新・大阪富国生命ビル 2009/07/27
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-(仮称)堂島1丁目プロジェクト-
「(仮称)堂島1丁目プロジェクト」は、堂島アバンザの南側の敷地の再開発プロジェクトです。地上15階、塔屋1階、地下3階、高さ82.10mのホテル棟と地上12階、塔屋1階、地下2階、高さ55.985mのオフィス棟が建設中です。
2棟を一体的に建設して高さ100m超してほしかった!と思っていましたが、かなり組み上がってくるとなかなか迫力があります。「これもありかな」と最近思うようになりました。
ちなみにこのビルも「逆打ち工法」を採用しているそうです。「逆打ち工法」とは、1階床を先に建設して、下方へ掘り進んで、地下1階、地下2階と下に向かって建設していく工法です。同時に上に向かって地上部の建設も進めていきます。
ホテル棟です。カーテンウォールの取り付けがかなり進んでいます。
奥のオフィス棟です。外観はほぼ完成しています。
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撮影日2009年7月27日 南西側から見た様子です。
撮影日2009年7月27日 南東側から見た様子です。
撮影日2009年7月27日 粉塵の飛散を抑えるために水をまきながら解体工事が行われています。
撮影日2009年7月27日
「油圧ショベル」の先端に「コンクリート破砕機」を取り付けて解体工事が行われています。
「油圧ショベル」は、「パワーショベル」、「ユンボ」、「バックホウ」などといろいろな名称で呼ばれています。ちなみに「ユンボ」は特定の会社の商標です。
撮影日2009年7月27日 よく見るとアーム部分から水が出ています。
撮影日2009年7月27日
カニ鋏にような「コンクリート破砕機」でガンガン解体しています。基本的には、解体用の専用マシンがある訳ではなく、「油圧ショベル」の先端に取り付けた「アタッチメント」を交換する事によって対応します。
撮影日2009年7月27日 北西側から見た様子です。少し低くなりました。
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撮影日2009年7月27日 東側から見た様子です。
撮影日2009年7月27日
東側のブロックです。4基目のタワークレーンが組立て中でした。このタワークレーンは3号機になります。
撮影日2009年7月27日
アップです。撮影直後に土砂降りの大雨が降ってきました。またまた超雨男ぶりを発揮してしまいました・・・(涙)
撮影日2009年7月27日 阪急グランドビルから見た様子です。大雨で路面が濡れています。
撮影日2009年7月27日
西側から見た様子です。夕方の帰る時間になったら少し晴れていましたが、タワークレーンはそのままでした。
通常なら組み立て工事が続いたと思いますが、雨で作業が出来なかったんですね。超雨男の私のせいですゴメンナサイ・・・
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-チャスカ茶屋町(CHASKA CHAYAMACHI)-
少し前に「マルイト難波ビル」にオープンした「ジュンク堂難波店」に行ってきました。3階の売場は、端から端まで歩くのに疲れるくらい広かったです。品ぞろえもバッチリでした。
ホームセンターの「ダイキなんば店」は、8月1日(土)のプレオープン、8月6日(木)のグランドオープンが正式に決定しています。
ダイキ公式HP(PDF:2009/07/24)
ダイキなんば店の開店(2009年8月1日)について
「チャスカ茶屋町(CHASKA CHAYAMACHI)」は、東急ホテル跡地の再開発プロジェクトです。地上23階、地下2階、高さ100.55mのホテル、共同住宅、店舗で構成される複合ビルが建設中です。
少し角度を変えてみました。
高層階の様子です。カーテンウォールの取り付けが始まりました。
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撮影日2009年7月24日 全景です。
撮影日2009年7月24日 東側・中央・南側部分です。
撮影日2009年7月24日 西側部分です。
撮影日2009年7月24日 東側部分です。
撮影日2009年7月24日
東側部分の「山留め壁」です。「ソイルセメント壁工法」が採用されています。赤い部分の奥には、斜め下に向かって「アースアンカー」が埋め込まれています。「アースアンカー」により「山留め壁」が傾かないよう保っています。
「アースアンカー工法」は、敷地内に「アースアンカー」を設けるため「山留め壁」の奥にスペースが必要です。そのため敷地に余裕がない場合は、近隣に許可を得ないといけないため採用が難しいです。
撮影日2009年7月24日
南東側の南端す。ほぼ南端まで、「根切り(基礎や地下構造物を作るため、地盤面下の土を掘削すること)」が進んでいます。
撮影日2009年7月24日
南西側の南端です。前にも書きましたが、ブルーのシート部分には「2号公園」が整備される予定です。そのためにこの部分は掘り下げられません。
「2号公園」手前の「山留め壁」は、「鋼矢板工法」が採用されています。「鋼矢板工法」はU字型の断面を持つ鋼製の矢板を連続して地中部に埋設し、「山留め壁」を形成する工法です。
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撮影日2009年7月24日 全景です。
撮影日2009年7月24日 アップです。
撮影日2009年7月24日 1階の床部分の工事が行われています。
撮影日2009年7月24日 柱となる部分も見えます。
撮影日2009年7月24日
「山留め壁」の構造がよく分かります。手前が「ソイルセメント壁工法」で、奥が「親杭横矢板工法」です。「親杭横矢板工法」は経済性に優れています。
(比較) 2009年7月11日の様子です。
撮影日2009年7月24日
よく見ると、鉄筋コンクリート造の1階の床と地面が切り離され1階の床が宙に浮いていることが分かります。
1階の床を「2009年7月11日」に撮影した4本で1セットの鉄骨とジャッキで支えています。
初めて見る光景なので衝撃的でした。実際は今まで何度も見て撮影していると思いますが、少し前まではビルの高さ・階数・面積等にしか興味がなかったので気がつかなかっただけだと思います。
「阿倍野A1地区第2種市街地再開発事業A1-2棟」は、地上24階、塔屋2階、地下2階の高層ビルになります。
1階床を先に築造して、下方へ掘り進み地下1階と地下2階を建設していく「逆打ち工法」だと思いますが、素人考えで3つくらい分からない事がありました。
① 1階床の重量で仮設の杭が沈み予定の床面の高さが維持で出来ないのではないか?
② 地下深くの「場所打ちコンクリート杭」と1階の柱の位置をどうやってピッタリ合わせるのか?
③ 1階床と新たに構築する地下の部分の打継ぎ部分をどうするのか? 打継ぎ部分に鉄筋コンクリート造の乾燥収縮による隙間が生じたりしないか?
