61 京都府

2019年10月24日 (木)

JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業 橋上化されてメチャメチャ奇麗になった「JR玉水駅」

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-JR西日本の奈良線の複線化事業-

 JR西日本の奈良線は、第1期高速化・複線化事業として、「京都駅~JR藤森駅」間および「宇治駅~新田駅」間の複線化が2001年3月に完成しました。

 続く第2期事業として、「JR藤森駅~宇治駅」間の約9.9km、「新田駅~城陽駅」間の約2.1km、「山城多賀駅~玉水駅」間の約2.0kmの合計3ヶ所(約14.0km)が複線化される予定です。全体事業費369億円(予定)です。事業費負担の内訳は、京都府補助138億円、関係市町補助138億円、JR西日本93億円となっています。

 これにより、奈良線全線34.7kmは、64%にあたる計22.2kmが複線化され、「京都駅~城陽駅」間はすべて複線となります。大和路線(関西本線)の「奈良駅~木津駅」間は複線化されているので、第2期事業が完成すると京都駅~奈良駅間で、複線化されていないのは、残り12.5kmだけとなります。

● 玉水駅橋上化
 「JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業」に合わせて、2017年2月から「玉水駅橋上化」が行われました。駅の橋上化、バリアフリー化および東西自由通路の整備が行われ、2018年12月15日に供用開始されました。総事業費は16億6,000万円です。


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玉水駅の西口です。現在は簡易な広場しかありませんが、「玉水駅西交通広場」の工事が行われています。


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玉水駅の東口です。


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「東西自由通路」です。


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「東西自由通路」に沿って駅の施設があります。


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「東西自由通路」には、「エスカレーター」はありませんが、「エレベーター」があり、バリアフリー化されています。


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「きっぷうりば」です。


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「東西自由通路」から見た「改札口」です。改札機は「簡易型自動改札機」となっています。


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「改札内コンコース」から見た「改札口」です。


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「改札内コンコース」は非常に狭いです。


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「改札内コンコース」には、「エスカレーター」はありませんが、「エレベーター」があり、バリアフリー化されています。


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「改札内コンコース」から北側を見た様子です。


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「JR玉水駅」は、相対式2面2線の地上駅です。



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2019年10月22日 (火)

「京都リサーチパーク(KRP)」の隣接地 「五条通」の高さ規制の最高限度を20mから31mに緩和 オフィスや研究施設の集積を目指す!

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-五条通の最高限度を20mから31mに-

 歴史的な景観を守るために厳格な高さ制限を設定している京都市は、下京区中堂寺南町のJR丹波口駅前で現在の最高限度20mを31mに緩和する方針です。

 高さ制限の緩和が打ち出されたのは、「五条通」のJR山陰線丹波口駅から西大路通までの東西約880mで、南北は五条通の道路端からそれぞれ30mです。「京都リサーチパーク」など現行で上限31mの区域は除きます。

 高さ制限を緩和できる建築物は敷地面積1,000㎡以上で、緑化などに貢献できることが条件です。使用目的はオフィスか研究施設に限定され、店舗や飲食店を併設することができます。それ以外の建築物は高さ20mが最高限度で変わりません。

 「五条通」が片側4車線に拡幅されたことから、京都市は都市活力をけん引する広域拠点エリアの1つに駅周辺を位置づけ、オフィスの集積を目指しています。京都市内は、外国人観光客の急増でホテルの建設が相次ぎ、オフィス不足が深刻な状況になっています。


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高さ制限が一部緩和されるエリアです。「五条通」のJR山陰線丹波口駅から西大路通までの東西約880mで、南北は五条通の道路端からそれぞれ30mです。「京都リサーチパーク」など現行で上限31mの区域は除きます。

 引用資料 京都市・公式HP(PDF)
 新景観政策の更なる進化の方向性について

 
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「五条通」です。私は「京都の高さ規制は絶対に守るべき!」という考え方ですが、「京都リサーチパーク(KRP)」は現在も最高限度が31mなので問題は無いと思います。


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「京都リサーチパーク(KRP)」の北側です。


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京都リサーチパーク(KRP)

 1989年にオープンした「京都リサーチパーク(KRP)」は、京都府の産業の研究開発、ベンチャービジネス支援を目的とする施設です。大阪ガスグループの「京都リサーチパーク(株)」が運営しています。
 
