401 北海道

2025年3月 8日 (土)

ヨドバシホールディングス 地上33階、高さ約158mの「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」 2025年3月3日に起工式を挙行!

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-札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
 「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延床面積約203,290㎡の第一種市街地再開発事業です。2024年1月26日には札幌市より組合設立の認可を受け、「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合」を設立しました。

 「平和不動産」は、JR札幌駅前において、参加組合員として権利者とともに進めている「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、2024年7⽉25⽇付で札幌市⻑より権利変換計画の認可を受けました。

 「建築工事期間(予定)」によると、工期は2024年8月~2028年7月となっています。2024年8月から既存建物の解体工事が始まり、2025年3月に本体工事に着工予定、2028年7月に竣工予定となっています。支出金166,691百万円(内工事費135,215百万円)となっています。総事業費は約1,667億円のようです。

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/07/25)
 北4西3地区

 引用資料 平和不動産(2024/08/09)
 JR 札幌駅前に位置する「北 4 ⻄ 3 地区第⼀種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

● 2025年3月3日に起工式を挙行!
 札幌駅前の旧西武跡地に建設される再開発ビル「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の起工式が2025年3月3日に執り行われました。地上9階と地上33階の2棟で構成され、地下3階~地上8階は「ヨドバシホールディングス」が運営する商業施設となり、100店舗以上のテナントが入居する予定です。

札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-(南棟)地上33階、地下5階、(北棟)地上9階、塔屋1階、地下7階
◆ 高さ-(南棟)最高部158.57m、(北棟)最高部56.97m
◆ 敷地面積-(南棟)5,328.28㎡、(北棟)5,328.28㎡
◆ 建築面積-(南棟)4,755.39㎡、(北棟)4,814.42㎡
◆ 延床面積-(南棟)128,270.28㎡、(北棟)74,507.83㎡
◆ 構造-(南棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(北棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合(参加組合員 ヨドバシホールディングス<代表者>、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル)
◆ 設計者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島・五洋・東急・伊藤・岩田地崎・田中・中山特定業務代行共同企業体
◆ 解体工事-2024年08月
◆ 着工-2025年03月03日(起工式)
◆ 竣工-2028年07月31日予定
◆ 総事業費-166,691百万円(内工事費135,215百万円)


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「断面イメージ」です(引用:平和不動産)。


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「断面図」です(引用:札幌市)。


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「配置図」です(引用:札幌市)。


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「位置図」です(引用:平和不動産)。



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2025年1月 6日 (月)

北海道新幹線「新函館北斗~札幌」間 開業時期が2030年度末予定から大幅に遅れる 2038年度を軸に「国土交通省」が調整!

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-北海道新幹線-
 
1973年11月13日に、日本政府は「全国新幹線鉄道整備法」に基づき、新幹線鉄道の建設に関する整備計画を決定しました。その中に「北海道新幹線(青森~札幌)」があります。

 2005年4月27日に「新青森~新函館(仮称)」間の工事の実施計画が認可され、2005年5月22日に着工しました。2016年3月26日に「新青森~新函館北斗」間が開業しました。

 「新青森~新函館北斗」間が開業する前の2012年6月29日に、「新函館(仮称)~札幌」間の工事の実施計画が認可され、2012年8月25日に着工しました。2015年1月14日には「新函館北斗~札幌」間の開業5年前倒しが決定し、2030年度末の完成・開業を目指すこととなりました。

● 札幌開業の時期について2038年度を軸に調整!
 北海道新幹線「新函館北斗駅-札幌駅間(211.5km」のトンネル工事が難航している問題で、「国土交通省」が札幌開業の時期について2038年度を軸にその前後で調整していることが分かりました。トラブルが続けばさらに遅れる可能性がある半面、工夫によっては工期短縮の余地もあり、どのような表現で発表するのが適切か詰めています。

 北海道新聞(2024/12/27)
 北海道新幹線札幌開業、2038年度が軸 国交省が調整 1月以降に決定 開業時期変更は2度目

 これは私にとってはかなりショックなニュースでした。2012年6月29日に「新函館(仮称)~札幌」間の工事の実施計画が認可された時点では、2035年度開業を予定していましたが、札幌市への冬季オリンピックの招致などもあり、2015年1月14日には「新函館北斗~札幌」間の開業5年前倒しが決定し、2030年度末の完成・開業を目指すこととなりました。