(お願い) 前回質問したら建設関係の方から多数のメールを頂きました。今回もご存知の方はメール等で教えてください(本を読んでも分からないことだらけで・・・)。
このブログを通じて、ビルの高さや階数だけではなく、少しでも多くの方に建築施工の工法に興味を持ってもらおうと思っています。
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2週間前に見た時は「パイルドライバ」が解体されていました。作業時は立てる円筒形の「リーダ」を寝かして複数に分解しています。
真正面から見た様子です。円筒形の「リーダ」の様子がよく分かります。
7月24日に行くと「パイルドライバ」の「リーダ」が組み立てられていました。「パイルドライバ」は「リーダ」を3点で支持するので「3点支持式杭打ち機」とも呼ばれています。
まだ完全に組み上がっていた訳ではなく、3軸オーガ(オーガー)の掘進機構やオーガスクリューなどが地面に並べてありました。5軸とかの多軸オーガもあるそうです。
見ていたら、3軸オーガの掘進機構がクローラ(クローラー)クレーンで運ばれて行きました。
3軸オーガの掘進機構が「パイルドライバ」に少しずつ取り付けられています。
「パイルドライバ」のケーブル類がクローラクレーンで吊り上げられています。見ていたらずっとクローラクレーンとの共同作業で組み立てられていました。
組み立て作業は延々と続いていましたが、7月22日にオープンした「ジュンク堂難波店」に行きたかったので帰りました。
「あべの筋」のこの部分には、「セメントミルクプラント」があります。このことからこの部分に「パイルドライバ」により「ソイルセメント柱列壁工法」の「山留め壁」が構築されると思われます。地下通路を建設するためでしょうか?
「ソイルセメント壁工法」は、置土とセメントミルク(水+セメント)を混合攪拌した後に、「H型鋼」の「芯材」を挿入して「山留め壁」を構築する工法です。
・・・と素人なりに予想してみました。またいつものように間違いがあったらメールで指摘して下さい。
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-なんば グランドマスタータワー-
「なんば グランドマスタータワー」は、「(仮称)ルネ難波Ⅱ新築工事」もしくは「(仮称)難波タワープロジェクト」と呼ばれていたプロジェクトです。クボタ本社の南側にあったクボタ堺製造所浪速分工場跡地の再開発プロジェクトです。
地上33階、地下1階、高さ106.51m、総戸数 321戸(他店舗6区画)のタワーマンションが建設中です。
西方向から撮影した様子です。手前は「大阪木津卸売市場」です。
「なんば グランドマスタータワー」から阪神高速道路を挟んですぐ西側に「大阪木津卸売市場」があります。
全面的な再開発工事が行われています。工事は2007年4月から3期工事に分割施工されて行われており、2008年4月には第1期部分がオープン、2009年3月には第2期部分がオープンしています。
2010年春には、第3期部分がオープンして再開発工事は完了します。第3期部分は、現在このように更地になっています。
「なんば グランドマスタータワー」の近くにある「 (仮称)ZEUS(ゼウス)サウスタワー」の建設予定地です。
地上42階、塔屋2階、高さ144.00mの超高層タワーマンションが建設される予定です。2009年1月着工予定だったのですが、まだ駐車場のままです。この経済状況ではしかたがないですね・・・
クボタ本社の西側の道路の拡幅工事が行われていますが、せり出していた部分の解体工事が完全に終わっています。いつでも道路の拡幅工事に着手で出来るようになっています。
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-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は。2012年度末の完成を目指して、総額約130億円をかけて大規模な改良工事を行っています。改良工事というより駅を新しく作り変えるくらい大規模な工事になります。
概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約130億円
◆ 工期-2007年10月4日~2012年度末
詳しくは → 阪神電鉄 三宮駅の改良工事に10月4日着手
道路の南側半分を完全に閉鎖して工事を行っています。
「パイルドライバ」という杭打ち機です。「リーダ」と呼ばれる円筒状のポールを2本の「バックスティ」で支え、地面を「リーダブラケット」で支えます。
「リーダ」は上に追加して高くすることが出来ます。「リーダ」を3点で支持するので「3点支持式杭打ち機」とも呼ばれています。
撮影時は、地面を支える「リーダブラケット」を上げて、「スクリュー」部分を回転させながら高圧の水で、「スクリュー」に着いた土砂を洗い落としていました。
(注意)「アースオーガ」でセメントミルクと土を攪拌(かくはん)している作業の可能性もあります。
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撮影日2009年7月21日
全景です。 それにしても「橋下徹知事」は凄いですね。普通は知事ぐらいでは韓国大統領はなかなか会ってくれません。
国際ハブ空港として大発展している「仁川空港」の感想を求められ「日本の戦略のなさに落胆した」と発言したそうですが、まさにその通りだと思います。
空港では「仁川空港」に負け、港湾では「プサン港」に負ける・・・ 人口やGDPで勝っているのに、日本の「総花的」な全国バラバラの空港整備や港湾整備を見ていると「日本には、国策や国家戦略はないのか!」と悲しくなってしまいます。
日本は、「空港や港は国が作るから後は自分の努力でなんとかしろ!」という感じです。国の明確な戦略と全面的なバックアップなしでは国際競争に到底勝てません・・・
撮影日2009年7月21日 北西側から見た様子です。
撮影日2009年7月21日 南東側から見た様子です。
撮影日2009年7月21日 阪急グランドビル28階の展望台から見た様子です。
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撮影日2009年7月21日
全景です。楽しみにしていた「日食」ですが、関西地方は雲で覆われ見れそうにありません・・・ でも少し雲が薄くなってきて薄日がさしてきた! 雲よ退散!
