阪神本線三宮駅改良工事 道路が「覆工板(メトロデッキ)」で覆われました!
-阪神本線三宮駅改良工事-
阪神三宮駅は、2012年度末の完成を目指して、総額約130億円をかけて大規模な改良工事を行っています。
概要
◆ 工事内容-東改札口の新設、西改札口の改築、駅排煙設備の新設、駅構内配線の変更、エレベーターの新設
◆ 総事業費-約130億円
◆ 工期-2007年10月4日~2012年度末
詳しくは → 阪神電鉄 三宮駅の改良工事に10月4日着手
改良工事と言っても駅を新たに建設するような大規模な工事になります。地下鉄の駅は多くの場合「開削工法」で建設されます。地下深くだと「シールド工法」で建設される場合もあります。
「阪神本線三宮駅改良工事」は新駅ではありませんが、「開削工法」により建設されています。
開削工法とは → 地下鉄の建設方法(大阪市交通局)
杭打ち機が姿を消し、道路一面が「覆工板(メトロデッキ)」で覆われました。地下鉄の建設現場でよく見る風景ですね。
地盤を掘削する際に周辺の土が崩れるのを防ぐための「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「土留壁(どどめかべ)」が見えます。上の部分だけ木材の板を使っています。
「覆工板(メトロデッキ)」の地下には、重機で掘られた巨大な空間が広がっているイメージがありますが、最初はほとんど路面との間に隙間がありません。後に掘削されて巨大な空間が生まれます。
「覆工板(メトロデッキ)」がたくさん積まれています。上に見える4本の鉄骨は、「土留壁」を支える「切ばり」です。
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