127 東京都・江東区

2023年3月 4日 (土)

お台場の「パレットタウン」跡地 収容客数約10,000人の次世代アリーナ「TOKYO A-ARENA PROJECT」 2023年6月に着工、2025年秋に開業予定!

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-TOKYO A-ARENA PROJECT-
 「パレットタウン(palette town)」は、「森ビル」が臨海副都心の「青海ST区画」に1999年3月22日に開業しました。暫定利用の事業用借地権を活用しています。当初は2010年に閉鎖される予定でしたが、延長されました。

 「臨海副都心パレットタウン運営協議会」は、事業区域における開発事業の一部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン」の営業を、2021年12月より順次終了しています。

 「パレットタウン」は、中世ヨーロッパの雰囲気が特徴的な商業施設「VenusFort」をはじめ、モビリティの体験型テーマパーク「MEGA WEB」や「パレットタウン大観覧車」、「Zepp Tokyo」など、多様な施設が集結したパレットタウンは、複合型エンターテインメント施設としてエリアの発展に貢献してきました。

 「トヨタ自動車、トヨタ不動産(旧:東和不動産)、トヨタアルバルク東京」は、東京都江東区、トヨタのショールーム施設の「MEGA WEB(メガウェブ)」の跡地に、次世代アリーナを建設するとともに、「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進します。

 引用資料 トヨタ自動車(2022/08/29)
 「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動 -東京・お台場エリアの「青海」に2025年秋 次世代アリーナ誕生-

 引用資料 トヨタ不動産(PDF:2022/08/29)
 「TOKYO A ARENA PROJECT 」始動 ~東京・お台場エリア の 「青海」に 2025 年秋 次世代アリーナ誕生~

● 2023年6月に着工!
 「トヨタ不動産」らが、お台場に計画する複合アリーナ「(仮称)TOKYO A-ARENA」が延床面積約37,206㎡の規模になることが明らかになりました。2023年6月に工事着手し、2025年秋の開業を目指します。

 日刊建設工業新聞(2023/03/03)
 トヨタ不ら/東京・台場の複合アリーナ延べ3・7万平米規模に、6月着工へ

 トヨタ自動車男子バスケットボール部を母体とするプロロバスケットボールBリーグの「アルバルク東京」の試合会場としても使用する予定ですが、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を発信する各種イベント等が開催できる「多機能アリーナ」として計画しています。

TOKYO A-ARENA PROJECT
◆ 施設名称-(仮称)TOKYO A-ARENA
◆ 所在地-東京都江東区青海一丁目3番15号
◆ 交通-りんかい線「東京テレポート」駅、新交通ゆりかもめ「青海」駅
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約26,446㎡
◆ 延床面積-約37,206㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-多目的アリーナ
◆ 収容客数-約10,000人(メインアリーナ)
◆ 建築主-(土地所有会社)トヨタ自動車、(建物所有会社)トヨタ不動産、(運営会社)トヨタアルバルク東京
◆ 設計者-(基本設計)日建設計、(実施設計)鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2023年06月予定
◆ 開業-2025年秋予定


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の計画地です(引用:江東区議会)。



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2023年2月28日 (火)

東京ガス豊洲工場跡地 東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」 大規模な再開発を想定!

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-東京ガス株式会社豊洲工場跡地-

 江東区豊洲六丁目には、かつて「東京ガス豊洲工場」がありました。「東京ガス豊洲工場」は1988年に廃止となり、跡地は少しずつ再開発されています。南西側のかなりの部分が2018年9月13日に「豊洲市場」として取引を開始しました。しかし、まだかなりの部分が暫定施設として利用されています。

 「東京ガス」は、豊洲埠頭に約18.2haの土地を所有しており、“TOYOSU22”というビジョンを定め、長期的な視点で、質の高い魅力的な街づくりに取り組んでいます。

 区域4の「スマートエネルギーセンター」を核として、ICT(情報技術)の最適制御により、エリア全体で熱と電気を効率的に活用し、省エネルギーと省CO2を実現するスマートエネルギーネットワークを構築していきます。

