阪急今津線 連続立体交差事業(高架化) 2009年5月9日の建設状況
-阪急今津線・連続立体交差事業-
阪急今津線は、宝塚駅-今津駅間を結ぶ約9.3kmの路線です。途中の西宮北口駅で線路が分断されたため、北側の宝塚駅~西宮北口駅間と南側の西宮北口駅~今津駅間で折り返し運転を行っており、同じ今津線の名称ですが運用上は別の路線です。
比較 → 約1年前の建設状況(全体図等)
連続立体交差化(高架化)される部分は、西宮北口駅~今津間駅の部分です。南側の部分はほとんど高架化されていますが、西宮北口駅付近の一部分が地上を走っています。
「阪急西宮ガーデンズ」も完成し、周辺道路の交通量や「西宮北口駅」の乗降客数が大幅に伸びています。現在は「阪急今津線」が東西交通が分断している状態です。
このアングルから見るとよく分かりますが、約1年前と比べると仮設の駅舎が西側に線路1本分スライドしている事が分かります。
従来は相対式の1面1線のホーム+連絡線の合計2本の線路がありましたが、西側にスライドして連絡線上に仮設ホームを設置しています。
阪急今津線には車両基地がありません。そのためこの連絡線は無くす事は出来ません。車両基地のある神戸線は地上にあるので、連絡線を高架にするのは不可能です。
ここからは私の推定ですが、阪急今津線の「西宮北口駅」は、駅舎とホームは高架になっても連絡線は地上に残る事が予想されます。
従来の阪急今津線「西宮北口駅」は、完全に解体されて全く残っていません。
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