべて藤沢市域にあります。それなのになぜ「鎌倉市」が27.5%も負担するのかというと?

 新駅が鎌倉市の「深沢地区」の街づくりに欠かせないためです。「深沢地区」は、31.1haの広大な敷地で、JR東日本の「鎌倉総合車両センター」の跡地です。


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「位置図」です。


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「村岡新駅(仮称)」のイメージ図です。



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2023年9月19日 (火)

相模原市最高層 伊勢丹相模原店跡地 地上41階、高さ約154m、総戸数687戸の「プラウドタワー相模大野クロス」

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-(仮称)相模大野4丁目計画-
 「野村不動産」は、相模原市南区の伊勢丹相模原店跡地に、超高層タワーマンション「(仮称)相模大野4丁目計画」を建設します。完成すれば相模原市内で一番高い建築物になる見通しです。

 建設予定地は、小田急「相模大野駅」すぐで、2019年9月30日に閉店した「伊勢丹相模原店」の跡地です。土地・建物については「野村不動産」が「三越伊勢丹ホールディングス」から取得しています。敷地面積は敷地面積約10,186.49㎡です。

 「野村不動産」は、「(仮称)相模大野4丁目計画」に於いて、電気・ガス併用の新築分譲マンションでは国内初となる、CO₂排出量実質ゼロのプラウドシリーズを建築することを決定しました。

● プラウドタワー相模大野クロス
 「(仮称)相模大野4丁目計画」の正式名は「プラウドタワー相模大野クロス」となっています。 竣工は2025年11月上旬予定で、竣工時は相模原市で最も高い最高層ビルになります。

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドタワー相模大野クロス

プラウドタワー相模大野クロスの概要
◆ 所在地-(仮称)相模大野4丁目計画
◆ 所在地-神奈川県相模原市南区相模大野四丁目4009番45(地番)
◆ 交通-小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅徒歩4分
◆ 階数-地上41階、地下3階
◆ 高さ-最高部154.11m、軒高146.36m
◆ 敷地面積-10,186.49㎡
◆ 建築面積-7,489.85㎡
◆ 延床面積-83,535.05㎡(容積対象外面積50,930.25㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造
◆ 用途-共同住宅、商業、地域貢献施設
◆ 総戸数-687戸
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2022年03月01日
◆ 竣工-2025年11月上旬予定
◆ 供用開始-2026年01月下旬予定


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「外観完成予想図」です。


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「にぎわい広場(仮称)完成予想図」です。


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「車寄せ完成予想図」です。


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「南東向き立面図」です。地上41階、地下3階となっていますが、マンション本体が地下1階、「低層棟」が地下3階となっています。


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「免震構造概念図」です。地震対策として「免震構造」を採用しています。図を見ると「中間階免震構造」となっています


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「エリア概念図」です。小田急小田原線・江ノ島線「相模大野」駅徒歩4分の好立地です。



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2023年6月16日 (金)

横須賀市 地上27階、高さ約100mと地上24階、高さ約98mの超高層ツインタワー「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」

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-追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業-

 「三菱地所レジデンス」が事業協力者として参画している「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」において、2023年5月19日に神奈川県知事より再開発組合の設立認可を受け、2023年6月14日の組合設立総会を経て、「追浜駅前第2街区市街地再開発組合」が発足しました。 

 引用資料 三菱地所レジデンス(PDF:2023/06/15)
 「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合を設立 ~土地の高度利用により、図書館などの都市機能やタワーマンションを整備~

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業に係る事業計画書の公表について

 「追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業」の計画地は追浜駅の南東約0.1kmに位置し、拠点市街地としての再整備が求められる、都市計画道路に隣接する複数の商店街を有する駅前商業業務地の一画にあります。

 2棟の高層建築物として、337戸(予定)の共同住宅をはじめ、店舗、図書館、公共駐輪場を開発するとともに、駅や建築物同士を連絡する立体歩行者通路(ペデストリアンデッキ)等を整備します。

 老朽化した既存建築物の建て替えにより、不燃化や耐震化を推進することに併せて、多様な都市機能の集積や、安全安心な歩行空間等の整備及び良好な住環境を持つ都市型住宅を整備する計画とし、賑わいのある活動的な都市空間の形成を図っていきます。