撮影日2009年7月21日 西側部分です。
撮影日2009年7月21日 超高層棟のアップです。新たに2階分伸びました。
撮影日2009年7月21日 中央部分です。
撮影日2009年7月21日 東側部分です。
撮影日2009年7月21日 ホーム上にせり出した部分です。
撮影日2009年7月21日
上から見ると、西側のヨットの帆のような空中デッキ部分が、先週より一気に西側にスライドしていました。東側は変化がないようです。
撮影日2009年7月21日 駐車場棟です。鉄骨が一気に上に伸びていました。
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-アスビオファーマ-
「第一三共」は、子会社である「アスビオファーマ」を2010年4月に「第一三共グループ」の創薬ベンチャーとして事業を再編するとともに、2010年10月にポートアイランド第2期にある「神戸医療産業都市」へ移転することとなりました。
詳しくは → 第一三共(ニュースリリース:PDF:2009/03/16)
概要
◇ 所在地-神戸市中央区港島南町六丁目
◇ 敷地面積-約10,000㎡
◇ 延床面積-約16,000㎡
◇ 階数-地上6階
◇ 構造-鉄筋コンクリート耐震構造
◇ 用途-研究施設、オフィス、会議室他
◇ 従業員数-約200名を予定(社外要員を除く)
◇ 土地-神戸市と鹿島リースとの事業用定期借地契約に基づく
◇ 建物-鹿島リース(アスビオファーマとの定期建物賃貸借契約)
◇ 着工-2009年06月
◇ 竣工-2010年06月予定
計画通り着工されていました。現在は基礎工事が行われています。
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-理化学研究所・次世代スーパーコンピュータ-
神戸市中央区のポートアイランド第2期内にある広さ約40,000㎡の敷地の北側半分を使って建設中です。外観がほぼ分かるようになりました。
比較 → 2009年3月25日の建設状況
比較 → 2009年2月12日の建設状況
比較 → 2008年10月18日の建設状況
比較 → 2008年7月25日の建設状況
理化学研究所・次世代スーパーコンピュータ 公式ホームページ
完成予想図・配置図
-大幅な設計変更-
「文部科学省」は7月17日、官民共同で実施している次世代スーパーコンピュータの開発計画について、「富士通」1社と進めると発表しました。
今年の5月に「NEC」と「日立製作所」が撤退を表明したためです。「富士通」だけとの共同開発が可能かを検討してきた「文部科学省」の専門委員会に了承されました。
当初の目標通り世界最速の10ペタ(ペタは千兆)FLOPS(1秒当たりの浮動小数点演算の回数)の計算性能を狙う目標は変更しません。2010年度末に一部稼働させ、当初予定の2012年に完成させる計画です。
従来は「NEC」+「日立製作所」の気候変動予測などに強い「ベクトル型」と「富士通」の遺伝子解析などに向く「スカラー型」のハイブリッド型で完成を目指していました。しかし「NEC」と「日立製作所」の撤退により継続が困難になりました。
「スカラー型」だけでは目標の10ペタFLOPSの達成は困難ではないか? と心配しましたが、「スカラー型単独でも世界最速の性能が出せる」と結論を出したようです。
現在(2009年6月時点)での世界最速は、アメリカの「ロスアラモス国立研究所」のIBM製「Roadrunner」です。2012年に計画どおり10ペタFLOPSが達成できたとしたら、現在の世界最速の約9倍の速度になります。
理化学研究所(プレスリリース:2009/07/17)
次世代スーパーコンピュータの新システム構成を決定
-アメリカの圧倒的な国力と技術力-
下記のランキングを見ても分かるようにアメリカがベスト10をほぼ独占しています。軍事・航空・宇宙と並びアメリカの独壇場という感じです。なんのかんも言ってもアメリカの国力は圧倒的です。
またIBMをはじめとしてアメリカのメーカーは技術力が非常に高いです。更にIBMは計算速度を大幅に上げた次世代スーパーコンピュータの技術研究に乗り出しています。
計算能力はなんと現時点で世界最速マシンの約1000倍!だそうです。日本の9倍と比較になりません。完成はかなり先になると思いますが、アメリカの国力と技術力のすさまじさを実感します。
世界ランキング(2009年6月現在)
① ロスアラモス国立研究所(米) (米IBM製-Roadrunner)-1.105ペタFLOPS
② オークリッジ国立研究所(米) (米Cray製-Jaguar)-1.059ペタFLOPS
③ ユーリヒ総合研究機構(独) (米IBM製-JUGENE)-825.5テラFLOPS
④ 米航空宇宙局(NASA)エイムズ研究所(米) (米SGI製-Pleiades)-487.01テラFLOPS
⑤ ローレンス・リバモア国立研究所(米) (米IBM製-BlueGene/L)-478.2テラFLOPS
⑥ 米計算科学研究所(米) (米Cray製-Kraken XT5)-463.3テラFLOPS
⑦ アルゴンヌ国立研究所(米) (米IBM製-BlueGene/P)-458.61テラFLOPS
⑧ テキサス大学オースティン校テキサス先端計算センター(米) (米Sun製-Ranger)-433.20テラFLOPS
⑨ ローレンス・リバモア国立研究所(米) (米IBM製-Dawn)-415.70テラFLOPS
⑩ ユーリヒ総合研究機構(独) (仏Bull製-JUROPA)-274.80テラFLOPS
(参考)ちなみに日本最速の「海洋研究開発機構」の「地球シミュレータ(NEC製)」は、122.4テラFLOPSで、世界では22位になります。
「計算機棟」です。
「熱源機械棟」です。計算機棟を冷却させる冷却設備が入っています。スーパーコンピュータは猛烈な熱を発生するためこのような設備が必要です。
ポートライナーの車窓から見た「計算機棟」の様子です。「2010年5月竣工予定」と大きく書かれています。
北側と西側がかなり掘り下げられている事が分かります。掘り下げられている部分に「計算機棟」を囲むように「研究棟」が建設されます。
「計算機棟」は、鉄骨造の地上3階、地下1階、述床面積約10,500㎡、「研究棟」は鉄骨造の地上6階、地下1階、述床面積約9,000㎡となっています。手前の部分には公園が整備される予定です
北東側(ポートライナーの車窓)から見た様子です。一番左側の小さい建築物は「特高施設」です。電源供給のための特高受変電設備となっています。スーパーコンピュータは猛烈に電気を消費します。
南東側(ポートライナーの車窓)から見た様子です。敷地の北半分しか使用していない事が分かります。
さらに次の世代はこの部分に建設されるのか? 日本の別の場所に建設されるのか? その頃はもう日本にそんな国力は残ってないのか? どうなるのでしょう・・・
「神戸キメックセンタービル」の展望ロビーから見た様子です。
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-神戸市立中央市民病院整備運営事業-
現在の神戸市立中央市民病院はポートアイランド一期工事の部分にあります。1981年に完成したため、老朽化が激しく、ポートアイランド二期工事の「神戸医療産業都市」の一番北側に移転することを決定していました。
「神戸製鋼・伊藤忠商事グループ」が落札し、落札価格は約1000億円です。これには病院の整備費以外に30年間の維持管理運費も含んでいます。ベッド数は現在の中央市民病院が約900床ですが、新病院は約600床になる予定です。「神戸医療産業都市」の中心施設になると期待されています。
比較 → 2009年3月25日の建設状況
病院施設の概要
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下1階
◆ 建築面積-21,266.36㎡
◆ 延床面積-82,802.78㎡(病院施設63,927.15㎡)
◆ 構造-鉄骨造(免震構造)
◆ 着工-2008年12月15日
◆ 竣工-2011年01月12日予定
神戸市からのお知らせ(PDF:2007/08/14) 完成予想図等
神戸市立中央市民病院整備運営事業にかかる落札者決定について
敷地南側の様子です。
敷地中央部分の様子です。鉄筋が姿を現しています。
敷地北側の様子です。
一番北側の部分には、大量に鉄筋が準備されています。あれこの病院は「鉄骨造(S造)」では?
