三井不動産 2021年2月に閉館した旧そごう川口店建物をリニューアル 「(仮称)川口駅前商業施設計画」着工 2025年春開業予定!
-閉館した旧そごう川口店建物をリニューアル-
今からは想像も出来ませんが、バブルが崩壊するまでは「そごう」は一番勢いのある百貨店でした。カリスマ経営者の「水島廣雄氏」の元で、「交通のよい最適地に最大級の百貨店をつくる」ことを出店戦略の基本として、20店舗構想の「ダブルそごう」、30店舗構想の「トリプルそごう」とイケイケ状態でした。
しかし、バブルの崩壊と共に逆回転が始まり、水島帝国は崩壊します。「セブン&アイ・ホールディングス」の傘下にあった「そごう川口店」も不採算店整理の一環で2021年2月28日に閉店しましょた。
「三井不動産」は、埼玉県川口市にて旧そごう川口店建物のリニューアル計画として、「(仮称)川口駅前商業施設計画」を今般着工しました。開業は2025年春を予定しています。
引用資料 三井不動産(2024/08/22)
2021年に閉館した旧そごう川口店建物をリニューアル 「(仮称)川口駅前商業施設計画」着工 ~駅前に更なる利便性と賑わいを添える商業施設が2025年春開業予定~
「そごう川口店」は、1991年11月に竣工した「川口駅前東口第三工区第一種市街地再開発事業」として開発された「川口駅前東口第三工区市街地再開発ビル」に入っていました。概要は、地上11階、塔屋1階、地下2階、高さ51.65mです。
「(仮称)川口駅前商業施設計画」は、旧そごう川口店建物の株式会社そごう・西武持分等を当社が取得し、三井不動産ブランドの商業施設としてリニューアル・再開業を行うものです。
旧そごう川口店の建物は、JR京浜東北線「川口」駅東口からペデストリアンデッキで接続されており、駅前交通広場のバス停留所には約30系統の路線バスが乗り入れ、多方面からもアクセスが可能な、交通利便性が優れた立地に位置します。
長く地域に親しまれてきた旧そごう川口店の特徴である大時計や大理石などを残しながら、魅力あふれる商業環境を創出すると同時に、アパレル・コスメ・生活必需品や生鮮・スイーツ等のグルメ店舗などバラエティ豊かな約100店舗を揃えることにより、駅前地区の更なる利便性と賑わいを向上させ、活気ある街づくりに貢献いたします。また、各店舗と連携した環境施策の実施など、持続可能な社会の実現にも取り組みます。
(仮称)川口駅前商業施設計画の概要
◆ 所在地-埼玉県川口市栄町三丁目5番1号
◆ 交通-JR京浜東北線「川口」駅からペデストリアンデッキにより直結
◆ 階数-地上11階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-51.65m
◆ 敷地面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約68,800㎡
◆ 店舗面積-約21,500㎡
◆ 構造- 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 店舗数-約100店舗
◆ 事業主-三井不動産
◆ 設計者-大成建設
◆ 環境デザイン-スペース
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2024年08月
◆ 開業-2025年春予定
営業していた頃の「そごう川口店」です。
「位置図」です。
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