(仮称)新大阪阪急ビル
-(仮称)新大阪阪急ビル-
阪急電鉄は、7月9日にJR東海の「新幹線新大阪駅改良計画」に合わせて阪急電鉄が計画中の「(仮称)新大阪阪急ビル」開発計画について、その概要を発表しました。建設予定地は、新幹線新大阪駅北側に隣接して同社が保有する約4,100㎡の敷地に、地上18階、高さ約80m、延床面積約36,000㎡のビルを建設します。
ビル内は上層階が客室数約300室のホテル、中層階がオフィス、下層階がコンコースおよび店舗になっています。1階にはバスターミナルを整備します。JR新大阪駅とは3階コンコースで、地下鉄御堂筋線とは2階コンコースで連絡する計画になっており、移動に関してはかなり便利になります。
★ 阪急電鉄・ニュースリリース(PDF:2007/07/09)
「(仮称)新大阪阪急ビル」の開発計画について
★ JR西日本・JRニュース(2007/10/17)
山陽新幹線と九州新幹線との相互直通運転について
-幻の阪急電鉄「新大阪駅」-
幻の阪急電鉄「新大阪駅」は、鉄道ファンの間で以前から有名でした。最近では「西梅田―阪急十三間」で進められている新線計画によりニュースなどでも取り上げられかなり有名になりました。
将来を見越して、地下鉄駅(地上にありますが・・・)の屋根の上に「阪急新大阪駅」の路盤が一部造られ、構造物が遺跡のように残っています。
阪急電鉄は、京都線に「淡路―新大阪―十三間」の新ルートを開設しようと1961年に事業許可を取得しました。「十三―新大阪間」の用地取得も約8割程度終わっていましが、計画は一向に進まず用地は長年駐車場などに使われていました。
阪急電鉄は、2002年12月、「新大阪―淡路間」の建設を断念し、国土交通省に事業廃止を届け出ました。「新大阪―淡路間」はなくなりましたが、「西梅田―阪急十三間」の地下鉄延長が実現すると、それを更に伸ばして新大阪まで延伸する可能性も残っています。
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