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2009年10月15日 (木)

アクティ大阪増築工事 2009/10/13 また3階伸びました!

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撮影日2009年10月13日
 東側から見た様子です。「アクティ大阪増築工事」は3階ずつ伸びていますが、また3階伸びました。
 
 
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撮影日2009年10月13日
 前回も書きましたが、「アクティ大阪増築工事」の東側部分は、仮設の陸橋から少し内部を見る事が出来ます。貴重な現場なので今回ものぞいてみました。
 
 
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撮影日2009年10月13日
 先週作業していた「クラムシェルバケット」を取り付けた「油圧ショベル」が姿を消し、「テルハ」が稼働していました。「テルハ」とは、ランウェイ(横行レール)に沿った線の移動をする二次元運動のホイスト式クレーンの事です。
  
 「逆打ち工法」の現場は、地上と地下を同時に建設するため、このように高さに制限があり高さの高いクローラークレーンが導入できません。そのため多くの場合、天井に「テルハ」を設置します。
 「テルハ」に「クラムシェルバケット」を取り付けて、地下の掘削時に生じた揚土を地上に搬出したり、建設資材を地下の建設現場に降ろしたりします。
 
 
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撮影日2009年10月13日
 通常では地上の構造物に隠れて私たちのような一般人がまず見ること出来ない「開口部」です。「逆打ち工法」では、このような「開口部」を20m~30m間隔で設置します。
 
 「逆打ち工法」は、このように先に天井が出来ているので、地下作業を行う場合に風雨などの天候による影響をほとんど受けなくなります。
 
 地下を掘削する際、地上の構造物を何で支えているかというと、あらかじめ地盤面から地中に埋込んでおいた「構真柱(こうしんちゅう)」という仮設の柱で支えています。
 「構真柱」は、写真に見える鉄骨より細いですが、地下階を構築する過程で最終的には、周囲に鉄筋を巻いた「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」の立派な柱になってビルを支えます。
 地上「鉄骨造(S造)」、地下「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の超高層ビルが多いのもそのためです。
 
 
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撮影日2009年10月13日 西側から見た様子です。 
 
 
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撮影日2009年10月13日 3種類のカーテンウォールが萌えです。
 
 
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撮影日2009年10月13日 阪急グランドビルから見た様子です。

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