01 大阪梅田ツインタワーズ・サウス

(大阪市北区)

2025年5月17日 (土)

梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ) 「阪神梅田本店」に接続する西側部分の階段の架け替えが完了 Ⅰ期部分のオープンから7年越しの課題が解決!

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-梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ)-
 JR大阪駅前の「阪急うめだ本店」と「阪神梅田本店」を結ぶ「梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ)」が2024年10月に60年を迎えました。駅前の交通渋滞の激化を懸念した「松下電器産業(現パナソニックホールディングス)」の創業者・松下幸之助氏の意向で、松下電器産業が寄贈しました。

 「梅田新歩道橋」は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の建設に合わせて大規模なリニューアルが行われ、「阪神梅田本店」のⅠ期部分が開業した2018年6月1日に開通しました。

 しかし、「阪神梅田本店」に接続する西側部分の階段が以前のままで残されていました。そのため歩道橋の床面の高さの違います。私は、「阪神梅田本店」のⅡ期部分の開業に合わせて階段の架け替えが行われると思っていましたが、行われませんでした。

● 7年越しの課題が解決!
 階段の架け替えが行われて、遂に供用開始されました。階高の違いを調整するために歩道橋の床面の高さが違う2重構造がやっと解消しました。これで7年越しの課題がやっと解決しました。


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(2018年6月の状態)

 「阪神梅田本店」のⅠ期部分は2018年6月1日に開業しました。「阪神梅田本店」は以前より階高が高くなったので、この部分はスロープ状になっています。階高の違いを調整するために歩道橋の床面の高さが違う2重構造になって、境目には柵が設置されました。


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(2018年6月の状態)以前の歩道橋と比べ床面がかなり高くなっていることが分かります。


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歩道橋の床面です。写真右側の新しい部分が嵩上げされた部分です。床面が同じ高さになったため非常に歩きやすくなりました。


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Ⅰ期部分のオープンから7年越しでやっと課題が解決しました。


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「阪急うめだ本店」方面を見た様子です。


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階段を南側から見た様子です。


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階段を北側から見た様子です。


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階段が架け替えられて新たな床面に高さに嵩上げされて合わせています。


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階段を上から見た様子です。


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上に振り返った様子です。


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階段を一番下から見た様子です。


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階段が架け替えは終わりましたが、周辺の工事はまだまだ続きます。



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2025年4月20日 (日)

大阪駅前地下道東広場改築その他工事 新しく生まれ変わった「東広場」 「阪急うめだ本店」と「阪神梅田本店」の地上部ではまだ工事が続く!

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-大阪駅前地下道東広場改築その他工事-

 「神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。

 大阪駅前地下道東広場は、建設後80年近くが経過し老朽化が進行していることから、大規模な改築とリニューアルを行います。工事期間中は、広場の地上部分を通っている国道176号(阪神前交差点及び周辺エリア)の交通を規制し、通行できる車線を減少させ、東広場の地下空間も一部通行を制限しながら工事を行うことになります。

● 地上部の工事が続く!
 「大阪駅前地下道東広場」の工事はほぼ終わっていますが、地上部分の工事はまだまだ続いています。ずっと工事が続いていて「サグラダ・ファミリア」状態がまだまだ続きます。


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「工事箇所」です。


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「施工手順の一例」です。柱と天井のリニューアル工事だけではなく、「新設躯体構築」を行っています。


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「阪急うめだ本店」側の工事の様子です。


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「阪急うめだ本店」側の内部の様子です。


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「養生シート」らしきものが敷かれています。これは何の工事をしているのでしょうか?


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「阪神梅田本店」側の工事の様子です。


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「阪神梅田本店」側の内部の様子です。


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「大阪駅前地下道東広場改築その他工事」の様子です。


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「大阪駅前地下道東広場」です。


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「大阪駅前地下道東広場」です。


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「大阪駅前地下道東広場」です。



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2025年4月18日 (金)

梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ) 「阪神梅田本店」に接続する西側部分の階段の架け替え これで7年越しの課題がやっと解決!