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「北海道新幹線の概要」です。2016年3月26日に開業した「新青森駅-新函館北斗駅間」は148.8km、2030年度末に開業目標の「新函館北斗駅-札幌駅間」は211.5kmです。2030年度末の開業目標は幻となりました。


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「札幌駅周辺イメージ図」です。

● 大東案
 北海道新幹線札幌駅部の建設については、(1)ホームを西側に設置する案、(2)1・2番ホームを転用して設置する案、(3)東側に設置する案(大東案)が検討されていましたが、2018年3月に「大東案」で決着しています。


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「パセオ付近拡大図」です。



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2024年12月16日 (月)

千歳市 次世代半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」 半導体製造に欠かせない「EUV露光装置」が新千歳空港に到着 1台で数百億円!

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-Rapidus(ラピダス)-

 国内主要企業が出資し次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」が、北海道千歳市の「千歳美々ワールド(千歳市工業団地)」に最初の工場を建設する事が決まりました。

 国内主要企業が、人工知能(AI)、スパコンなどに使う次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」を設立しました。出資企業は「キオクシア、ソニーグループ、ソフトバンク、デンソー、トヨタ自動車、NEC、NTT、三菱UFJ銀行」の計8社です。

 国の支援のもと、先端半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」は、北海道千歳市に建設する新工場の起工式を2023年9月1日に執り行いました。

 引用資料 Rapidus(2023/09/01)
 Rapidus、IIM-1の起工式を開催

 約65haでスタートしますが、最終的には、約100haの敷地に3棟~4棟の工場を建設し、研究開発を含めて5兆円規模の投資が見込まれています。

● EUV露光装置が新千歳空港に到着!
 先端半導体の国産化を目指す「Rapidus(ラピダス)」の半導体製造に欠かせない「EUV露光装置」を載せた貨物機の第1便が、2024年12月14日午後に、オランダから新千歳空港に到着しました。12月中に複数の大型貨物機に分けて新千歳空港に運ばれてきます。

 NHK(2024/12/14)
 ラピダスの先端半導体製造に不可欠なEUV露光装置 新千歳に

 「EUV露光装置」は最先端半導体の量産に欠かせず、「Rapidus(ラピダス)」は将来、複数台の稼働を想定しています。「EUV露光装置」を製造できるのは、世界でオランダの「ASMLホールディング」の1社のみです。

 「ASMLホールディング」は、価格を公表していませんが、「EUV露光装置」の価格は1台当たり200億~300億円と言われています。その中でも最先端の「高NA(開口数)EUV露光装置」は、特に高価で「インテル」に納入した初号機は500億円に近いと言われています。


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Rapidus IIM-1建設計画

 手前が最初に建設される「Rapidus IIM-1」です。計画名が「Rapidus IIM-1建設計画」、建築主が「Rapidus」、設計者が「鹿島建設」、施工者が「鹿島建設」、工期は、2023年9月~2025年1月(予定)となっています。ちなみに「IIM」は「イーム」と読みます。

 鹿島建設(2023/04/25)
 Rapidus IIM-1建設計画の設計施工者に選定

● 免震構造・屋上緑化
 半導体工場は振動に対して非常にセンシティブ(敏感)な機器がたくさんあり、大きな揺れがあったときに大きな被害が及ばないように、地震対策として先進的な「免震構造」を採用します。屋上は緑化され、環境保護や省エネに配慮した施設となります。


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「配置図」です。


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「計画地」です。


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「Rapidus IIM-1」の建設現場です。「新千歳空港」に近いのは大きなメリットです(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2024年12月11日 (水)

JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 ホームは、相対式2面4線(6両対応) 2024年11月2日に着工、2028年夏頃開業予定!

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-北海道ボールパークFビレッジの新駅-

 「JR北海道」は2019年12月11日に、プロ野球「日本ハムファイターズ」の新球場を含む北広島市の「ボールパーク」近くに建設する新駅の計画案を公表しました。「請願駅」のため80億~90億円と見積もる建設コストは地元負担を強調しました。2021年度から着手しても開業は2027年度末になります。

 2023年2月には、「北海道ボールパークFビレッジ」の隣接地に整備する新駅の総工費が当初試算より4割前後多い115億~125億円になるとの概算額を北広島市に伝えました。

 北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」に近接する新駅について、JR北海道は2023年9月13日に、当初計画より総工費を約3割抑えて85億~90億円とする新たな計画を発表しました。

