271 茨城県

2023年7月12日 (水)

つくばエクスプレス(TX) 「つくば駅」から先への延伸 延伸の方面は土浦方面とし、JR常磐線と接続する駅は土浦駅!

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-つくばエクスプレス(TX)-

 「つくばエクスプレス(TX)」は2005年8月24日に、秋葉原~つくば間を最速45分で結ぶ鉄道路線として開業し、沿線自治体は新しい街として急速に発展しています。

 茨城県は、つくば駅から先の⒋ルート「(1)筑波山方面、(2)水戸方面、(3)茨城空港方面、(4)土浦方面」を想定して、各ルートの需要調査等を始め、第三者委員会は2023年3月31日に延伸方面を土浦方面とする提言書を県知事に提出しました。

● つくばエクスプレス(TX)が土浦へ
 茨城県では、「つくばエクスプレス(TX)」の茨城県内延伸の方面は土浦方面とし、JR常磐線と接続する駅は土浦駅として、県内延伸構想の具体化に向けた検討を進めていくことを決定しました。

 引用資料 茨城県・公式HP(2023/06/23)
 つくばエクスプレス(TX)県内延伸に係る方面決定について

 引用資料 土浦市・公式HP
 つくばエクスプレス(TX)が土浦へ!

 また、茨城空港方面への県民の期待も高いものがるので、土浦延伸実現後、空港の着陸制限の緩和等、空港を取りまく状況が変化した場合には、改めて茨城空港延伸について議論していきたいと考えています。


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茨城県は、つくば駅から先の⒋ルート「(1)筑波山方面、(2)水戸方面、(3)茨城空港方面、(4)土浦方面」を想定していました。


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「つくばエクスプレス(TX)」です。


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「つくばエクスプレス(TX)」です。



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2022年12月 5日 (月)

茨城県取手市 桑原周辺地区土地区画整理事業 日本一敷地面積が広いショッピングセンター「イオンモール取手(仮称)」が建設予定!

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-イオンモール取手(仮称)-
 茨城県の「取手市」が進めていた「桑原周辺地区土地区画整理事業」の協力者の公募で、最優秀提案者に「イオンモール」と「イオンタウン」のJVが選定されました。施設の名称は「イオンモール取手(仮称)」です。

 地区の北側(約32.6ha)に専門店が連続する商業施設を、南側(約35ha)に多目的な大規模商業施設を整備する考えです。施設は2024年度に着工し、2025年度のオープンを目指します。

 引用資料 取手市(PDF)
 取手市政策情報紙

 桑原周辺地区は、国道6号と都市計画道路上新町環状線の周辺約67.6haで、地権者は170人です。国道6号の北側(約32.6ha)と南側(約35ha)の2地区に分割されています。取手市の求心力を高める活力創造拠点として大きく期待されています。

● 日本一敷地面積が広いショッピングセンター
 日本一敷地面積が広いショッピングセンターは、埼玉県越谷市にある「越谷レイクタウン」の「イオンレイクタウン(AEON LakeTown)」です。「kaze棟+mori棟+アウトレット棟」の敷地面積約337,000㎡です。

 「イオンモール取手(仮称)」の敷地面積は約676,000㎡で、日本一敷地面積が広いショッピングセンターとなる予定です。ただし、配置図や完成イメージを見ると、広大な敷地にゆったりと建物が配置されており、なおかつ広大な「平面駐車場」や「緑地」を確保されています。そのため延床面積や商業施設面積は、「イオンレイクタウン」や「イオンモール幕張新都心」より小さくなると思われます。


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「敷地南方角から見たイメージ」です。


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「井野交差点付近から見たにぎわい風景イメージ」です。


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完成イメージです。



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2021年11月11日 (木)

茨城県 JR水郡線「常陸大宮駅(ひたちおおみやえき) 」 新駅舎・自由通路のデザイン決定 2025年度完成予定!