 停電などの非常時にも電気・熱を継続供給できる防災面からも優れたインフラです。エネルギー供給は豊洲市場のある区域5、6、7から開始。街づくりの進展に合わせて、段階的にエネルギーネットワークを構築していきます。

● 2023-2025年度 中期経営計画
 東京ガスは2023年2月22日に、 ”東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」” を公表しました。その中で「新豊洲におけるまちづくりのイメージ」などが公開されました。あくまでもイメージですが、4棟の超高層ビルが描かれています。

 建設通信新聞(2023/02/27)
 東ガス/ESG不動産を推進/新豊洲で循環型都市開発

 引用資料 東京ガス(PDF:2023/02/22)
 東京ガスグループ 2023-2025年度 中期経営計画「Compass Transformation 23-25」

 引用資料 東京ガス不動産
 豊洲エリアの街づくり


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「ESG型不動産開発の推進」です。


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「区域図」です。


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「区域図」です。


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「東京ガス保有地概要」です。約18.2haの広大な用地を開発する予定です。



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2022年12月 6日 (火)

江東区の「東京辰巳国際水泳場」 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)の施設運営計画 都立初の通年アイスリンク施設へ!

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-東京辰巳国際水泳場-
 東京都江東区の「東京辰巳国際水泳場」は、国際規格の水泳用プールを持つ施設として1993年8月18日に開場しました。「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の水泳競技の施設として大規模改修工事を行う事も検討されましたが、新たに隣接する辰巳の森海浜公園に「東京アクアティクスセンター」が建設されました。そのため「2020年東京オリンピック・パラリンピック」では、「水球」の競技会場として使用されました。

 近接して「東京アクアティクスセンター」と「東京辰巳国際水泳場」の2ヶ所の水泳競技施設は必要無いため、オリンピック・パラリンピック終了後は、「東京辰巳国際水泳場」を通年で氷上競技を実施できる「アイスアリーナ」に転換する事になりました。

● 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)施設運営計画
 「東京辰巳国際水泳場」は、2025年秋頃、都立初の通年アイスリンク施設に生まれ変わります。このたび、「東京辰巳アイスアリーナ(仮称)施設運営計画」を策定しました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2022/11/24)
 東京辰巳国際水泳場から都立初の通年アイスリンク施設へ 東京辰巳アイスアリーナ(仮称)の施設運営計画を策定

 
国際規格の「メインリンク(60m×30m)」と「サブリンク(47m×17m)」の2つのリンクを有する施設となります。「メインリンク」は、大会利用やアスリートの専用利用、一般利用、スポーツ教室、興行利用等、「サブリンク」は、アスリートの専用利用、一般利用、スポーツ教室等となります。


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大規模な競技大会やアイスショー等の会場として、冬季競技の「観るスポーツ」の振興拠点にします。


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「フィギュアスケート、アイスホッケー、ショートトラック、カーリング、パラアイスホッケー、車いすカーリング」などの氷上スポーツの国際大会、国内大会、都大会等の主要大会の場として活用します。


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「施設の概要」です。


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「有明アリーナ」と連携したフィギュアスケートの国際大会等の誘致を支援(有明アリーナはメイン会場、東京辰巳アイスアリーナ(仮称)は練習会場として利用)します。


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「アイスアリーナ予定地の概要・周辺図」です。



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2022年11月27日 (日)

東京都が「都心部・臨海地域地下鉄」を整備 「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」の正確な場所が判明!

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-都心部・臨海地域地下鉄-

 「東京都」では、交通政策審議会諮問第371号に対する答申(2021年7月)を踏まえ、「都心部・臨海地域地下鉄」について、事業計画の検討を行うため、学識経験者や国土交通省等で構成した「都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会」を2021年9月に設置し、これまで具体的な検討を進めてきました。検討会において「事業計画案」を取りまとめました。

 引用資料 東京都(2022/11/25)
 都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会 「事業計画案の取りまとめ」について

 総延長は約6.1Kmです。「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅(いずれも仮称)」の7駅の新駅を設けます。概算事業費約4,200~5,100億円です。「東京都」の資料により、新駅の正確な場所が判明しました。


