-高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業-
「(代表企業)野村不動産、(構成企業)佐藤総合計画、都市設計連合」の3社で構成する共同企業体は、北陸・上越新幹線高崎駅を最寄りとし、市街地再開発事業の検討を進めている「高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合」と一般業務代行基本契約書を締結し、「高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業」の事業化を目指して参画しています。
引用資料 野村不動産(PDF:2019/05/20)
~群馬県の交流拠点「高崎」の新たな都市集客施設となる複合再開発~ 『高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業』 一般業務代行者に決定
事業名称は、「高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業」です。予定地は2019年9月20日に開館した「高崎芸術劇場」の西側で、「ビックカメラ高崎東口店、高崎中央体育館」などが所在する施行区域面積約16,000㎡です。「高崎市、ビックカメラ、日本年金機構、日本中央バス」により準備組合が設立されています。
主な用途は「商業施設、公益施設、オフィス、ホテル、共同住宅、駐車場」などを予定しています。再開発予定地の北西角には「ビックカメラ高崎東口店」がありますが、再開発後も入居する予定です。
● 計画を変更
JR高崎駅東口で複合高層ビルなどを整備する再開発について高崎市は2022年12月8日に、難航していたビル内へのホテル誘致を断念したと明らかにしました。
コロナ禍の経済状況を踏まえ、ホテルに関わる民間事業者の収益が十分確保できないと判断しました。オフィス削減やマンション増床、市民活動の拠点となる中央公民館のビル内への移転を盛り込んだ内容に計画を見直し、一時凍結していた事業を再開します。
オフィスを大幅に縮小、最上部の16階~21階に入居するホテルがなくなり、別棟とする予定だったマンションを8階~27階に入れます。総戸数は約60戸増えて290戸程度を見込みます。建物の延床面積は約25,000㎡減の約75,000㎡となります。工事は最短で2027年度に着手します。完成は2029年度を予定しています。
日刊建設工業新聞(2023/01/10)
高崎駅東口栄町地区再開発/27年度着工・29年度完成へ、2棟総延べ7・5万平米
高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-群馬県高崎市栄町73-1 外
◆ 交通-JR「高崎」駅徒歩5分
◆ 階数-(複合棟)地上27階、地下1階、(駐車場棟)地上7階
◆ 高さ-約99m
◆ 施行区域面積-約16,000㎡
◆ 建築面積-約8,000㎡
◆ 延床面積-約75,000㎡
◆ 用途-商業施設、公益施設、オフィス、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-290戸程度
◆ 施行者-高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合(高崎市、高崎市都市整備公社、日本年金機構、ビックカメラ、日本中央交通)
◆ 一般業務代行者-(代表企業)野村不動産、(構成企業)佐藤総合計画、都市設計連合
◆ 設計-(基本設計)野村不動産・佐藤総合計画・都市設計連合共同企業体
◆ 着工-2027年度予定
◆ 竣工-2029年度予定
変更前の「高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業」の完成イメージです。
高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-群馬県高崎市栄町73-1 外
◆ 交通-JR「高崎」駅徒歩5分
◆ 階数-(不明)
◆ 高さ-約98m
◆ 施行区域面積-約16,000㎡
◆ 建築面積-約7,000㎡
◆ 延床面積-約100,000㎡
◆ 用途-商業施設、公益施設、オフィス、ホテル、共同住宅、駐車場
◆ 施行者-高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合(高崎市、ビックカメラ、日本年金機構、日本中央バス)
◆ 優先交渉権者-(代表企業)野村不動産、(構成企業)佐藤総合計画、都市設計連合
「位置図」です。東隣りには、客席数2,030席の「高崎芸術劇場」が、2019年9月20日に開館しています。
「高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、北陸・上越新幹線や高速道路など、高度なハブ機能を備えた内陸交通の中心都市である高崎市の中心市街地に位置しています。