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-常陸大宮駅(ひたちおおみやえき)-

 茨城県常陸大宮市は11月2日に、整備計画を進めているJR水郡線「常陸大宮駅(ひたちおおみやえき) 」の新駅舎と東西自由通路のイメージ図を公開しました。「JR東日本」など関係機関と協議を重ね、基本設計が完了しました。

 今後、2022度の完了を目指し、駅舎や自由通路、東西駅前広場の実施設計に入ります。着工は2023年度の予定で、2025年度までの完成を目指しています。

 引用資料 常陸大宮市・公式HP(2021/11/02)
 JR常陸大宮駅の新駅舎・自由通路のイメージ図公開

 駅舎の外観は、常陸大宮市塩子地区に伝わる茨城県有形民俗文化財の「西塩子の回り舞台」をモチーフにした大きな屋根が特徴です。駅周辺の低層の住環境にも調和するよう、落ち着いたデザインになっています。

 駅周辺整備計画では、現在の駅舎を北側にずらして改築し、新たに自由通路を設置します。東西駅前広場、駅西交流拠点やアクセス道路などを一体的に整備します。


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「東口外観イメージ」です。駅周辺の低層の住環境と調和した落ち着きのあるデザインとなっています。


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「東口外観イメージ」です。


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「西口外観イメージ」です。駅西側の土地を構成する「河岸段丘」と対応した、風景と調和したデザインとなっています。


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「西口外観イメージ」です。


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「自由通路イメージ」です。JR水郡線「常陸大宮駅(ひたちおおみやえき)」は、相対式2面2線となっています。

● 自由通路の整備のみで橋上駅舎化しない
 多く駅の場合、「自由通路」の設置に合わせて橋上駅舎化しますが、「常陸大宮駅」は自由通路の整備のみで、自由通路沿って改札口は設置しません。改札口は、従来通りの上下線別々に地上に設置します。

 常陸大宮市・公式HP
 東西自由通路の整備

 「1番線」が上り本線、「2番線」が下り本線ですが、上下列車とも大半が駅舎側の1番線を使用するために橋上駅舎化のメリットがあまりないため橋上駅舎化しなかったのだと思われます。省力化のために片方のホームに上下列車を集中させるのは地方の乗降客数の少ない駅では珍しくありません。


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「自由通路イメージ」です。


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「自由通路イメージ」です。常陸大宮市産材の利用を促進し、常陸大宮市の街にふさわしいデザインとなっています。



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2021年7月16日 (金)

大和ハウス工業 埼玉県に大型マルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」、茨城県に物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」を着工!

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-DPL久喜宮代-
 「大和ハウス工業」は、特定企業向けの物流倉庫であるオーダーメイド型のBTS型物流施設に加え、立地条件の良い場所に複数のテナントが入居可能で短期的な物流ニーズにも迅速に対応できるマルチテナント型を展開し、全国で293ヶ所・総延床面積約1,011万㎡の物流施設の開発を手掛けています(2021年3月31日現在・施工中含む)。

 「大和ハウス工業」は、2021年7月15日に、埼玉県南埼玉郡宮代町において、延床面積161,955.96㎡のマルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」を着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2021/07/12)
 大型マルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」着工

 「DPL久喜宮代」は、地上4階、敷地面積71,743.67㎡、延床面積161,955.96㎡の大型マルチテナント型物流施設です。最大24テナントの入居が可能で、約5,700㎡の区画から入居出来ます。また、各区画に事務所を設置することができ、テナント企業の様々なニーズに対応することができます。

DPL久喜宮代の概要
◆ 所在地-埼玉県南埼玉郡宮代町大字和戸字横町1537-1他
◆ 交通-東北自動車道「久喜インターチェンジ」より約4km(車で約8分)、圏央道「幸手インターチェンジ」より約5km(車で約10分)
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-29.7m
◆ 敷地面積-71,743.67㎡
◆ 建築面積-42,949.03㎡
◆ 延床面積-161,955.96㎡
◆ 賃貸面積-137,019.04㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-マルチテナント型物流施設
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2021年07月15日
◆ 竣工-2022年11月15日予定
◆ 入居開始-2022年11月16日予定
◆ 総事業費-約340億円


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DPL久喜宮代の位置図
 「DPL久喜宮代」は、東北自動車道「久喜インターチェンジ」より約4km(車で約8分)、圏央道「幸手インターチェンジ」より約5km(車で約10分)の距離にあり、首都圏をはじめ、東北や信越方面などにもアクセスしやすい場所に位置しています。


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DPLつくば阿見Ⅱ

 「大和ハウス工業」は、2021年7月10日に、茨城県稲敷郡阿見町において、延床面積36,940.25㎡の物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」を着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2021/07/09)
 物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」着工

 「大和ハウス工業」は、茨城県内において、マルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見Ⅰ-A」やBTS型物流施設「Dプロジェクトつくば谷田部」など合計8棟、総延床面積約33万㎡の物流施設の開発を手掛けてきました。