追浜駅前第2街区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横須賀市追浜町三丁目
◆ 交通-京浜急行「追浜」駅すぐ
◆ 階数-(B地区)地上27階、塔屋2階、地下1階、(A地区)地上24階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-(B地区)最高部106.460m、建築物の高さ99.360m、(A地区)建築物の高さ97.460m
◆ 区域面積-約8,337㎡
◆ 建築面積-(B地区)約1,969㎡、(A地区)約1,330㎡
◆ 延床面積-(B地区)約27,734㎡、(A地区)約19,969㎡
◆ 構造-(B地区)鉄筋コンクリート造、(A地区)鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(B地区)共同住宅、公共駐輪場、図書館、店舗、(A地区)共同住宅、店舗、駐輪場
◆ 総戸数-(B地区)191戸、(A地区)146戸
◆ 建築主-追浜駅前第2街区市街地再開発組合(参加組合員 三菱地所レジデンス)
◆ 事業推進コンサルタント-INA新建築研究所
◆ 着工-2025年05月予定
◆ 竣工-2028年03月予定


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「B棟の断面図」です。最高部106.460m、建築物の高さ99.360mです。


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「A棟の断面図」です。建築物の高さ97.460mです。


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「A棟・B棟の配置図」です。


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「位置図」です。



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2023年5月18日 (木)

神奈川県藤沢市 湘南エリア最高層 地上29階、高さ約99㎡の「(仮称)辻堂第二計画」 開発事業に着手!

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-(仮称)辻堂第二計画-
 YouTubeから2つの話題を書きたいと思います。”YOASOBI「アイドル」 Official Music Video”が公開から1か月ちょっとで視聴回数が1億回を突破しました。日本のチャンネルでこんなに早く1億回を突破したのは驚異的です。日本最速なのかな?

 YouTube
 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video

 お堅いイメージのある日本のお役所が、上空からウイングスーツで都庁の塔の間をすり抜けるという無謀ともいえる挑戦を許可したのが驚きです。でもナイス判断だと思います。

 YouTube(FNN)
 東京上空で驚きの挑戦 ムササビ男 都庁の塔を...

 本題に戻って、総合不動産企業「リスト」の連結子会社である「リストデベロップメント」は、神奈川県藤沢市辻堂に商業施設と分譲マンションが一体になった複合タワー「(仮称)辻堂第二計画」の開発事業に着手します。

 引用資料 リスト(PDF:2023/05/16)
 湘南エリア最高層 地上 29 階建 JR 辻堂駅南口エリア ペデストリアンデッキで駅直結の複合タワー「(仮称)辻堂第二計画」に着手

 「(仮称)辻堂第二計画」は、JR東海道線「辻堂」駅徒歩2分に立地、地上29階、地下2階、総戸数200戸の分譲マンションを中心とし、駅前広場の整備を含めた住宅・商業・公益一体の駅前再開発です。湘南エリア(藤沢市、茅ケ崎市、鎌倉市、逗子市)の建築物において、高さ98.90mは最高層となります。

 (仮称)辻堂第二計画の概要
◆ 所在地-神奈川県藤沢市辻堂一丁目3-1
◆ 交通-JR東海道線「 辻堂」駅徒歩2分
◆ 階数-(高層棟)地上29階、地下2階、(低層棟)地上3階
◆ 高さ-98.90m(建築基準法における高さ)
◆ 敷地面積-2,312.01㎡(都市計画道路43.96㎡含む)
◆ 延床面積-25,342.45㎡
◆ 構造-(高層棟)鉄筋コンクリート造、(低層棟)鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、店舗(物販、飲食店など12区画)
◆ 総戸数-200戸
◆ 建築主-リストデベロップメント(リストの連結子会社)
◆ 設計監修-久米設計
◆ 設計者-久米開発プロデュース、フィールド・デザイン・アーキテクツ
◆ デザイン監修- GLAMOROUS co., ltd.(外観、住宅エントランス・共用廊下等)
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2023年05月
◆ 竣工-2025年12月予定

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「外観完成イメージ画像」です。

● 辻堂駅へ直結ペデストリアンデッキの新設
 辻堂駅の東改札フロアに直結するペデストリアンデッキの設置により、新たな歩行者動線を作り出し辻堂駅南口の回遊性を向上させます。歩行者と車両の動線を分けることで、歩行者の安全を確保して歩きやすい街を実現し、人々の往来を活性化します。


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「商業エリア完成イメージ画像」です。


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「(仮称)辻堂第二計画」の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2023年4月23日 (日)

神奈川県伊勢原市 小田急電鉄総合車両所移転計画に係る環境影響予測評価実施計画書の提出及び縦覧!