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-梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ)-
 私は、「Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎」のYouTubeチャンネルをよく見るのですが、「ロンドン」に日本食チェーンが凄く増えてる事を知りました。ちょっとうれしかったです。

 YouTube Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎
 イギリスで人気の日本食チェーンは日本人が食べてもウマいのか?

 本題に戻って、JR大阪駅前の「阪急うめだ本店」と「阪神梅田本店」を結ぶ「梅田新歩道橋(阪急阪神連絡デッキ)」が2024年10月に60年を迎えました。駅前の交通渋滞の激化を懸念した「松下電器産業(現パナソニックホールディングス)」の創業者・松下幸之助氏の意向で、松下電器産業が寄贈しました。

 「梅田新歩道橋」は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の建設に合わせて大規模なリニューアルが行われ、「阪神梅田本店」のⅠ期部分が開業した2018年6月1日に開通しました。

 しかし、「阪神梅田本店」に接続する西側部分の階段が以前のままで残されていました。そのため歩道橋の床面の高さの違います。私は、「阪神梅田本店」のⅡ期部分の開業に合わせて階段の架け替えが行われると思っていましたが、行われませんでした。

● 7年越しの課題が解決!
 現在、階段の架け替えが行われており、2025年4月30日までに完成予定です。階高の違いを調整するために歩道橋の床面の高さが違う2重構造がやっと解消します。これで7年越しの課題がやっと解決します。


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2018年6月の状態

 「阪神梅田本店」のⅠ期部分は2018年6月1日に開業しました。「阪神梅田本店」は以前より階高が高くなったので、この部分はスロープ状になっています。階高の違いを調整するために歩道橋の床面の高さが違う2重構造になって、境目には柵が設置されました。


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以前の歩道橋と比べ床面がかなり高くなっていることが分かります。


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階段の架け替え工事が行われています。工期は2025年4月30日までの予定です。


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フェンス内部の様子です。


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歩道橋の床面です。写真右側の新しい部分が嵩上げされた部分です。床面が同じ高さになったため非常に歩きやすくなりました。


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「阪急うめだ本店」方面を見た様子です。


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階段が架け替えられて新たな床面に高さを合わせています。


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階段を北側から見た様子です。


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階段を北側から引いて見た様子です。



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2023年6月 9日 (金)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 美しい「壁面緑化」、どのようにメンテナンスしているのか?

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 「阪神電気鉄道」 と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」では、2014年10月1日の工事着手以来 、「梅田1丁目1番地計画」を進めてきましたが、2022年2月25日にⅡ期工事部分が竣工し、全体竣工を迎えました。

● 壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有!
 「阪神園芸」では、2022年2月25日に全体竣工を迎えた「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」において、壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有し、必要な緑量やデザイン・品質を長期的に維持するとともに、情報発信などを通じて本建物の資産価値を高めることを目的とした「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。

 引用資料 阪神園芸(2022/03/25)
 大阪梅田ツインタワーズ・サウスにおいて 壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年02月25日(全体竣工)

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工-2021年09月07日(竣工)、2021年10月08日(新百貨店部分先行オープン)
⑧ 全体竣工-2022年02月25日
⑨ オフィスゾーン開業-2022年03月24日
⑩ グランドオープン-2022年04月06日(阪神梅田本店のグランドオープン)


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「壁面緑化、屋上緑化」などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。


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基壇部の「阪神梅田本店」の外壁は、「阪神園芸」により「壁面緑化」が行われています。


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Ⅰ期工事部分の「壁面緑化」です。


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このところ雨の日が続いたので、「壁面緑化」の植物が大きく育っていい感じになっています。今の季節の「アジサイの花」もあります。


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甲子園球場のツタで覆われるというウワサがありましたが、実現しませんでした。


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Ⅱ期工事部分の「壁面緑化」です。


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「阪神園芸」は、このような狭い場所で、雑草の除去や剪定(せんてい)などのメンテナンスをどのように行っているのか? 私は興味津々です。


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よく見ると、ビルに直接では無く、白いプランターのようなもので植栽を行っているようです。これだと枯れり、育ちすぎたりしたらすぐに交換できます。



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2022年3月29日 (火)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 「阪神園芸」が壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 「阪神電気鉄道」 と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」では、2014年10月1日の工事着手以来 、「梅田1丁目1番地計画」を進めてきましたが、2022年2月25日にⅡ期工事部分が竣工し、全体竣工を迎えました。