 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、一部工事を省略します。費用を負担する北広島市から工事費を抑えるよう計画の見直しを求められていました。

 「JR北海道」と「北広島市」は2024年7月11日に、北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」の最寄り駅として新設する駅舎のデザインを公表しました。Fビレッジの中核「エスコンフィールド北海道」のエントランスに使われている赤レンガを駅舎の内壁にも活用し、Fビレッジとの一体感を強調するなどの趣向を凝らしています。

 引用資料 JR北海道(PDF:2024/07/11)
 千歳線新駅設置工事の着手について

● 2024年11月2日に安全祈願祭を挙行!
 2024年11月2日に、北海道北広島市の北海道ボールパーク「北海道ボールパークFビレッジ」前に建設されるJRの新駅の「安全祈願祭」が執り行われました。

 北海道ニュースUHB(2024/11/02)
 北海道ボールパーク「Fビレッジ」前―JR新駅建設の“安全祈願” 球場まで徒歩4分の計画 2028年夏ごろの運用開始目指す 北海道北広島市HB

 新駅は千歳線の上野幌駅と北広島駅の間に置かれ、2028年夏の開業を予定しています。現在の最寄りの北広島駅と球場までは約2kmありますが、新駅が開業すれば約300mに短縮されます。球場まで徒歩4分となる計画です。

北海道ボールパークFビレッジの新駅の概要
◆ 工事位置-千歳線上野幌駅・北広島駅間(北広島市共栄)
◆ 新駅位置-札幌駅から約20km、北広島駅から約2km、エスコンフィールドHOKKAIDOまで約300m(徒歩約4分)
◆ 新駅構造等-(ホーム)相対式2面4線<6両対応>、(駅舎)地上3階<改札は3階>
◆ 協定工事費-約80億円(総工事費約90億円) ※総工事費は、協定工事費の他、北広島駅構内線路新設(JR北海道施策)、設計費(実施中)、用地取得費等を含んだ費用
◆ 着工-2024年11月02日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2028年度まで
◆ 開業-2028年夏頃予定


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「新駅位置図」です。


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「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅の建設予定地です(Googleマップの衛星写真を引用)。



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2024年11月 4日 (月)

札幌市に新たな超高層ビル 地上36階、高さ約185mの「大通西4南地区第一種市街地再開発事業(パーク ハイアット 札幌)」 権利変換計画認可!

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-大通西4南地区第一種市街地再開発事業-

 「北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)」の新幹線札幌駅の開業に合わせて札幌市では大規模再開発ラッシュになっています(北海道新幹線の新青森・新函館北斗間は、2016年3月26日に開業済)。

 「平和不動産」は、中期経営計画「Challenge & Progress」において再開発事業の量的・質的拡大として札幌再開発事業化の推進に取り組んでいますが、平和不動産が理事長を務める大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合において「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の都市計画手続きを札幌市へ要望することとなりました。

 「平和不動産」は、新中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げていますが、札幌都心部において権利者とともに進めている「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」について、2024年6月21日付で再開発準備組合より市街地再開発組合の設立認可申請を行いました。

 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。

● 権利変換計画認可!
 「平和不動産」は、「大通西4南地区第一種市街地再開発事業』について、2024年10月28日に札幌市長より権利変換計画の認可を受けました。事業では、商業・業務・交流機能の充実、国際水準の宿泊機能としてのラグジュアリーホテル導入、重層的な歩行者空間の整備、大通以南初のエネルギーセンターの整備や環境配慮、防災機能の強化等を行うことにより、札幌都心の価値向上に寄与し、持続可能で魅力ある札幌都心をけん引する拠点の形成を目指します。

 引用資料 平和不動産(2024/10/28)
 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/10/29)
 大通西4南地区

大通西4南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1他
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部184.930m
◆ 敷地面積-5,029.89㎡
◆ 建築面積-約4,230㎡
◆ 延床面積-約99,800㎡
◆ 容積対象面積-約82,800㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 客室数-157室予定(パーク ハイアット 札幌)、4階・27階~35階予定
◆ ホテル施設-飲料施設、宴会場、スパ、屋内プール(予定)
◆ 事業協力者-平和不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ 設計者-(基本設計者)三菱地所設計、(実施設計者)大成建設・三菱地所設計 設計共同企業体
◆ デザイン監修者-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 解体工事-2024年10月
◆ 着工-2025年10月予定
◆ 竣工-2029年02月予定
◆ 開業-2029年予定(パーク ハイアット 札幌)