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東京駅(仮称)

 始発の「東京駅(仮称)」は、東京駅の北東側の「外堀通」の地下に設けられます。


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新銀座駅(仮称)
 「新銀座駅(仮称)」は、東京国際フォーラム東側の「外堀通」の地下に設けられます。


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新築地駅(仮称)
 「新築地駅(仮称)」は、築地市場跡の北端に設けられます。


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勝どき駅(仮称)

 前回UPした時に ”「(仮称)勝どき駅」は、「勝どきビュータワー」前の交差点の地下に設けられると思われます。” と書きましたが、予想していた「晴海通」より1本南側の道路の地下に設けられるようです。乗り換え駅は、都営地下鉄大江戸線の「勝どき駅」となります。


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晴海駅(仮称)

 前回UPした時に ”「(仮称)晴海駅」は、「晴海トリトンスクエア」前の交差点の地下に設けられると思われます。” と書きましたが、予想していた「晴海通」より南側の道路の地下に設けられるようです。


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豊洲市場駅(仮称)

 「豊洲市場駅(仮称)」は、豊洲市場前の交差点の地下に設けられます。乗り換え駅は、ゆりかもめの「市場前駅」となります。


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有明・東京ビッグサイト駅(仮称)
 終点の「有明・東京ビッグサイト駅(仮称)」は、「有明ガーデン」と「有明コロシアム」の間の地下に設けられます。乗り換え駅は、東京臨海高速鉄道りんかい線の「国際展示場駅」とゆりかもめの「有明駅」となります。


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今後の検討事項

 国際競争力強化の拠点であるつくば国際戦略総合特区と臨海部との対流促進が図れるとともに、事業性の向上も見込まれるため、常磐新線(TX)延伸との接続を今後検討します。臨海部や首都圏の国際競争力をより強化するため、羽田空港への接続を今後検討します。

● 軌間は1,067ミリ?
 「つくばエクスプレス」も「りんかい線」も軌間1,067ミリの「狭軌」なので、「都心部・臨海地域地下鉄」も軌間1,067ミリの「狭軌」で整備されると思われます。



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2022年11月25日 (金)

東京都 総延長約6kmの「臨海地下鉄」を整備 新駅は「東京駅、新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅」

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-臨海地下鉄新線-

 「東京都」は、都心と臨海部を結ぶ地下鉄新線の事業化に着手します。始発は首都の玄関口・東京駅とし、銀座や築地、豊洲などを経由して有明まで全7駅を新設します。開業は2040年代前半の見通しです。

 引用資料 読売新聞オンライン(2022/11/24)
 東京駅―勝どき―有明を結ぶ「臨海地下鉄」新線、全7駅新設…2040年代前半に開業へ

 小池百合子都知事が近く計画を公表します。新線「臨海地下鉄」の総延長は約6kmです。東京駅の北東側に新駅「東京駅」をつくり、約1kmごとに「新銀座駅、新築地駅、勝どき駅、晴海駅、豊洲市場駅、有明・東京ビッグサイト駅(いずれも仮称)」を設けます。

 新線の敷設は計画実現に向けたインフラ(社会基盤)整備の一環で、臨海部を、世界から人と投資を呼び込み、東京と日本の成長を先導する地域に発展させる狙いがあります。事業費は約5,000億円、東京都は2030年頃の着工を予定しています。


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(仮称)東京駅

 始発の「(仮称)東京駅」は、東京駅の北東側の八重洲口の地下に設けられます。「新銀座駅」と「新築地駅」は、現時点では正確な場所が予想出来ません。


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(仮称)勝どき駅

 「(仮称)勝どき駅」は、「勝どきビュータワー」前の交差点の地下に設けられると思われます。乗り換え駅は、都営地下鉄大江戸線の「勝どき駅」となります。


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(仮称)晴海駅

 「(仮称)晴海駅」は、「晴海トリトンスクエア」前の交差点の地下に設けられると思われます。


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(仮称)豊洲市場駅

 「(仮称)豊洲市場駅」は、豊洲市場前の交差点の地下に設けられると思われます。乗り換え駅は、ゆりかもめの「市場前駅」となります。


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(仮称)有明・東京ビッグサイト駅
 終点は「(仮称)有明・東京ビッグサイト駅」です。総延長は約6kmです。


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「(仮称)有明・東京ビッグサイト駅」の乗り換え駅は、東京臨海高速鉄道りんかい線の「国際展示場駅」とゆりかもめの「有明駅」となります。



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2022年10月28日 (金)

東京臨海副都心・有明南G1区画 延床面積約56,500㎡の「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」 2022年10月26日に地鎮祭を挙行!