● 壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有!
 「阪神園芸」では、2022年2月25日に全体竣工を迎えた「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」において、壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有し、必要な緑量やデザイン・品質を長期的に維持するとともに、情報発信などを通じて本建物の資産価値を高めることを目的とした「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。

 引用資料 阪神園芸(2022/03/25)
 大阪梅田ツインタワーズ・サウスにおいて 壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年02月25日(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工-2021年09月07日(竣工)、2021年10月08日(新百貨店部分先行オープン)
⑧ 全体竣工-2022年02月25日
⑨ オフィスゾーン開業-2022年03月24日
⑩ グランドオープン-2022年04月06日(阪神梅田本店のグランドオープン)


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「壁面緑化、屋上緑化」などの植栽施設を施工・保有して「みどり空間の維持・活用サービス」を実施します。


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屋上緑化

 12階の屋上庭園では、壁面緑化と同様の考え方で樹種を選定し、シンボルツリーであるケヤキを周囲の景観との調和を意識して配置し、季節感が感じられる植物と組み合わせ、オフィスワーカーや来訪者にとって、くつろぎ、憩いが感じられるオアシス的な空間を提供します(屋上緑化全体で約800㎡)。



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2022年2月26日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2022年2月25日に全体竣工、2022年3月24日にオフィスゾーンが開業!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

● 2022年2月25日にⅡ期工事部分が竣工!
 「阪神電気鉄道」 と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」では、2014年10月1日の工事着手以来 、「梅田1丁目1番地計画」を進めてきましたが、2022年2月25日(金)にⅡ期工事部分が竣工し、全体竣工を迎えました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2022/02/25)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスが2月25日(金)に全体竣工 3月24日(木)にはオフィスゾーンが開業します

 2022年3月24日(木)には高層部分にオフィスゾーンが開業し、西日本最大のターミナルである大阪 ・梅田エリアでも屈指の立地を誇る大型複合ビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が全面開業します。オフィスゾーンの入居テナントには、「ダイキン工業、東洋紡、エイチ・ツー・オー リテイリング」などが決定しています。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年02月25日(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工-2021年09月07日(竣工)、2021年10月08日(新百貨店部分先行オープン)
⑧ 全体竣工-2022年02月25日
⑨ オフィスゾーン開業-2022年03月24日
⑩ グランドオープン-2022年04月06日(阪神梅田本店のグランドオープン)


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構造・基礎工法

 地震対策として、先進の制震構造を採用(層間変形角1/110)しています。地震時にビルの健全性を測定する「構造ヘルスモニタリングシステム」を導入します。

 基礎工法は「大阪神ビルディング」側が、「場所打ちコンクリート拡底杭」を採用しています。一部は「多段拡径場所打ちコンクリート杭」で、竹中工務店の「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」により構築されています。

 「新阪急ビル」側は、既存建物の基礎を再利用した「直接基礎」です。工事中は地下階が全く見えなかったので、分からなかったのですが、「高圧噴射地盤改良」が行われています。

 引用資料 公式ホームページ
 大阪梅田ツインタワーズ・サウス


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「施設構成」です。


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ワンフロア約3,500㎡の無柱空間
 オフィスフロアは、東西約96m×南北約48mの2:1の比率となっています。東西約96m×南北約48mと関西では前例のない巨大な超高層オフィスフロアになります。

 ビルの中央部部分に、エレベーター、非常階段、トイレなどの「コア」部分を設け、ワンフロア約3,500㎡の無柱空間を確保しています。天井高2.9mの開放感あふれる空間となっています。


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完成イメージです。



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2021年9月23日 (木)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2021年10月8日(金)に阪神梅田本店建て替え先行オープン!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

● 阪神梅田本店建て替え先行オープン!
 2014年秋からスタートした「阪神梅田本店建て替え計画」は、2018年4月にI期棟が竣工、そして約7年にわたる建て替え工事を経て、一部売場を除き2021年10月8日(金)いよいよオープンします。2022年春に地下食料品売場を拡大し、グランドオープンの予定です。