 JR嵯峨野線の「丹波口駅」の西側にあった大阪ガス京都工場跡地に賃貸オフィスや研究開発スペースを建設し、管理・運営を行っています。

 「京都リサーチパーク(KRP)」には、現在は約480社が入居しています。京都市の研究開発やベンチャービジネス支援の一大拠点となっており、今回の規制緩和は更なる機能集積への追い風になると思われます。


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「五条通」に面する京都リサーチパークの「9号館」です。高さは31mです。


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京都リサーチパーク10号館新築工事
 「京都リサーチパーク」は、新たなオフィスビル「京都リサーチパーク10号館新築工事」を着工しました。延床面積約33,740㎡と、KRP内では最大規模の建物となります。建物は地上7階、地下1階で、実験研究用のスペースは設けず、オフィス用途のみとし、1階は商業施設とします。

 「京都リサーチパーク(KRP)」には、現在は約480社が入居しています。近年はオフィス需要の高まりや研究機関の都心回帰などを受け、入居率が高水準を維持しており、空き室不足のため、新棟の建設を決めました。

京都リサーチパーク10号館新築工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区中堂寺栗田町90、91、92
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-31.00m
◆ 敷地面積-38,426.88㎡(施設全体)
◆ 建築面積-20,838.69㎡(施設全体)、4,580.00㎡(新棟)
◆ 延床面積-131,478.10㎡(施設全体)、33,740.00㎡(新棟)
◆ 用途-オフィス、商業(物販店舗、飲食店舗)、駐車場
◆ 建築主-大阪ガス都市開発
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2019年4月10日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2021年2月26日(労災保険関係成立票より)
◆ 稼働-2021年春予定



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2019年10月18日 (金)

世界遺産「清水寺」近く (仮称)元立清水小学校跡地活用計画 ラグジュアリーホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu」 2020年3月開業!

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-(仮称)元清水小学校跡地活用計画-

 京都市は、市民の貴重な財産である学校跡地の活用について、「京都市資産有効活用基本方針」の理念の下、「学校跡地の長期・全面的な活用に関する提案の募集要領」を策定し、民間等事業者の活力を生かした提案を広く募集しています。

 「元清水小学校跡地」については,校舎を改修し外観及び主たる機能を保存したうえで,ホテル又はブライダルを主たる事業として活用を進めるため、公募型プロポーザル方式による契約候補事業者の選定を行い、「NTT都市開発」に決定しています。

 「NTT都市開発」は、京都市東山区清水において開発を進めている「(仮称)元清水小学校跡地活用計画」について、2018年10月に新築着工しました。

● The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu
 「NTT都市開発」と、その子会社「UDホスピタリティマネジメント」、「プリンスホテル」は、ホテル名称を「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu (日本語表記: ザ・ホテル青龍 京都清水)」とし、開業時期を2020年3月に決定しました。

 引用資料 NTT都市開発(2019/08/30)
 NTT都市開発・プリンスホテル 元京都市立清水小学校跡地活用計画におけるホテル事業 ホテル名称「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu」に決定

 引用資料 公式ホームページ
 The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu

 「NTT都市開発」および「プリンスホテル」は、この建物の風格や歴史の重みを尊重し、世界中から訪れる顧客を迎え入れるラグジュアリーホテルとして贅沢な滞在時間を演出し、唯一無二のホテルをめざします。

The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizuの概要
◆ 計画名-(仮称)元清水小学校跡地活用計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区清水二丁目204番2他
◆ 交通-(市営バス)京都駅より約15分、「清水道」バス停徒歩約5分、「五条坂」バス停徒歩約10分、京阪電車「清水五条」駅徒歩約20分
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 階数-最高部18.2m、軒高13.4m
◆ 敷地面積-7,120.67㎡
◆ 建築面積-3,198.19㎡
◆ 延床面積-6,823.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-ホテル、レストラン
◆ 客室数-48室(キングルーム30室、ツインルーム18室) 
◆ 付帯施設-朝食レストラン(屋内42席・屋外テラス22席)、ゲストラウンジ、プライベートバス、 フィットネスジム等
◆ 建築主-エヌ・ティ・ティ都市開発(ホテル経営 UDホスピタリティマネジメント、ホテル運営 プリンスホテル)
◆ 基本設計-東急設計コンサルタント
◆ デザイン監修-工藝社A.N.D.
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2018年10月
◆ 開業-2020年03月予定