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-小田急電鉄総合車両所移転計画-

 「スラムダンク」や「すずめの戸締まり」が中国で大ヒットしています。さらに、日米合作の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が世界的に大ヒットしています。

 日本の市場はそこそこ大きいので、日本だけでなんとか食べていけますが、世界市場はとてつもなく巨大である事を改めて実感します。日本のアニメも韓国の「Kポップ」のように最初から世界を目指すように徐々に変わりつつあります。

 日本では「推しの子」というアニメが今話題になっています。主題歌YOASOBIの「アイドル」MVが投稿10日で3,000万再生を突破しています。YouTubeのコメント欄を見ると多くが外国語です。渋谷で「推しの子」のLEDビジョンジャックが行われましたが、YouTubeのコメント欄を見ると多くが外国語です。海外でも非常に人気がある事が分かります。日本人としてうれしいですね!

 YouTube
 YOASOBI「アイドル」 Official Music Video

 YouTube
 渋谷(Shibuya)、『推しの子』

 本題に戻って、現在の「大野総合車両所」は、施設開設から約60年が経過し、施設及び検査用設備機械の老朽化が深刻な状況ですが、施設を稼働させながら更新工事を行うことができない状況です。

 そこで、近年の10両編成の設備に対応するための必要面積が確保でき、大型車両の通行が可能な伊勢原市串橋地区へ総合車両所の移転を行うことにより、輸送の安全確保を図るとともに、持続可能な運営体制の構築に向けて作業の適正化を実現します。

● 環境影響予測評価実施計画書の提出及び縦覧!
 「小田急電鉄」から、神奈川県環境影響評価条例第7条第1項の規定に基づき、2023年3月17日に、標記事業に係る環境影響予測評価実施計画書の提出がありました。

 引用資料 神奈川県・公式HP(2023/04/19)
 小田急電鉄総合車両所移転計画に係る環境影響予測評価実施計画書の提出及び縦覧について


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「実施区域位置(近傍)」です。


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「実施区域位置(広域)」です。


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「神奈川県における実施区域の位置」です。



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2022年11月 5日 (土)

神奈川県(県央・湘南地域)の新たな拠点 環境共生モデル都市「ツインシティ」 東海道新幹線新駅の誘致 & 相鉄いずみ野線の延伸!

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-東海道新幹線新駅の誘致-

 「乃木坂46」の「齋藤飛鳥(24)」が昨夜(10月4日)に、自身のブログで、グループからの卒業を発表しました。12月7日発売の31枚目シングル(タイトル未定)をもって卒業、年内で一度活動を終え、来年改めて卒業コンサートを行う予定です。

 私が乃木坂46のライブで一番好きなシーンは、2016年の真夏の全国ツアーの「明治神宮野球場」で「裸足でSummer」を歌唱中に、感極まって涙を流しながら「神宮ぅ-!」と絶叫、背後で花火が打ち上がるシーンです。その時の「齋藤飛鳥」は天使のように可愛かったです。

 本題に戻って、神奈川県の中央部に位置する「県央・湘南地域」は面積及び人口において本県全体の約3割を占めており、さまざまな産業や研究機関などの集積が進んでいます。また、丹沢山系や相模川、湘南海岸など豊かな自然が広がる、観光資源に恵まれた地域でもあります。

 新横浜駅から小田原駅間の距離は、約51.2Kmです。これは東海道新幹線の中で、2番目に長い駅間距離になります。その中間に位置する寒川町倉見地区に、東海道新幹線の新駅を誘致しています。

