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2026年8月30日 (日)

キオクシアホールディングス 「NAND型フラッシュメモリー」が絶好調 岩手県の「北上工場」に第3号棟建設 2032年までに5兆円投資!

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-キオクシア 北上工場-

 半導体メモリー大手「キオクシアホールディングス」の太田裕雄社長は2026年8月27日に、首相​官邸で高市早苗首相と面会し、「キオクシア」の岩‌手県北上工場内に第3号製造棟の建設を決定したと伝えました。投資総額は1.8兆円になる見通しです。AI(人工知​能)需要を捉えるため、「3号棟」も含め、2032年までの6年間で5兆円規​模の投資を進める意向も説明しました(Googleマップの衛星写真を引用)。

 キオクシア 公式HP(2026/08/27)
 キオクシアとサンディスク、日本で約5兆円を投資しメモリ分野でのリーダーシップを強化

 協業しているアメリカの「サンディスク」の​デービット・ゲックラー最高経営責任者(CEO)と​共に官邸を訪問しました。高市氏は投資計画を歓迎し、「3号棟」の建設は「大変心強い」と述べました。第3製造棟建設は3次元フ‌ラッ⁠シュメモリーの生産能力の増強が目的で、2029年度中の稼働開始を目指します。投資比率は「キオクシア」が約6割、サンディスクが約4割の比率で拠出する方針です。

 「キオクシアホールディングス」の「北上工場」は、「キオクシア岩手」が運営しています。フラッシュメモリのさらなる需要拡大に対応するための製造拠点で、「第1製造棟(K1)」が2020年に、「第2製造棟(K2)」が2025年9月に稼働開始しました。

● 約6割をキオクシア、約4割をサンディスク
  工場で生産されたウェハの約2割を「キオクシア」がまず引き取ります。残り約8割を2社(キオクシアおよびサンディスク)で50%ずつ折半します。トータルすると「キオクシア」が約6割、「サンディスク」が約4割を引き取る事になります。

 このスキームは「三重工場」も「北上工場」も同じです。製品化や販売はそれぞれの独立したブランド「キオクシア」および「サンディスク」となるのでライバルになります。分かりやすく言えば生産は協業関係、販売はライバル関係という事です。


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キオクシア 四日市工場
 「キオクシア」は、三重県四日市市の「四日市工場」と岩手県北上市の「北上工場」の2拠点で「NAND型フラッシュメモリー」を生産していますが、一番の拠点は「四日市工場」です(Googleマップの衛星写真を引用)。

 「四日市工場」は、1990年から2年かけて工場用地を造成し、「第1製造棟」が竣工し、1993年から「16Mbit DRAM」の生産を開始しました。現在は旧式化した「第1製造棟」は稼働停止中です。敷地面積約694,000㎡(駐車場を含まず)の広大な敷地に、旧式化した「第2製造棟」を建て替えた「新・第2製造棟(2016年操業開始)」、「第3製造棟(2005年操業開始)、第4製造棟(2007年操業開始)、第5製造棟(2011年操業開始)、第6製造棟(2018年操業開始)、第7製造棟(2022年竣工)」の6棟が稼働しています。


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キオクシアホールディングス
 半導体メモリー大手の「キオクシアホールディングス」の本社は、「東京都港区芝浦三丁目1-21 田町ステーションタワーS」にあります。社名の「キオクシア」は、日本語の「記憶(Kioku)」と、ギリシャ語で「価値」を意味する「axia(アクシア)」を組み合わせたものです。

 「東芝」の経営危機は、2015年の不正会計発覚に始まり、アメリカの「ウェスチングハウス社」の巨額損失が決定打となって債務超過に転落したことで深刻化しました。それにより次々と事業を売却しました。

 「東芝」の虎の子であった半導体メモリ事業は、2017年4月1日に「東芝メモリ」が承継しました。2018年6月1日に、アメリカの投資ファンドの「ベインキャピタル」を中心としたコンソーシアムは約2兆円で買収しました。

 2019年10月1日には、「東芝メモリホールディングス」を「キオクシアホールディングス」に、「東芝メモリ」を「キオクシア」に、それぞれ社名変更しました。


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キオクシアホールディングスの連結業績

 「キオクシアホールディングス」の2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~2026年6月30日)の連結業績は、売上収益1,767,117百万円(前年比+415.5%)、営業利益1,270,017百万円(前年比--%)です。

 キオクシアホールディングス 決算短信(PDF:2026/07/31)
 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

● 2027年3月期の連結業績予想
 2027年3月期の連結業績予想(2026年4月1日~2027年3月31日)は、「キオクシアホールディングス」は未発表です。アナリスト予想(コンセンサス)では、売上高10,181,586百万円(前年同期比335.6%増)、営業利益8,061,214百万円(前年同期比826.2%増)と予想をしています。

 「キオクシアホールディングス」は、第2四半期(2026年4月1日~2026年9月30日)の予想は公表しています。売上高4,157,117百万円(前年同期比425.5%増)、営業利益3,160,017百万円(前年同期比--%増)です。

キオクシアホールディングスの連結決算(売上高/営業利益)
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2018年3月   1,229,400百万円    456,800百万円
(2018年6月1日に東芝から独立)
2019年3月   1,263,900百万円    116,300百万円
2019年10月1日にキオクシアホールディングスに社名変更)
2020年3月      987,200百万円 △173,100百万円
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2021年3月   1,178,500百万円        6,600百万円
2022年3月   1,526,500百万円     216,200百万円
2023年3月   1,282,100百万円    △99,000百万円
2024年3月   1,076,584百万円  △252,698百万円
(2024年12月18日に東証プライム市場に上場)

キオクシアホールディングスの連結決算(売上収益/営業利益)
(IFRS)
2025年3月   1,706,460百万円     451,748百万円
2026年3月   2,337,628百万円     870,369百万円

2027年3月予想
2027年3月            未発表                          (会)
2027年3月 10,173,013百万円  8,079,450百万円(コ)

(備考) (会)は会社予想、(コ)はアナリスト予想(コンセンサス)です。コンセンサスは頻繁に変更されます。上記のコンセンサスは2026年8月30日時点の数値です。



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