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「鳥瞰全景イメージ」です。小学校が素晴らしいホテルに生まれ変わります。


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「敷地全体イメージ」です。


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「客室イメージ」です。


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「レストランイメージ」です。


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「元清水小学校跡地」の所在地は、「清水寺」の参道である「松原通」の北側の好立地です。


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南側の「松原通」に面して「ゲスト動線」が設けられます。



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2019年10月16日 (水)

京都大学 iPS細胞研究開発拠点 「iPS等臨床試験センター(仮称)」が2020年3月に開所 「iPS細胞」は本格的な臨床試験段階に!

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-京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)-

 
山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから9年が過ぎました。iPS細胞研究開発拠点としては「本館、第2研究棟、第3研究棟」および「医薬系総合研究棟」の4施設が完成しています。

 「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事」は、京都大学の「iPS細胞」の第5の研究開発拠点とも言えます。

● iPS等臨床試験センター
 「京都大学」では、2020年3月に「iPS等臨床試験センター(仮称)」を開所する予定です。学内外の有望なシーズを迅速かつ効率的に臨床現場に還元するため、非臨床から臨床への架け橋になる早期臨床開発に注力する予定です。約30床の病床を活用した健常者または有疾患患者を対象とした様々な臨床試験・治験等を行います。

 引用資料 京都大学医学部附属病院
 病院再整備計画

施設の概要 
◆ 計画名-京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町54番
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.97m、軒高30.97m
◆ 敷地面積-79,850.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-4,991.26㎡
◆ 延床面積-31,661.47㎡(容積率対象外768.55㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-病院
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年03月28日(解体工事含む、労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 開所-2020年03月予定(iPS等臨床試験センター(仮称))


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「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事」の完成予想図です。


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「病棟配置」です。


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「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事」の建設現場です。2019年9月末に竣工したと思われます。南側の「RI診療棟」は、新病棟の開院後に解体される予定です。


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「京都大学医学部附属病院」は、旧病棟の老朽化に伴う施設整備の一環として、玉突きのように病棟の建て替えを行っていますが、建て替えはほぼ完了しました。今後は既存建物の改修工事が中心になります。


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京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)

 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」です。「本館、第2研究棟、第3研究棟」の3棟で構成されています。世界最先端の「iPS細胞研究」を行っている正に日本の至宝と言ってもいい研究拠点です。



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2019年10月15日 (火)

(仮称)京都二条ホテルプロジェクト 国内最高級のラグジュアリーホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)」 2020年夏に京都に誕生!

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-(仮称)京都二条ホテルプロジェクト-
 「三井不動産」は、世界文化遺産の「二条城」の東側にある京都国際ホテル跡地を活用し、2020年夏に高級ホテルを開業します。客室単価は「京都市内のホテルの中でも最高価格を想定」しており、新たに最高級の新ブランドを立ち上げる見通しです。京都を訪れる国内外の富裕層の需要を取り込みます。

 京都国際ホテル跡地は、17世紀末頃より昭和中頃まで250年以上にわたり「三井総領家(北家)」の居宅があり、三井グループとゆかりのある地です。「三井不動産」はマンション用地として所有していた「阪急不動産」から土地を取得していました。

 敷地面積7,459.86㎡の広大な敷地に、地上4階、地下1階の建物を新設します。客室数は161室で、客室面積は1室あたり平均50㎡を超え、210㎡のプレジデンシャル・スイートルームなども設けます。運営は100%子会社の「三井不動産リゾートマネジメント」が手掛けます。

● HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)
 「三井不動産」および「三井不動産リゾートマネジメント」は、京都市中京区において推進中の「(仮称)京都二条ホテルプロジェクト」の正式名称を「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)」に決定しました。開業は2020年夏を予定しています。

 引用資料 三井不動産(2019/09/30)
 (仮称)京都二条ホテルプロジェクト  ホテル名称を『HOTEL THE MITSUI KYOTO』に決定 2020年夏、国内最高級のラグジュアリーホテルが京都に誕生

