2023年3月22日 (水)

神戸市新長田駅南第2-C地区 病院×住宅の複合施設「ASMACI 神⼾新⻑⽥」が完成 2023年3月16日に竣⼯記念式典を開催!

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-ASMACI神戸新長田-

 「ミサワホーム、京阪電鉄不動産、医療法人一輝会」の3者は、特定建築者として計画を進める、神戸市新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業「大橋7第2工区」において、神戸市の再開発で初となる分譲マンションと病院の複合施設「ASMACI神戸新長田」を着工しました。

 病院との連携により住民の健康増進に寄与し、将来にわたり安心できる住環境を提供するとともに、病院前広場の活用により地域交流と健康を育む場として2023年1月に竣工予定です。 

● 2023年3月16日に竣⼯記念式典を開催!
 「神⼾市」を施⾏者として、特定建築者である「ミサワホーム、京阪電鉄不動産、特定医療法⼈⼀輝会」の3者が建設していた複合施設「ASMACI神⼾新⻑⽥」がこのたび完成、2023年3月16日、地域活性化への思いをこめて竣⼯記念式典を開催しました。

 引用資料 ミサワホーム(PDF:2023/03/16)
 地域の賑わいを生む、地域医療の新たなランドマーク 病院×住宅の複合施設「ASMACI神戸新長田」が完成

ASMACI神戸新長田の概要
◆ 計画名-神戸国際港都建設事業新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業(大橋7第2工区)
◆ 所在地-兵庫県神戸市長田区大橋町七丁目1番1(地番)
◆ 交通-神戸市営地下鉄西神・山手線、海岸線「新長田」駅徒歩5分、JR神戸線(山陽本線)「新長田」駅徒歩6分、神戸高速線・山陽電車本線「西代」駅徒歩15分
◆ 階数-地上14階、地下0階
◆ 敷地面積-3,736.70㎡
◆ 建築面積-2,308.40㎡
◆ 延床面積-15,073.54㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-病院(地上1階~5階)、分譲マンション(地上6階~14階)
◆ 総戸数-80戸(ファインレジデンス神戸新長田)
◆ 病床数-142床(荻原記念病院)
◆ 建築主-ミサワホーム、京阪電鉄不動産、医療法人一輝会(売主 ミサワホーム、京阪電鉄不動産)
◆ 設計者・監理者-伊藤喜三郎建築研究所・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2021年03月
◆ 竣工-2023年01月下旬(竣工)、2023年03月16日(竣工式)
◆ 開院-2023年04⽉


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複合施設「ASMACI 神⼾新⻑⽥」イメージです。ミサワホームと京阪電鉄不動産が共同で販売する全80戸の分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」と、一輝会が運営する病床数142床の「荻原記念病院」との複合施設です。


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「マンションのエントランスホール」です。


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「コワーキングスペースを備えたオーナーズラウンジ」です。


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「位置図」です。



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2023年3月21日 (火)

阪急京都線「摂津市駅」を中心に高架化 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」 2023年2月末時点で用地買収進捗5割弱!

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-阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業-
 阪急電鉄京都線は、「大阪(梅田)」と「京都(河原町)」を結ぶ鉄道で、2010年3月14日の「摂津市駅」の開業により、駅東側では摂津市立コミュニティプラザや集合住宅等が整備されました。

 しかしながら、摂津市駅周辺の踏切では、開かずの踏切などにより慢性的な交通渋滞が発生し、また、鉄道により地域が分断され、地域活動の支障となっています。

 「阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」は、大阪府が事業主体となり、阪急京都線摂津市駅を中心に、山田川から大正川付近(一部茨木市域)までの全長約2.1kmの区間で、線路を高架にすることによって5ヶ所の踏切を無くします。

 引用資料 摂津市・公式ホームページ
 連続立体交差推進課  

 連続立体交差事業により鉄道を高架化し、交通渋滞や踏切事故を抜本的に解消するとともに、市街地の一体化を図り、また消防車等緊急車両の迅速性が確保されるなど、地域の発展に大きく寄与します。

● 用地買収進捗5割弱!
 大阪府と摂津市、茨木市、阪急電鉄が進める「阪急電鉄京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業」で、事業区間の用地買収が、2023年2月末時点で5割弱まで進捗していることが分かりました。2023年度も引き続き用地買収を推進し、付け替え道路や仮設駅前広場の整備にも着手する予定です。