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「パーク ハイアット 札幌」が入居する建物外観(イメージ)です。


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「低層部外観イメージパース」です。

● 中間免震構造
 地震対策として「中間免震構造」を採用します。窓が無い部分が「免震層」です。この部分は「機械室」となります。


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「アトリウム内観イメージパース」です。


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「整備内容」です。上層階には国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルを整備します。


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「断面図」です。


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最高部の高さは184.930mです。


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「配置図」です。


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「対象地」です。平和不動産が所有する「道銀ビルディング」と「新大通ビルディング」の再開発となります。

道銀ビルディングの概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上12階、地下3階
◆ 延床面積-28,793.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-山下壽郎設計事務所、田上建築制作事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1964年08月

新大通ビルディングの概要
◆ 所在 北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 延床面積-17,319.05㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1979年05月


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「位置図」です。



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2024年8月21日 (水)

札幌市 地上36階、高さ約185mの「大通西4南地区第一種市街地再開発事業(パーク ハイアット 札幌)」 権利変換計画認可!

Sapporoheiwa240811
-大通西4南地区第一種市街地再開発事業-

 「北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)」の新幹線札幌駅の開業に合わせて札幌市では大規模再開発ラッシュになっています(北海道新幹線の新青森・新函館北斗間は、2016年3月26日に開業済)。

 「平和不動産」は、中期経営計画「Challenge & Progress」において再開発事業の量的・質的拡大として札幌再開発事業化の推進に取り組んでいますが、平和不動産が理事長を務める大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合において「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の都市計画手続きを札幌市へ要望することとなりました。

 「平和不動産」は、新中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げていますが、札幌都心部において権利者とともに進めている「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」について、2024年6月21日付で再開発準備組合より市街地再開発組合の設立認可申請を行いました。

 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。

● 権利変換計画認可!
 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。





 引用資料 平和不動産(PDF:2024/06/21)
 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可申請(事業認可申請)のお知らせ

● パーク ハイアット 札幌
 「平和不動産」は、「ハイアット ホテルズ コーポレーション」の関連会社との間でホテルマネジメント契約を締結しました。札幌都心を象徴する大通公園とビジネス・行政機能が集積する駅前通の交点に位置する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」において、ハイアットが展開する「タイムレス・コレクション」における最高級ブランド「パーク ハイアット」の開業を、2029年に予定しています。

 引用資料 平和不動産(2024/08/20)
 大通西4南地区第一種市街地再開発事業 ホテルブランドをハイアットの最高級ブランド『パーク ハイアット』に決定

 引用資料 ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ(2024/08/20)
 ハイアット、札幌市中心部に「パーク ハイアット」ブランドの導入計画を発表 国内4軒目となるパーク ハイアットが2029年開業予定

 「パーク ハイアット」ブランドは、「東京、京都、ニセコ」に次ぎ4軒目となります。客室数は157室を予定、ホテル名は「パーク ハイアット 札幌」となります。

大通西4南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4丁目1番1他
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約185m、建築物約175m
◆ 敷地面積-5,029.89㎡
◆ 延床面積-約99,600㎡(容積対象面積 容積率約1,650%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 客室数-157室予定(パーク ハイアット 札幌)、4階・27階~35階予定
◆ ホテル施設-飲料施設、宴会場、スパ、屋内プール(予定)
◆ 事業協力者-平和不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ 基本設計者-三菱地所設計
◆ デザイン監修者-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 都市計画決定-2022年12月
◆ 市街地再開発組合設立、権利変換計画認可-2024年度予定
◆ 竣工・供用開始-2028年度予定
◆ 開業-2029年予定(パーク ハイアット 札幌)


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「パーク ハイアット 札幌」が入居する建物外観(イメージ)です。


Sapporoheiwa240612
「低層部外観イメージパース」です。

● 中間免震構造
 地震対策として「中間免震構造」を採用します。窓が無い部分が「免震層」です。この部分は「機械室」となります。


Sapporoheiwa240613
「アトリウム内観イメージパース」です。


Sapporoheiwa240614
「整備内容」です。上層階には国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルを整備します。


Sapporoheiwa220715
「対象地」です。平和不動産が所有する「道銀ビルディング」と「新大通ビルディング」の再開発となります。

道銀ビルディングの概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上12階、地下3階
◆ 延床面積-28,793.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-山下壽郎設計事務所、田上建築制作事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1964年08月

新大通ビルディングの概要
◆ 所在 北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 延床面積-17,319.05㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1979年05月


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「位置図」です。

 



 


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2024年8月13日 (火)

ヨドバシホールディングス 地上32階、高さ約160mの「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」 2024年8月に解体工事着工、2025年3月に本体工事着工!