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-東京臨海副都心・有明南G1区画-

 「東京臨海副都心」は、「台場地区、青海地区、有明北地区、有明南地区」の4地区からなります。全て埋立て地で、行政は江東区、港区、品川区と三つの区に跨り、総面積は442haです。

 周辺の開発は1989年に始まり、1993年に「レインボーブリッジ」と「首都高速11号台場線」が開通しました。1995年には、「ゆりかもめ」の新橋駅~有明駅間も開業するなど、交通網の整備も進められました。

 その後、オフィスやタワーマンションなどのが誕生したほか、大規模商業施設やレジャー施設も開業し、現在では在住・在勤者も増え、多くの観光客・買い物客も訪れる賑わう街となっています。

 「有明南G1区画」と「有明南H区画」の公募が行われていましたが、2020年12月25には、「有明南G1区画」と「有明南H区画」の進出事業予定者が決定しました。「有明南G1区画」の事業予定者はコナミグループの「コナミホールディングス、コナミリアルエステート、コナミビジネスエキスパート」に決定しました。

● コナミクリエイティブフロント東京ベイを着工!
 「コナミグループ」は、2023年3月に会社設立50周年を迎えます。半世紀にわたる成長ステージの過程において世界各地に数多くの拠点を設置してきましたが、更なる持続的な成長を実現するため、コナミグループの次世代研究開発拠点として、「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の地鎮祭を2022年10月26日に執り行い着工しました。

 引用資料 コナミグループ(2022/10/26)
 コナミグループの次世代研究開発拠点 「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設工事着工

 「コナミクリエイティブフロント東京ベイ」の建設により、デジタルエンタテインメント事業を中心にWEB3やインターネット上の仮想空間であるメタバース等に対応した革新的な技術・サービスの研究開発を拡充し、競争力の強化を実現します。

 更には、最先端の研究開発に必要な環境を整えると同時に、「国際コンベンションゾーン有明」を世界に発信し、地区全体のにぎわいを創出する複合施設として、eスポーツをはじめとするイベントの生放送や動画配信などにも対応したスタジオやショップ等の設置を計画しています。

コナミクリエイティブフロント東京ベイの概要
◆ 計画名-(仮称)コナミR&Dセンター新築工事
◆ 所在地-東京都江東区有明三丁目1番17(地名地番)
◆ 交通-ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅、りんかい線「国際展示場」駅
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部50.00m
◆ 敷地面積-11,155.82㎡
◆ 延床面積-56,477.95㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-鋼管巻き場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、集会場、展示場、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-コナミリアルエステート
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2022年10月26日(地鎮祭)
◆ 竣工-2025年08月末予定


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「屋上庭園完成イメージ図」です。


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「オフィス空間完成イメージ図」です。


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「完成イメージ図」です。


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「完成イメージ図」です。


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「完成イメージ図」です。


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「有明南G1区画」です。



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2022年8月30日 (火)

お台場の「パレットタウン」跡地 「TOKYO A-ARENA PROJECT」が始動 2025年秋に収容客数約10,000人の次世代アリーナ誕生!