 日刊建設工業新聞(2023/03/16)
 大阪府ら/阪急京都線摂津市駅付近連立事業の用地買収進捗5割弱、事業延長2・1キロ

阪急京都線(摂津市駅付近)連続立体交差事業の概要
◆ 事業区間-大阪府摂津市庄屋一丁目~大阪府茨木市丑寅二丁目
計画延長-約2,550m(線路線数2)
事業延長-約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)
構造形式-嵩上式(約1,430m)、地表式(約1,120m)
高架化される駅-摂津市駅
踏切除却数-5ヶ所(うち開かずの踏切2ヶ所)
事業者-大阪府、摂津市、茨木市、阪急電鉄
◆ 用地取得-2018年度~
◆ 工事着手-2023年度予定
◆ 事業完了-2033年度予定


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事業延長は、約2,100m(摂津市域1.5km、茨木市域0.6km)です。


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南西側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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北東側半分の「平面図」と「縦断図」です。


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摂津市駅部の「断面図」です。


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高架部の「断面図」です。


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阪急京都線の「摂津市駅(せっつしえき)」のホームです。2010年3月14日に開業しました。相対式の2面2線の地上駅となっています。いかにも暫定的な造りになっているのは、将来的に高架化されるためです。



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2023年3月20日 (月)

祝! 2023年3月18日に「大阪駅(うめきたエリア)の地下ホーム」が開業 近未来的な地下コンコース編!

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-うめきた(大阪)地下駅-
 2023年3月18日は、ダイヤ改正に合わせて、東西で大きな出来事がありました。首都圏では新路線「相鉄・東急新横浜線」の開業、関西では、大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業しました。

 2023年3月18日(土)に大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業し、関西エリアの「玄関口」である大阪駅の拠点性がさらに高まり、関西エリア全体のネットワークがより強化されました。新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置しました。


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大阪駅の構内図

 「大阪駅(うめきたエリア)の地下ホーム」の構内図です。

 引用資料 JR西日本(PDF)
 大阪駅構内図


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浸水を防ぐために巨大な「防水扉」が設置されています。もちろん反対側にも設置されています。


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特徴的な天井です。


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コンコースです。


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「発車標」です。


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コンコースです。


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新改札の「うめきた地下口」です。


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実証実験が行われている顔認証ゲート

 パナソニックの顔認証技術を採用している「顔認証ゲート」です。近未来的なデザインで、双方向に対面通行が可能となっています。既存のICカードでも通行できます。

 JR西日本(PDF:2023/03/02)
 大阪駅(うめきたエリア)における「顔認証改札機」実証実験に向けてモニターの募集を開始!


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斬新すぎる「駅弁自販機」です(笑)。


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パット見は奥に大画面があるように見えます。


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映像が投影されている部分は「仮囲い」です。この先は工事中です。「大阪駅(うめきたエリア)」はまだまだ工事中のエリアが多いです。



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2023年3月19日 (日)

祝! 2023年3月18日に「大阪駅(うめきたエリア)の地下ホーム」が開業 フルスクリーンホームドアがある地下ホーム編!

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-うめきた(大阪)地下駅-
 昨日(2023年3月18日)は、ダイヤ改正に合わせて、東西で大きな出来事がありました。首都圏では新路線「相鉄・東急新横浜線」の開業、関西では、大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業しました。

 多くの「YouTuber(ユーチューバー)」が、速攻で動画をUPしていました。中には1日で、「相鉄・東急新横浜線」と「大阪駅(うめきたエリア)の地下ホーム」の両方をUPしていたツワモノもいました(笑)。

 2023年3月18日(土)に大阪駅(うめきたエリア)に新たに地下ホームが開業し、関西エリアの「玄関口」である大阪駅の拠点性がさらに高まり、関西エリア全体のネットワークがより強化されました。新駅は2期区域の東側に位置し、地下1階に改札口やコンコース、地下2階に島式のホームを2面設置しました。


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2023年3月18日(土)は、開業日という事もあり、関係者がたくさんいました。