 今回開発する「DPLつくば阿見Ⅱ」は、大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPLつくば阿見Ⅰ-A」、「DPLつくば阿見Ⅰ-B」に近接しています。

DPLつくば阿見Ⅱの概要
◆ 所在地-茨城県稲敷郡阿見町よしわら五丁目5-1
◆ 交通-首都圏中央自動車道「阿見東インターチェンジ」から約500m
◆ 階数-地上1階、地下0階
◆ 高さ-12.96m
◆ 敷地面積-67,797.05㎡
◆ 建築面積-36,945.67㎡
◆ 延床面積-36,940.25㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物流施設
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2021年07月10日
◆ 竣工-2022年05月31日予定
◆ 入居開始-2022年06月01日予定


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DPLつくば阿見Ⅱの位置図

 「DPLつくば阿見Ⅱ」は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「阿見東インターチェンジ」から500m(車で約1分)で、常磐自動車道や東北自動車道にアクセスしやすく、交通利便性が高い場所に位置しています。また、東京都心部まで約70km、成田国際空港まで約40 kmと国内外への物流をカバーできる立地です。



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2021年2月18日 (木)

つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森」駅前 流山おおたかの森S・C FLAPS 2021年3月31日オープン!

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-流山おおたかの森S・C FLAPS-

 「髙島屋」の連結子会社である「東神開発」は、つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森駅」前に開発する「流山おおたかの森S・C FLAPS(フラップス)」の開業日を2021年3月31日(水)に決定しました。

 引用資料 高島屋・公式HP(PDF:2021/02/16)
 東神開発】「流山おおたかの森S・C FLAPS」2021年3月31日オープン
 
 開業日を皮切りに、「無印良品」、「ボーネルンドあそびのせかい」、「Daily Table KINOKUNIYA」、「Flying Tiger Copenhagen」ほか、関東初出店や千葉県初出店、SC初出店の店など、計32店舗の専門店が順次オープンします。

 東神開発は2004年から行政等の「街づくりパートナー」として、「流山おおたかの森駅」周辺を開発しており、今後「FLAPS」を皮切りに、2022年夏までに3つの施設を開業予定です。

 「FLAPS」は、既存の「流山おおたかの森S・C」、「流山おおたかの森S・C ANNEX1」、「こかげテラス」と合わせて、南口都市広場を中心とした駅周辺エリア発展のシンボルとなるような施設を目指します。

流山おおたかの森S・C FLAPSの概要
◆ 交通-つくばエクスプレス・東武アーバンパークライン「流山おおたかの森」駅
◆ 規模-地上6階、屋上階
◆ 敷地面積-約2,900㎡
◆ 延床面積-約11,300㎡
◆ 建築主-東神開発
◆ 設計者・デザイン監修-マウントフジアーキテクツスタジオ一級建築士事務所
◆ 施工者-フジタ
◆ オープン-2021年03月31日予定


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「FLAPS イメージ」です。


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「南口都市広場(完成イメージ図)」です。


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「FLAPS イベントスペースイメージ」です。


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「流山おおたかの森駅」周辺エリア開発 MAPです。



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2021年2月11日 (木)

半導体生産で世界最強の台湾の「TSMC(台湾積体電路製造)」 日本初となる本格的な開発拠点を茨城県つくば市に設立!

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-電子立国日本の自叙伝-

 今から約30年前、HNKスペシャル「電子立国日本の自叙伝(第1回は1991年1月27日放送)」が放送されました。「第1回 新・石器時代」、「第2回 トランジスタの誕生」、「第3回 石になった電気回路」、「第4回 電卓戦争」、「第5回 8ミリ角のコンピューター」、「第6回 ミクロン世界の技術大国」の全6回でした。

 正に「HNKスペシャル」という素晴らしい内容で、私の人生の中で一番素晴らしいテレビ番組と思っています。当時毎晩VTRで見返していたので、1回~第6回を延べ100回以上は見たと思います。元々半導体産業には興味がありましたが、この番組で私の半導体の知識が100倍以上になったと思います。

 第1回のオープニングの一部に、 ”日本が海外に輸出する電気製品の総額は約10兆500億円、自動車輸出に次ぐ稼ぎ頭である。これらエレクトロニクス製品のすべてに大量の半導体素子が使われている。日本が昨年生産した半導体素子は、トランジスタ単体やダイオードも含めれば約600億個、これは全世界の生産量の半分を超える量である。” という解説があります。

