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2008年9月29日 (月)

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 2008年11月1日グランドオープン!

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-ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド-
 
「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」の工事が2008年10月のオープンを目指して最終的な工事が行われています。
 敷地面積は約4,420㎡で、地上11階、客室数70室、客室はすべて70㎡以上で、全室テラス付き&オーシャンビューです。

(訂正)当初、「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 2008年10月オープン!」のタイトルでブログをアップしました。公式ホームページのプレスリリースに載っていたからです。
 しかし9月30日(火)の日経新聞朝刊に11月オープンと載っていました。それに9月29日付けの公式ホームページに「11月1日グランドオープン予定」と正式に発表されました。


 詳しくは → ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド公式ホームページ
 
 
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全室テラス付き&オーシャンビューです。
 
 
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南側から見た様子です。
 
 
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「モザイク」から見た様子です。


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-神戸市が導入する高さ制限について-
 神戸市は、市内中心部に高さ制限を導入します。「ポーアイしおさい公園」から見た場合に六甲山系の稜線を隠さないように超高層ビルの高さを抑えます。
 写真は「モザイク」から見た景色ですが、ベイエリア随一の観光地である「モザイク」からは超高層ビルが六甲山系を完全に超えていますが、この景色が見苦しいと思う人はわずかだと思います。
 百歩譲って超高層ビルが見苦しいとします。その場合でもなんで観光客がほとんどいない上に、制限される高さが分かりにくい「ポーアイしおさい公園」からの眺望を基準にするのでしょうか?
 
 私がこの条例に反対するのは、単に超高層ビルファンだからではなく、導入されることにより明らかに神戸市の活力を削ぎ、将来的に神戸市の発展にマイナスになると判断するからです。
 神戸市が圧倒的な競争力があり規制しても「進出させて下さい!」と次々とデベロッパーの申請があるような地位のある都市であれば問題はありません。残念ながら神戸市がそのような競争力のある都市とはとても思えません。

 デベロッパーが、東京の次にどこにタワーマンションや超高層ホテルを建設するか考えた場合、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市が候補に上がると思いますが、分かりにくい規制がある神戸市は申請その他の処理がややこしそうなので候補から外される可能性が出てきます。
 このような事が続くと目には見えにくいですが、徐々に競争力を失っていきます。それを一番心配します。

 過去にも神戸市か時代の空気に流されて大失敗したことがあります。1970年代に国際空港建設に反対したことです。
 1980年代になって空港の重要性に気がつくと神戸市は態度を豹変させて空港建設に邁進します。それが今の関西3空港という歪んだ構図の元凶です。

 私は、高知県にいた小学校の時代から神戸市が大好きです。「海、山、超高層ビルがマッチするこんな美しい都市は他にはない!」と思っています。だから神戸市は一時の感情に流されて誤った判断をしてほしくないと思っています。
 神戸市は「神戸医療産業都市構想」が大成功する未来を想像していないのでしょうか? もし成功するとオフィス・ホテル・住宅の需要は増えますよ! 最初から諦めているのであれば別ですが・・・ 
 
 
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-(仮称)神戸ミッドポートプロジェクト-

 奥にあるのが「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」です。手前の「(仮称)神戸ミッドポートプロジェクト」は重機もなく完全に工事がストップしています。

(追記)9月30日(火)の日経新聞朝刊によると、第一突堤に建設が予定されていた「ダヴィンチ・ホールディングス」のホテル建設計画も正式に白紙撤回されたそうです。
 神戸市内でのホテル建設は、3件が白紙撤回および中断に追い込まれています。アメリカの金融危機の影響は想像していたよりはるかに傷が深く、私の認識は甘かったようです。

 
 
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「(仮称)神戸ミッドポートプロジェクト」は基礎部分の工事は終わっているようです。

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