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あらゆる車種に対応できる世界初の方式である「フルスクリーンホームドア」です。電車の到着前に、ドアのスクリーンが警告色の「黄色」に変わります。

● フルスクリーンホームドアは21番線のみ
 2023年3月18日の開業時には、「フルスクリーンホームドア」は「21番線」のみにしか設置されていません。「22番線・23番線・24番線」への設置時期は現時点では未定です。


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電車が到着しました。


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ドアが開きます。


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アップです。


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上段のスクリーンがドアの位置に合わせて表示が変更されます。

 

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「21番線・22番線」の「発車標」です。


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大阪駅の次が「西九条駅(にしくじょうえき)」というのがなんとも新鮮です。


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「23番線・24番線」の「発車標」です。


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「23番線ホーム」です。「フルスクリーンホームドア」は設置されていません。


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「24番線ホーム」です。「フルスクリーンホームドア」は設置されていません。

● フルスクリーンホームドアの設置は?
 「22番線・23番線・24番線」への設置時期は現時点では未定です。ハーフハイト型のホームドアと違って、「フルスクリーンホームドア」の後からの設置は非常に難しそうです。何日間か設置ホームを閉鎖する必要がありそうです。



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2023年3月18日 (土)

「福岡市」が「九州大学」と連携して次世代の研究開発拠点の形成 いとLab+(いと・らぼ・ぷらす) 2023年4月8日に開業!

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-いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)

 「大和ハウス工業、西部ガス都市開発、九州TSUTAYA、正晃、大和情報サービス」は、2020年11月20日に福岡市から「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」の事業予定者に選定され、2020年12月25日に「福岡市、ダイハツ九州」と基本協定書の締結を行いました。

 「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」は、福岡市が九州大学と連携して次世代の研究開発拠点の形成を進めるため、ダイハツ九州と福岡市が所有する土地を活用する事業です。

 「大和ハウス工業」と西部ガスグループの「西部ガス都市開発」は、2022年3月11日、福岡市西区九大新町において「研究開発次世代拠点」を着工しました。呼称は「元岡地区研究開発次世代拠点」から「九大新町研究開発次世代拠点」に変更されています。

 「研究開発次世代拠点」は、九州大学と連携した次世代の研究開発拠点の形成を進めるため、ダイハツ九州と福岡市が所有していた土地を活用した事業です。「大和ハウス工業」と「西部ガス都市開発」が事業主体者として31,224.68㎡の土地を購入し、「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトに、研究開発施設を主体とした複合施設を開発します。

● 2023年4月8日に開業!
 「大和ハウス工業」と西部ガスグループの「西部ガス都市開発」は、2023年4月8日に、福岡市西区九大新町において研究開発次世代拠点「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」を開業します。

 引用資料 福岡市・公式HP(PDF:2023/03/17)
 「いとLab+」が令和5 年4 月8 日(土)にオープンします!

 引用資料 大和ハウス工業(2023/03/17)
 研究開発次世代拠点「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」を2023年4月8日(土)にオープンします

いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)の概要
◆ 計画名-九大新町研究開発次世代拠点
◆ 所在地-福岡県福岡市西区九大新町5番1他
◆ 交通-JR筑肥線「九大学研都市駅」より昭和バスにて約9分
◆ 敷地面積-31,224.68㎡
◆ 延床面積-28,296.86㎡(研究開発棟面積9,177.58㎡、物販店舗棟面積2,983.43㎡、店舗棟面積1,375.31㎡、住居棟面積14,837.28㎡)
◆ 用途-研究開発棟(レンタルオフィス・ラボ)、商業棟(BOOK & CAFE)、テナント棟、学生向け賃貸マンション(住居棟)
◆ 事業主体-大和ハウス工業、西部ガス都市開発
◆ 基本設計-(研究開発棟・商業棟)梓設計、スタジオアキリ、(住居棟)上村建設
◆ 実施設計-(研究開発棟・商業棟)溝江建設、(実施設計)上村建設
◆ 施工者-上村建設、溝江建設
◆ 着工-2022年03月11日
◆ 竣工-2023年03月28日
◆ 開業-2023年04月08日


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「完成予想図」です。


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「完成予想図」です。


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「蔦屋書店(完成予想図)」です。


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「ITO GRAND(完成予想図)」です。


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「LOWYA(完成予想図)」です。


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「位置図」です。福岡市は「九州大学」の移転が決まった時に、必死で福岡市外への移転を防ぎましたが、旧帝国大学の「九州大学」を福岡市内の残したのは大正解でした。「九州大学伊都キャンパス」の周辺には、研究開発拠点がどんどん集積していくと思われます。



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2023年3月17日 (金)

シリコンアイランド九州 熊本県菊池市 「三菱電機」が炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の生産体制強化に向け新工場棟を建設!