Sapporoyodobashi240111
-札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
 「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延床面積約203,290㎡の第一種市街地再開発事業です。2024年1月26日には札幌市より組合設立の認可を受け、「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合」を設立しました。

● 2024年8月に解体工事着工!
 「平和不動産」は、JR札幌駅前において、参加組合員として権利者とともに進めている「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、2024年7⽉25⽇付で札幌市⻑より権利変換計画の認可を受けました。

 「建築工事期間(予定)」によると、工期は2024年8月~2028年7月となっています。2024年8月から既存建物の解体工事が始まり、2025年3月に本体工事に着工予定、2028年7月に竣工予定となっています。支出金166,691百万円(内工事費135,215百万円)となっています。総事業費は約1,667億円のようです。

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/07/25)
 北4西3地区

 引用資料 平和不動産(2024/08/09)
 JR 札幌駅前に位置する「北 4 ⻄ 3 地区第⼀種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ

 2021年7月1日の「環境影響評価準備書」では、地上35階、地下6階、高さ約200m、延床面積約210,200㎡で計画されていましたが、建設費高騰などにより地上32階、地下7階、高さ約165m、延床面積約203,290㎡に規模が縮小されました。更に2024年7月25日に概要が少し変更されています。下記の数値は2024年7月25日時点(赤カッコは2024年1月29日時点)のものです。

札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-(南棟)地上32階、地下5階、(北棟)地上10階、地下7階
◆ 高さ-(南棟)最高部159.900m(最高部161.300mから変更)、(北棟)最高部55.900m(最高部59.650mから変更)
◆ 施工区域-約17,000㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)約10,660㎡、(南棟)約5,330㎡、(北棟)約5,330㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約9,560㎡(約10,040㎡から変更)、(南棟)約4,760㎡(約4,980㎡から変更)、(北棟)約4,800㎡(約5,060㎡から変更)
◆ 延床面積-(施設全体)約203,300㎡(約203,290㎡から変更)、(南棟)約127,970㎡(約127,910㎡から変更)、(北棟)約75,330㎡(約75,380㎡から変更)
◆ 容積対象面積-(施設全体)約164,790㎡(約166,590㎡から変更)、(南棟)約109,230㎡(約109,060㎡から変更)、(北棟)約55,560㎡(約57,530㎡から変更)
◆ 構造-(南棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(北棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合(参加組合員 ヨドバシホールディングス<代表者>、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル)
◆ 解体工事-2024年08月予定
◆ 着工-2025年03月予定
◆ 竣工-2028年07月予定
◆ 総事業費-166,691百万円(内工事費135,215百万円)


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「断面イメージ」です(引用:平和不動産)。


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「断面図」です(引用:札幌市)。


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「断面図」です。「南棟」の最高部の高さは約165mとなっていますが、正確には159.900mのようです(引用:札幌市)。


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「断面図」です。「北棟」の最高部の高さは約60mとなっていますが、正確には55.900mのようです(引用:札幌市)。


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「配置図」です(引用:札幌市)。


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「位置図」です(引用:平和不動産)。



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2024年7月16日 (火)

JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 ホームは、相対式2面4線(6両対応) 2024年秋に着工、2028年夏頃開業予定!

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-北海道ボールパークFビレッジの新駅-

 「JR北海道」は2019年12月11日に、プロ野球「日本ハムファイターズ」の新球場を含む北広島市の「ボールパーク」近くに建設する新駅の計画案を公表しました。「請願駅」のため80億~90億円と見積もる建設コストは地元負担を強調しました。2021年度から着手しても開業は2027年度末になります。

 2023年2月には、「北海道ボールパークFビレッジ」の隣接地に整備する新駅の総工費が当初試算より4割前後多い115億~125億円になるとの概算額を北広島市に伝えました。

 北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド北海道」に近接する新駅について、JR北海道は2023年9月13日に、当初計画より総工費を約3割抑えて85億~90億円とする新たな計画を発表しました。