杭はすでに打ち終わっているので、地下部分が鉄筋コンクリート造(RC造)もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)ということでしょうか?
現在は、「根切り(基礎や地下構造物を作るため、地盤面下の土を掘削すること)」が行われています。
壁面が崩壊しないよう「山留め壁」が見えますが、「ソイルセメント壁工法」のようです。たくさん並んでいる茶色い杭が「H型鋼」の「芯材」です。
「ソイルセメント壁工法」は、置土とセメントミルク(水+セメント)を混合攪拌した後に、「H型鋼」の「芯材」を挿入して「山留め壁」を構築する工法です。
(お願い) 基礎工事や地下工事は現在勉強中ですので間違ったことを書いていたらまたメール等で指摘して下さい。
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-(仮称)本町南ガーデンシティ-
「(仮称)本町南ガーデンシティ」は、旧:鴻池本社ビルの跡地に建設中です。地上26階、地下2階、高さ111.10mのオフィスビルです。当初は高さ111.50mでしたが、少しだけ変更になっています。
南西側から見た様子です。外からは工事の様子がほとんど分かりませんが、工事用のフェンス(仮囲い)の隙間からのぞくと、基礎工事がかなり進んでいました。タワークレーンが建つのもそんなに先ではないと思います。
すぐ北側では、「(仮称)御堂筋北久宝寺ビル」が建設中です。こちら側にはタワークレーンが建ちました。タワークレーン組み立ての最終段階でした。
「(仮称)御堂筋北久宝寺ビル」の「建築計画のお知らせ」です。
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-マルイト難波ビル-
「マルイト難波ビル」は、地上31階、塔屋2階、地下1階、高さ144.0m、延床面積124,000.34㎡の店舗、オフィス、ホテルで構成される複合ビルです。
2009年6月29日(月)に竣工ということになっていましたが、7月11日(土)に見た時はまだフェンスで囲まれていました。昨日(7月18日)には、フェンスが完全に撤去され稼働していました。
竣工と実際に稼働する日は違うので、2009年6月29日に竣工していたのかも知れません。
マルイト難波ビルのフロアの内訳
◆ 地上21階~地上31階-ホテルモントレグラスミア大阪(ホテル) 7月27日オープン予定
◆ 地上7階~地上20階-オフィス
◆ 地上4階~地上6階-駐車場
◆ 地上3階-ジュンク堂(書店) 7月22日オープン予定
◆ 地上2階-ダイキ(ホームセンター) 8月初旬オープン予定
◆ 地上1階-ダイキ(ホームセンター) 8月初旬オープン予定
◆ 地下1階-ライフ(スーパーマーケット)、ジュンク堂(書店) 7月22日オープン予定
西側(OCAT側)から見た様子です。
「ホテルモントレグラスミア大阪」のフロントは、1階の正面の西側部分になるようです。この部分には歩道から見えにくいように樹木の植栽が行われています。
1階と2階には、ホームセンターの「ダイキ」が入ります。2009年8月初旬のオープンのようですが、正式な日時は掲示していませんでした。
すで展示什器類が設置されオープンに向けて準備が行われていました。ホームセンターは商品の種類と商品点数が多いので準備が大変です。
敷地東側の歩道です。
地下1階に降りるエスカレーターと階段(右側)です。
地下鉄・近鉄・阪神や地下街を結ぶ通路と地下1階で「マルイト難波ビル」と接続する連絡口です。
地下1階の入口です。ライフ(スーパーマーケット)とジュンク堂(書店)は、7月22日(火)オープン予定です。
店舗・クリニックゾーンのテナント一覧です。空欄があるので、一部まだ埋まっていないようです。
地下1階のジュンク堂は、「コミックス」になるようです。堂島にある「大阪本店」の1階と同じような感じになると思われます。
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-(仮称)本町ガーデンシティ-
「(仮称)本町ガーデンシティ」もしくは「(仮称)積水ハウス御堂筋本町ビル」と呼ばれているビルは、本町コアビルと有楽ビル跡地の再開発プロジェクトです。
概要は、地上27階、地下2階、高さ132.30mの超高層ビルですが、すでに外観は完成しています。テナントとして超高級ホテル「セントレジス」が入る予定です。
タワークレーン2基で建設していましたが、すでに1基はかなり前に解体されています。2基目のタワークレーンも自力で降下を始めていました。
下に少し小さいタワークレーンが新たに設置されていますが、タワークレーン解体用のクレーンだと思われます。
南西側から見た様子です。
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-パラマウント・リゾート大阪-
不動産ファンドの「燦キャピタルマネージメント」と米映画大手「パラマウント・ピクチャーズグループ」が共同で、「エキスポランド」跡地にリゾート施設「パラマウント・リゾート大阪」を開発すると発表しました。早ければ2012年に開業するそうです。
約40haの敷地に映画を基にしたアトラクションを楽しめるテーマパークのほか、商業施設やホテル、高級スパ施設を含む施設を建設するそうです。総事業費は1250億円程度を予定しています。
昨年の末に1度スクープされ、その後パッタリ消えていましたが、水面下では進んでいたようです。
「エキスポランド」跡地は約20haなので、約40haの敷地ということは周辺のグラウンドなども含めるのでしょうか?
約40haがどのくらいの面積かというと「東京ディズニーランド」が約51ha(パーク面積)、「東京ディズニーシー」が約49ha(パーク面積)です。
ちなみに「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、パーク面積約39ha(敷地面積約54ha)、総事業費約1700億円(開業時)です。
敷地面積や事業規模としては「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の約3分の2のスケールですね。
最大の難関は、パラマウント側が出資しないので地元企業などからの出資を募るとの事ですが、不景気のため約1250億円が集まるかどうかですね。
あと敷地を所有する「日本万国博覧会記念機構」や国や大阪府との折衝ですね。実現までには紆余曲折があると思いますが、なんとか実現してほしいですね!
詳しくは → 燦キャピタルマネージメント(PDF2009/07/16)
「パラマウント・リゾート大阪」について
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撮影日2009年7月13日 大阪駅・梅田駅周辺はタワークレーンの林が出来ています。
撮影日2009年7月13日 阪急グランドビルから見た様子です。
撮影日2009年7月13日 東側から見た様子です。
撮影日2009年7月13日 南東角の丸まった部分です。
撮影日2009年7月13日 かなり近くまで接近出来ます。鉄骨萌え!
