さようなら! 甲子園球場の大屋根「銀傘」
-甲子園球場の大屋根(銀傘)-
空撮写真は、第1期目の改修工事が終わった2008年5月上旬に撮影したものです。甲子園球場は2007年のオフシーズンから3期に分け約200億円をかけた大規模な改修工事を行っています。
2008年10月からは第2期目の工事が行われます。10月11日から、内野席を覆うシンボルの大屋根(銀傘)の解体作業が開始されました。
今回の第2期改修工事では大屋根(銀傘)の架け替えのほか、アルプス席、外野席の改修などが行われ、2009年3月の高校野球の選抜大会では新しい甲子園が披露されます。
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大屋根(銀傘)の解体は、ピザのように銀傘全体を14分割し、1つずつ大型のクローラークレーンで支えながら柱、梁部分から切り離した後、ゆっくりとつり上げて地上に降ろされます。10月20日頃ごろには銀傘すべてが取り外さます。
来年の春には4代目の新たな大屋根(銀傘)を見る事になります。新しい大屋根(銀傘)はさらに覆う面積が広くなり、アルプス席を除く内野席全体を覆います。また大屋根の支柱が内野席上段に移動することで死角がなくなりグラウンドも見やすくなります。
甲子園リニューアル 銀傘の取り外し工事始まる(朝日新聞)
「銀傘」しばしの別れ 甲子園の解体始まる(読売新聞)
この巨大なジブ付きクローラークレーンで大屋根(銀傘)は解体され地上に降ろされます。
かなり巨大なジブ付きクローラークレーンの本体です。
大屋根(銀傘)のない部分にも「クローラークレーン」や「ホイールクレーン」など10基以上が集結していました。シャープ堺液晶コンビナート建設現場のミニ版という感じです。
(お詫び)せっかくの快晴なのに画質がザラザラで申し訳ございません。前日の夜にISO3200に設定したまま直さずにそのまま撮影してしまいました(涙)・・・
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