 当時いかに日本が半導体で世界を席巻していたか分かります。特に「DRAM」の強さは圧倒的で、向かうところ敵なしでした。しかし 1990年代中頃からアメリカの復活や韓国や台湾などの猛烈な追い上げがあり、今は見る影もありません。放送があった1991年には、日本の半導体産業がこんなに苦境に陥るとは夢にも思っていませんでした。

● 半導体材料と半導体製造装置は今でも強い 
 すっかり影が薄くなった日本の半導体産業ですが、「半導体材料」と「半導体製造装置」は今でも強いです。シリコンウェハーやフォトレジストなどの「半導体材料」に関しては世界一で、「半導体製造装置」もアメリカに次ぐ2位です。

 日本の「半導体製造装置」のメーカーは、前工程装置の「東京エレクトロン」、検査装置の「アドバンテスト、レーザーテック」、後工程装置の「ディスコ」が、2021年2月10日の終値時点で時価総額が1兆円を超えています。

 日本の半導体に関する2つの大きなニュースがありました。1つ目が半導体の受託生産で世界最大手の台湾の「TSMC」が茨城県つくば市に先端半導体の研究開発拠点を設立する方針であること、2つ目が半導体大手の「ルネサスエレクトロニクス」が、イギリスの「ダイアログ・セミコンダクター」の全株式を取得することで合意した事です。


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 半導体生産で世界最大手の台湾の「TSMC(台湾積体電路製造)」は2月9日、日本初となる本格的な開発拠点を茨城県つくば市に設立すると発表しました。

 半導体材料や半導体製造装置で強みを持つ日本勢と連携します。日本の半導体関連産業にとっても最先端の製造技術を持つ「TSMC」の進出メリットは大きいです。年内に全額出資子会社を設立します。投資額は186億円になる見込みです。

 「TSMC」は、2021年の設備投資計画を最大280億米ドル(1$=105円として約2兆9400億円)に設定し、前年実績から大幅に引き上げます。それに比べる投資額は186億円と「すずめの涙」ほどの金額ですが、「TSMC」が日本に進出する意味合いは非常に大きいです。

● 世界最強の半導体メーカーTSMC
 「TSMC(台湾積体電路製造:Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.)」は、1987年にアメリカの「テキサス・インスツルメンツ」の上級副社長だった「モリス・チャン」が台湾で創業しました。半導体製造に特化した「ファウンドリ」で、ファウンドリ市場シェアは世界の半分以上を確保しています。

 「TSMC」がいかに凄い会社かというと、2021年2月10日の終値時点での時価総額は693,316,340千ドルです。1$=105円として約72.7兆円です。これは「トヨタ自動車」の約2.7倍です。

 半導体微細化技術で独走しており、世界最先端の5ナノメートル(nm)プロセスチップの生産を本格化しています。2022年には遥かに難度の高い3nmチップの生産に入る予定です。半導体の盟主だった「インテル」は、7nmチップの製造プロセスの開発が大幅に遅延しており、「TSMC」との技術格差は開くばかりです。

 世界最速のスーパーコンピュータ「富岳」のCPUである富士通の「A64FX」、アップルが自社開発した高性能CPU、世界を席巻している「NVIDIA」のGPUの製造は、「TSMC」が行っています。今や「TSMC」は世界で最も必要とされている会社と言っても過言ではありません。

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ルネサスエレクトロニクス

 すっかり影が薄くなった日本の半導体企業ですが、頑張っている企業もあります。NAND型フラッシュメモリーの「キオクシアホールディングス(旧:東芝メモリホールディングス)」、CMOSイメージセンサーの「ソニー」、車載用マイコンの「ルネサスエレクトロニクス」などです。

 「ルネサス エレクトロニクス」とイギリスのアナログ半導体会社「Dialog Semiconductor Plc」は2月8日、ルネサスがDialogを買収することで合意したと発表しました。

 ルネサスエレクトロニクス(2021/02/08)
 ルネサスがDialog社を買収し、 組み込みソリューションでのグローバルリーダーシップを強化

 「Dialog」は、パワーマネジメント、チャージング、AC/DCコンバータ、Wi-Fi、Bluetooth Low Energy(BLE)技術を提供する企業で、「ルネサス」がDialogの発行済普通株式と発行予定普通株式を1株当たり67.50ユーロですべて取得することで合意しています。買収総額は約49億ユーロ(約6157億円)に相当します。



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2021年1月19日 (火)

茨城県ひたちなか市 ひたちなか海浜鉄道の湊線を国営ひたち海浜公園方面に3.1km延伸 国土交通省が申請を認可 2024年春の開業予定!