撮影日2009年7月13日 西側から見た様子です。
撮影日2009年7月13日
中央部分は鉄骨がまだ姿を現していません。タワークレーンは「1号機」、「2号機」、「4号機」まで稼働しています。
工事が進行するとこの部分に「3号機」が登場すると思われます。なぜこの部分にまだ鉄骨が姿を現していないかというと・・・
撮影日2009年7月13日
地上部分を抜ける仮設通路が新たに建設されています。「大阪駅新北ビル」も「アクティ大阪増築工事」も歩行者の導線を確保しつつ建設工事を行わないといけないので大変です。
仮設通路がある部分は工事が遅れるので仮設通路は頻繁に移動します。
撮影日2009年7月13日
地上より難しいのが、地下部分です。この部分はJR大阪駅の「中央口コンコース」と阪神梅田駅や地下街を結ぶメインの通路のため閉鎖する事は出来ません。
テナントの大丸にとってもメインの入口になっているため、ここを閉鎖するのは死活問題です。
そのため導線を確保しつつ工事を行っています。現在はかなり狭くはなっていますが、通路を2つに分割して西側が北向き、東側が南向きの一方通行の通路になっています。
地上部分に鉄骨がまだ姿を現していないのは、地下の導線を確保しつつ工事を行わないといけないためです。
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撮影日2009年7月13日 全景です。
撮影日2009年7月13日 西側部分です。
撮影日2009年7月13日
超高層棟のアップです。北側(奥)のタワークレーンがすっかり隠れてしまいました。今週中にもクライミングが行われると思われます。13日の撮影なのですでに完了しているかも知れませんが・・・
撮影日2009年7月13日 中央部分です。
撮影日2009年7月13日 東側部分です。
撮影日2009年7月13日 ホーム上にせり出した部分です。
撮影日2009年7月13日
上から見ると、東側のヨットの帆のような空中デッキ部分が、先週より更に東側にスライドしていました。
撮影日2009年7月13日
大阪環状線のホームの屋根の東側に穴を明ける部分が用意されています。完成予想模型を見るとこの部分に支柱が2本設置されます。
ドーム屋根とヨットの帆のような空中デッキ部分の東端はこの部分になります。
(参考)
完成予想模型を見るとアクティ大阪を超えてかなり東側までドーム屋根で覆われる事が分かります。
模型を見るとヨットの帆のような空中デッキ部分の屋根がなぜ北側が高く南側が低い構造になっているのかよく分かります。
ドーム屋根と空中デッキの屋根の2ヶ所で、ホームの屋根がない部分や空中デッキに東側から吹き込む風雨を防ぐんですね。
撮影日2009年7月13日 駐車場棟です。鉄骨が姿を現しました。
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撮影日2009年7月13日 全景です。
撮影日2009年7月13日
東側に続き、2基(機)目のタワークレーンの解体が行われていました。一番西側のタワークレーンは、下記の7月7日の写真と比べると、クレーン本体の位置が下がっています。すでに上部マスト(支柱)部分の解体が終わっているようです。
撮影時は、真ん中のタワークレーンで「ジブ」部分を吊り上げて支えていました。
私は次に、真ん中のタワークレーンが解体されると予想していましたが、また外れました。まああくまでも素人の予想ですから・・・(涙)
(比較) 2009年7月7日の様子です。
撮影日2009年7月13日 百貨店棟です。
撮影日2009年7月13日 東側寄りから見た様子です。
撮影日2009年7月13日 ヨドバシカメラ側から見た様子です。
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撮影日2009年7月11日
全景です。分かりにくいですが、前回と比べて塔屋がかなり低くなり、東側部分が一階分低くなっています。
撮影日2009年7月11日 北側から見た様子です。屋上に設置してあるクレーンが見えます。
撮影日2009年7月11日 南側から見た様子です。
撮影日2009年7月11日 南隣りにある「岸本ビル」との通路が解体されてすっかり無くなっていました。
撮影日2009年7月11日
南隣りにある「岸本ビル」です。前から気になっていましたが、このビルはどうなるのでしょうか? すでに多くのテナントは退去して近鉄百貨店の事務所と1階の複数の飲食店だけになっています。
解体もしくは大規模なリニューアル工事が行われると思いまが、私個人の希望としては、近鉄百貨店の南側は非常に狭いので、解体してイベント広場等にしてほしいと思っています。
撮影日2009年7月11日
すぐ北側のJR西日本の「天王寺ステーションビル」が大規模な改修工事を行っています。屋上にクレーンも登場しました。
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撮影日2009年7月11日
全景です。クローラー(クローラ)クレーンが一気に増えました。このプロジェクトは頻繁に更新する予定なので「阿倍野A1地区第2種市街地再開発事業」という新しいカテゴリーを新設しました。
撮影日2009年7月11日 全面的に工事が行われています。
撮影日2009年7月11日 東側部分です。ほぼ一面が鉄筋で覆われています。
撮影日2009年7月11日 西側部分です。
撮影日2009年7月11日
南側部分です。すでにかなり南側まで掘り下げられている様子が分かります。ブルーのシート部分は、「2号公園」が整備される予定です。そのためにこの部分は掘り下げられません。
撮影日2009年7月11日 南側部分です。土とコンクリートの明確な境目が萌えですね(笑)。
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撮影日2009年7月11日
全景です。このプロジェクトは頻繁に更新する予定なので「阿倍野A1地区第2種市街地再開発事業」という新しいカテゴリーを新設しました。
撮影日2009年7月11日 掘り下げられて鉄骨が姿を現しています。
撮影日2009年7月11日
東側部分は、掘り下げて鉄骨が姿を現しています。前回の更新時に「先の見える鉄骨は山留(やまどめ)を中間で支えるための棚杭(支柱杭)ではなく、4本で1セットに見える鉄骨の中心に本来の鉄筋コンクリート柱があり、それが出来るまで1階床を仮に支える鉄骨の可能性が高い」と教えて頂きました。
まさにその通りのようで、鉄骨を4本で1セットにしています。この中心部分に「鉄筋コンクリート」の柱が出来るんですね。
撮影日2009年7月11日
西側はまだ掘り下げていますが、鉄骨を打ち込んである壁までほぼ到達しているようです。
撮影日2009年7月11日
「あべの筋」沿いの歩道が閉鎖され、仮設の歩道が設置されています。この部分はほとんどが道路の拡幅や歩道の整備に使用されます。
それだけではなく地上部分には、南側の「A2棟」や手前部分「A1-2棟」に向かうペデストリアンデッキが整備されます。
また地下部分には地下鉄の駅や地下街と「A2棟」と「A1-2棟」を結ぶ「公共地下通路」が整備されます。それらの工事を行うために歩道を移動したのだと思われます。
撮影日2009年7月11日 仮設の歩道はこのような感じです。
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-(仮称)北野プロジェクト新築工事-