 引用資料 エイチ・ツー・オー リテイリング(PDF:2021/09/22)
 阪神梅田本店 建て替え先行オープン等の決定について

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目13番1号
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)-2021年10月08日(先行オープン)、2022年春予定(グランドオープン)
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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構造・基礎工法

 地震対策として、先進の制震構造を採用(層間変形角1/110)しています。地震時にビルの健全性を測定する「構造ヘルスモニタリングシステム」を導入します。

 基礎工法は「大阪神ビルディング」側が、「場所打ちコンクリート拡底杭」を採用しています。一部は「多段拡径場所打ちコンクリート杭」で、竹中工務店の「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」により構築されています。

 「新阪急ビル」側は、既存建物の基礎を再利用した「直接基礎」です。工事中は地下階が全く見えなかったので、分からなかったのですが、「高圧噴射地盤改良」が行われています。

 引用資料 公式ホームページ
 大阪梅田ツインタワーズ・サウス


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「施設構成」です。


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ワンフロア約3,500㎡の無柱空間
 オフィスフロアは、東西約96m×南北約48mの2:1の比率となっています。東西約96m×南北約48mと関西では前例のない巨大な超高層オフィスフロアになります。

 ビルの中央部部分に、エレベーター、非常階段、トイレなどの「コア」部分を設け、ワンフロア約3,500㎡の無柱空間を確保しています。天井高2.9mの開放感あふれる空間となっています。


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2021年10月8日(金)に先行オープンする「阪神梅田本店」は、地下2階~地上9階の11フロアです。


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「地下2階(阪神バル横丁)」です。


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「地下1階(阪神食品館)」です。


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「地下1階(阪神食品館)」は 2022年春完成予定です。圧倒的な品揃えと専門性、日本一の王道デパ地下へ進化します。


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地上1階は新本店のシンボルフロアとなります。天井高約6m、北側全面ガラス張りの開放的な空間になります。



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2020年10月 3日 (土)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2020/10/01 オフィスフロアの「鉄骨建方」が本格化!

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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構造・基礎工法

 地震対策として、先進の制震構造を採用(層間変形角1/110)しています。地震時にビルの健全性を測定する「構造ヘルスモニタリングシステム」を導入します。

 基礎工法は「大阪神ビルディング」側が、「場所打ちコンクリート拡底杭」を採用しています。一部は「多段拡径場所打ちコンクリート杭」で、竹中工務店の「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」により構築されています。

 「新阪急ビル」側は、既存建物の基礎を再利用した「直接基礎」です。工事中は地下階が全く見えなかったので、分からなかったのですが、「高圧噴射地盤改良」が行われています。

 引用資料 公式ホームページ
 大阪梅田ツインタワーズ・サウス


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「施設構成」です。


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ワンフロア約3,500㎡の無柱空間
 オフィスフロアは、東西約96m×南北約48mの2:1の比率となっています。東西約96m×南北約48mと関西では前例のない巨大な超高層オフィスフロアになります。

 ビルの中央部部分に、エレベーター、非常階段、トイレなどの「コア」部分を設け、ワンフロア約3,500㎡の無柱空間を確保しています。天井高2.9mの開放感あふれる空間となっています。


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撮影日2020年10月1日 8月21日以来の撮影です。前回に続いて友人に撮影してもらいました。


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撮影日2020年10月1日 ワークレーン4基で「鉄骨建方」を行っています。


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撮影日2020年10月1日
 14階(15FL)もしくは15階(16FL)まで到達していると思われます。「養生シート」で隠れているので写真だけでは正確な階数が判断が出来ません。いずれにしてもオフィスフロアの「鉄骨建方」が本格化しています。


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撮影日2020年10月1日 12階がオフィスワーカー専用フロア「WELLCO」、13階から賃貸オフィスフロアとなります。


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撮影日2020年10月1日
 15階・16階(17FL)部分もしくは16階・17階(18FL)部分の「鉄骨建方」が始まっています。オフィスフロアも2層ずつ上に伸びて行くようです。


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撮影日2020年10月1日 平行四辺形の「装飾パネル」の取り付けが行われています。


