京都駅近くの「梅小路公園」に日本初の内陸型大規模水族館がオープンするかも!
-梅小路公園に水族館-
「オリックス不動産」が京都駅近くの「梅小路公園」に大型水族館の建設を計画し京都市に提案しています。京都市は申し入れを受けて実現を目指す方向です。写真は予定地を南東側から見た様子です。写真の奥の部分に建設予定です。
オリックス不動産・プレスリリース(PDF:2008/07/16)
梅小路公園(京都市に)に日本初の内陸型大規模水族館を提案
「オリックス不動産」はすでに神奈川県で「新江ノ島水族館」をPFI事業で運営しておりノウハウがあります。
規模は、「新江ノ島水族館」の総水槽規模約2800トンを上回る予定で、敷地面積約10,000㎡に、延床面積約14,000㎡の施設を建設する予定です。ちなみに「梅小路公園」の面積は約116,000㎡です。
私はペット大好き人間なので海水魚には非常に興味があります。10年くらい前には実際に飼っていました。でも実際に飼育するとなるとかなりの困難が伴います。最大の難題が海水の確保です。
この難題である海水の確保ですが、近年は海水を人工的に作る技術が急速にアップしてきています。10年前とは比較にならないくらい進歩しており、個人でも海水魚を飼うのは昔ほど難しくなくなりました。
このように真水から人工的に海水を作る技術が向上したのでこのようなプロジェトが可能になったのだと思います。課題の廃水処理は真水にして下水に流す計画でだそうです。
ちなみに高輪にある「エプソン品川アクアスタジアム」は、海水をトラック輸送しているそうです。
-京都駅周辺が非常に充実-
河原町周辺に比べ何もなかった京都駅周辺ですが、JR新駅ビルが完成して以降、商業施設が徐々に集積してきました。
ビックカメラに続き、ヨドバシカメラも建設予定です。大規模商業施設「(仮称)京都駅南開発計画」も工事がかなり進んでいます。これに「梅小路公園」の大型水族館が加わると、点だった京都駅周辺の観光スポットが面になります。
これに周辺の「東本願寺」、「西本願寺」、「東寺」などを有機的に結び付けると素晴らしい一大観光ゾーンが誕生します。
京都駅の改札口から「梅小路公園」までですが、新聞等には約15分と書いていました。私が実際に観光客の歩くスピードで歩いてみると約18分かかりました。場所が分っていてこの時間ですから初めて歩くと20分くらいかかると思います。
路線バスに乗るには近すぎるし歩くには遠すぎます。この問題を解決す必要があります。京都市に提案ですが「京都駅」→「渉成園」→「東本願寺」→「西本願寺」→「水族館」→「東寺」→「(仮称)京都駅南開発計画」→「アバンティ」→「京都駅」を巡回するループバスを頻繁に運行したらどうでしょうか?
予定地を南西側から見た様子です。写真の左奥の部分に建設予定です。
「梅小路公園」の案内図を撮影しました。「梅小路蒸気機関車館」を拡張して鉄道博物館にすれば目玉が2つ出来ていいと思うのですが・・・
「梅小路公園」の芝生広場です。普段はあまり観光客がいません。
| 固定リンク
「61 京都府」カテゴリの記事
- 京都駅の周辺エリア 京都市立芸術大学新キャンパス隣接地(将来活用地)の活用に係る公募の実施!(2023.03.12)
- パナソニックホールディングス 「関西文化学術研究都市」にある研究開発拠点を売却 門真市の本社エリアに集約!(2023.02.16)
- 「龍谷大学」と付属平安中高の施設設備整備事業を一体的に実施 七条大宮のランドマーク「黎明館」龍谷大学大宮キャンパスに誕生!(2023.01.15)
- JR京都線 向日町駅自由通路整備・橋上化事業 概要・デザインが公開 2025年夏頃に一部供用開始予定、2026年冬頃に全面供用開始予定!(2022.12.18)
- JR向日町駅東口 地上36階、高さ128.5mの「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者を「大林組・大鉄工業JV」に決定!(2022.12.13)