 三井不動産グループの新たなフラッグシップホテルとして、グループの総力を結集して日本最高峰のホテルブランドを目指します。「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)」というホテル名称にはそのような想いが込められています。

 客室数は161室で、内訳はプレミアルームが90室(51㎡~66㎡)、デラックスルームが54室(43㎡ ~50㎡)、スイートルームが17室(63㎡~214㎡)となっています。

HOTEL THE MITSUI KYOTOの概要
◆ 計画名-(仮称)京都二条油小路町ホテル計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区二条通堀川東入矢幡町301、油小路通二条下る二条油小路町284、堀川通二条下る土橋町1
◆ 交通- 地下鉄東西線「二条城前」駅徒歩3分、地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅徒歩10分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-最高部約15m
◆ 敷地面積-7,459.86㎡
◆ 建築面積-約4,960㎡
◆ 延床面積-約20,370㎡(容積対象外⾯積約1,066㎡) *公式HPでは延床面積18,987.32㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル(付帯施設:レストラン2、バー、スパ、フィットネスジムなど)
◆ 客室数-161室(プレミアルーム×90室(51㎡~66㎡)、デラックスルーム×54室(43㎡ ~50㎡)、スイートルーム×17室(63㎡~214㎡)
◆ 建築主-三井不動産(ホテルリゾート本部 )
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2018年03月01
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ 開業-2020年夏予定


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「エントランスロビー」です。


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「客室」です。


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「客室」です。


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「周辺地図」です。


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「HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ 三井 京都)」の建設現場を北西側から見た様子です(撮影日2019年8月26日)。


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このあたりは京都市内でも最も高さ制限が厳しい場所の1つなので、地上4階、高さ約15mしかありません(撮影日2019年8月26日)。


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南西側から見た様子です(撮影日2019年8月26日)。


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「建築計画の概要」と「旅館業施設の計画の概要」です。「三井不動産」のニュースリリースとはかなり数値が異なっています。



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2019年10月14日 (月)

京都・祇園 「帝国ホテル」が、国の登録有形文化財の「弥栄会館」を活用した新規ホテル計画 協議開始に関わる基本合意書を締結!

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-祇園甲部-
 
現在、京都には「祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東」の5つの花街があり、これを総称して「五花街(ごかがい)」と呼んでいます。「花見小路通」の東側には、祇園甲部の本拠地である「祇園甲部歌舞練場」があります。

● 弥栄会館(やさかかいかん)
 「帝国ホテル」は、祇園甲部歌舞練場敷地内の「弥栄会館」を活用した新規ホテル計画について、検討および協議を開始することに関する基本合意書を、「学校法人八坂女紅場学園」との間で締結しました。

 帝国ホテル ニュースリリース(2019/10/09)
 「弥栄会館」を活用した新規ホテル計画の検討および協議開始に関わる基本合意書を締結 

 計画地は、京都市東山区祇園町南側の、現在、学校法人八坂女紅場学園が所有する祇園甲部歌舞練場敷地内の「弥栄会館」です。祇園は、京都を象徴する場所のひとつであり、伝統とおもてなし文化が凝縮された特別な場所です。

 「弥栄会館」は、1936年に竣工した和風意匠の伝統を巧みに織り込んだ名建築で、歴史と伝統あるお茶屋の家並みと共に一帯の景観を形成し、京都市の歴史的風致形成建造物に指定されています。

 近年は建物の老朽化や耐震性の問題により、本来の用途である劇場を含む大部分が使用されなくなっています。「帝国ホテル」としても、貴重なレガシーを継承しつつ、新たな息吹をもたらし未来に貢献する事業は、社会的にも意義があると考えています。


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弥栄会館(やさかかいかん)

 「弥栄会館(やさかかいかん)」です。地上5階、地下1階、鉄骨鉄筋コンクリート造で、「大林組」の施工により、1936年に竣工しました。


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「弥栄会館」は、国の登録有形文化財となっています。


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西側から見た様子です。


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祇園甲部歌舞練場

 「弥栄会館」と「祇園甲部歌舞練場」は同一敷地内にあります。「祇園甲部歌舞練場は、祇園甲部の本拠地です。


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花見小路通(はなみこうじどおり)
 
