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2008年8月 2日 (土)

JR奈良駅付近連続立体交差事業 2008年7月の状況

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-JR奈良駅付近連続立体交差事業-
 少し前ですが、2008年6月29日(日)より関西線部分が高架に切り替わった「JR奈良駅付近連続立体交差事業」の様子を見てきました。

 JR奈良駅付近連続立体交差事業」は、JR奈良駅を中心として、関西線は佐保川南踏切道付近から大安寺踏切道付近までの2180m、桜井線はJR奈良駅から西木辻町付近までの1310mを連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。
 工事期間は1997年度~2010年度までを予定し、総事業費は約450億円です。完成後はJR奈良駅は3面5線の立派な高架の駅になります。2008年6月29日(日)に高架に切り替わった部分は、関西線部分の2面4線です。

 比較 → 2008年1月の状況
 
 
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ホームから北側を見た様子です。
 
 
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4番・5番線ホーム北側から南側を見た様子です。
 
 
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ホームから南側を見た様子です。
 
 
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4番・5番線ホーム南側から北側を見た様子です。
 
 
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2番線ホームの様子です。白いフェンスの外側に1面1線の「桜井線」のホームが建設されます。
 
 
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地上にある現在の「桜井線」から見た様子です。「桜井線」の工事はまだ準備段階のようです。
 
 
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ホーム下のコンコースはこのようにまだ工事の真っ最中です。
 
 
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何の工事をしているかというと「中間層接続工事」を行っています。駅の高架工事を行う場合、通常はホームと下のコンコースを同時に完成させて開業します。
 しかし奈良駅の場合は、土地に制約があり地上の駅をそのまま営業しながら、その真上で工事を行っていました。高架移行の前日まで、真下に電車が走っていました。そのためこのような変則的な開業になりました。
 
 
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本当の目的は、6月14日~7月21日に奈良国立博物館で開催されていた「国宝・法隆寺金堂展」を見る事でした。古代史ブームなのか凄い人気でした。
 それにしても神社仏閣や仏像にこんなにハマってしまった自分に驚いています。超高層ビルや大規模開発と対極にあるからいいんでしょうかね?
 
 「国宝・法隆寺金堂展」を見て思ったのは、1949年(昭和24年)1月の法隆寺金堂修復中の出火で「金堂壁画」を焼失させてしまった事は、考古学的にも取り返しがつかない大損失だったことを今更ながら思い知らされました。

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