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2007年12月27日 (木)

The Kitahama(北浜タワー) 「ニュースーパーRCフレーム構法」がよくわかる!

Kitahama071225n撮影日2007年12月25日 北側寄りから撮影
 
 
Kitahama071225s撮影日2007年12月25日 南側寄りから撮影
 
 
Kitahama071225z撮影日2007年12月25日 アップです。「ニュースーパーRCフレーム構法」の工事の様子がよく分かります。「スーパーウォール」部分の鉄筋の密度が通常のタワーマンションの柱と比べ物凄く高い事が分かります。「スーパーRCフレーム構法」はビルの中心部分が先に伸びるのですぐに分かります。
 
 「ニュースーパーRCフレーム構法」と「スーパーRCフレーム構法」の違いは専門家でないので詳しくは分りませんが、バージョンアップ版で基本的な構造は同じだと思います。
 通常の鉄筋コンクリート造(RC造)は、基本的に等間隔の鉄筋コンクリートの柱と梁でビル本体を支えます。ただこの方法だと鉄骨造(S造)のビルと違い等間隔に柱や梁があるのでフレキシブルに部屋のレイアウトが難しいです。
 そこで、「居室空間から柱と梁を無くす」という大胆な発想に基づいて鹿島建設が開発したのが「スーパーRCフレーム構法」です。建物の柱をすべて建物の真ん中の大きな壁(スーパーウォール)に集約し、さらに各階の梁を最上階に設置した巨大な梁(スーパービーム)に集約します。「構法」と「工法」の2種類の表記をみかけますが、「構法」の方が正しいようです。

 鹿島建設・ホームページ
 「スーパーRCフレーム構法」による新発想「柱・梁レス」フレキシブルマンションを実現

 The Kitahama(北浜タワー)・ホームページ
 鹿島建設が誇る「ニュースーパーRCフレーム構法」を採用

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