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撮影日2020年10月1日 装飾パネルの内部では「PCカーテンウォール」の取り付けが行われています。「百貨店」のフロアなので窓がありません。


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撮影日2020年10月1日 西側から見た様子です。


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撮影日2020年10月1日 この部分が1階の「オフィスエントランス」となります。


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撮影日2020年10月1日
 南側から見た様子です。西面と南面も平行四辺形の「装飾パネル」の取り付けが行われています。私は、西側や南側からの完成イメージを見た事が無かったので、西面と南面も平行四辺形の「装飾パネル」が取り付けられる事を今回初めて知りました。


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撮影日2020年10月1日 道路上空部分です。



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2020年8月23日 (日)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2020年8月21日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(大阪神ビルディング側)、直接基礎(新阪急ビル側)
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


Hanshin20082111
構造・基礎工法

 地震対策として、先進の制震構造を採用(層間変形角1/110)しています。地震時にビルの健全性を測定する「構造ヘルスモニタリングシステム」を導入します。

 基礎工法は「大阪神ビルディング」側が、「場所打ちコンクリート拡底杭」を採用しています。一部は「多段拡径場所打ちコンクリート杭」で、竹中工務店の「TMB杭工法(竹中多段拡径場所打ちコンクリート杭工法)」により構築されています。

 「新阪急ビル」側は、既存建物の基礎を再利用した「直接基礎」です。工事中は地下階が全く見えなかったので、分からなかったのですが、「高圧噴射地盤改良」が行われています。

 引用資料 公式ホームページ
 大阪梅田ツインタワーズ・サウス


Hanshin20082112
ワンフロア約3,500㎡の無柱空間
 オフィスフロアは、東西約96m×南北約48mの2:1の比率となっています。東西約96m×南北約48mと関西では前例のない巨大な超高層オフィスフロアになります。

 ビルの中央部部分に、エレベーター、非常階段、トイレなどの「コア」部分を設け、ワンフロア約3,500㎡の無柱空間を確保しています。天井高2.9mの開放感あふれる空間となっています。


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撮影日2020年8月21日
 6月23日以来の撮影です。前回に続いて友人に撮影してもらいました。

● もうしばらく撮影の自粛を続けます。
 私は体は健康で、健康診断の各項目の数値もほぼ基準値以内に収まっています。しかし、血圧だけは例外で、数値を書くのが恥ずかしいくらいの超高血圧です。お医者さんからは「新型コロナウイルス は、高血圧は重症化する可能性が高いので、絶対に感染したらダメ!」と念を押されています。

 6月末に7月から撮影を再開する予定とブログで告知していました。ただ、このままでは、日本は大きな第二波に襲われた 「イスラエル」と同じ状態になるとの懸念をこのブログでも何度か書きました。
 予想通りイスラエルと同じになり、第一波よりも大きい第二波に襲われました。そのため撮影の自粛を続けています。流石にネタが枯渇しているのですが、私には現時点での撮影再開はリスクが高過ぎます。

 2020年4~6月期の「GDP(国内総生産)」の速報値は、実質で前期比7.8%減、年率換算で27.8%減となりました。私のようにみんなが自粛すると日本経済が死んでしまいます。基礎疾患のない60歳未満の元気な方は3密を避けて経済を回して欲しいと思っています。

 私の大阪の最後の撮影日は3月25日でした。もう約5ヶ月撮影していません。第二波は、7月下旬から8月初めがピークだったと思われます。早く第二波が収まって撮影を再開したいです。


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撮影日2020年8月21日 ワークレーン4基で「鉄骨建方」を行っています。


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撮影日2020年8月21日 10階(11FL)まで到達しています。


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撮影日2020年8月21日
 地上10階(11FL)の鉄骨建方が行われています。隣の外側の装飾パネルが縦に2枚分あるので2層に見えますが、階高が高い1層です。「百貨店」の上のフロアとなる10階は「機械室」で、「構造切替え階」となります。

● 構造切替え階
 商業フロアとオフィスフロアでは柱の位置が大きく異なります。商業フロアは基本的に均等に柱を配置しますが、オフィスフロアは柱の無い「整形無柱空間」を確保する必要があるので、柱を建物外周とコア部分に集中させます。

