IPSアルファテクノロジ姫路工場 2009年2月12日の建設状況
撮影日2009年2月12日
「IPSアルファテクノロジ姫路工場」は、「Panasonic」が建設している巨大な液晶パネル工場です。2008年の7月14日に着工されましたが、その後世界は金融危機に襲われました。「IPSアルファテクノロジ姫路工場」にもその影響が大きく及んでします。
2009年2月4日に、パナソニックはパネル2工場の稼働延期と大幅な投資圧縮を発表しました
変更内容
液晶パネル工場(姫路市)
① 稼働開始 2010年01月 → 2010年07月(半年延期)
② 当初月産能力 80万台 → 40万台強(▲50%)
③ 投資金額 3000億円 → 2350億円(▲21.7%)
プラズマパネル尼崎第3工場(尼崎市)
① 稼働開始 2009年05月 → 2010年01月(8ヶ月延期)
② 当初月産能力 33万台 → 12万台(▲63.6%)
③ 投資金額 2800億円 → 2100億円(▲25.0%)
今の非常事態とも言える経済状況ではしかたがないですね。今は耐える時期だと思います。もし金融危機が1年早かったら姫路の液晶パネル工場の建設自体もなかった可能性が高かったわけですから関西にとっては不幸中の幸いだと思います。
それに操業凍結や中止になった訳ではありません。工場は順調に建設されています。工場の建設費のかなりの部分は、中に入れるパネル製造装置などの設備ですから、工場さえ建設しておけば、景気が回復した時には一気に生産を当初計画に戻すことも可能です。
撮影日2009年2月12日
撮影日2009年2月12日
撮影日2009年2月12日
鉄骨萌えですね! 対岸からよく見えますが、工場に覆いをせずに堂々と見せています。「パナソニックの実力を見よ!」という自信を感じると共に、工場の建物自体には機密がほとんどないということですね。まあ普通の鉄骨造ですから・・・ パネル製造技術がマル秘中のマル秘なんでしょうね。
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