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2007年12月 7日 (金)

京都大学医学部付属病院 新病棟

Kyotounv1-京都大学医学部付属病院・新病棟-
 
現在、京都大学医学部付属病院に新病棟が建設されています。これらの建設資金は任天堂前社長山内溥氏から70億円寄付されたものです。この寄付は全額、京大付属病院の新病棟建設費に充てられます。

 任天堂の山内相談役は同病院の近くに住んでいるためにしばしば診察を受けているそうです。「安全で質の高い医療に役立ててほしい」との思いで寄付を申し出たようですがなんとも凄い話です。
 最新の会社情報(日経新聞)によると、現在でも山内溥氏は任天堂の株式10%を保有しています。任天堂は2007年12月6日の終値で時価総額約9兆6000億円なので、山内氏の資産は任天堂の株式だけで約1兆円近くなります。任天堂の株価の急上昇はここ最近なので寄付時にはそこまで資産はなかったと思いますが、それでも70億円なんて痛くもかゆくもないかも知れません。なんともスケールの大きい話です。

 新病棟は地上8階、地下1階、延床面積約2万平方メートルで、全300床程度の規模、2008年1月に着工され、2009年9月の竣工予定です。
 
 
Kyotounv2このように京都大学医学部付属病院は塀がなく非常に開放的な造りになっています。京都大学はどのキャンパスも基本的に塀が非常に低くなっています。
 
 
Kyotounv3配置図を撮影しました。
 
 
Kyotounv4建築計画の概要です。

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