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-三菱電機-
 九州は、1980年代~1990年代前半頃は、アメリカのシリコンバレーにならって「シリコンアイランド九州」と呼ばれていました。しかし、日本の半導体業界の衰退と共に「シリコンアイランド九州」の名称はほとんど使われなくなりました。しかし、「シリコンアイランド九州」の復活が現実味を帯びてきました。

 「三菱電機」は、炭化ケイ素(SiC)パワー半導体の8インチウエハー生産に対応する新工場棟を熊本県菊池市に建設し、2026年4月に稼働します。熊本県合志市のSiC6インチ対応の既存工場も増強します。

 SiCのウエハー枚数ベースの生産能力は2026年度に2022年度比約5倍に増やします。2021年~2025年度のパワー半導体の設備投資計画は従来比2倍の約2,600億円に引き上げ、脱炭素社会に向けた省エネルギーや電動車向けのニーズを取り込みます。

 引用資料 三菱電機(2023/03/14)
 三菱電機 SiCパワー半導体の生産体制強化に向け新工場棟を建設 従来計画から倍増し、2021年度から2025年度でパワーデバイス事業へ2,600億円を投資
 
 新工場棟は液晶モジュールを生産していた拠点の敷地内に建設すします。拠点の既存の2棟も活用します。合志市の6インチ対応の既存工場の能力増強と合わせた投資額は約1,000億円を見込みます。その他に、福岡市西区の拠点は約100億円を投資して後工程の新工場棟を建て、海外も中国安徽省合肥市などの後工程の増強に約200億円を投資します。


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熊本県菊池市泗水町住吉1576番地1の「三菱電機株式会社 液晶事業統括部の事業所」付近の衛星写真です(Googleマップの衛星写真を引用)。


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TSMCとソニーの半導体合弁事業
 「TSMC、ソニーセミコンダクタソリューションズ、デンソー」は、TSMCの半導体受託製造子会社で、TSMCが株式の過半を所有する「Japan Advanced Semiconductor Manufacturing」に対して、デンソーが約3.5億米ドルの少数持分出資を行うことを発表しました。この出資により、デンソーはJASMの10%超の株式を取得します。

 ソニーグループ(2022/02/15)
 デンソーによる、JASMへの少数持分出資について

 新工場は2022年4月21日に着工、2024年末までに生産開始を目指しています。TSMCは市場ニーズに応えるため、既に公表済みの22/28ナノメートルに加えて、12/16ナノメートル FinFETプロセス技術による製造も担えるようJASMの能力を強化し、月間生産能力を55,000枚(300mmウェーハ)に増強する予定です。

● TSMCの第2工場も熊本県に、総投資額は1兆円以上の見通し!
 「TSMC」が日本で検討している2番目の工場を熊本県菊陽町付近に建設する方向で調整に入ったと、2月24日付の「日刊工業新聞」が報じました。総投資額は1兆円以上の見通しだとしています。

 ブルームバーグ(2023/02/24)
 TSMC第2工場も熊本、総投資額は1兆円以上の見通し-報道

 2024年末に稼働する最初の工場と同等規模以上で、5-10ナノメートルの先端プロセスを採用する可能性があると伝えています。稼働開始は2020年代後半になる見込みです。二つの工場で人材や設備を共有できる点を重視しており、2023年内に詳細を決める方針だとしています。



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2023年3月16日 (木)

福岡市 交通至便の呉服町エリアにハイスペックオフィスビルが誕生 「博多FDビジネスセンター」が竣工!

