アクティ大阪増築工事 2009/10/05 この現場も逆打ち工法?
撮影日2009年10月5日 東側から見た様子です。
撮影日2009年10月5日
「アクティ大阪増築工事」の東側部分は、仮設の陸橋から少し内部を見る事が出来ます。1階の工事の様子を上から見る事の出来る現場は極めて珍しいので貴重です。
撮影日2009年10月5日
良く見ると「クラムシェルバケット」で、地下部分の掘削を行っています。「クラムシェルバケット」は、地面より深い部分を掘削する重機で、多くの場合「油圧ショベル」や「クローラークレーン」にアタッチメントとして取り付けられます。
「クラムシェルバケット」には、さらに深く掘削する専用の「伸縮アーム」を装備した「テレスコピック・クラムシェル」というのもあります。
詳しくは → テレスコピック・クラムシェル
「クラムシェルバケット」で、地下1階部分で発生する土砂の搬出を行っていると思われます。
多分、地下1階部分では、「油圧ショベル」で「根切り(基礎や地下構造物を作るため、地盤面下の土を掘削すること)」が行われていると思われます。「アクティ大阪増築工事」は、「逆打ち工法(逆巻き工法とも言う)」で建設されてるようです。
今後、地上に伸びると同時に、地下1階→地下2階と掘削と構築を繰り返していくと思われます。阪急グランドビルから撮影した過去の写真を見ても間違いないと思いますが、間違っていたらゴメンナサイ・・・
以前、建設関係に詳しい方にメールで教えていただきましたが、「高層ビルの建設は、いくら周到に工事しても周辺地盤は変形して影響与える」そうです。
「逆打ち工法」は、「掘削による荷重の減少と地上階構築による荷重増加を同時に行うため、地盤に対するバランスがよく、地下鉄などの鉄道が隣接する場合など特に効果が大きい」そうです。
撮影日2009年10月5日 西側から見た様子です。
撮影日2009年10月5日 ガラスカーテンウォールが取り付けられていました。
撮影日2009年10月5日 阪急グランドビルから見た様子です。
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