豊崎三丁目の「ピアスタワー」の東隣にあった教会の敷地が再開発されて教会、ホテル、大学で構成される 地上18階、塔屋2階、地下1階、高さ59.50m複合ビルが建設中です。
参考 → 建築計画のお知らせ等
北西側から見た様子です。
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撮影日2009年7月7日 百貨店棟です。変化がありません。
撮影日2009年7月7日 この部分も変化がありません。
撮影日2009年7月7日
東側の「ゲートC1」が開いていました。奥に壁がありますが、壁の向こう側は2009年9月の百貨店オープンに向けて急ピッチで工事が行われているんでしょうね。
私は、仕事でいろいろな店のオープンに付き合いましたが、売場は建物さえ出来ていれば短時間で完成させる事が出来ます。どの業態の店もそうですが「こんなの無理!」と言いたくなるようなスケジュールを組みます。
それでも不思議にオープン日までになんとか間に合います。まあオープン直前は店員さんやメーカーさんは徹夜続きですが・・・
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-(仮称)本町橋ビル新築工事-
「(仮称)本町橋ビル新築工事」は、松屋町筋沿いのマイドーム大阪のすぐ北側の区画の再開発プロジェクトです。オフィス、住宅、店舗で構成される地上21階、地下1階、高さ94.3mの複合ビルが建設中です。
比較 → 2008年3月16日の建設状況
比較 → 2008年12月12日の建設状況
比較 → 建築計画のお知らせ等
写真は北東側から見た様子です。
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撮影日2009年7月7日 全景です。
撮影日2009年7月7日 北西側から見た様子です。
撮影日2009年7月7日
「ガラスカーテンウォール」を取り付けていました。このように取り付けるフロアと1階上のフロアに作業員が分かれて作業が行われます。
また写真のようにタワークレーンで吊り上げる場合と、輸送用のエレベーターで該当する階まで運び、取り付け場所に小さいクレーンを設置して吊り上げ取り付ける場合があります。
「カーテンウォール」は、「カーテン」という名称がついているように家庭用のカーテンと同じような構造になっています。カーテンと同じく上部で支持され、「ファスナー(取り付け金具)」で固定されています。下部は「振り止め」になっています。
超高層ビルは、地震や強風などの発生時に各階ごとに「層間変異」を起こします。「カーテンウォール」は、四面を固定している訳ではないので、ビルの変形に追従する構造になっています。
撮影日2009年7月7日 南東側から見た様子です。
撮影日2009年7月7日 阪急グランドビル28階の展望台から見た様子です。
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撮影日2009年7月7日 全景です。
撮影日2009年7月7日 西側部分です。
撮影日2009年7月7日 中央部分です。
撮影日2009年7月7日 東側部分です。
撮影日2009年7月7日
ホーム上にせり出した部分です。2基目の走行式クレーンが登場していました。撮影時には2基目のクレーンが組立て中で、ジブ(アーム部分)の上をたくさんの作業員が歩いていました。
撮影日2009年7月7日
上から見ても、西側に続き東側のヨットの帆のような空中デッキ部分が、東側に少しスライドした様子が分かります。
撮影日2009年7月7日 駐車場棟です。
撮影日2009年7月7日
アクティ大阪増築工事の様子です。アクティ大阪の増築部分は、南側の両端が丸みを帯びていますが、その雰囲気が分かるようになりました。
撮影日2009年7月7日 アクティ大阪増築工事を地上から見た様子です。
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-平成OSAKA天の川伝説 2009-
「平成OSAKA天の川伝説」は、7月7日(火)の七夕の日の午後7時~午後9時に大阪市中央区の「八軒家浜船着場」から、隣接する大川の下流に向けて約2万個の発光ダイオード(LED)ライトの入った球(いのり星)を流して、川の中に天の川のような雰囲気を演出する計画イベントです。
詳しくは → 平成大阪天の川伝説・公式HP
・・・と期待して行ったのですが、正直少しガッカリしました。「いのり星」が川一面に流れる姿を想像していたのですが、南岸の一部分だけでした。ヘリコプターが上空に2機も取材で舞っていたのに・・・
川一面を「いのり星」で埋めるには最低でも10万個必要だと思います。おまけに川全体に上手に流さないと難しいと思います。ただ「いのり星」を増やすと言っても経費がかかるし・・・
2010年から本番ですが、なんとか大阪の夏の風物詩として定着してほしいですね。
「天満橋」から見た様子です。これじゃ迫力不足ですよね・・・
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-シティタワー大阪天満 ザ・リバー&パークス-
「シティタワー大阪天満 ザ・リバー&パークス」は、地上45階、地下1階、高さ155.5m、総戸数650戸のタワーマンションです。建設現場は東洋紡の関連会社の倉庫があった場所です。
総戸数650戸は、大阪市内の超高層タワーマンションとしては1棟当たりでは過去最大の戸数になります。このマンションは地上45階ですが、撮影時時にはほぼ最高部に到達していました。
比較 → 2009年4月3日の建設状況
比較 → 2008年11月26日の建設状況
比較 → 2008年8月29日の建設状況
比較 → 2008年6月6日の建設状況
南西側から見た様子です。
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-茶屋町東地区第一種市街地再開発事業-
「茶屋町東地区第一種市街地再開発事業」は、地上31階、地下1階、高さ113.75mの共同住宅、店舗で構成される複合ビルになる予定です。
比較 → 2009年6月15日の建設状況
比較 → 2009年6月1日の建設状況
敷地真ん中の様子です。
敷地南側の様子です。
鉄筋萌えPart1
鉄筋萌えPart2
重機の走行路に立てられたポールは何でしょうか? そしてこれは何の作業? ご存知の方は教えてください。
(追記)
多くの建設関係者の方からメールを頂きました。ありがとうございました。さすが専門家の方々なのでのすべて同じ回答でした。
重機の走行路は、「作業構台(さぎょうこうだい)」と呼ぶそうです。鉄骨の骨組みの上に鉄板を敷並べていますが、その名称は「覆工板(ふっこうばん)」もしくは「メトロデッキ」と呼ぶそうです。
ポールは、何らかの作業のため「覆工板(メトロデッキ)」をめくる際にできる開口部の墜落防止対策としてポールを立て親綱を張るそうです。このポールの名称は「手摺支柱」もしくは「スタンション」と呼ぶそうです。
たくさんのメールを頂いてうれしかったです。今後も分からない事はこのブログでどんどん質問していこうと思っています。よろしくお願いします。
工事用フェンス(仮囲い)に、完成予想図が掲示されていました。前に発表されていた完成予想図と変化がないようです。
販売は、予想通り「阪急不動産」を中心とする阪急グループ(阪急阪神東宝グループ)のようです。ここは阪急グループの「金城湯池」ですから・・・
ということは「ジオタワー梅田」もしくは「ジオタワー茶屋町」になるのでしょうか?