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-ひたちなか海浜鉄道の湊線-

 「国土交通省は」、茨城県ひたちなか市の「ひたちなか海浜鉄道」から申請がなされていた、鉄道事業法第3条に基づく第一種鉄道事業許可申請について、2021年1月15日付で認可しました。

 これまで終点だった「阿字ケ浦駅」と2つの新駅を結ぶ線路を新設します。延伸区間は3.1kmで、事業費は78億円を見込んでいます。「ひたちなか海浜鉄道」は2022年1月にも工事の施工認可を申請、2024年春の開業を目指します。

 引用資料 国土交通省(2021/01/15)
 ひたちなか海浜鉄道(株)湊線の第一種鉄道事業許可について

 ひたちなか海浜鉄道湊線は、勝田駅~阿字ケ浦駅間の14.3kmが営業路線です。計画によると阿字ケ浦駅から北側の国営ひたち海浜公園方面に線路を延ばし、新駅2カ所を設けます。

 年間200万人以上が訪れる国営ひたち海浜公園の西口まで線路を延ばし、公園利用者の利便性を高めます。終端駅に交通ターミナル機能を整備し、交流人口の拡大や地域活性化にもつなげます。


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許可路線(区間)

 ひたちなか海浜鉄道湊線の阿字ヶ浦駅~新駅2間の3.1kmです。開業は2024年春の予定です。

● 国営ひたち海浜公園
 「国営ひたち海浜公園」は、年間200万人以上が訪れる茨城県の人気の観光地です。特に3月下旬〜4月中旬の「スイセン」、4月中旬〜4月下旬の「チューリップ」、4月中旬〜5月上旬の一面が青となる「ネモフィラ」、10月上旬から10月下旬の一面が赤となる「コキア」は有名です。


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ひたちなか海浜鉄道の路線図

 「ひたちなか海浜鉄道」は、茨城県ひたちなか市に本社を置く鉄道事業者です。「ひたちなか市(50.56%)」と「茨城交通(49.44%)」が出資する第三セクター企業です。営業路線は、勝田駅~阿字ヶ浦駅間の14.3km、駅数10駅、軌間1,067mmとなっています。



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2020年1月29日 (水)

茨城県 JR常磐線の「佐貫駅」を「龍ケ崎市駅」に改称 2020年3月14日(土)に龍ケ崎市駅が誕生!

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-龍ケ崎市駅-

 茨城県龍ケ崎市は、JR常磐線佐貫駅を「龍ケ崎市駅」に改称するための協定をJR東日本水戸支社と締結しています。協定には、JR側の改称に伴うシステム改修などを龍ケ崎市が全額負担することが盛り込まれています。龍ケ崎市は「JRの駅名に自治体名が付いているのは大きな効果になる」としています。

● 2020年3月14日(土)に龍ケ崎市駅が誕生!
 龍ケ崎市の玄関口JR常磐線「佐貫駅(さぬきえき)」の駅名が改称され、2020年3月14日(土)に「龍ケ崎市駅(りゅうがさきしえき)」が誕生することとなりました。

 新駅名誕生にあわせ、龍ケ崎市・JR東日本水戸支社・関東鉄道をはじめとする関係各所と連携し、記念セレモニー、記念切符発売、スタンプラリーなど様々なイベントを開催します。

 JR東日本・水戸支社(PDF:2020/01/27)
 2020.3.14 いよいよ新駅名誕生! 新駅名『龍ケ崎市駅』記念イベントを開催します(3/14)


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佐貫駅(さぬきえき)
 
JR常磐線の「佐貫駅(さぬきえき)」です。単式1面1線と島式1面2線のホームを持つ地上駅です。2020年3月14日(土)に「龍ケ崎市駅(りゅうがさきしえき)」に改称されます。


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佐貫駅の駅名は佐貫村に由来

 「佐貫駅(さぬきえき)」の駅名は、駅所在地周辺は元々佐貫村と称し、駅名は旧村名に由来するそうですが、今となっては確かに分かりずらいですね。


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関東鉄道竜ケ崎線・佐貫駅

 JR常磐線の「佐貫駅」に隣接して関東鉄道竜ケ崎線の「佐貫駅」もありますが、こちらは改称されません。


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関東鉄道キハ532形気動車

 「関東鉄道キハ532形気動車」です。ほとんどの列車が1両(単行)で運転されています。


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関東鉄道竜ケ崎線
 「関東鉄道竜ケ崎線」は、全長4.5kmの路線です。非電化・内燃動力(気動車使用)の鉄道路線で、全線単線となっています。