「弥栄会館」の西側は、京都・祇園の南北のメインストリート「花見小路通」です。北は三条通から南は安井北門通までの約1kmです。特に「四条通」の南側は、電線類地中化および石畳の整備が完成しており、非常に情緒ある町並みとなっています。



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2019年9月26日 (木)

京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 竣工した「分庁舎」

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-京都市新庁舎整備-
 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は360億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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1度目の修正の「全体スケジュール」です。2019年2月には更に工期が遅れる事が発表されています。工期の延長は2018年2月の発表に続いて2度目です。

全体スケジュール(2019/03/11のリリース)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2021年06月~08月完成予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2019年03月竣工、2019年04月01日開所
◆ 北庁舎-2010年10月着工、2024年春から夏頃完成予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月末竣工、2019年06月03日開所


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「分庁舎鳥瞰 南西より」です。


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分庁舎(新築)

 「分庁舎」を南東側から見た様子です。地上4階、地下2階、延床面積24,060.54㎡です。押小路通りを挟んで北側にある駐車場跡地(妙満寺跡地)に「分庁舎」を建設しました。


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「分庁舎」は、2019年5月末に竣工し、2019年6月3日に「完成記念式典」が開催されました。6月3日から共用会議室等を開所し、その後、順次所属等を移転しました。


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「植栽」です。


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4階はセットバックしているので、正面から見ると地上3階に見えます。


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「エントランス」です。


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「分庁舎」は、地震対策として「免震構造」を採用しています。そのため揺れの周期が異なる建物本体と周囲の地盤が互いに衝突しないように切り離しています。


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切り離した溝の部分には、植物を植えています。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。



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京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 本庁舎改修・北庁舎建替え・西庁舎建替え 2019年9月6日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-
 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は360億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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1度目の修正の「全体スケジュール」です。2019年2月には更に工期が遅れる事が発表されています。工期の延長は2018年2月の発表に続いて2度目です。

全体スケジュール(2019/03/11のリリース)
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2021年06月~08月完成予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2019年03月竣工、2019年04月01日開所
◆ 北庁舎-2010年10月着工、2024年春から夏頃完成予定 
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月末竣工、2019年06月03日開所


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。先行して、「本庁舎」を改修と「西庁舎(竣工済)」を建て替えを行っています。計画名は「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事」です。


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本庁舎(外観を保存して改修)

 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。2021年6月~8月の完成予定です。


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塔の部分です


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地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の工事だと思われます。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」は、2019年3月に竣工し、2019年4月1日に開所しました。概要は、地上4階、地下2階、延床面積3,297.75㎡です。


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北庁舎(建て替え)

 「北庁舎」を北東側から見た様子です。「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。2022年9月竣工予定でしたが、2023年秋に延期され、更に2024年春から夏頃に延期されています。


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「北庁舎」を北西側から見た様子です。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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2019年9月23日 (月)

京都の五花街の一つ「先斗町(ぽんとちょう)」 先斗町通無電柱化事業 2019年9月6日の建設状況

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-先斗町(ぽんとちょう)-
 
「先斗町(ぽんとちょう)」は、阪急の「河原町駅」近く、鴨川と木屋町通の間にある狭い通りで、北端には「先斗町歌舞練場」があります。

 京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空は電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。

● 新工法採用により無電柱化!
 
先斗町通は道幅が狭く、両側に家屋が近接して建ち並んでいることから、これまで実施してきた無電柱化事業の整備手法では、技術的に整備することが困難でした。

 そこで、地域の協力を得て、新たな実施方法を取り入れることにより、無電柱化の取組みを行う事となりました。2017年2月5日に起工式典が開催され着工しました。2019年度末の完成を目指しています。

 引用資料 京都市情報館 リンク切れ
 先斗町通無電柱化事業での小型ボックス活用・埋設の開始について

(1) 地域の協力(必要となる土地の提供)
 
無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地上機器は、道路内に設置すると通行の妨げとなりますが、先斗町通では、地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。

(2) 新たな実施方法(先斗町方式による無電柱化の推進)
 