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-新大阪駅・ホーム増設&引上げ線増設-
現在JR東海は、阪急電鉄が新大阪連絡線の用地として確保していた土地を一部転用して2つのプロジェクトを進めています。
(1)26番線の北側に相対式1面1線のホームを増設して27番線を新設する。
(2)博多方面にある2本の引き上げ線を新たに2本追加して4本に増設する。
写真は、新御堂筋の東側の様子です。ホーム増設用の橋脚の支柱の基礎部分がたくさん見えます。
「新御堂筋」の上あたりから在来線の「新大阪駅」にかけて約400mの長さでホームが増設されます。相対式1面1線の27番線ホームが新設されます。駅の幅は北側に約7m広くなります。
写真左側(北側)に、「(仮称)新大阪阪急ビル」が建設される予定ですが、ホーム増設の工事が一段落してから着工すると思われます。
比較 → 2009年3月12日の建設状況
比較 → 2009年1月中旬の建設現場
ホーム増設用の橋脚の支柱の基礎部分です。
写真が「白飛び」してしまいましたが、「新御堂筋」の下の部分です。こんな構造になっているんですね。
新御堂筋西側の工事の様子です。ここから少し先の部分から約1kmの長さの区間が増設区間になります。引き上げ線が2本から4本に増設され、その外側(北側)を新幹線の上り本線が通過する構造になります。最大で約14m北側に拡幅する大規模な工事になります。
手前部分には、ホーム増設用の橋脚の支柱の基礎部分が建設中です。
更に西側です。
更にもっと西側です。このように延々と工事が続いています。「JR東海の資金力は凄まじい!」と思いました。
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-平成OSAKA天の川伝説 2009-
「平成OSAKA天の川伝説」は、7月7日(火)の七夕の日の午後7時~午後9時に大阪市中央区の「八軒家浜船着場」から、隣接する大川の下流に向けて約2万個の発光ダイオード(LED)ライトの入った球(いのり星)を流して、川の中に天の川のような雰囲気を演出する計画イベントです。
詳しくは → 平成大阪天の川伝説・公式HP
2010年から本格的にスタートする予定ですが、今年はその実験イベントです。まさに「大阪の都心に川があって良かった!」とつくづく思うようなイベントです。放流した球(いのり星)は完全回収し、再利用されます。
写真は、7月3日(金)の午後4時~5時の間に行われた少数の球(いのり星)を実際に流す試験です。傘を持って行っていなかったのでビショビショに濡れました・・・
発光ダイオード(LED)ライトの入った球(いのり星)はこんな感じです。
-中之島公園再整備工事-
中之島では、「水都大阪2009」に向けて「中之島公園再整備工事」が行われています。
「中之島公園」も「バラ園」の東側はほとんど人もいない少し薄気味悪い場所でしたが、再整備工事が終わると一気に雰囲気が変わり、「中央公会堂」より東側が素晴らしい公園に生まれ変わります。
比較 → 2009年3月下旬の建設状況
写真は、「中央公会堂」側から「難波橋」方面を見た様子です。京阪中之島線の「なにわ橋駅」付近ですが、このように根本的に造り変えています。
「難波橋」西側の「中之島公園」です。このあたりは京阪中之島線「なにわ橋駅」のすぐ南側になりますが、「木陰のテラス」や「中之島水辺径(みち)」が整備される予定です。
「難波橋」東側の「中之島公園」です。このあたりには「バラ園」がありましたが、大幅にデザインを変えて「中之島ローズガーデン」になりました。
「中之島ローズガーデン」のアップです。「バラ園」と比べて花壇のデザインが大幅に変更されています。この部分のみ開園していて入る事が出来ます。
「天神橋」西側の「中之島公園」です。「花のプロムナード」、「風と光の広場」、「水辺の森」などが整備される予定です。
これは何でしょうか?
「天神橋」東側の「中之島公園」です。東端に「大噴水(剣先噴水)」が新設される予定ですが、すでに先端に完成しています。
「大噴水(剣先噴水)」は、ポンプで吸い上げた川の水を東方向に約45度の角度で、長さ約60m、高さが30mのアーチ型に噴射します。
-八軒家浜賑わい施設(仮称)整備等事業-
「京阪天満橋駅」寄りには「八軒家浜賑わい施設(仮称)整備等事業」が整備中です。このような建物が建設されました。
比較 → 2008年8月の建設状況
「天神橋」から東側を見た様子です。このあたりの川沿いは入る事が出来るんでしょうか? 遊歩道を設けるスペースがないような気がします。
「天神橋」から傾斜のゆるいスロープが整備されています。
ビル群とスロープの間は、てっきり公園が整備されるのかと思っていましたが、ほとんど道路と駐車場なんですね・・・
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-1000記事目-
この記事で、このブログの記事が1000記事になりました。このブログを始めたのが、2007年6月20日でした。
当初はメインのHPの「大阪駅北地区 成長記録」が、HPの容量オーバーで更新が難しくなったので「大阪駅・梅田駅周辺 成長記録」というタイトルで、ブログに移行したのが始まりです。
2008年1月3日には、タイトルを「陽は西から昇る! 関西のプロジェクト探訪」に変更しました。2007年6月20日以前に遡ってアップした記事もありますが、約2年で1000記事を迎える事が出来ました。今後とも頑張って更新してきますのでよろしくお願いします。
-JR大阪駅-
JR大阪駅は、大改良工事を行っていますが、改良工事前は7面13線のホームでした。「JR大阪駅新北ビル」の工事に伴い、北側の2面3線が撤去され、現在は5面10線となっています。
現在「JR大阪駅新北ビル」の下層階に食い込むような形で、「新11番のりば」のホームが建設中です。この工事が完成すると、JR大阪駅のホームは、6面11線となる予定です。
旧9・10・11番のりばのホーム が撤去され、現在は「新10番のりば」から特急などの「優等列車」が発車しています。しかしラッシュ時には、JR京都線や琵琶湖線の新快速なども使用しています。
そのためラッシュ時は、新9番・10番ホームは、「優等列車」と「新快速」などが兼用する事になり混雑するので、新9番のりばのホームは、仮設で線路1本分拡幅されています。
拡幅部分は、すぐ撤去出来る構造になっているので、「新11番のりば」のホームが完成すると同時に拡幅部分は撤去されると思われます。
「新11番のりば」のホームは、「JR大阪駅新北ビル 」の下層階にに食い込むような形で建設されています。構造的には「JR京都駅」の「0番のりば」のホームと同じような感じです。ビル上部がせり出しているのでビル自体が屋根となっています。
「JR大阪駅新北ビル」の開業は、2011年春の予定ですが、「新11番のりば」の工事は特に進行が早いので、「JR大阪駅新北ビル 」の開業より前倒しで行われると思われます。
撮影日2009年7月3日
「新11番のりば」のホームの建設現場を、東側から西側に見た様子です。上部はせり出した屋根で覆われています。
撮影日2009年7月3日 「新11番のりば」のホームの建設現場を、西側から東側に見た様子です。
撮影日2009年7月3日
エスカレーターらしき構造物が見えます。鉄骨の柱が「耐火被覆」で覆われている様子が分かります。鉄骨造(S造)の建物は、炎による熱に弱いので、「耐火被覆」で覆われます。
撮影日2009年7月3日 この部分は、すでに奥の壁が完成しています。
撮影日2009年7月3日 屋根の部分の内部はこのような構造になっているんですね。
撮影日2009年7月3日 すでにコンクリート製の枕木の上にレールが敷かれています。
撮影日2009年7月3日
西側(神戸側)部分のホームの延長が行われています。懐かしい旧9・10・11番のりばのホームが見えます。
「新11番のりば」のホームの延長部分は、旧9番のりばを拡幅するように建設されています。
撮影日2009年7月3日
建設中の橋上駅舎から「JR大阪駅新北ビル」の北西側に降りる部分です。エスカレーターや階段らしきものが建設されています。
撮影日2009年7月3日 アクティ大阪側(新1番線側)の様子です。
撮影日2009年7月3日
従来の構造物の上に、新しい鉄骨が固定されています。上に見えるのは、エスカレーターと階段でしょうか?