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関東鉄道竜ケ崎線・竜ヶ崎駅
 関東鉄道竜ケ崎線の「竜ヶ崎駅(りゅうがさきえき)」です。「龍ケ崎市」にありますが、線名も駅名も「竜ヶ崎」の字体を用いています。



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2013年8月 4日 (日)

茨城県 JR土浦市駅西口の「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業」予定地

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-茨城県土浦市-

 今朝、種子島宇宙センターから「H2Bロケット4号機」が打ち上げられ、打ち上げは成功したました。
 H2Bは4回連続の成功、H2Aロケットと合わせた成功は20回連続となりました。打ち上げは毎回ドキドキしますね。
 
 本題に戻って、東京都心では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、恩恵は神奈川県、埼玉県、千葉県までのようで茨城県まで来るとかなり苦しいようです。

 土浦市も苦しんでいる都市のひとつです。JR土浦駅の西口では、1990年代に茨城県の拠点都市としての風格を取り戻すために再開発行われました。
 「土浦駅前地区第一種市街地再開発事業」で、複数の棟からなる商業施設「ウララ(URALA)」や地上31階、地下1階、高さ109.15m、総戸数183戸の超高層タワーマンション「ソリッドタワー」などが建設されました。
 
 しかし、拠点の商業施設だった「イトーヨーカドー土浦店」が2013年2月17日に閉店しました。空洞化を恐れた土浦市は、「イトーヨーカドー土浦店」が入っていた商業ビル「ウララ1」の土地と建物を買い取って、土浦市役所の庁舎の移転を予定しています。

◆ 土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業
 JR土浦駅の西口では、「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業」が計画されていましたが、社会情勢や東日本大震災の影響などから事業計画が見直されていました。
 
 見直し前の基本設計概要(PDF)
 土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業 基本設計概要 土浦市
 
 見直し案の公募型プロポーザルを実施した結果、2013年7月23日に最優秀提案者に「INA新建築研究所」を選定しました。
 
 土浦市(2013/07/23)
 「土浦駅前北地区第一種市街地再開発事業基本実施設計業務」プロポーザルの選定結果を公表します
 
 施設建築物の規模は、「複合施設棟」は、地上4階、延床面積約9,750㎡、「駐車場棟」は延床面積約2,580㎡の合計約12,330㎡と現実的な規模になっています。
 「複合施設棟」には、蔵書数56万冊の図書館、ギャラリー、業務・店舗などの機能を入れる予定です。
 
 本体工事は2015年7月に着手し、2017年3月の完成、2017年7月の図書館オープンを目指します。事業費は53億3300万円(うち工事費41億6100万円)を予定しています。

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2009年11月 3日 (火)

つくばエクスプレスの終点「つくば駅」周辺 「つくばクレオスクエア」他の空撮!

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-つくばエクスプレス・つくば駅周辺-

 「つくば市」の中心部はどこ? これは非常に難しいと思います。自然発生的に街が発展した訳ではなく「筑波研究学園都市」として人工的に発展しました。また合併により市の規模を拡大してきたので、より中心が不明確になっています。
 
 一番無難な答えは、「西武百貨店の筑波店」ある「つくば駅」周辺でしょうか? 「西武筑波店」は、「筑波研究学園都市」の商業施設の核店舗として、「国際科学技術博覧会(つくば万博)」が開催された1985年3月にオープンしました。
 「西武筑波店」は、商業施設「つくばクレオスクエア」の「CERO(クレオ)」テナントの一つです。その後、1993年10月に「MOG(モグ)」が、2005年3月に「Q't(キュート)」が開業し、「つくばクレオスクエア」は3つの施設で構成されています。
  
 周辺には、他にも「オークラフロンティアホテルつくば」や「つくば三井ビルディング」などがあります。
 「つくば駅」の北側には、「国際科学技術博覧会(つくば万博)」の開催を記念して、1986年4月に「つくばエキスポセンター」が開館しています。実物大模型の「H-Ⅱロケット」がシンボルとなっています。
 
 つくばエクスプレスの「つくば駅」は、1面2線の地下駅となっています。秋葉原駅を起点とする「つくばエクスプレス 」ですが、58.3kmを走り切った終点が「つくば駅」になります。

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