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-パレットタウンの各館閉館・事業終了-
 「パレットタウン(palette town)」は、「森ビル」が臨海副都心の「青海ST区画」に1999年3月22日に開業しました。暫定利用の事業用借地権を活用しています。当初は2010年に閉鎖される予定でしたが、延長されています。

 「臨海副都心パレットタウン運営協議会」は、事業区域における開発事業の一部進捗に伴い、複合型施設「パレットタウン」の営業を、2021年12月より順次終了しています。

 「パレットタウン」は、中世ヨーロッパの雰囲気が特徴的な商業施設「VenusFort」をはじめ、モビリティの体験型テーマパーク「MEGA WEB」や「パレットタウン大観覧車」、「Zepp Tokyo」など、多様な施設が集結したパレットタウンは、複合型エンターテインメント施設としてエリアの発展に貢献してきました。

 トヨタグループの「トヨタ不動産(旧:東和不動産)」は、東京臨海副都心の青海地区に多機能アリーナを計画しています。建設予定地は複合施設「お台場パレットタウン」に位置します。

各施設営業終了日程
◇ 2021年12月31日-MEGA WEB
◇ 2022年01月01日-Zepp Tokyo
◇ 2022年03月27日-VenusFort
◇ 2022年08月31日-パレットタウン大観覧車
◇ 2022年08月31日-MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

● TOKYO A-ARENA PROJECT
 「トヨタ自動車、トヨタ不動産(旧:東和不動産)、トヨタアルバルク東京」は、東京都江東区、トヨタのショールーム施設の「MEGA WEB(メガウェブ)」の跡地に、次世代アリーナを建設するとともに、「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進します。

 引用資料 トヨタ自動車(2022/08/29)
 「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動 -東京・お台場エリアの「青海」に2025年秋 次世代アリーナ誕生-

 引用資料 トヨタ不動産(PDF:2022/08/29)
 「 TOKYO A ARENA PROJECT 」始動 ~東京・お台場エリア の 「青海」に 2025 年秋 次世代アリーナ誕生~

 既存施設を閉館して取り壊し、「トヨタ自動車」と「森ビル」が所有する約74,000㎡の敷地のうち、「トヨタ自動車」が所有する約27,000㎡に「多機能アリーナ」を建設します。

 トヨタ自動車男子バスケットボール部を母体とするプロロバスケットボールBリーグの「アルバルク東京」の試合会場としても使用する予定ですが、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を発信する各種イベント等が開催できる「多機能アリーナ」として計画しています。

TOKYO A-ARENA PROJECT
◆ 施設名称-(仮称)TOKYO A-ARENA
◆ 所在地-東京都江東区青海一丁目3番15号
◆ 交通-りんかい線「東京テレポート」駅、新交通ゆりかもめ「青海」駅
◆ 敷地面積-約27,000㎡
◆ 用途-多目的アリーナ
◆ 収容客数-約10,000人(メインアリーナ)
◆ 建築主-(土地所有会社)トヨタ自動車、(建物所有会社)トヨタ不動産、(運営会社)トヨタアルバルク東京
◆ 開業-2025年秋予定


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の完成イメージです(引用:トヨタ不動産)。


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「(仮称)TOKYO A-ARENA」の計画地です(引用:江東区議会)。


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「パレットタウン」を北東側から見た様子です。


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「パレットタウン」を西側から見た様子です。



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2022年8月13日 (土)

東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間) 新駅は「(仮称)枝川駅、(仮称)東陽町駅、(仮称)千石駅」 都市計画素案を公表! 

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-東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)-

 
東京メトロ有楽町線の豊洲駅と半蔵門線・都営新宿線の住吉駅を結ぶ延伸事業で、計画区間約5.2kmのルート案が明らかになりました。東京都市計画 都市高速鉄道第8号線 東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)計画及び豊洲駅改良計画に関する都市計画素案の説明会を開催します。

 引用資料 江東区(2022/08/01)
 東京都市計画 都市高速鉄道第8号線 東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)計画及び豊洲駅改良計画に関する都市計画素案の説明会を開催します。

 東京都は8月21日~25日、江東区の小中学校で計4回、地元住民向けの説明会を開きます。2022年8月21日(日)に「江東区立深川第四中学校体育館」、8月22日(月)に「江東区立南陽小学校体育館」、8月24日(水)に「江東区立深川第八中学校体育館」、8月25日(木)に「江東区立豊洲西小学校体育館」で開催します。

 東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間)は、計画区間約5.2km、都市計画変更区間約4.9kmです。豊洲駅~住吉駅駅間に三つの駅を新設し、いずれも仮称で豊洲から順に「枝川駅、東陽町駅、千石駅」としています。


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「位置図」です。豊洲駅-住吉駅駅間に三つの駅を新設し、いずれも仮称で豊洲から順に「枝川駅、東陽町駅、千石駅」としています。


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「東京メトロ有楽町線延伸 事業概要」です。総事業費約2,690億円を想定しています(引用:国土交通省)。


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「整備効果」です。



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2022年7月 2日 (土)

豊洲二・三丁目地区開発のラストピース 総延床面積約136,000㎡の「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」 2022年7月1日より新築工事に着手!