国で検証中の低コスト整備手法を先行的に取り入れることで、他のライフラインとの干渉が少なくなります。

(3) 先斗町通に特化した地上機器の設置
 
地上機器に加え、地中に設ける電力桝のサイズ(幅220㎝×深さ150cm×奥行120㎝)が大きく、設置工事の際の掘削に伴う影響や設置後の土地利活用に与える影響が大きいことから、公共用地の外へ設置する際の課題となっていました。

 そのことから、「関西電力」と調整し、地上機器及び電力桝の仕様変更(サイズの縮小)を行い、協力いただく方への負担を小さくしました。


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事業区間は、一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」です。延長490m、幅員1.6m~4.4mとなっています。


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無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。先斗町通の京町家の意匠(犬矢来等)にあわせた美装化を行います。


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「電力桝」のサイズを縮小し、設置に伴う負担(影響)を低減します。


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「先斗町」は、京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。


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道幅が1.6m~4.4mと狭く工事用の重機で深い穴を掘ることは困難なため、人力で掘れる浅い位置に小型の共同溝を設け、電線を通すことにしました。この工法は国土交通省が検証中で、全国に先駆けて実施を決めました。


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工事は夜中から朝にかけて行われているので、どこまで工事が進んでいるのかよく分かりません。


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ただ、「ゴムマット」が敷かれているので、着実に工事が進んでいる事が分かります。



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2019年9月19日 (木)

京都市 (仮称)元白川小学校跡地再開発計画 「ミュージアム・ホテル」をコンセプト 本格的に解体工事が始まる!

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-元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 「元白川小学校(元粟田小学校)跡地」については、「賑わいと文化交流が生まれる施設」の整備に向けて、2017年3月に「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、プロポーザルによる契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。

 京都市が実施した「元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用」の公募型プロポーザルにおいて、「住友商事」を契約候補事業者として選定し、基本協定書の締結式を行っています。「住友商事」は計画地において、文化事業と賑わい事業を融合し、伝統文化や伝統産業を取り込み体現した、文化複合施設を開発する予定です。

● 東急ホテルズが建物賃貸借予約契約を締結!
 「住友商事」と「東急ホテルズ」は、京都市東山区において、「ミュージアム・ホテル」をコンセプトとするホテルを出店することを決定しています。2022年夏の開業を目指します。

 引用資料 住友商事(2019/07/17)
 2022年夏、京都東山の小学校跡地が、『ミュージアム・ホテル』に生まれ変わります ~住友商事株式会社と株式会社東急ホテルズが建物賃貸借予約契約を締結~

 周辺の景観に溶け込む和建築を取り入れるとともに、「ミュージアム・ホテル」をコンセプトに、ただ泊まるだけではない、京都の伝統と文化を感じられるホテルを目指します。伝統工芸品や美術品を館内に配置し、目で見て楽しめることはもちろんのこと、茶の湯を学ぶことの出来る「日本茶&Bar」や、和の佇まいを堪能できる貸切風呂など、様々な体験を用意します。

(仮称)元白川小学校跡地再開発計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市東山区三条通白川東入三丁目夷町175-2他(地番)
◆ 交通-京都市営地下鉄東西線「東山駅」徒歩4分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-約18m
◆ 敷地面積-6,532.49㎡ 
◆ 建築面積-約3,130㎡
◆ 延床面積-約13,000㎡(容積率対象外面積約800㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、地域交流施設他
◆ 客室数-約170室(東急ホテルズ)
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者-浅井謙建築研究所
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2019年06月03日~ 2020年06月16日予定
◆ 着工-2020年06月15日予定
◆ 竣工-2022年04月15日予定
◆ 開業-2022年夏予定


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イメージです。


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イメージです。


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「三条通」沿いの北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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既存建物の解体工事が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2019年6月3日~ 2020年6月16日(予定)です。 


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南西側から見た様子です。


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街区を南西側から見た様子です。


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敷地の一部が西側の「神宮道(じんぐうみち)」に面しています。これは集客において非常に有利です。

● 神宮道(じんぐうみち)
 
「神宮道」は、北から「平安神宮、青蓮院 、知恩院、円山公園」などに接しており、風光明媚な東山の観光地を結ぶため観光客が多いです。


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「(仮称)元白川小学校跡地再開発計画」の建築計画の概要です。


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「(仮称)元白川小学校跡地再開発計画」の旅館業施設の計画の概要です。



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