 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、一部工事を省略します。費用を負担する北広島市から工事費を抑えるよう計画の見直しを求められていました。

● 2024年秋にも着工!
 「JR北海道」と「北広島市」2024年7月11日に、北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」の最寄り駅として新設する駅舎のデザインを公表しました。Fビレッジの中核「エスコンフィールド北海道」のエントランスに使われている赤レンガを駅舎の内壁にも活用し、Fビレッジとの一体感を強調するなどの趣向を凝らしています。

 引用資料 JR北海道(PDF:2024/07/11)
 千歳線新駅設置工事の着手について

 新駅は千歳線の上野幌駅と北広島駅の間に置かれ、2028年夏の開業を目指して2024年秋にも着工予定です。現在の最寄りの北広島駅と球場までは約2kmありますが、新駅が開業すれば約300mに短縮されます。

 北広島市が負担する工事費約80億円のうち、国の補助金などを除いた実質的な負担額は約32億円と見込まれています。北広島市の市長は記者会見で「大きな財政支出にはなるが、将来を見据えながらまちづくりを進めていきたい」と述べています。

北海道ボールパークFビレッジの新駅の概要
◆ 工事位置-千歳線上野幌駅・北広島駅間(北広島市共栄)
◆ 新駅位置-札幌駅から約20km、北広島駅から約2km、エスコンフィールドHOKKAIDOまで約300m(徒歩約4分)
◆ 新駅構造等-(ホーム)相対式2面4線<6両対応>、(駅舎)地上3階<改札は3階>
◆ 協定工事費-約80億円(総工事費約90億円) ※総工事費は、協定工事費の他、北広島駅構内線路新設(JR北海道施策)、設計費(実施中)、用地取得費等を含んだ費用
◆ 工事期間-2028年度まで
◆ 開業-2028年夏頃を目途


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2023年9月13日に公開された「新駅イメージ」です。一番上の最新の「新駅イメージ」は、2023年9月13日時点と比べるとデザインがかなり変更されています。


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完成イメージです。


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完成イメージです。


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「新駅位置図」です。



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2024年6月23日 (日)

札幌市に新たな超高層ビル 地上36階、高さ約185mの「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立認可申請!

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-大通西4南地区第一種市街地再開発事業-

 「北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)」の新幹線札幌駅の開業に合わせて札幌市では大規模再開発ラッシュになっています(北海道新幹線の新青森・新函館北斗間は、2016年3月26日に開業済)。

 「平和不動産」は、中期経営計画「Challenge & Progress」において再開発事業の量的・質的拡大として札幌再開発事業化の推進に取り組んでいますが、平和不動産が理事長を務める大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合において「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」の都市計画手続きを札幌市へ要望することとなりました。

● 市街地再開発組合の設立認可申請!
 「平和不動産」は、新中期経営計画「WAY 2040 Stage 1」における成長戦略の一つとして「再開発事業の拡大 ~人々を惹きつける場づくりの全国展開~」を掲げていますが、札幌都心部において権利者とともに進めている「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」について、2024年6月21日付で再開発準備組合より市街地再開発組合の設立認可申請を行いました。

 引用資料 平和不動産(PDF:2024/06/21)
 札幌都心部における「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」組合設立認可申請(事業認可申請)のお知らせ

 「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」では、商業・業務・交流機能の充実、国際水準の宿泊機能としてのラグジュアリーホテル導入、 重層的な歩行者空間の整備、大通以南初のエネルギーセンターの整備や環境配慮 、防災機能の強化等を行うことにより、札幌都心の価値向上に寄与し、持続可能で魅力ある札幌都心をけん引する拠点の形成を目指します。

大通西4南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4丁目
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約185m、建築物約175m
◆ 敷地面積-5,029.89㎡
◆ 延床面積-約99,600㎡(容積対象面積 容積率約1,650%)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 地震対策-中間免震構造
◆ 用途-オフィス、商業施設、宿泊施設、駐車場、地域冷暖房施設
◆ 事業協力者-平和不動産
◆ 特定業務代行者-大成建設
◆ 基本設計者-三菱地所設計
◆ デザイン監修者-隈研吾建築都市設計事務所
◆ 都市計画決定-2022年12月
◆ 市街地再開発組合設立、権利変換計画認可-2024年度予定
◆ 竣工・供用開始-2028年度予定


