神戸市立中央市民病院整備運営事業 2009年7月18日の建設状況
-神戸市立中央市民病院整備運営事業-
現在の神戸市立中央市民病院はポートアイランド一期工事の部分にあります。1981年に完成したため、老朽化が激しく、ポートアイランド二期工事の「神戸医療産業都市」の一番北側に移転することを決定していました。
「神戸製鋼・伊藤忠商事グループ」が落札し、落札価格は約1000億円です。これには病院の整備費以外に30年間の維持管理運費も含んでいます。ベッド数は現在の中央市民病院が約900床ですが、新病院は約600床になる予定です。「神戸医療産業都市」の中心施設になると期待されています。
比較 → 2009年3月25日の建設状況
病院施設の概要
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下1階
◆ 建築面積-21,266.36㎡
◆ 延床面積-82,802.78㎡(病院施設63,927.15㎡)
◆ 構造-鉄骨造(免震構造)
◆ 着工-2008年12月15日
◆ 竣工-2011年01月12日予定
神戸市からのお知らせ(PDF:2007/08/14) 完成予想図等
神戸市立中央市民病院整備運営事業にかかる落札者決定について
敷地南側の様子です。
敷地中央部分の様子です。鉄筋が姿を現しています。
敷地北側の様子です。
一番北側の部分には、大量に鉄筋が準備されています。あれこの病院は「鉄骨造(S造)」では?
杭はすでに打ち終わっているので、地下部分が鉄筋コンクリート造(RC造)もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)ということでしょうか?
現在は、「根切り(基礎や地下構造物を作るため、地盤面下の土を掘削すること)」が行われています。
壁面が崩壊しないよう「山留め壁」が見えますが、「ソイルセメント壁工法」のようです。たくさん並んでいる茶色い杭が「H型鋼」の「芯材」です。
「ソイルセメント壁工法」は、置土とセメントミルク(水+セメント)を混合攪拌した後に、「H型鋼」の「芯材」を挿入して「山留め壁」を構築する工法です。
(お願い) 基礎工事や地下工事は現在勉強中ですので間違ったことを書いていたらまたメール等で指摘して下さい。
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