「淀屋橋地区第一種市街地再開発事業」の商業施設「淀屋橋odona(オドナ)」2008年5月30日(金)オープン!
-淀屋橋odona(オドナ)」-
「淀屋橋odona(オドナ)」は、「淀屋橋地区第一種市街地再開発事業」として誕生した「三井住友海上大阪淀屋橋ビル」と「淀屋橋三井ビルディング」の下層階(地下1階から地上2階まで)の商業施設です。
「淀屋橋odona(オドナ)」は、日本初出店となる2店を含む全32店で構成され、面積は約4,709㎡です。上層階のオフィスフロアは4月に業務開始していますが、商業施設の部分は、昨日2008年5月30日(金)にグランドオープンしました。
敷地の北側が「三井住友海上大阪淀屋橋ビル」で、南側が「淀屋橋三井ビルディング」です。
開発は、三井不動産が三井住友海上火災保険とともに、個人施行者であるUR都市機構と連携し再開発事業を行いました。三井不動産は、敷地南側の「淀屋橋三井ビルディング」の建築およびリーシング業務と竣工後のオフィスマネジメントを行います。
敷地北側の「三井住友海上大阪淀屋橋ビル」は、三井住友海上火災保険の関西地区の拠点ビルになります。2棟のビルは、一体的に整備されているので1棟のビルのように見えます。
今回感じたのは、商業施設がきれいな事はもちろんですが、建築物の周囲360度の範囲すべてで電柱と電線が地中化されていて周囲がすっきりしてる事です。
首都圏や近畿圏の再開発現場を見て思うのですが、オープンしても電柱と電線がそのまま地上にある風景をよく見かけます。完成したきれいなビルと空を覆う電線の対比にいつもガッカリします。ハンサムもしくは美人なビルが台無しです・・・
予算確保や自治体、電力会社、NTT、その他の調整などいろいろ課題はあると思いますが、再開発を行う場合は周囲の道路も掘り返したり、完成前に再度道路を舗装したり、歩道に石畳を敷いたりしているので電柱と電線の地中化の最大のチャンスです。
三井住友海上大阪淀屋橋ビルの概要(北側・A棟)
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区今橋四丁目
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部69.6m
◆ 敷地面積-約3,425㎡
◆ 延床面積-約46,819㎡
◆ 着工-2006年02月
◆ 竣工-2008年03月31日
淀屋橋三井ビルディングの概要(南側・B棟)
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区今橋四丁目
◆ 階数-地上16階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部69.6m
◆ 敷地面積-約3,425㎡
◆ 延床面積-約44,936㎡
◆ 着工-2006年02月
◆ 竣工-2008年03月28日
敷地東側(御堂筋側)の様子です。
敷地北側の様子です。歩道に電柱と電線のない風景はショーウィンドウや街路樹も美しく映えるし、歩きやすいです。
敷地西側の様子です。正面と両側の3方向は電柱と電線の地中化が行われていても裏側はそのままという風景をよく見かけますが、ここは360度すべて地中化が行われています。
敷地南側の様子です。
| 固定リンク