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-博多FDビジネスセンター-

 「福岡地所、第一生命保険」は、福岡市博多区に共同で開発を進めてきた「博多FDビジネスセンター」が、2023年2月28日に竣工しました。天神や博多に次ぐビジネスエリアである呉服町エリアで稀少な大型区画を持ち、充実の BCP 機能を備えたオフィスビルです。

 更に、建築デザイナーにはデンマークの「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」を起用しており、デザイン性が高く、居心地の良い空間を兼ね備えたハイスペックなオフィスビルが誕生しました。

 引用資料 福岡地所(PDF:2023/03/10)
 交通至便の呉服町エリアにハイスペックオフィスビルが誕生 「博多 FD ビジネスセンター」竣工のお知らせ 入居者のウェルビーイングを促進する空間を実現

 建築デザインは「デンマーク王立図書館」をはじめ世界20数か国で文化施設、商業・業務施設、住居施設に多くの実績を持つ建築デザイン事務所「シュミット・ハマー・ラッセン・アーキテクツ」(デンマーク)のKristian Lars Ahlmark と勝目雅裕が担当しました。

博多FDビジネスセンターの概要
◆ 所在地-福岡県福岡市博多区綱場町2番1号
◆ 交通-福岡市地下鉄箱崎線「呉服町」駅徒歩1分、福岡市地下鉄空港線「中洲川端」駅徒歩4分
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 高さ-約55m
◆ 敷地面積-2,815.15㎡
◆ 建築面積-2,094.75㎡
◆ 延床面積-21,786.97㎡
◆ 構造-コンクリート充填鋼管造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-福岡地所、第一生命保険
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2021年11月04日
◆ 竣工-2023年02月28日


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「エントランス」です。


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「断面図」です。上に行くほど広くなる日本では珍しいオフィスビルです。


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「12階平面図」です。


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「位置図(狭域図)」です。


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「位置図(広域図)」です。



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2023年3月15日 (水)

広島市 T&D保険グループの「大同生命保険」 「大同生命広島ビル新築計画」の新築工事に着手!

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-大同生命広島ビル新築計画-

 T&D保険グループの「大同生命保険」は、広島市中区紙屋町一丁目で進めている「大同生命広島ビル新築計画」の新築工事に着手しました。計画地は、広島市のメインストリートである相生通りに位置し、周辺には広島県庁をはじめとする官公庁や金融機関が集まるエリアです。

 引用資料 大同生命保険(PDF:2023/03/10)
 「大同生命広島ビル」新築工事に着工 〜紙屋町・相生通りに、高い環境性能を備えた最新オフィスビルを2025年竣工予定〜

 「大同生命広島ビル新築計画」は2019年に取得したビルを建替えるもので、2025年4月の竣工を予定しています。ビルで利用する電力に再生可能エネルギーの導入を予定しているほか、高い環境性能を備えた建物とすることで、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の評価にて最高ランクである5つ星、ならびに「ZEB Oriented」認証などを取得しています。

 大同生命保険は、「大同生命広島ビル新築計画」により、環境負荷低減への取組みを進めるとともに、最新機能を備えた快適なオフィス空間の提供を通じて、持続可能な地域社会の発展に貢献できるよう努めます。

 (仮称)大同生命広島ビル新築計画の概要
◆ 所在地-広島県広島市中区紙屋町一丁目2-27他
◆ 交通-広島電鉄「紙屋町東」停留場徒歩1分、アストラムライン「県庁前」駅徒歩3分
◆ 階数-地上14階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-62.54m
◆ 敷地面積-863.91㎡
◆ 建築面積-697.20㎡
◆ 延床面積-10,215.11㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、自動車車庫
◆ 建築主-大同生命保険
◆ 設計者-(基本設計)日建設計、(実施設計)大林組
◆ 監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2022年12月下旬
◆ 竣工-2025年04月末予定


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「エントランスイメージ」です。


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「位置図(狭域図)」です。広島電鉄「紙屋町東」停留場徒歩1分、アストラムライン「県庁前」駅徒歩3分の立地です。


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「位置図(広域図)」です。



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2023年3月14日 (火)

JR九州 「鹿児島中央駅」と直結 延床面積31,869.75㎡の「JR鹿児島中央ビル」 2023年4月頃開業予定!