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-(仮称)豊洲4-2街区開発計画-

 「IHI(旧:石川島播磨重工業)」と「三菱地所」は、これまで豊洲フロント・豊洲フォレシアの2物件において、共同開発事業を行っていますが、江東区豊洲二丁目に位置する「豊洲4-2街区」において、オフィスを中心とした複合施設の新たな共同開発事業を行います。

 2棟の建物で構成され、主要用途となるオフィスのほか、低層部に大屋根を設けた広場空間と、広場を取り囲むような商業施設を配置し、施設利用者だけでなく、周辺街区の居住者や就業者等、様々な人々が集い、まち全体のにぎわい創出に寄与する開発とする予定です。

 また、2階レベルでは、大屋根広場を囲むように歩行者デッキを整備します。このデッキから、3街区と4-2街区間の晴海通りに架かる既存歩行者デッキと接続し、地区内の回遊性を高め、にぎわいを地区内に伝播させることを目指します。

● 2022年7月1日より新築工事に着手!
 「IHI」と「三菱地所」が推進する「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」について、2022年7月1日より新築工事に着手しました。豊洲二・三丁目地区における最後の大規模再開発として、豊洲エリアに新たな魅力を創出し、エリア全体の価値向上に資する施設となるよう、2025年6月の竣工に向けて計画を推進します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2022/07/01)
 「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」着工 ~豊洲二・三丁目地区開発のラストピースにふさわしい新たな交流・発信の場を整備~

 豊洲二・三丁目地区開発が行われている場所は、多くの部分が「IHI(旧:石川島播磨重工業)」の造船所などの工場跡地です。工場跡地は再開発されて、多くの企業が集積し、多数の住居・大学・商業施設も立地する職住学遊混在のまちとして発展してきました。「(仮称)豊洲4-2街区開発計画」は、豊洲二・三丁目地区開発のラストピースとなるプロジェクトです。


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「(仮称)豊洲4-2街区開発計画 A棟」のイメージパースです。

(仮称)豊洲4-2街区開発計画 A棟の概要

◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目14-1
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ線「豊洲」駅
◆ 階数-地上18階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-約100m
◆ 街区面積-約6,600㎡
◆ 延床面積-約47,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、展示スペース、駐車場
◆ 建築主-三菱地所
◆ 建築主-三菱地所設計
◆ 建築主-鹿島建設
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2025年06月予定


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「(仮称)豊洲4-2街区開発計画 B棟」のイメージパースです。

(仮称)豊洲4-2街区開発計画 B棟の概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目14-2,4,5
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ線「豊洲」駅
◆ 階数-地上15階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-約80m
◆ 街区面積-約12,893㎡
◆ 延床面積-約89,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、インキュベーションオフィス、店舗、シェア企業寮、駐車場
◆ 総戸数-40戸程度(シェア企業寮)
◆ 建築主-IHI、三菱地所
◆ 建築主-鹿島建設
◆ 建築主-鹿島建設
◆ 着工-2022年07月01日
◆ 竣工-2025年06月予定


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「晴海通り側から 4-2 街区を眺める」です。


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「中心広場」です。


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「A 棟-B 棟間 豊かな植栽空間」です。


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「断面図」です。


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「街区全体配置図」です。


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「周辺地図」です。



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2022年2月 1日 (火)

東京メトロ(東京地下鉄) 有楽町線延伸(豊洲・住吉間)及び南北線延伸(品川・白金高輪間)の鉄道事業許可を申請!