 引用資料 神奈川県・公式ホームページ
 東海道新幹線新駅の誘致

 引用資料 神奈川県・公式ホームページ
 東海道新幹線新駅を寒川町倉見地区へ

 県央・湘南地域に位置する寒川町倉見地区に「東海道新幹線新駅」の誘致が実現すると、全国の都市との交流・連携が飛躍的に高まり、交通の結節地域となります。神奈川県では、県中央部10市町及び経済団体などと「神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会」を設置し、寒川町倉見地区への新駅誘致に取り組んでいます。


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ツインシティ
 
ツインシティのまちづくりは、東海道新幹線新駅を誘致している寒川町倉見地区と、相模川を挟んだ平塚市大神地区とを新たな道路橋で結び、川の東西両地区が一体となった環境共生都市を形成することを目的としています。


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いずみ野線の延伸構想

 「相鉄いずみ野線」は、相模鉄道本線の二俣川を起点に、小田急江ノ島線の湘南台駅に至る約11.3kmの路線です。神奈川県では、東海道新幹線の新駅を誘致する寒川町倉見地区と、相模川対岸の平塚市大神地区からなる環境共生モデル都市「ツインシティ」への交通アクセスとして、相鉄いずみ野線の湘南台駅から倉見への延伸を目指し、沿線自治体や関係者とともに、検討を進めています。

 いずみ野線の延伸によって、横浜や川崎と県央・湘南都市圏を繋ぐ交流連携を強化し、各都市が持つ機能・個性・地域資源を結びつけることで、豊かな自然に恵まれ、活力に富んだ環境と共生するネットワーク型都市圏形成の大きな進展が期待されます。


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「東海道新幹線新駅利用者分布圏域図」です。



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2022年11月 4日 (金)

神奈川県平塚市 イオンモールの「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)」 2023春に開業予定! 

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-ツインシティ大神地区土地区画整理事業-

 ツインシティのまちづくりは、東海道新幹線新駅を誘致している寒川町倉見地区と、相模川を挟んだ平塚市大神地区とを新たな道路橋で結び、川の東西両地区が一体となった環境共生都市を形成することを目的としています。平塚市は、その一翼を担うツインシティ大神地区(68.8ha)を、平塚市総合計画や平塚市都市マスタープランにおいて、平塚市の「北の核」と位置付け、新たなまちづくりを進めています。

 現在は、平塚市ツインシティ大神地区土地区画整理組合による土地区画整理事業により道路・公園等の都市基盤整備が進められています。また、立地企業のうち物流施設については2019年11月の地区北西に位置する施設の開業を皮切りに、順次開業し、雇用機会を創出しています。また、2022年4月には新たな相模小学校が開校し、地区中央の大型商業施設は、2023年春の開業を目指して建築工事を進めています。

 引用資料 平塚市・公式ホームページ
 ツインシティ大神地区土地区画整理事業

● ジ アウトレット湘南平塚
 「イオンモール」は、神奈川県平塚市のツインシティ大神地区に建設中の「(仮称)平塚プロジェクト」について、出店業態および正式名称を決定しました。

 「(仮称)平塚プロジェクト」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)や東名高速道路、新東名高速道路のインターチェンジからアクセス良好な交通の要衝に位置し、国内外から多くの観光客が訪れる湘南エリアに立地していることから、出店業態を“地域創生型商業施設「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)」としました。「THE OUTLETS」業態3号店で、関東では初の出店となります。

 引用資料 イオンモール(2022/10/27)
 「(仮称)平塚プロジェクト」出店業態・正式名称決定について

 「平塚市」をホームタウンのひとつとし、日本プロサッカーリーグ(J1リーグ)に加盟するプロサッカークラブ「湘南ベルマーレ」とコラボレーションします。スポーツや健康をテーマに地域住民が集う場所を提供するとともに、湘南ベルマーレのファン同士が集う機会を創出し、チームのさらなる躍進や、地元の誇りである湘南ベルマーレを盛り上げていきます。

ジ アウトレット湘南平塚の概要
◆ 所在地-神奈川県平塚市大神(ツインシティ大神地区土地区画整理事業地内)
◆ 敷地面積-約131,000㎡
◆ 延床面積-約67,000㎡
◆ 総賃貸面積-約33,000㎡
◆ 駐車台数-約3,300台
◆ 開店-2023春予定


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「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)」の完成イメージです(引用:イオンモール)。


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「ツインシティ大神地区土地区画整理事業」の配置図です(引用:平塚市)。


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「ツインシティ大神地区土地区画整理事業」の位置図です(引用:平塚市)。



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2022年10月 1日 (土)

神奈川県愛甲郡 オリックス不動産最大の延床面積約183,000㎡ マルチテナント型物流施設「厚木Ⅲロジスティクスセンター」の開発に着手!

