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2009年2月24日 (火)

名古屋市 地上55階、高さ260mの超高層ビル「名駅一丁目1番計画南地区(仮称)建設事業」予定地

Nagoyaeki09021
-名駅一丁目1番計画南地区(仮称)建設事業-

 昨年の12月に構想が発表され超高層ビルファンを喜ばせたJR東海による名古屋駅前の再開発ですが、かなり具体化してきました。
 今年の1月に発表された「名駅一丁目1番計画南地区(仮称)建設事業に係る環境影響評価方法書」を見るとかなり細かい事が分かります。
 
 解体工事の着手が当初言われていたよりかなり早く2010年度中頃、つまり2010年10月頃、本体工事の着手が2011年度後半で、工程表を見ると2012年1月頃だと思われます。
 ビル本体の工事は、2015年度中に完了します。つまり2016年3月には高さ260mの超高層ビルの外観が完成する訳です。
 その後1年をかけて仕上・設備や周辺整備が行われ、2016年度にはすべてが竣工し、2017年4月頃にグランドオープンします。
 
 また、敷地面積には無条件で駅施設を組み入れる事が出来ると思っていましたが、やはりそれ程甘くないようで、新幹線の駅舎部分と在来線の駅の中心部分だけとなっています。在来線のホームの多くは敷地面積には含める事は出来ないようです。
 逆に言うと含まれていない部分の改良工事を行い、下層階を商業施設などにすると新たに上空に広大な面積の容積率を産むことになるのでしょうか?
 
 詳しくは(PDF:2009/01)
 名駅一丁目1番計画南地区(仮称)建設事業に係る環境影響評価方法書
 
 JR東海 → 名駅一丁目1番地区における「まちづくり基本構想」について
 
名駅一丁目1番計画南地区(仮称)の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番14他
◆ 階数-(高層棟)地上55階、地下5階、(低層棟)地上16階、地下5階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約260m、(低層棟)最高部約80m
◆ 敷地面積-約85,000㎡(駅施設含む)、約11,500㎡(予定地)
◆ 延床面積-約280,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)
◆ 着工-2010年度予定(解体工事)、2011年度予定(本体工事)
◆ 竣工-2016年度予定
◆ 建設費-約1,500億円
 
 
Nagoyaeki09022
南東側から見た様子です。

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