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「低層部外観イメージパース」です。

● 中間免震構造
 地震対策として「中間免震構造」を採用します。窓が無い部分が「免震層」です。この部分は「機械室」となります。


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「アトリウム内観イメージパース」です。


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「整備内容」です。上層階には国際水準の宿泊機能を備えたハイグレードホテルを整備します。


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「対象地」です。平和不動産が所有する「道銀ビルディング」と「新大通ビルディング」の再開発となります。

道銀ビルディングの概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上12階、地下3階
◆ 延床面積-28,793.47㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-山下壽郎設計事務所、田上建築制作事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1964年08月

新大通ビルディングの概要
◆ 所在 北海道札幌市中央区大通西4-1
◆ 交通-札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅直結徒歩1分
◆ 階数-地上10階、地下2階
◆ 延床面積-17,319.05㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-1979年05月


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「位置図」です。



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2024年1月31日 (水)

ヨドバシホールディングス 地上32階、高さ約161mの「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を認可!

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-札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
 「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、JR札幌駅南口、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置し、延床面積約203,290㎡の第一種市街地再開発事業です。2024年1月26日には札幌市より組合設立の認可を受け、「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合」を設立しました。

 引用資料 札幌市・公式HP(2024/01/29)
 北4西3地区

 引用資料 平和不動産(2024/01/29)
 JR札幌駅前に位置する「北4西3地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立のお知らせ

 2021年7月1日の「環境影響評価準備書」では、地上35階、地下6階、高さ約200m、延床面積約210,200㎡で計画されていましたが、建設費高騰などにより地上32階、地下7階、高さ約165m、延床面積約203,290㎡に規模が縮小されました。

札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-(南棟)地上32階、地下5階、(北棟)地上10階、地下7階
◆ 高さ-(南棟)最高部161.300m、(北棟)最高部59.650m
◆ 施工区域-約17,000㎡
◆ 敷地面積-(施設全体)約10,660㎡、(南棟)約5,330㎡、(北棟)約5,330㎡
◆ 建築面積-(施設全体)約10,040㎡、(南棟)約4,980㎡、(北棟)約5,060㎡
◆ 延床面積-(施設全体)約203,290㎡、(南棟)約127,910㎡、(北棟)約75,380㎡
◆ 容積対象面積-(施設全体)約166,590㎡、(南棟)約109,060㎡、(北棟)約57,530㎡
◆ 構造-(南棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造、(北棟)鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発組合(参加組合員 ヨドバシホールディングス<代表者>、平和不動産、中央日本土地建物、ダイビル)
◆ 着工-2025年03月予定
◆ 竣工-2028年07月予定


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「断面イメージ」です(引用:平和不動産)。


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「断面図」です(引用:札幌市)。


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「断面図」です。「南棟」の最高部の高さは約165mとなっていますが、正確には161.300mのようです(引用:札幌市)。


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「断面図」です。「北棟」の最高部の高さは約60mとなっていますが、正確には59.650mのようです(引用:札幌市)。


Sapporoyodobashi240116
「配置図」です(引用:札幌市)。


Sapporoyodobashi240117
「位置図」です(引用:平和不動産)。


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(変更前)環境影響評価準備書(2021/07/01)
 「札幌市」では、札幌駅の南口に位置する北4条西3丁目街区での実施が検討されている第一種市街地再開発事業について、札幌市環境影響評価条例に基づき、「環境影響評価準備書」を作成し、2021年7月1日~7月30日まで縦覧を行いました。

 2020年11月2日の「環境影響評価方法書」の段階では、地上40階、地下6階、高さ約220m、延床面積約230,000㎡でしたが、2021年7月1日の「環境影響評価準備書」では、地上35階、地下6階、高さ約200m、延床面積約210,200㎡に規模が縮小されました(引用:札幌市)。

(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-北海道札幌市中央区北4条西3丁目
◆ 交通-JR「札幌」駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線「さっぽろ」駅
◆ 階数-地上35階、地下6階
◆ 高さ-最高部約200m
◆ 施工区域-約17,000㎡
◆ 事業区域-約11,000㎡
◆ 建築面積-約9,800㎡
◆ 延床面積-約210,200㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、商業、宿泊、駐車場等
◆ 建築主-札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合(理事長 ヨドバシホールディングス、副理事長 北海道建設会館)
◆ 着工-2023年度予定(当初計画)
◆ 竣工-2028年度予定(当初計画)



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