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-厚木Ⅲロジスティクスセンター-

 「オリックス不動産」は、神奈川県愛甲郡において、オリックス不動産最大の延床面積183,354.15㎡を有する大型マルチテナント型物流施設「厚木Ⅲロジスティクスセンター」の開発に着手しました。

 引用資料 オリックス不動産(PDF:2022/09/02)
 環境に配慮したマルチテナント物流施設 「厚木Ⅲロジスティクスセンター」着工

 「厚木Ⅲロジスティクスセンター」は、圏央道「相模原愛川インターチェンジ(IC)」から約3.8kmの神奈川県内陸工業団地内に位置します。厚木市や相模原市内への配送に加え、圏央道経由での東名高速自動車道・中央高速自動車道の利用により、関東全域・西日本への広域配送が可能です。

 建物は、地上6階、ダブルランプウェイ方式で、各階に55台(10t車)が同時接車できるバースを備えます。最小区画は約1,580坪から、最大18テナントが入居出来ます。「免震システム」や非常用自家発電機を設置するなど、BCPにも対応した防災配慮設計とし、近年ニーズが高まっている「危険物倉庫」の設置を計画しています。

厚木Ⅲロジスティクスセンターの概要
◆ 所在地-神奈川県愛甲郡愛川町中津字桜台4025番1他(神奈川県内陸工業団地内)
◆ 交通-首都圏中央連絡自動車道「相模原愛川IC」から約3.8km、首都圏中央連絡自動車道「圏央厚木 IC」から約5.3km、JR相模線「原当麻駅」から約4.3km
◆ 構造-地上6階、地下0階
◆ 敷地面積-75,544.56㎡
◆ 延床面積-183,354.15㎡
◆ 構造-RCS造(柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造で構成される混合構造)
◆ 用途-大型マルチテナント型物流施設
◆ 駐車場台数-普通車493台、大型トラック待機場55台
◆ 建築主-オリックス不動産
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2022年08月01日
◆ 竣工-2024年02月予定


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「カフェラウンジ(イメージ)」です。


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「エントランス(イメージ)」です。


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「四季の庭(イメージ)」です。


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「位置図」です。



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2022年9月26日 (月)

横須賀市 京浜急行電鉄本線・横須賀中央駅前 再開発が検討されている「横須賀中央駅前地区、若松町2丁目地区、三笠ビル地区」の3地区!

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-京浜急行電鉄本線・横須賀中央駅前-
 京浜急行電鉄本線の横須賀中央駅前では、竣工済みの「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」、に続いて「(1)若松町1丁目北地区、(2)若松町1丁目地区、(3)大滝町1丁目地区」の3地区で再開発が検討されています。

 これらはいずれも横須賀中央駅前の幹線道路である「三崎街道」の東側ですが、「三崎街道」の西側でも、「(1)横須賀中央駅前地区、(2)若松町2丁目地区、(3)三笠ビル地区」の3地区で再開発が検討されています。


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南側から「(1)横須賀中央駅前地区、(2)若松町2丁目地区、(3)三笠ビル地区」となります。


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横須賀中央駅前地区の「検討区域図」です。横須賀中央駅と直結する好立地になります。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 横須賀中央駅前地区


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若松町2丁目地区の「検討区域図」です。「横須賀中央駅前地区」の北側になります。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 若松町2丁目地区


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三笠ビル地区の「検討区域図」です。「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」から「三崎街道」を挟んだ西側になります。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 三笠ビル地区


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ザ・タワー横須賀中央

 「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、京浜急行「横須賀中央駅」近くにあった「西友横須賀店」の再開発プロジェクトです。地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mで、横須賀市で最も高い超高層ビルです。

 フロア構成は、1階~4階が店舗・オフィス、5階以上が297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)の共同住宅になります。共同住宅部分の正式名称は「ザ・タワー横須賀中央」です。