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-鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)-

 「JR九州」は、2004年の九州新幹線部分開業を契機に、アミュプラザ鹿児島などの開発により、鹿児島中央駅周辺にて、「住みたい、働きたい、訪れたい、まちづくり」を進めています。

 そして現在では、その「まちづくり」を鹿児島中央駅西口エリアにも広げていくべく、鹿児島中央駅西口のJR九州用地の敷地面積約9,500㎡において、オフィスをはじめとした複合ビル開発及び住居等開発計画を進めています。

 鹿児島中央駅西口用地における「まちづくり」のⅠ期開発として、2021年11月18日に複合ビルの工事に着手するとともに、安全祈願祭を執り行いました。

● JR鹿児島中央ビル
 鹿児島中央駅西口地区においては、鹿児島市による周辺道路整備事業に併せて、JR九州が鹿児島市道敷地を取得し歩行者空間として整備を行い、安心安全な基盤整備を進めています。

 今回のまちづくりに伴う開発は2つの段階に分けて進めていますが、そのうちのⅠ期開発(敷地面積6,485.07㎡)である「(仮称)鹿児島中央駅西口複合ビル」の名称を「JR鹿児島中央ビル」に、商業ゾーンの名称を「AMU WE(アミュ ウィー)決定しました。開業日は2023年4月頃を予定しています。

 引用資料 JR九州(PDF:2023/01/26)
 「JR鹿児島中央ビル」誕生! ~建物、商業ゾーン名称及び出店テナント決定のお知らせ~

JR鹿児島中央ビルの概要
◆ 所在地-鹿児島中央駅西口複合ビル(仮称)
◆ 所在地-鹿児島県鹿児島市武一丁目2番10号
◆ 交通-JR「鹿児島中央」駅徒歩1分
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-54.21m
◆ 敷地面積-6,485.07㎡(Ⅰ期開発) 
◆ 延床面積-31,869.75㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス(4階~10階)、商業施設(1階~3階)、立体駐車場
◆ 建築主-JR九州
◆ 設計者・管理者-清水建設
◆ 施工者-清水・九鉄特定建設工事共同企業体(清水建設・九鉄工業JV)
◆ 着工-2021年11月18日(着工及び安全祈願祭)
◆ 開業-2023年04月頃予定


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「4階ラウンジイメージ」です。


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「1階商業イメージ」です。


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「2階商業・オフィスエントランスイメージ」です。


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「基準階平面図」です。


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「フロア構成図」です。


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「商業ゾーンマップ」です。



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2023年3月13日 (月)

阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業 東灘高架下(阪神本線魚崎駅・芦屋駅間)  深江駅1階に新店舗が2023年3月18日にオープン!

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-高架下空間(東灘高架下)-

 「阪神電気鉄道」と「阪急阪神不動産」では、阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業によって新たに誕生した、阪神本線魚崎駅・芦屋駅間の東西約3.5km にわたる高架下空間(東灘高架下)の活用に当たり、東灘高架下に位置する深江駅の1階において、ドラッグストア「ココカラファイン阪神深江駅店」を2023年3月18日(土)にオープンします。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2023/03/07)
 新たな高架下空間 東灘高架下 深江駅1階に新店舗が3月18日オープン ~東灘高架下(阪神本線魚崎駅・芦屋駅間)の活用を進めてまいります~

 今後、東灘高架下の活用を順次進めるに当たり、この空間をイメージしたロゴマークを策定しました。高架下の特徴である細長く連続する空間に、つながりやデザインの統一感を持たせるためのツールの一つとして用い、施設のポイントとなる場所や案内サイン等、東灘高架下の様々な場面で本ロゴマークを展開します。

深江駅1階店舗の概要
◆ 名称-ココカラファイン阪神深江駅店
◆ 所在地-兵庫県神戸市東灘区深江北町四丁目1番8号
◆ 階数-平屋建て
◆ 延床面積-約700㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 着工-2022年09月
◆ 竣工-2023年02月
◆ 開業-2023年03月18日


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東灘高架下ロゴマーク

 東灘高架下を構成する4つの駅(魚崎、青木、深江、芦屋)が高架でつながり、その内、中央2つの青木駅・深江駅とその前後は高架となって上に上がったこと、そして東灘高架下が位置する神戸の特徴である山や海をイメージしました。


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「店舗配置図」です。


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「東灘高架下位置図」です。



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