撮影日2009年7月3日 南西側の様子です。走行式クレーンが見えます。
撮影日2009年7月3日
東側のヨットの帆のような空中デッキ部分をホームから見た様子です。西側の部分はすでに5月初旬に少し移動していましたが、今回初めて気が付きましたが、東側の部分も移動しているようです。
撮影日2009年7月3日 南東側の様子です。
撮影日2009年7月3日
南東側のヨットの帆のような空中デッキ部分の先端はこのような形状になっています。東側にスライドするために固定されていないようです。
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撮影日2009年7月2日
「IPSアルファテクノロジ姫路工場」は、「Panasonic」が建設している巨大な液晶パネル工場です。長らく撮影をサボっていて、ほぼ5ヶ月ぶりの撮影です。っていうか場所的に遠いんですよね。
「IPSアルファテクノロジ姫路工場」は、2008年の7月14日に着工されました。その後世界は金融危機に襲われ、2009年2月4日に、パナソニックはパネル2工場の稼働延期と大幅な投資圧縮を発表しました。
変更内容
液晶パネル工場(姫路市)
① 稼働開始 2010年01月 → 2010年07月(半年延期)
② 当初月産能力 80万台 → 40万台強(▲50%)
③ 投資金額 3000億円 → 2350億円(▲21.7%)
プラズマパネル尼崎第3工場(尼崎市)
① 稼働開始 2009年05月 → 2010年01月(8ヶ月延期)
② 当初月産能力 33万台 → 12万台(▲63.6%)
③ 投資金額 2800億円 → 2100億円(▲25.0%)
それから約5ヶ月経過しました。状況は一変しています。パネル生産1位の韓国、2位の台湾、3位の日本はすべてがフル生産に入っています。
一番の原因は中国です。中国は、内需拡大のために農村を中心に家電製品を購入する際に補助金を支給しています。
そのため中国の液晶テレビの販売台数は、2009年1月~3月までで、500万台弱と前年の2倍以上に急増しています。すでに日本の2倍以上の販売台数となっています。
日本でも薄型テレビの一部の機種に「エコポイント」を導入したため、販売台数が大幅に増えています。
最近、姫路市の液晶パネル工場のニュースをあまり聞きませんが、延期した新工場の稼働時期を変更せず、当面は既存工場(千葉県茂原市の茂原工場)の増産とパネルの外部調達で対応するそうです。
しかし先のことは分かりません。状況によっては生産開始時期の前倒しなど見直される可能性もあるのではないでしょうか?
撮影日2009年7月2日 アップです。
撮影日2009年7月2日 良く分かりませんが、敷地内に進出したパネル関連の協力企業の工場でしょうか?
撮影日2009年7月2日 北東側から見た様子です。写真では大きさがあまり伝わりませんが、本当に大きいです!
撮影日2009年7月2日 もう少し北側から見た様子です。
撮影日2009年7月2日 ほぼ北側から見た様子です。
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撮影日2009年6月29日 全景です。
撮影日2009年6月29日 西側部分にもガラスカーテンウォールの取り付けが始まりました。
撮影日2009年6月29日
北西側から見た様子です。北側部分にもガラスカーテンウォールの取り付けが始まっていますね。
撮影日2009年6月29日
阪急グランドビル28階の展望台から見た様子です。奥のタワークレーンのクライミングが終わっていました。
(おまけ) 撮影日2009年6月25日(木) 「マスト(支柱)」がクライミングする直前です。「ジブ(ブーム)」の角度を水平に近づけて安定させ、クレーン本体をビルに固定している作業をしている様子が分かります。
このあと「マスト(支柱)」が先に上昇し、その後、クレーン本体が尺取り虫のように上昇していきます。
私は根性がなく行列に並んだり待ったりするのが超苦手なので撮影してすぐ帰りました・・・
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(お詫び)
昨日の午後、ブログ(ココログ)にトラブルが発生し長時間にわたって、ブログがまったく見れない状態が続き、大変ご迷惑をかけました。
すべての機能が長時間停止する大きなトラブルでした。無料のブログサービスがたくさんある中で、わざわざ有料のサービスを選んでいるのはこのようなトラブルに遭遇しないためですが、これじゃ「有料の意味ないじゃん!」という感じです・・・
撮影日2009年6月29日
全景です。「大阪駅新北ビル」は、地上29階、塔屋2階、地下4階の超高層ビルになりますが、最近の超高層ビルは、上に伸びると同時に地下を重機で掘り下げて、地下階も同時に建設する場合が多いです。しかしこの工事を外から見る事はまず不可能です。
ヨドバシカメラ側に抜ける「大阪駅中央北口」の通路を北に抜けた部分のフェンスとフェンスの間に数ミリ隙間があったので、「ひょっとしたら地下の様子が見えるかも!」と思い目を凝らして見てみましたが見えませんでした・・・
撮影日2009年6月29日 西側部分です。
撮影日2009年6月29日 超高層棟のアップです。また2階分伸びました。
撮影日2009年6月29日 中央部分です。
撮影日2009年6月29日 東側部分です。
撮影日2009年6月29日 ホーム上にせり出した部分です。
撮影日2009年6月29日 駐車場棟です。
撮影日2009年6月29日 アクティ大阪増築工事の様子です。
撮影日2009年6月29日 アクティ大阪増築工事を地上から見た様子です
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