 2015年11月17日に竣工しました。2016年4月3日には、下層階の大型商業施設「LIDRE(リドレ)横須賀」が、グランドオープンしました。

ザ・タワー横須賀中央の概要
◆ 計画名-大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等建設工事
◆ 所在地-神奈川県横須賀市大滝町二丁目6番(地番)
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-6,103.28㎡(開発総面積)、3,997.53㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-3,327.24㎡
◆ 延床面積-49,969.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(摩擦ダンパーを3階~33階に設置、粘性制震装置を1階・2階に設置) 
◆ 用途-共同住宅(5階~38階)、店舗・オフィス(1階~4階)
◆ 総戸数-297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)
◆ 建築主-大滝町2丁目地区市街地再開発組合(売主 京浜急行電鉄、大和ハウス工業)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所 
◆ 施工者-浅沼組
◆ 解体-2012年06月01日~2013年03月31日
◆ 着工-2013年04月01日
◆ 竣工-2015年11月17日
◆ 入居開始-2015年11月下旬、2016年04月03日(LIDRE横須賀グランドオープン)



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2022年9月24日 (土)

横須賀市 横須賀発祥の老舗百貨店さいか屋横須賀店の主力店舗「大通り館」の跡地 再開発が計画されている「大滝町1丁目地区」 

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-大滝町1丁目地区-
 横須賀発祥の老舗百貨店さいか屋横須賀店の主力店舗「大通り館」が2010年5月11日に閉館し、82年の歴史に幕を閉じました。「さいか屋」は1872年に横須賀で創業、「大通り館」は1928年に開館しました。横須賀市中心市街地の核店舗として長年市民に親しまれてきましたが、売上高の落ち込みや老朽化のため縮小を迫られていました。

 横須賀市では、竣工済みの「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」、に続いて「若松町1丁目北地区、若松町1丁目地区」の再開発が計画されています。

 「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」の2区画北側の「大滝町1丁目地区」でも再開発が計画されています。再開発予定地は、さいか屋大通り館跡地を中心とした区画です。さいか屋大通り館跡地は現在は駐車場になっています。

 引用資料 横須賀市・公式ホームページ
 大滝町1丁目地区


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大滝町1丁目地区の「検討区域図」です。「大滝町2丁目地区(ザ・タワー横須賀中央)」の2区画北側となります。


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「大滝町1丁目地区」を東側から見た様子です。


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さいか屋大通り館跡地は駐車場になっています。


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「大滝町1丁目地区」を南側から見た様子です。


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ザ・タワー横須賀中央

 「大滝町2丁目地区市街地再開発事業」は、京浜急行「横須賀中央駅」近くにあった「西友横須賀店」の再開発プロジェクトです。地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ約143mで、横須賀市で最も高い超高層ビルです。

 フロア構成は、1階~4階が店舗・オフィス、5階以上が297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)の共同住宅になります。共同住宅部分の正式名称は「ザ・タワー横須賀中央」です。

 2015年11月17日に竣工しました。2016年4月3日には、下層階の大型商業施設「LIDRE(リドレ)横須賀」が、グランドオープンしました。

ザ・タワー横須賀中央の概要
◆ 計画名-大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物等建設工事
◆ 所在地-神奈川県横須賀市大滝町二丁目6番(地番)
◆ 交通-京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅より徒歩3分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約143m
◆ 敷地面積-6,103.28㎡(開発総面積)、3,997.53㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-3,327.24㎡
◆ 延床面積-49,969.70㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造(摩擦ダンパーを3階~33階に設置、粘性制震装置を1階・2階に設置) 
◆ 用途-共同住宅(5階~38階)、店舗・オフィス(1階~4階)
◆ 総戸数-297戸(販売総戸数253戸、事業協力者戸数44戸含む)
◆ 建築主-大滝町2丁目地区市街地再開発組合(売主 京浜急行電鉄、大和ハウス工業)
◆ 設計者・監理者-INA新建築研究所 
◆ 施工者-浅沼組
◆ 解体-2012年06月01日~2013年03月31日
◆ 着工-2013年04月01日
◆ 竣工-2015年11月17日
◆ 入居開始-2015年11月下旬、2016年04月03日(LIDRE横須賀グランドオープン)



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