 柱の位置が大きく異なるので、下層階が商業フロア、上層階がオフィスフロアの超高層ビルは、構造を切替える「構造切替え階」を設けます。「構造切替え階」はフロアとしては使いにくいので多くの場合「機械室」になります。

 ただし、「構造切替え階」を設けるのは商業フロアが百貨店や大規模商業施設など階数が多い大規模な場合で、商業フロアが1階や2階程度では設けません。関西では、「梅田阪急ビル」や「ノースゲートビルディング」などに設けています。


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撮影日2020年8月21日 「PCカーテンウォール」の取り付けが行われています。


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撮影日2020年8月21日 「百貨店」のフロアなので窓がありません。


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撮影日2020年8月21日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2020年8月21日 西側から見た様子です。


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撮影日2020年8月21日 縦アングルです。


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撮影日2020年8月21日 西面です。


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撮影日2020年8月21日 南側から見た様子です。


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撮影日2020年8月21日 道路上空部分です。



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2020年6月25日 (木)

地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2020年6月23日の建設状況

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-大阪梅田ツインタワーズ・サウス-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 ビルの正式名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」です。Ⅰ期棟が2018年4月27日(金)に竣工し、「阪神百貨店」が2018年6月1日(金)に部分開業しました。

● Ⅱ期部分の新築工事に2019年6月1日に着手!
 「阪神電気鉄道」と「阪急電鉄(開発業務は阪急阪神不動産が担当)」は、2019年6月1日に、大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2019/05/27)
 梅田1丁目1番地計画 (大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画) 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分の新築工事に6月1日から着手します ~オフィスゾーンとカンファレンスゾーンが2022年春に開業~

 オフィスゾーン(地上11階~38階)では、心と体が満たされるワークプレイスとなることを目指して、「つながる梅田の中心」「おもてなしサービスのあふれるビル」「ウェルビーイングを実感」の3つのコンセプトを掲げています。それを実現するため専用フロアを12階に設置することとします。

大阪梅田ツインタワーズ・サウスの概要
◆ 計画名-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


Hanshin18040912
工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅠ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)-2018年04月27日 ※新百貨店の部分開業2018年06月01日
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年06月01日
⑥ 大阪梅田ツインタワーズ・サウスⅡ期部分新築工事着手-2019年06月01日
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春予定


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「WELLCO」のイメージパース 「カフェ」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ラウンジ&ワークスペース」です。


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「WELLCO」のイメージパース 「ウェルネスゾーン」です。


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撮影日2020年6月23日
 6月6日以来の撮影です。前回、前々回に続いて友人に撮影してもらいました。

● 7月から徐々に撮影を再開する予定です!
 私は体は健康で、健康診断の各項目の数値もほぼ基準値以内に収まっています。しかし、血圧だけは例外で、数値を書くのが恥ずかしいくらいの高血圧です。お医者さんからは「新型コロナウイルス は、高血圧は重症化する可能性が高いので、絶対に感染したらダメ!」と念を押されていました。

 そのため、多くのビルブロガーが撮影を再開する中でも撮影の自粛を続けていましたが、流石にネタが枯渇してきたので7月から徐々に撮影を再開しようと思っています。

 ただ、昨日(6月24日)は、国内で新型コロナウイルスの感染者が新たに96人が確認されました。1日当たりの感染者が90人を超えるのは5月14日以来41日ぶりです。緊急事態宣言が解除されてから明らかに増加傾向にあり心配です。

 「イスラエル」は、ロックダウンにより1日の感染者が1桁台まで減少していましたが、ロックダウンの解除後に第二波に襲わています。昨日は1日の感染者が532人と遂に500人を超えました。日本も油断すると同じ状況になります。

 世界の感染者数 Worldometer
 Coronavirus Update (Live)


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撮影日2020年6月23日 ワークレーン4基で「鉄骨建方」を行っています。


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撮影日2020年6月23日 6階(7FL)まで到達しています。


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撮影日2020年6月23日 西側から見た様子です。


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撮影日2020年6月23日 アップです。


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撮影日2020年6月23日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2020年6月23日 西側角には「大屋根」を設置するのでしょうか?



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