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-有楽町線延伸及び南北線延伸-

 「東京メトロ(東京地下鉄)」は2022年1月28日に、有楽町線延伸(豊洲・住吉間4.8km)及び南北線延伸(品川・白金高輪間2.5km)の鉄道事業許可を国土交通大臣に申請しました。

 引用資料 東京メトロ(2022/01/28)
 有楽町線延伸(豊洲・住吉間)及び南北線延伸(品川・白金高輪間)の鉄道事業許可を申請しました。
 
 建設費は有楽町線延伸が約2,690億円、南北線延伸が約1,310億円です。共に2030年代半ばを開業目標とします。2路線の総建設費約4,000億円のビッグプロジェクトがいよいよ始動します。


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有楽町線延伸(豊洲・住吉間)
 「地下鉄8号線(有楽町線)」の豊洲以北への延伸は、国の都市交通審議会答申第15号(1972年3月)において初めて答申されました。以来、江東区を始め、沿線自治体が中心となり実現に向けた検討を進めています。

 有楽町線延伸(豊洲・住吉間)の沿線地域である豊洲周辺を含む臨海地域は、国と東京都により、特定都市再生緊急整備地域や国際戦略総合特区のアジアヘッドクォーター特区に位置づけられ、近年多くの再開発が進展しています。

 本路線は、臨海地域と都区部東部の観光拠点等とのアクセス利便性の向上や地域のまちづくりの面での効果が期待されるとともに、東西線の混雑緩和にも寄与します。

 現時点では、「有楽町線」や「半蔵門線」との直通運転は想定していないようですが、有楽町線の「豊洲駅」は2面4線のため分岐や合流が可能です。また、半蔵門線の「住吉駅」も2層構造で分岐や合流が可能です。開業が近付くにつれて直通運転の計画が具体化していくと思われます。

有楽町線延伸(豊洲・住吉間)の概要
◆ 建設キロ-4.8km
◆ 経由地-豊洲駅~東陽町駅~住吉駅
◆ 総建設費-約2,690億円
◆ 開業目標-2030年代半ば


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南北線延伸(品川・白金高輪間)
 
南北線延伸(品川・白金高輪間)の周辺地域である品川駅周辺は、リニア中央新幹線の整備を契機に、東京と国内外の広域的な交通結節点として期待され、新たな国際競争力強化の拠点として、多様な機能が集積する再開発エリアであります。本路線は、品川駅で山手線、東海道線等のJR東日本主要幹線、羽田空港に連絡する京急線、東海道新幹線と接続し、六本木・赤坂等との都心部のアクセス利便性向上等に寄与します。

 「白金高輪駅」には、「東京メトロ南北線」と「都営地下鉄三田線」が乗り入れており、「東京メトロ南北線」と「都営地下鉄三田線」の白金高輪駅以北への直通運転を想定しています。

南北線延伸(品川・白金高輪間)の概要
◆ 建設キロ-2.5km
◆ 経由地-品川駅~白金高輪駅
◆ 総建設費-約1,310億円
◆ 開業目標-2030年代半ば


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白金高輪駅
 「白金高輪駅」のホームは島式2面4線となっています。内側2線(2番・3番)を「東京メトロ南北線」、外側の2線(1番・4番)を「都営地下鉄三田線」が使用しています。白金台駅方の内側に引き上げ線が2線あり、東京メトロと都営地下鉄が共同で使用しています。白金台駅方の引き上げ線の2線を品川方面に延伸します。

● フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)
 白金高輪駅を含む「東京メトロ南北線」のホームドアは、日本の地下鉄では珍しい「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」のホームドアです。品川駅のホームドアも「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」になる可能性があります。

 ホームドアのタイプは、大きく分けて2種類あります。一つ目が「フルスクリーンタイプ(フルハイトタイプ)」と呼ばれる天井近くまでスクリーンで覆われたもので、もう一つが「ハーフハイトタイプと呼ばれる高さ130cmのものです。

 「フルハイトタイプ」が理想ですが、コストが非常に高い上に、天井近くまでスクリーンで覆うので新線や新駅の工事と同時に行わないと設置が難しいです。



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